湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

極楽湯 横浜芹が谷店|横浜市港南区|湯活レポート(温泉編)vol.170

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【所在地】神奈川県横浜市港南区芹が谷5-54-8

Google マップ

【入浴日】2022/4/13
【泉質】ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)ph8.2

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この日は横浜方面へ出掛けついでに「極楽湯 横浜芹が谷店」さんへ。
極楽湯 横浜芹が谷店さんへは、JR横須賀線 東戸塚駅5番バス乗場より芹が谷経由の上大岡行きの神奈中バスに乗車(芹が谷経由で無いと最寄りのバス停は通りません;;)

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バスに揺られる事10分強で最寄りの平戸バス停到着。
下車したらバス進行方向に向かって直進。

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バス停から約300~400m、通りの左手に入口が見えて来ます。

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バス停から徒歩5分程で極楽湯 横浜芹が谷店さん到着。

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極楽湯さんは本年で25周年を迎えられるのだそう。
全国全てはなかなか至難の業ですが、おめで湯ございますの感謝を込めて今年は首都圏近郊の極楽湯さんを巡ってみるとしましょうかね。

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入口にはお風呂イベントのご案内があり、この日は黒湯×漢方薬湯との事。
好みの湯がコラボレーションとは!楽しみ過ぎますw

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さて、それでは早速受付を済ませ、浴室へ向かいます。

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和風の通路の途中には中庭があり、中庭を望む円窓の下にはフットマッサージが。

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通路の突き当りが浴室入口。奥が男湯、手前は女湯です。

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それでは準備を済ませ、いざ浴室へ。
まずはいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
まずはジェットバス、スーパージェット、電気風呂の水流、電流系で各部の凝りを解しつつ血行促進。続いて浴室中央の天然温泉 自然の湯へ。この日はコチラが黒湯×漢方薬湯のコラボ湯になっていました。黒湯にもモール泉特有の香りがありますが、薬湯の香りがプンと香り立ち、贅沢に漢方生薬が投入されている模様。思えば黒湯は古代海水由来の海のミネラル、漢方薬湯は大地の恵みがギュッと凝縮された大地のミネラルという事で、2大ミネラルが同時に味わえるなんて贅沢の極みですよね。

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さて、Wミネラルの湯で軽く温まったところで露天エリアへ移動。

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コチラでは手始めに珍しい水素風呂へ。
水素風呂は抗酸化作用でアンチエイジング効果がある事が知られています。

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※コチラは水素風呂がある荒川区小台の銭湯「梅の湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

水素風呂の後は源泉三昧のフルコース。
壺湯で源泉を独り占めする贅沢な時間に暫し浸ります。

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続いて黒湯炭酸泉で源泉×炭酸泉のW血行促進効果を満喫。

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その後、源泉あつ湯でしっかり温まり・・・

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〆は泉温に近く一番フレッシュな源泉岩風呂で心ゆくまで源泉の感触を楽しみます。
極楽湯 横浜芹が谷店さんの源泉は、コーヒー色のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉。肌を滑らかにする美肌の炭酸水素塩と保温効果の高い塩化物泉に加え保湿効果のメタケイ酸も144.1㎎/㎏と規定値の3倍近く含むトリプル効能の有難い源泉がタップリと岩風呂に満ちています。若干の泡付きもありツルスベの極上浴感。

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源泉三昧でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
極楽湯 横浜芹が谷店さんのサウナは遠赤外線タワーサウナで、この日は92℃。
薬草サウナと銘打たれ、この日は季節柄薬袋に詰められた「桜皮」が室内に数カ所。
TVもありますが、広い窓から露天一望で庭園を眺めながらサウナ浴が楽しめます。

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発汗後はサウナ室隣の水風呂へ。こちらは水温15℃を行ったり来たり。
チラー*1でしっかり管理されており、心地よくクールダウン。

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クールダウン後は、露天エリアで寝湯での温冷同時外気浴とインフィニティチェアやベンチでの外気浴を織り交ぜながら以下3セット楽しませて頂きました。

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・遠赤外線タワーサウナ7分⇒水風呂1分⇒寝湯外気浴3分
・遠赤外線タワーサウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・遠赤外線タワーサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは源泉岩風呂で再度体の芯まで温まり、湯上りに頭から手桶に汲んだ源泉を数杯被り、源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
横浜方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、施設にご了承頂き、公式HPより拝借しております。
※コチラはその他の極楽湯系列施設の入湯レポートです↓

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*1:水風呂や空調の温度を冷やす為の熱交換装置。かなり高額な物です。

友の湯|小岩|リニューアル前/後|暴君スチームサウナ|湯活レポート(銭湯編)vol.310

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Google マップ

アクセス

友の湯さんへは、JR小岩駅下車 南口を出て昭和通り商店街直進。

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昭和通り商店街を抜けた所で視線を上げると、そこに友の湯さんの煙突。

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駅から徒歩10分弱、建物脇からは友の湯さんの煙突全景が見られます。

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【入浴日】2022/3/19:リニューアル後

この日は最近リニューアルOPENされた小岩の「友の湯」さんへ行って参りました。
JR小岩駅南口より昭和通り商店街を抜けると友の湯さんの煙突が見えて来ました。

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外観はアースカラーに塗り替えられましたが、煙突はリニューアル前と変わらず。

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玄関には新調された「ゆ」の字の濃紺長暖簾が掛かっています。

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暖簾を潜って中へ入るとコチラも新調されたピカピカの下足箱。

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以前はHOゲージと猫ケージが並んでいたロビーが綺麗に改装されていました。
何も無いとこんなに広かったんですね。

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女将さんにHOゲージと猫ちゃん達はコチラには?とお伺いしたところ、以前より1m程セットバックした為、以前同様には出来ず、少し小さめに設置予定とのお話。

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
友の湯さんの浴室基本レイアウトはリニューアル前と然程変わりませんが、浴槽もカランも全て新調されピカピカです。写真等はHP等にも出ていない為、私の拙い図解で恐縮ですが、コチラをご覧頂きながらレポートを続けさせて頂きます。

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浴室正面は、以前はグラフィックでしたが、ペンキ絵にリニューアル。
男湯の題材は富士山と3つの小窓から覗く3匹の猫ちゃん(2021/12/6作)。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は右手が浅湯でリラックスバスと結構強烈な電気風呂付き。
軽く血行促進したところで深湯へ移動し、ジェットバスを体験。
友の湯さんは、元々軟水銭湯でしたがリニューアル時に軟水装置もリフォームされたのか、最早ツルツルを通り越し、高濃度アルカリ泉のようなニュルニュルの浴感に。肌に纏わりつくような浴感がくせになりそうな心地よさです。

 

しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
リニューアル後も友の湯さんのサウナはスチームサウナ。
リニューアル前も暴走気味でしたが、リニューアルを経て更にパワーアップしたとの噂が。。。戦々恐々として中へ入ると腰高から上は猛烈な沸騰蒸気が満ちており、コンディションは65℃。天井から滴り落ちる雫が高温の絨毯爆撃状態💧💧💧
座面で伏せて背中で高温水滴を耐えるか、床にしゃがむかしないと長時間は無理。
既に暴走を超え、その確信的な煉獄状況は暴君そのものwww
発汗後はサウナ室前のコールドバスへ。こちらは水温18℃。
コールドバスの中で久々に暫し呆然としてしまいました。
この日は以下2セット楽しませて頂きました。

・暴君スチームサウナ10分⇒コールドバス1分⇒休憩3分
・暴君スチームサウナ10分⇒コールドバス1分⇒休憩5分

仕上げは深湯で再度体の芯まで温まり、シャワーで軽く流して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました!

 

【入浴日】2020/9/11:リニューアル前

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この日は小岩銭湯散歩で3湯目に「友の湯」さんへ。
中に入るとドでかいショーケースに広大なNゲージのパノラマが広がっていました。
店頭の鉄道パノラマホールの表記に偽りなしw

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更にビックリしたのはショーケース手前にケージがあり、ニャンコワールドw
写真には5匹程映っていますが、全部で7~8匹がケージにリードで繋がれてウロウロしています。我が家も猫を飼っているので、ほっこり気分。猫好きにはおススメ。

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それでは鑑賞はこの辺りにして、浴室へお邪魔します。

 

浴室正面にはCircus Carnivalと書かれた賑やかなグラフィック。

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この日3湯目ですので、沐浴は簡潔に済ませ、早速メインバスからライド温♨
友の湯のお湯は元祖軟水銭湯の謳い文句通り、ツルツルを超えるニュルニュルの軟水です。シャワーでニュルニュルは結構多いですが、浴槽内で全身ニュルニュル感を感じる程の軟水は珍しいです。また、友の湯さんのメインバスはギミック満載。左手からエアーバス、ジェットエステバス、ヘルツバス(電気風呂)、滝湯、リラックスバス。順に湯巡りするだけで、早くも体がポカポカして来ます。

他に打たせ湯もありますが、こちらは故障中でした。

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体も温まって来たところでスチームサウナにもお邪魔します。
友の湯さんのスチームサウナはスチームサウナとしては高めの室温70℃。
受付でサウナを申し込んだ際に、ご主人より「熱かったら扉を開けて下さいね」と念入りに伝えられ、浴室に入った際、スチームサウナ室の排気口よりモクモクと白煙が上がる様を見て、こりゃ尋常じゃないなとは思いましたが、入室して余りの熱さに!?!?ビックリして思わずしゃがみ込んで暫くして状況を把握。沸騰した高温蒸気が胸元から上の空間に滞留し、下部は視界が開けており、座面に座り上体を下げれば何とか耐えられる温度。
それでもジリジリ頭上から灼熱蒸気が迫って来て、ドキドキ
こりゃ全身高温蒸気に包まれたら、ご主人に言われなくても、通常扉を開けないと耐えられんわなと思いながら、十分発汗したところで脱出www

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脱出後は、サウナ室前のコールドバスへ。水温20℃程ですが、バイブラが効いており、体感は1~2℃低く感じられます。

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最後は熱めのシャワーで流しつつ、軽く温まって上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※コチラは、その他の小岩銭湯散歩のレポートです↓

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改良湯|渋谷|㊗プチリニューアル|湯活レポート(銭湯編)vol.41

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Google マップ

【アクセス】

「改良湯」さんは、JR渋谷駅とJR恵比寿駅の間にありますが、今回はJR渋谷駅側からのアクセスをご紹介しておきます。一番近いのはJR渋谷駅の新南口ですが、JRの中でも一部のホーム経由の特殊な出口で、他路線も使えない為、ココはターミナルで全路線からアクセス可能で近未来感満天のC2渋谷ストリーム口を使用。

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地上に出たら、正面の明治通りをまずは右手方向へ。

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暫く歩いて、さわやか信用金庫の手前を左折。

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左折してすぐ、駅から10分程で改良湯さんのクジラの壁面画が見えて来ます。

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【入浴日】2022/3/1:再リニューアル

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この日は改良湯さんが再リニューアルされたとの一報を受け、三度再訪。
久々に来たので、グルリと周りを一周。建物脇から改良湯さんの煙突が見えました。

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それでは、新しくなった暖簾を潜り店内へお邪魔します。

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今回の改装に合わせ、一部ロビーと浴室入口の位置も変更になっています。
以前はロビー奥側に入口がありましたが、今回は入口寄りのフロント前が浴室入口。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面上には前回と変わらずペインティングユニットGravityfreeさんの手によるグラフィックアート。まずはいつも通り全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は手前が薬湯でこの日は天然生薬「温浴素じっこう」。改良湯さんは軟水銭湯でもあるので、スベスベした感触と共に、生薬の香りで癒されます。
ジェットバスとボディージェットの水流と生薬との相乗効果で血行促進。
奥が広い不感温帯(37℃)の炭酸泉で、ゆったりと温まります。

前回のリニューアル時より、既にかなり人気の銭湯となりつつありましたが、平日にも関わらず、あれよあれよという間にカランが一杯になる程の盛況振り。最近はコロナ過もあり、混雑や賑やかな銭湯を嫌う向きもありますが、実は私個人は混んでいる銭湯も嫌いではありません。勿論、一人貸切状態の独泉もそれはそれで贅沢で嬉しいものですが、本来家風呂の無い時代の銭湯というのは、脱衣籠もカランも家族でシェアして使う等の逸話も飛び出すほど、今では想像もつかない大盛況だったと思います。そこから家風呂の復旧と共に銭湯衰退期が始まり、最盛期都内に2,500軒以上あった銭湯は今日では500軒未満と1/5に。最近はサウナブームも相まって若者の銭湯回帰も進みつつありますが、それでも軒数自体は年々減っている状況です。

改良湯さんは、大正5(1916)年創業、100有余年の伝統ある銭湯ですが、今をときめく今井健太郎氏の手により「渋谷クロッシング」をテーマにデザイナーズ銭湯に生まれ変わり、屋号の通り改良を重ね今に至ります。その結果、また往時のような賑わいを取り戻しつつあり、大正、昭和、平成、令和と、それこそ関東大震災も戦前戦後も潜り抜け、また未来に向けて銭湯文化を紡いでいこうとされていらっしゃいます。往年の銭湯最盛期から未来の渋谷の街の銭湯へ。その歴史の邂逅も含めての渋谷クロッシングを見る想いで、何だか胸に迫ってくるものがあります。

 

さて、そんな想いを馳せつつ、かなり温まって来た頃合いで、今回の再リニューアルで新しくなったサウナ室へもお邪魔します。
リニューアルされ左右に広くなったサウナ室は、中央にサウナストーンを積み上げた本格的なフィンランドスタイルのサウナで、この日のコンディションは103℃!室内は暗く、宇宙空間を思わせるヒーリングミュージックが流れ、瞑想気分に浸れます。
※下のBGMはイメージです。皆様も瞑想サウナの気分に浸って頂ければ幸いですw

youtu.be

銭湯サウナとしては十分灼熱の部類ですが、15分に一度程オートロウリュが発動し、2~3度ノズルから水が噴霧され、高温のロウリュが発生!加えてスタッフによるゲリラアウフサービスもあり、この日は2セット目に運よく遭遇。ミントの爽やかなアロマで癒されつつ、大団扇で豪快に扇がれ、身も心も昇天モードw

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発汗後はサウナ室奥に新設された洞窟風水風呂へ。こちらは水温17℃。
サッパリとクールダウンした後は、その導線の先にある外気浴スペースへ。
コチラも建物階段下に設けられた新設スペースですが、高い天井と外壁の隙間から緩く外気が入る空間にととのい椅子が9脚並び、全てを解き放ち放心状態になれます。

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この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・瞑想サウナ7分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・瞑想サウナ10分(ゲリラアウフ遭遇)⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・瞑想サウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは温浴素じっこうの薬湯で再度体の芯まで温まり、熱めのシャワーで全身を軽く流して上がりました。

 

表へ出て駅へ向かうと、辺りにはすっかり夜の帳が下り、改良湯さんの渋谷駅寄りの袖看板が夜空の中に煌々と輝いていました。

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本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2019/7/18:東京銭湯お遍路

「東京銭湯お遍路アプリ」がマイスマホのアンドロイドVer非対応になるという悲報を経て、今年3月後半よりスタンプ帳で改めてお遍路を巡り直しています。

本日は勤務地から一番近い立ち寄り湯「改良湯」さんを再訪しました。

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外壁の鯨の絵の由来についてもUPしちゃいますね。

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鯨一頭で七つの漁村が潤う事から、「恵比寿」様=鯨の化身が由来だそうです。

早速、側道の入口からお邪魔します。本日は平日ですがランニングの団体さんがいらっしゃり賑わっていました。

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券売機はPayPayやアリペイ等の電子マネー対応型に進化しています。

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サウナ付き入浴券を購入し、いざ入浴へ♪

 

<本日のコンディション>

・2種のジェットバス・中温湯(41℃)
・高濃度炭酸泉(38℃)
・サウナ(108℃)
・水風呂(16℃)

いつも通り沐浴からジェットバスで軽く血行を促進し、高濃度炭酸泉でじっくり温まります。炭酸泉でシュワシュワと泡が付くのを見ているのは楽しいですが、効率よく炭酸を皮膚に取り込む為には泡は適度に払った方が良いらしいです。
炭酸泉のメカニズムは、炭酸の二酸化炭素成分が皮膚呼吸で取り込まれ、酸欠になったと体が勘違いを起こし体の隅々に酸素を送る為に血流を活発に送る事で血行を良くする事ですから、泡付きのままだと皮膚呼吸が阻害されているとも考えられます。

 

充分体が温まったところでサウナ室へ。
本日のサウナ室のコンディションは108℃。2段のこじんまりしたサウナ室が故か、サウナヒーターの輻射熱が充満し、サウナ専門施設顔負けの高温でした。
本日は以下3セットをマイペースで楽しみました。

サウナ5分⇒水風呂1分⇒休憩3分
サウナ7分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
サウナ12分⇒水風呂3分⇒休憩3分

水風呂のコンディションも前回より2℃低い16℃とかなりクールでした。

3セット終了後の休憩では、四肢のあまみがクッキリ出て、無の境地のような、それでいて水音や入浴客の話し声、サウナ室の扉の開閉音が一つ一つハッキリ聞こえるような研ぎ澄まされた不思議な感覚に包まれました。

 

仕上げは高濃度炭酸泉でヒートアップし、水風呂で引き締まった皮膚に炭酸がぐんぐん取り込まれて血行がUPし、抹消血管がドクドクと脈打つのを感じました。

 

湯上り後、ロビー脇の休憩コーナーを見ると「サ道」のポスター(通称「サポス」)が貼ってありました。

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本日も良い湯、良きサウナをごちそうさまでした!

 

【入浴日】2019/3/21:初回訪問

この日は休日出勤の帰りに、会社から一番近い銭湯へ。ちょっぴり花粉症気味でしたので、お風呂&サウナでサッパリしたい気分です。

改良湯さんは創業100年を超える老舗銭湯ですが、2018年12月今井 健太郎先生の手によりデザイナーズ銭湯としてリニューアルしました。大きな鯨の絵が目印です。
銭湯には珍しく券売機でスイカ・パスモが使えるのは、仕事帰りの立ち寄り湯としては、なかなかgoodです^^

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交通系カードが使える自販機

浴室に入ると欄間部分のデザイン画が蒼い照明に照らされ、和モダンな感じでなかなかクールです💖


<内湯>中温湯、2種のマッサージバス、高濃度炭酸泉

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炭酸泉風呂

改良湯さんでは、一般的に「美人の湯」といわれるナトリウム温泉に近いイオンバランスの軟水を使用しています。流しコーナーにはリンスインシャンプー・ボディーソープ完備で、座椅子が高めなのも座り易くちょっぴり嬉しいです。

 

<サウナ>遠赤外線サウナ 103℃、水風呂 18℃

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遠赤外線サウナ

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水風呂

最近TVで特集が組まれるせいか、サウナー大増殖でサウナが常時満席ですw
息子と一緒の時は、せいぜい5分1セットか、3分2セットなので、今日は自分ペースで5分、8分、12分の3セット、水風呂との交互浴でゆったり堪能しました。
水風呂は18℃と冷たすぎず、洞窟風呂のような佇まいでずっと入っていられました。


最後は炭酸泉にゆっくり浸かり、レッドとブルーのネオンが点灯する小粋なシャワーでサッと洗い流してしっかりととのいました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありがとうございました!
お近くへお越しの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、公式HP及びSNSより拝借しております。

押上温泉 大黒湯|大露天風呂編/高濃度炭酸泉編|湯活レポート(銭湯編)vol.40

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www.daikokuyu.com

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Google マップ

【アクセス】

押上温泉 大黒湯さんの最寄駅は、東京メトロ半蔵門線、都営浅草線、 東武伊勢崎線、京成押上線、各駅「押上駅」。まずはB2出口を出て正面の四ツ目通りを右手方向。

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押上駅といえば、東京スカイツリーの最寄駅でもあります。後ろを振り返ると東京スカイツリー。目的の大黒湯さんへは、スカイツリーを背にして進んで参ります。

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本所警察署前交差点で右折。

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その先、右手にPIZZA Hut、左手に菊寿司さんの路地を左折。

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程なくして駅から徒歩5分程で押上温泉 大黒湯さんが見えて来ます。

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建物脇からは蒼天に伸びる大黒湯さんの煙突も仰ぎ見る事が出来ます。

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大黒湯さんの創業は、先代の時、昭和24(1949)年に遡ります。
そうそう、大黒湯さんは翌朝10:00まで営業と都内でも珍しいオールナイト銭湯です。

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【入浴日】2021/12/26:高濃度炭酸泉編(風呂の日)

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以前は気づきませんでしたが、大黒湯さんが奇数日、偶数日で男女浴室入替を行っているとの事で、今回は未湯の偶数日、男湯が高濃度炭酸泉の日に再訪問。
そしてこの日は26日(ふろの日)です。

大黒湯さんと言えば日替り薬湯も有名でしたね。この日は柑橘系のちんぴの湯。

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中へお邪魔するとこの日も大賑わい。
老若男女、家族連れ、昔懐かしいコミュニティ銭湯の風景です。

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取材も多いようで、ロビー周辺には所狭しと有名人のサインが飾られていました。

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それでは予定通り、未湯の高濃度炭酸泉の浴室へお邪魔しま~す♪

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浴室正面には2021.4.27と日付の入ったセンター富士。
前回以降に描き変えられたもののようです。

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沐浴でいつも通り全身お清めを済ませ、まずはアトラクションバスから。
座風呂、ボディーマッサージ、スーパージェットで軽く各部の凝りほぐし。

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続いてこちらの浴室の目玉、高濃度炭酸泉からちんぴの湯の薬湯へ。
特に高濃度炭酸泉は炭酸ガスの揮発を防ぐ為、湯温もぬるめで入りやすい事もあり、老いも若きも子供も入って芋洗い状態。贅沢に独占も良いですが、銭湯の賑わいの中、譲り合いながら浸かるのも悪くないものです。
ちんぴの湯は大きな袋に柑橘系の皮を刻んだものが詰められて湯面に浮かんでおり、かすかに甘酸っぱい柑橘系の香りと共に少し滑らかな心地よい湯。

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内湯で温まったところで露天岩風呂で手足を伸ばしてしっかり温もりました。

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内湯と露天風呂でしっかり温もったところでサウナ室へもお邪魔します。
高濃度炭酸泉の浴室サウナも頭上天吊り電気ヒーター。
室温は80℃程でマイルドですが、一番火照りやすい頭と顔面に向けて直接輻射熱で照らされる為、暫くすると血の巡りで全身ポッポと火照って来ます。

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タップリ発汗したらサウナ室隣の水風呂へ。
実は大黒湯さんの源泉は、泉温20.2℃の冷鉱泉の為、水風呂がほぼ源泉掛け流し。
泉質のメタケイ酸は化粧水等に含まれる保湿成分ですので、化粧水水風呂です。

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この日1セット目は化粧水水風呂でクールダウン後2Fの露天外気浴スペースへ。
但し、この日は寒波が来ていて予想以上に寒く、中の賑わいが嘘のように外気浴スペースは無人。確かに水風呂でカッチリクールダウンすると少し寒すぎて寛げない感じでした為、2セット目からは熱めのシャワーで汗を流して火照った状態のまま外気浴へ。これがハマってなかなか良い感じ。火照った体が冬場の外気でじんわり冷やされてジワリとととのいます。この日はハンモックも設置されており、ハンモックに揺られながら、東京スカイツリーがゆらゆら揺れる様を眺めて魂は桃源郷に。

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この日は以下3セット。

・サウナ10分⇒化粧水水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ10分⇒熱めのシャワー⇒露天外気浴3分
・サウナ15分⇒熱めのシャワー⇒露天外気浴5分

高濃度炭酸泉の浴室をフルに満喫し、表に出ると既にトップリ日が暮れていました。

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駅の方へ振り返ると大黒湯さんの向こうにライトアップされたスカイツリー。

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四ツ目通りの業平三丁目交差点からは東京スカイツリーがより大きく見えました。

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本日も良い湯、良きサウナをありがとうございました!

 

【入浴日】2020/8/7:大露天風呂編

この日は錦糸町「黄金湯」の「施設見学撮影会」の付帯サービスで姉妹店「押上温泉 大黒湯」さんへ。
※コチラは錦糸町「黄金湯」さん「施設見学撮影会」のレポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

前回訪問から約1年。前回レポートで報告しきれない部分を含めご紹介します。

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最寄は押上駅ですが、「黄金湯」さんからは5分程。街々がトワイライトの宵闇に包まれ始める中、銭湯散歩。路地を入ると東京スカイツリーを背景に大黒湯さんの煙突が夕闇が迫る空に聳えているのが見えて来ました。

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隣の公園からは大黒湯さんの側面と煙突の全景が見られます。

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中に入ると明るく落ち着けるロビー。

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それでは受付を済ませ、浴室へ参ります。


浴室内は前回はご了承頂き、公式HPより写真を拝借しましたが、今回はGoogleインドアビューより独自視点のカットでご紹介してみたいと思います。
浴室正面には、富士山より伏流水の注ぐ構図のペンキ絵。2019.3.19ナカジマと雅号があり、銭湯絵師 中島盛夫氏の手により昨年描き変えられていました。

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沐浴で丁寧に全身お清めを済ませ、まずは内湯からライド温♨
メインバスは、右手よりスーパージェット、ボディーマッサージ、座風呂の水流三兄弟に浅湯のバイブラバス。湯巡りで軽く血行促進。

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お次は隣の薬湯で、この日はローズレッドのベルばらの湯w

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ベルばらと聞くとどうしてもコレを想い出してしまうのは年代のせいでしょうかw

youtu.be

公式HPには薬湯予定表も出ていますので、気になる方はご参照ください。

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さて、ベルばらの湯で胸も高鳴ったところで、続いて歩行湯へ。
浴槽の底に足つぼがあり、ツボ刺激をしながらの温浴歩行が楽しめます。
お湯の中で浮力がある為、地上より加減しながら歩ける分、自分好みの強さに併せて足つぼマッサージ浴。

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内湯で軽く温まったら、大露天風呂で源泉にドップリ浸かって化粧水成分のメタケイ酸泉を全身にコーティング。こちらで体の芯まで温まります。

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体も十分温まったところでサウナゾーンへ。
まずは露天エリアのよもぎスチーム塩サウナ。
入口の塩を全身に軽く乗せて汗で溶けだすまでじっくり待ちます。
塩が溶けて透明になり、表面がサラサラになった頃合いが出るタイミングです。

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スチームサウナ前のシャワーで全身に残った塩分と汗を洗い流すと、浸透圧で表面を皮脂が天然の保湿クリームのように全身を覆い、お肌がトゥルントゥルンにw
内湯の水風呂に全身を沈めて静かにクールダウン。

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クールダウン後は露天エリア2Fの外気浴スペースへ。
奥のハンモックに身を委ね、ととのいに身を任せるもよし。
手前の椅子に腰かけ天井のルーバー越しにライトアップされた東京スカイツリーを眺めるもよし、都内屈指のととのいスペースと言えると思います。

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続いて、内湯エリアの遠赤外線電気サウナへ。
電気ヒーターが頭上に有り、ジリジリ照り付けて来ます。

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十分発汗したら今度は露天水風呂へ。
源泉温度20.2℃の美肌の源泉が惜しげもなく掛け流されています。

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この日は以下3セットで心地よい❝ととのい❞*1の世界へ誘われました。

・よもぎスチーム塩サウナ7分⇒内湯水風呂1.5分⇒外気浴スペースでの休憩3分
・遠赤外線電気サウナ7分⇒露天水風呂2分⇒外気浴スペースでの休憩3分
・遠赤外線電気サウナ10分⇒露天水風呂2分⇒外気浴スペースでの休憩5分

仕上げは大露天風呂で源泉を全身に纏い、夜空に浮かぶ煙突を見ながら体の芯まで温まり、軽く拭き上げて上がりました。
※写真はGoogleインドアビューからの拝借の為、昼間の写真です。

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帰りに大黒湯さんを振り返ると、背後に東京スカイツリーがライトアップされているのが見え、帰り際まで幸せ気分に包まれました。

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本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました!

 

【入浴日】2019/6/29:大露天風呂編

本日は午後遅めから東武博物館でも行くかという事で、東武スカイツリーラインで東向島へ向かいました。

www.tobu.co.jp

ところがいよいよ東向島駅が近づいた矢先、ある事に気づきました。。。

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東武博物館/開館時間

この時点で16:35・・・はい、予定変更です。ご予定は計画的に。。。
さて、気を取り直して急遽計画変更で東京スカイツリーに向かいます。

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東京スカイツリー駅到着♪

外に出てみると曇天で雲が東京スカイツリー展望台をすっぽり包み込んでいます。

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頂上付近を雲に包まれた東京スカイツリー

これでは展望は期待できそうもありませんので、本日は展望台に昇るのは止め、東京ソラマチのウィンドウショッピングから、墨田区の名湯「大黒湯」を目指すプランに変更しました。

 

東京スカイツリー駅から歩く事約10分で無事「大黒湯」へ到着♪

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玄関を入ると、ロビーには芸能人や著名人のサインがズラリ!

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ロビーに飾られたサイン

サインを眺めながら券売機でチケットを求め早速入湯します。

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券売機

脱衣所は磨き抜かれた床に黒光りする折り上げ格天井、中央に畳敷きの大きな縁台が置かれて、湯上り後も寛ぐことが出来そうです。

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脱衣所

大黒湯のお湯は弱アルカリ性のメタケイ酸冷鉱泉を加温して各浴槽に注いでいます。
<内湯>温泉白湯、座風呂、マッサージ風呂、スーパージェット44℃

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湯温はやや熱めですが、美肌の湯がしっとり柔らかな感触です。

薬湯44℃

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大黒湯の薬湯は日替わりで、本日は硫黄の湯でした。

続いて歩行風呂(水深90㎝)35℃

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歩行風呂は不感温帯の温水プールのようなもので、水中では自重が1/10になる為、無理な負担を掛けずに軽い有酸素運動やリハビリが出来ます。片側の底には黒いツボ石が埋め込んであり、歩行しながら足ツボ刺激を楽しむ事ができます。

<日替り>大露天風呂40℃・高濃度炭酸泉38℃

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大露天風呂 / 高濃度炭酸泉

こちらは日替わりで大露天か高濃度炭酸泉となっており、本日は男湯が露天でした。

大露天では、一般的な天然温泉の1万倍とも言われる温泉成分の高濃度濃縮液「ルフロ/Le Fro」の湯がなみなみと注がれた岩風呂で、スカイツリーと大黒湯のシンボルの煙突を眺めながらの入浴が楽しめます

 

一通り湯巡りした後はサウナへLet's Go!!
<サウナ>

よもぎスチーム塩サウナ50~60℃

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まずはよもぎスチーム塩サウナへ。入口に置いてある塩をたっぷり体に乗せ、じっくり温まります。5分に1度程度、オートロウリュ機能が働き、プシューッと音を立てて、よもぎスチームが高温の蒸気を充満させます。よもぎ蒸しの薫りを楽しみながら10分程で十分発汗し、塩がサラサラと溶けだします。シャワーで塩を流して、クールダウンし、次は遠赤外線サウナへ。

遠赤外線サウナ82℃

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大黒湯の遠赤外線サウナは珍しい頭上ヒーター型です。

温度はソフトな部類ですので、じっくり発汗を楽しめます。

本日はじっくり3セット楽しませてもらいました。

水風呂20℃

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水風呂は露天と浴室内に1か所ずつあり、共に20℃前後ですが、ダバダバ新鮮な水が掛け流されており、そこそこキンキン度が楽しめます。

 

サウナ⇒水風呂と来て、休憩は2Fウッドデッキで、ハンモックに揺られ東京スカイツリーを眺めながらの最高の外気浴を楽しむ事が出来ます。

これ、やばいです!ハンモックの揺らぎがそよ風の1/f揺らぎと相まって、覚醒して「ととのう」感覚と、リラックスして微睡む感覚が混ざり合い言語に表せない超絶気持ち良い感覚です。(出来れば半日位ずっと居たい。。。)

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2Fウッドデッキ

本日は予定外からの「大黒湯」訪問で、最高の週末湯活デーとなりました。
東京スカイツリー方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、許可を得て公式Webサイト及びGoogleインドアビューより拝借しています。
※コチラは姉妹店の錦糸町「黄金湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

*1:2種のサウナ、2種の水風呂、露天外気浴のループで魂が街角トワイライトに溶ける様w

新田浴場|武蔵新田|和風浴室編/洋風浴室編|湯活レポート(銭湯編)vol.353

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www.1010.or.jp

Google マップ

アクセスと新田神社

「新田浴場」さんの最寄駅は東急多摩川線 武蔵新田駅。
武蔵新田の新田は室町時代の武将 新田義興公から来ているそうです。駅ホームにも破魔矢発祥の地、厄除開運と今の時期にピッタリの案内看板が。この話題はまた後程。

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上り下りどちらの改札を出ても左手の「むさしにった商店街 ふれ愛門」方向へ。

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むさしにった ふれ愛門の先の五差路は道なりに正面の商店街へ進みます。

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その先、むさしにった未来門を通り抜けた先、右手の緑が見える辺りが新田神社。

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堂々とした大鳥居、立派な境内の新田神社が見えて来ました。
折角来たので、参詣して行きます。

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www.nittajinja.org

境内の左手には多摩川七福神の恵比須様が祀られています。

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また境内の右手には稲荷神社もあり、ご利益満点。

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実は新田神社は破魔矢発祥の地!御祭神はかの室町武将 新田義貞の次男、新田義興公。詳細は上記HPの由緒に詳しく書いてありますが、古今無双の勇者の御霊の鎮魂を祈念し、地域の守護神として鎮座660余年目を迎えるのだそうです。

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予期せずスゴイ神社との巡り合いというのも、お遍路ならではの楽しみの一つかも知れませんね。今回はコロナの鎮静と良き湯との巡り合わせを祈願してきました。

無事参詣を済ませて新田神社を後にし、進む事駅から7分程。
右手にPOPな新田浴場さんの外観が見えて来ます。

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【入浴日】2021/10/4:和風浴室

この日は新田浴場さんのもう一つの和風浴室を体験すべく再訪を計画。
事前にお伺いすると、週替わりで丁度この週の月曜から日曜までが男湯が和風浴室との事。初回訪問時を思い返しつ駅から歩いて1年3か月ぶりに新田浴場さん到着。

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中に入るとフロントの向こうに広いロビーが広がっています。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
この日は予定通り男湯が右手の和風浴室でした。

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準備を済ませ中に入ると洋風浴室がパルテノン神殿風なら、和風浴室は寺社仏閣風。

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いつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
表側がメインバスで手前に寝風呂、奥に電気風呂。まずはコチラで軽く血行促進。

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裏側には薬湯と黒湯温泉。
この日の薬湯はハーブの湯で、微かにメントールの薫り、爽やかな浴感のお湯です。
下茹でのラストは黒湯温泉で。新田浴場さんの黒湯温泉は温泉分析書が無く泉質は不明ですが、暗緑色のモール泉で特有の薫りも感じられ、若干スベスベ感も。間違いなく美肌源泉を実感し、心地よく体の芯まで温もります。

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新田浴場さんの黒湯温泉は分析書こそないですが、~

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黒湯温泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
和風浴室のサウナもボナサウナで、この日のコンディションは88℃。
前回洋風浴室ではかなりマイルドでしたが、この日はOPENから暫くして訪問したのが幸いしたか終始90℃弱を保ち、しっかり熱気に包まれるナイスコンディション。
発汗後はサウナ室の水風呂へ。こちらは水温20℃。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ボナサウナ7分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・ボナサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げはやはり黒湯温泉で再度体の芯まで温まり、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて、古代海水のミネラルを全身で享受して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2020/7/30:洋風浴室

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さて、この日は新田浴場さん初訪問。揚々新田浴場さんに到着し、煙突はどこだとグルリと裏手に回ってみると、裏手の屋根の上に逆Fの字のような煙突が見えました。

 

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中に入ると広くて光溢れる明るいロビー。

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脱衣場の牛乳石鹸の暖簾も夏Verでかわいいデザインです。

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受付を済ませ、早速浴室へお邪魔します。

 

この日の男湯は洋風浴室で白い柱に円形のアーチが掛かりパルテノン神殿風。
※ちなみに仕切り壁から見える女湯は宮造りの屋根が見え、純和風のようでした。
沐浴で全身洗い清め、まずはメインバスからライド温♨
アーチ真下のメインバスは、奥からゴジラバイブラ、センターがジェットバス。

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奥のバイブラは凄まじく、バイブラというより水道管が破裂したマンホール位の勢い!私個人的には「南海の大決闘」のエビラの登場シーンが瞼に浮かびましたw


【公式】「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」予告 海の凶悪怪獣エビラと死闘を演じるゴジラシリーズの第7作目。

メインバスで軽く温まったら奥の薬湯&黒湯温泉へ。

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この日の薬湯はフルーツミックスの湯で色も香りもメローイエローw


CM コカ・コーラ メローイエロー 1984年

薬湯で甘い香りに癒された後は黒湯温泉へ。こちらは東京銭湯マップにも温泉表記がなく、温泉分析書も取っていないのか、非掲示ですが、まず間違いなく黒湯のモール泉*1です。ツルツル感もあり、モール泉特有の少し甘い香りもします。泉質は恐らくメタケイ酸泉か炭酸水素塩泉でしょう。思わぬ温泉銭湯との出会いに早速新田大明神へ感謝!

 

黒湯温泉でじっくり温まった後はサウナ室へ。
洋風浴室さんのサウナはボナサウナ*2です。この日は開店直後に訪問しましたが、開店と同時にサウナヒーターを付けるようで、温まるのに1~2h掛かるようです。この日最初は45℃とかなりぬる目。それでも遠赤外線効果でじっとしていると次第に遠赤外線が深部体温を温め、岩盤浴のようにじわっと発汗して来ます。2セット目は55℃、3セット目は65℃と徐々にヒートアップし、サウナイキタイ等のサイトによると通常で65℃程度だそうですので、サウナ目的の方は、OPEN2h経過後以降の訪問が吉かも知れませんね。

サウナ後はメインバス写真手前の水風呂へ。水温21℃程ですが、じっくり浸かって程よくクールダウン。水風呂裏にはベンチ上のスペースがあり、白いアーチを仰ぎ見ながら暫し休憩。この日は以下3セットでスッキリ発汗させて頂きました。

・ボナサウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・ボナサウナ12分⇒水風呂1分⇒休憩5分

仕上げは黒湯温泉に浸かってじっくり温泉成分を肌に染み込ませ、軽く拭き上げて上がりました。


本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

※浴室内は撮影不可の為、大田区浴場組合Webサイトより拝借しております。

*1:古代海水由来の石油化前の植物等のミネラルが溶け込んだお湯で薄茶褐色~黒色を呈す

*2:座面下にヒータがあるタイプ

閉店銭湯|千代の湯|中野|湯活レポート(銭湯編)vol.565

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【所在地】東京都中野区中央3-16-12

Google マップ

【閉店日】2022/6/4

【入浴日】(2021/1/7臨時休業)リベンジ再訪2021/1/24

初回訪問時は自宅からチャリ銭で「千代の湯」さんへ。
我が家からはチャリンコですが、JR中野駅からのアクセスを紹介しておきます。
JR中野駅 南口駅前より左手の線路沿いの緩い坂を上って行きます。

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こちらのレンタカー屋さんの看板が見えたら手前の路地を右折。

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突き当りを左折した先が紅葉山公園。この時は冬枯れの季節ですが、紅葉の時期はさぞかし素晴らしいのではないかと思います。

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紅葉台公園の横を通過し、紅葉山通りを右折。紅葉山公園下交差点を通過すると左手に紅葉台公園下バス停が見えて来ます。バスの場合はこちらが最寄です。

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徒歩の場合は、そのままバス停の先へ。バスの場合は進行方向へ。二つ目の路地を左折するとバス停からなら徒歩2分、駅からなら12~3分で千代の湯さん。
「おや!?何か変だな。何だろう、この不安感は。。。」

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「え!?まさか!」

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「ガガーン‼」「都合により当面の間お休みします」「当面の間お休みします」。。。

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まあ、永年銭湯お遍路を続けていれば、こんな事もたまにはあります。

*~*~*~*~*~*~*~*

さて、気を取り直して再訪問。
二回目訪問時は、溜まっていた仕事を午後までに片付けて、表の空気を吸いに再度チャリンコで中野方面へ。もみじ山通りから正行寺の路地を左折すると、一つ目の角に千代の湯さん中庭の大きな木とピンク色の土塀が見えて来ます。

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建物周囲をグルリと回って見ると建物脇から、昔の煙突は短く削られ、その脇からモクモクと煙が立っていたので、塀より低い新しい煙突が脇に立っているようです。

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それでは風情のある暖簾を潜って中へお邪魔します。

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昔ながらの男女振り分け式入口で男湯は左側です。

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番台で受付を済ませ、いざ浴室へ。
千代の湯さんは、HP等にも浴室写真が出てませんので、ここからは私の拙い図解とレポートでお届けしますので、お付き合い願います。
浴室正面には見事な富士山のペンキ絵。23.12.24西伊豆 雲見と書いてあるので、10年程前の作ですが、まだまだ保存状態が良く綺麗です。

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まずはいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
お風呂はシンプルにジェット、バイブラ付きの浅湯と深湯。この日は薬湯で浴槽全体がレモンイエローのレモン湯。43℃程のちょい熱めの湯で良く温まります。

 

しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
千代の湯さんのサウナは、電気ヒーター式でこの日のコンディションは36℃。
終始貸切状態で、座椅子に座ると物足りず、ほぼスタンディングサウナw
発汗後は水風呂が無い為、立ちシャワーでクールダウン。この日は降雪の予報で冷水シャワーの水温は12~3℃の流水とキンキンで速攻クールダウン。
この日は冷水シャワーを挟みつつ以下2セット。

・サウナ10分⇒冷水シャワー0.5分⇒休憩3分
・サウナ12分⇒立ちシャワー0.5分⇒休憩5分

仕上げは深湯でレモン湯に肩まで浸かってじっくり温まり、熱めのシャワーでザっと流して上がりました。湯上り後は汗が引くまで暫し縁側で外気浴。

 

表に出ると日が落ちてきた曇天の空にネオンの灯った千代の湯さんのシルエットが美しく、一枚カメラに収めました。

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レモン湯のお陰で自転車を漕ぐ帰り道もずっとポカポカでした。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

【閉店後撮影】2022/6/5

その千代の湯さんが2022/6/4唐突に閉店しました。
元々設備の老朽化があり、6月中旬の閉店予告をしていたところ、6/1に釜から大量に漏水し、着火不能の状態に。2~3日試行錯誤を試みられたようですが、修理不能という事で、遂に営業を断念し、2022/6/4閉店の貼り紙を貼り出されたそうです。

再訪叶わずとの事で断念しておりましたが、銭友(というより銭湯巡りの大先輩)K氏より、今日なら中の写真を撮らせて頂けるから、来ませんか?とのお誘いが!

これも何かのご縁ですから、自宅からチャリンコで千代の湯さんへ。
ここからは撮影させて頂いた千代の湯さん中の風景を中心にご紹介させて頂きます。

玄関(鬼瓦と暖簾、暖簾は京風の長暖簾を折り曲げたもの)

玄関・タイル絵

男湯・脱衣場

男湯・マッサージチェア(貴重な初代のフジ自動マッサージ機)

男湯・浴室

男湯・木桶

男湯・浴槽(手前が深湯、奥が浅湯)

男湯・サウナ(ヒーターを見つめない 目が疲れますw)

男湯・ペンキ絵(西伊豆・雲見)

男湯・ペンキ絵(23.12.24 ペンキ絵師 丸山清人氏の作)

男湯・中庭

女湯・脱衣場

女湯・マッサージチェア

女湯・体重計

女湯・浴室

女湯・木桶

女湯・浴槽(手前が深湯、奥が浅湯)

女湯・サウナ(希少な低温スーパーラジアントサウナ)

女湯・ペンキ絵(見附島)

番台

番台からの景色

さて、一通り撮影を終えたところで、ここまでチャリンコで来たので、撮影の御礼をかねて銭湯といえばのフルーツ牛乳を頂きました。

帰りに千代の湯さんの外観を撮影させて頂いていたところ、ご主人が『だったら暖簾を出そうかね』と仰って頂いて、お陰様で営業当時の姿のままを撮影。

帰りにご主人が、『これ良かったら持って行って』とケロリン桶を下さいました。

聞けば千代の湯さんでは木桶を使っている為、コチラは閉店銭湯より譲り受けたものだが、使用せず仕舞っておいたものなのだそうです。快く撮影にお付き合い下さり、貴重なお話やお土産まで、誠にありが湯ございました♨

千代の湯さんの創業は昭和27(1952)年、当年で70周年との事。
創業来、高度経済成長下の昭和30年代、40年代は、大学、就職で上京する若者が中野周辺の風呂無しアパートに沢山住んで、風呂場は若者で溢れかえったそうです。その後、アパートの老朽化で風呂付アパートや建売住宅等に立ち替わり、最近は客数も減り、年配のご常連ばかり、そこに来てコロナ、燃料費高騰、設備老朽化で継続が困難となったとの事。ご主人のお話からは、これまでのご苦労が偲ばれました。

誠に残念ではございますが、この場をお借りしてこれまでのご営業に深謝♨♨

有馬療養温泉旅館|川崎市|湯活レポート(温泉編)vol.169

www.arimaonsen.jp

【所在地】神奈川県川崎市宮前区東有馬3-5-31

Google マップ

【入浴日】2022/4/18
【泉質】単純鉄冷鉱泉(低張性・中性・冷鉱泉)ph6.5

 

この日は夫婦揃って「有馬療養温泉旅館」さんへ行って参りました。
有馬温泉と言っても兵庫県の有馬温泉ではなく、コチラは神奈川県川崎市宮前区東有馬の温泉旅館です。泉質も似ていて鉄泉の赤湯(兵庫の有馬温泉では「金の湯」)冷鉱泉が沸いています。大化3(647)年に「役小角」という行者によって発見されたとの事ですから、日本三古泉として名高い兵庫の有馬温泉に劣らず古泉のようです。
※コチラは兵庫の有馬温泉「太閤の湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

有馬療養温泉旅館さんへは、東急田園都市線 鷺沼駅4番バス乗場より東急バス乗車。

最寄りの中有馬バス停で下車し、バス進行方向へ直進。

バス停からなら徒歩2分程で有馬療養温泉旅館さん到着。
コチラでは水曜定休を除き、AM11:00~21:00で日帰り入浴も受け付けています。

それではいざ館内へ。

手狭な廊下の両端に額やら写真が飾られ、正に湯治場旅館の佇まい。

現在の温泉分析書は安岡1・2・3号と3本の源泉をまとめて表記してありますが、別に古い昭和41年の分析書も掲示してあり、色褪せて見づらいですが、当時は安岡2号井、安岡3号井と分けて分析したようです。当時の分析書では共に単純低張性冷鉱泉。

安岡2号井

安岡3号井

他にも剥製や布袋孫の彫像など、何とも言えない空気感を醸し出しています。

何はともあれ受付を済ませて、浴室へ参ります。

 

さて、ココからは訪問時がアイドルタイムで貸切状態だった為、ご主人にご了承を得て撮影した浴室内写真も交えてレポートを進めさせて頂きます。
鄙びた浴室の正面に赤湯を湛えた浴槽が鎮座し、周囲は鉄泉の赤錆と析出物で赤茶けて迫力満点です!いつも通り沐浴でお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨

有馬療養温泉旅館さんの源泉は単純鉄冷鉱泉。鉄泉の特徴で最初は無色透明ですが、空気に触れる事で酸化(源泉マニアの間では「劣化する」とも言い、温泉の色を愛でる向きには「エイジングが進む」とも言います)して見事な赤湯に変わります。一般に『子宝の湯』と呼ばれ、月経異常・不妊症・慢性婦人病・冷え性等の女性には特に嬉しい泉質なのだそうです。昭和40年代、時の厚生大臣 園田直氏がこの療養泉を大変気に入り「霊光泉」と名付けたという逸話も残っています。

浴槽の端では赤湯を満喫する入浴客を見下ろすように裸婦像が立っていますが、こちらも鉄泉で一部が赤茶け、変に日焼けしちゃった人のようw

獅子頭の湯口も赤湯の析出物と相まって凄まじい様相です。
正面から見ると、今にも獲物を捕らえてきたかのような正に百獣の王の佇まい!

裸婦像と湯口のライオンに見つめられながら体の芯まで温まっては、脱衣版で扇風機の風を浴びて暫し休憩、再度赤湯へと3~4回湯船と脱衣場を往復。最後は手桶に汲んだ源泉で上がり湯を頂き、源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて、保温効果の高い鉄泉を全身にコーティングしてから上がりました。

 

湯上り後はご主人にあれこれ興味深い話を伺い、有馬療養温泉旅館さんを後に。

本日も良い湯をありが湯ございました。
川崎方面へお立ち寄りの際は是非♪

弘法の里湯|鶴巻温泉|山湯編/里湯編|湯活レポート(温泉編)vol.168

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www.city.hadano.kanagawa.jp

【所在地】神奈川県秦野市鶴巻北3-1-2

Google マップ

【泉質】
24号源泉:ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(高張性・アルカリ性・温泉)ph8.5
1号源泉:ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(低張性・中性・低温泉)ph7.1

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アクセス

弘法の里湯さんの最寄駅は小田急線 鶴巻温泉駅。
駅ホームにも弘法の里湯さんの看板を発見。

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北口を出るとタニシでしょうか、謎のオブジェがお出迎えしてくれましたw

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駅前の弘法の里湯さんの案内板に従い、ロータリーを渡り左手方向へ。

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コチラのクリーニング店の先を右折。

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駅から徒歩3分程。桜の木が見える辺りが弘法の里湯さんです。

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足湯

弘法の里湯さんの入口には足湯があります。
近隣登山やハイキング帰りの立ち寄り客も多く、足の疲れを癒してくれるそうです。

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勿論、私も入湯させて頂きました♨
屋外ですので少し熱めの源泉が注がれ、暫く浸すと足先がポカポカして来ます。

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【入浴日】2022/3/30:山湯編

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ちょいと鶴巻温泉まで足を延ばして「弘法の里湯」さんへ行って参りました。
弘法の里湯さんは、秦野市観光課が運営する市の施設です。
足湯の奥の玄関より館内にお邪魔します。

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コチラは館内案内図。
1Fが大浴場に食事処、お土産物コーナー。2Fが大広間と貸切休憩室。

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通路にはTV番組のサイン色紙も貼って有り、何度か取材も入ったようです。

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偶数日と奇数日で男女浴室を入れ替えており、この日は偶数日で男湯が山湯。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。

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山湯の入口には新規に掘削した24号源泉の案内板が掲示してありました。

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弘法の里湯さんでは、元々あった秦野市第一号泉と新規に掘削した24号泉(つるまき千の湯)があり、同じナトリウム・カルシウムー塩化物泉ですが、濃度が異なり新しい24号泉の方が秦野市第一号泉の倍近く成分濃度が濃いです。

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さて、いつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、まずは内湯からライド温♨

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山湯の湯船は岩造り。
山湯、里湯とも内湯には24号泉が、露天風呂には秦野市第一号泉が注がれています。
カルシウムと塩化物のW保温効果で良く温まる湯。カルシウム泉特有の軽いキシキシ感もあります。無色透明ですが、微かに温泉特有の香りが漂い、飲泉用ではありませんが、湯口の源泉を掌に掬い軽く舐めてみると、えぐみと苦味、微かに塩味。
※飲泉用で無い温泉は文字通り飲泉では無いので、間違ってもゴクゴク飲まないようにしましょう。味覚も含め五感で温泉を味わいたい方は自己責任で軽く舐める程度にしておきましょう。

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内湯で十分温まりますが、新緑の季節ですので露天風呂へもお邪魔してみます。
コチラは優しい浴感で、湯口の源泉も内湯の24号泉より優しい苦味。
暫し新緑の風を感じつつ、ゆったり温泉を全身で味わいます。

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しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
山湯側のサウナはスチームサウナで、この日のコンディションは45℃程。
温度もスチームの濃度も丁度自分好みでじっくり発汗を楽しみます。
発汗後は冷水シャワーを脳天から浴びて汗を流した後、露天外気浴。
この日は以下2セット楽しませて頂きました。

・スチームサウナ7分⇒冷水シャワー0.5分⇒露天外気浴3分
・スチームサウナ10分⇒冷水シャワー0.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは成分濃度の濃い内湯でW保温効果の源泉を存分に堪能し、源泉で硬く絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2022/3/31:里湯編

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この日はもう一つの里湯を体験すべく連日で「弘法の里湯」さん再訪。
早速受付を済ませ、浴室へ参ります。
この日は奇数日で予定通り男湯が里湯。

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いざ、大浴場へLet’s Go!!

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里湯の入口には秦野市第一号泉の案内板が掲示されていました。

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この日もいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、内湯からライド温♨

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里湯の湯船は檜造りです。
浴感は内湯、露天風呂とも同じ源泉の為、山湯に同じ。

 

しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
里湯のサウナはロッキーサウナで、この日のコンディションは82℃程。
マイルドですが、輻射熱もしっかり感じられじっくり発汗が楽しめます。
サウナ室内のBGMは懐メロ歌謡サウナと言いたいところですが、そこは市役所運営の施設ですので、時折館内アナウンスを交えつつ、オルゴールVerの上品な仕様にw
この日聴き取れたのは以下のようなセットリスト。同じ曲が何回かループしていましたので、10曲前後をループで回しているのかも。

・大阪で生まれた女 / BORO
・リバーサイドホテル / 井上陽水
・ブルーライトヨコハマ / いしだあゆみ
・昴 / 谷村新司
・水色の雨 / 八神純子
・関白宣言 / さだまさし
・酒と泪と男と女 / 河島英五
・涙をふいて / 三好鉄生

発汗後はサウナ室の水風呂へ。こちらは水温20℃。
この季節はサウナセッションの合間の露天外気浴が本当に心地よいです。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ロッキーサウナ7分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・ロッキーサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・ロッキーサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げはこの日も内湯の24号泉で体の芯まで温まり、源泉で硬く絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
鶴巻温泉方面へお出かけの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビュー、パンフレットより拝借しております。

福島県の休業銭湯|湯活レポート(銭湯編)番外編

福島県公衆浴場組合に架電にて問い合わせさせて頂いたところ、現在福島県で営業中の組合加盟銭湯は以下4軒。

会津若松市 城前温泉、竹之湯
川俣町 藤の湯
三春町 ぬる湯旅館

その他多くは既に閉業、もしくは無期限休業中です。
福島県は都内から見ると東北の入口で、無期限休業銭湯の現状視察巡りをするには、現実的になかなか難しいものがありますので、まずはレポートにまとめておきます。

仲の湯 / 福島県いわき市平南町 仲の湯ビル2F

www.google.co.jp

 

もりのゆ 湯多利亭 / 福島県南相馬市原町区南町3-12-12

www.google.co.jp

 

私の把握するところでは、以上2軒が現時点での福島県の無期限休業銭湯。
もし近況や営業再開、その他状況が判る方がいらっしゃいましたら、ご一報頂けると幸いです。再開の際には是非一度は巡ってみたいですね♨

エスディーコーヒー|北千住|湯活レポート(銭湯編・番外編)

sdcoffee.official.ec

【所在地】東京都足立区千住4-19-11 サーパスビル1F

Google マップ

【訪問日】2022/5/16

 

この日はリニューアルOPENを果たした西新井「堀田湯」さん訪問を機に、以前よりきになっていた北千住の”銭湯カフェ”「エスディーコーヒー」さんへ。
エスディーコーヒーさんへは、JR北千住駅を下車し、西口デッキより参ります。
その西口デッキではイルカの群れが空を舞う謎のオブジェと遭遇。

西口デッキ正面の階段を下り、きたロード1010へ。

その先、左手に銀座アスターとドン・キホーテの看板が見えたら右折。

宿場町通りを暫しそぞろ歩く事、駅から徒歩5分程、、、

宿場町通りの左手に目指すエスディーコーヒーさんが見えて来ます。

中に入ると奥のカウンター手前に、早速、梅の湯の屋号が染め抜かれた暖簾がw

何はともあれ、注文を済ませ、番号札を受け取って席へ着きます。
番号札、、、って、これ電球!?

今度は入口側を振り返ると、暖簾やタオルが所狭しとズラリ!
コチラは銭湯のリノベーションではないですが、オーナーのご趣味で廃業銭湯等から譲り受けたグッズや調度を店舗内外に飾られていらっしゃるのだそう。店主にご了承を得て、店内各所の風景を写真に収めさせて頂きました。

壁には銭湯でお馴染みの富士山のペンキ絵。
雅号を見るとちょいとした騒動で子弟解消した最高齢のペンキ絵氏 丸山清人氏と勝美麻衣氏の合作で、以降もう作られる事は叶わない貴重な一枚と判明。

コチラは女湯脱衣場によく残っているおかまドライヤー。

下足箱を雑貨の棚にし、風呂場の椅子や体重計もこの場を彩ります。
黄色ケロリンの椅子はかなりのレア物ですね。

棚には富士山柄の湯のみ、タイル絵のマグ等、コチラも銭湯テイスト。

極めつけはベンチの背もたれが全て薬湯のパネル!

コーナーには入浴心得も。

さらに往年の手書きで書かれた超音波・気泡温泉のパネル。

レトロ銭湯の中庭でよく見る金魚池。注目は水槽の中のタイル絵も富士山。

銭湯系だけではありません。コチラはレトロポスターと各種グッズ類。

マニアが泣いて喜ぶホーロー看板。

レトロな電飾看板も一角に飾られていました。

 

さて、そうこうしている内に頼んでおいたメニューが到着。
ジャジャーン!
「めっちゃ令和シェイク」。トップはソフトクリームに金貨チョコレート。
底の方はコーヒーゼリーですが、流石コーヒーを売りにするだけあって、ただ甘いゼリーではなく、コーヒーのほろ苦さが感じられる一品で上のソフトクリームとよく合います!大きいかなとも思いましたが、案外ペロリといけちゃいました。
これで、サウナ後の水分&エナジー補給バッチリです。

本日もめっちゃ美味しいシェイクをありが湯ございました♪
銭湯好きな方、昭和レトロ好きな方、コーヒー好きな方、北千住方面へお出掛けの機会がありましたら、是非エスディーコーヒーさんを覗いてみてください。