湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

新田浴場|武蔵新田|和風浴室編/洋風浴室編|湯活レポート(銭湯編)vol.353

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www.1010.or.jp

Google マップ

アクセスと新田神社

「新田浴場」さんの最寄駅は東急多摩川線 武蔵新田駅。
武蔵新田の新田は室町時代の武将 新田義興公から来ているそうです。駅ホームにも破魔矢発祥の地、厄除開運と今の時期にピッタリの案内看板が。この話題はまた後程。

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上り下りどちらの改札を出ても左手の「むさしにった商店街 ふれ愛門」方向へ。

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むさしにった ふれ愛門の先の五差路は道なりに正面の商店街へ進みます。

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その先、むさしにった未来門を通り抜けた先、右手の緑が見える辺りが新田神社。

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堂々とした大鳥居、立派な境内の新田神社が見えて来ました。
折角来たので、参詣して行きます。

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www.nittajinja.org

境内の左手には多摩川七福神の恵比須様が祀られています。

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また境内の右手には稲荷神社もあり、ご利益満点。

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実は新田神社は破魔矢発祥の地!御祭神はかの室町武将 新田義貞の次男、新田義興公。詳細は上記HPの由緒に詳しく書いてありますが、古今無双の勇者の御霊の鎮魂を祈念し、地域の守護神として鎮座660余年目を迎えるのだそうです。

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予期せずスゴイ神社との巡り合いというのも、お遍路ならではの楽しみの一つかも知れませんね。今回はコロナの鎮静と良き湯との巡り合わせを祈願してきました。

無事参詣を済ませて新田神社を後にし、進む事駅から7分程。
右手にPOPな新田浴場さんの外観が見えて来ます。

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【入浴日】2021/10/4:和風浴室

この日は新田浴場さんのもう一つの和風浴室を体験すべく再訪を計画。
事前にお伺いすると、週替わりで丁度この週の月曜から日曜までが男湯が和風浴室との事。初回訪問時を思い返しつ駅から歩いて1年3か月ぶりに新田浴場さん到着。

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中に入るとフロントの向こうに広いロビーが広がっています。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
この日は予定通り男湯が右手の和風浴室でした。

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準備を済ませ中に入ると洋風浴室がパルテノン神殿風なら、和風浴室は寺社仏閣風。

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いつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
表側がメインバスで手前に寝風呂、奥に電気風呂。まずはコチラで軽く血行促進。

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裏側には薬湯と黒湯温泉。
この日の薬湯はハーブの湯で、微かにメントールの薫り、爽やかな浴感のお湯です。
下茹でのラストは黒湯温泉で。新田浴場さんの黒湯温泉は温泉分析書が無く泉質は不明ですが、暗緑色のモール泉で特有の薫りも感じられ、若干スベスベ感も。間違いなく美肌源泉を実感し、心地よく体の芯まで温もります。

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新田浴場さんの黒湯温泉は分析書こそないですが、~

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黒湯温泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
和風浴室のサウナもボナサウナで、この日のコンディションは88℃。
前回洋風浴室ではかなりマイルドでしたが、この日はOPENから暫くして訪問したのが幸いしたか終始90℃弱を保ち、しっかり熱気に包まれるナイスコンディション。
発汗後はサウナ室の水風呂へ。こちらは水温20℃。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ボナサウナ7分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・ボナサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げはやはり黒湯温泉で再度体の芯まで温まり、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて、古代海水のミネラルを全身で享受して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2020/7/30:洋風浴室

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さて、この日は新田浴場さん初訪問。揚々新田浴場さんに到着し、煙突はどこだとグルリと裏手に回ってみると、裏手の屋根の上に逆Fの字のような煙突が見えました。

 

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中に入ると広くて光溢れる明るいロビー。

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脱衣場の牛乳石鹸の暖簾も夏Verでかわいいデザインです。

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受付を済ませ、早速浴室へお邪魔します。

 

この日の男湯は洋風浴室で白い柱に円形のアーチが掛かりパルテノン神殿風。
※ちなみに仕切り壁から見える女湯は宮造りの屋根が見え、純和風のようでした。
沐浴で全身洗い清め、まずはメインバスからライド温♨
アーチ真下のメインバスは、奥からゴジラバイブラ、センターがジェットバス。

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奥のバイブラは凄まじく、バイブラというより水道管が破裂したマンホール位の勢い!私個人的には「南海の大決闘」のエビラの登場シーンが瞼に浮かびましたw


【公式】「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」予告 海の凶悪怪獣エビラと死闘を演じるゴジラシリーズの第7作目。

メインバスで軽く温まったら奥の薬湯&黒湯温泉へ。

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この日の薬湯はフルーツミックスの湯で色も香りもメローイエローw


CM コカ・コーラ メローイエロー 1984年

薬湯で甘い香りに癒された後は黒湯温泉へ。こちらは東京銭湯マップにも温泉表記がなく、温泉分析書も取っていないのか、非掲示ですが、まず間違いなく黒湯のモール泉*1です。ツルツル感もあり、モール泉特有の少し甘い香りもします。泉質は恐らくメタケイ酸泉か炭酸水素塩泉でしょう。思わぬ温泉銭湯との出会いに早速新田大明神へ感謝!

 

黒湯温泉でじっくり温まった後はサウナ室へ。
洋風浴室さんのサウナはボナサウナ*2です。この日は開店直後に訪問しましたが、開店と同時にサウナヒーターを付けるようで、温まるのに1~2h掛かるようです。この日最初は45℃とかなりぬる目。それでも遠赤外線効果でじっとしていると次第に遠赤外線が深部体温を温め、岩盤浴のようにじわっと発汗して来ます。2セット目は55℃、3セット目は65℃と徐々にヒートアップし、サウナイキタイ等のサイトによると通常で65℃程度だそうですので、サウナ目的の方は、OPEN2h経過後以降の訪問が吉かも知れませんね。

サウナ後はメインバス写真手前の水風呂へ。水温21℃程ですが、じっくり浸かって程よくクールダウン。水風呂裏にはベンチ上のスペースがあり、白いアーチを仰ぎ見ながら暫し休憩。この日は以下3セットでスッキリ発汗させて頂きました。

・ボナサウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・ボナサウナ12分⇒水風呂1分⇒休憩5分

仕上げは黒湯温泉に浸かってじっくり温泉成分を肌に染み込ませ、軽く拭き上げて上がりました。


本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

※浴室内は撮影不可の為、大田区浴場組合Webサイトより拝借しております。

*1:古代海水由来の石油化前の植物等のミネラルが溶け込んだお湯で薄茶褐色~黒色を呈す

*2:座面下にヒータがあるタイプ