湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

横浜みなとみらい万葉倶楽部|湯活レポート(温泉編)vol.207

www.manyo.co.jp

【所在地】神奈川県横浜市中区新港2-7-1

Google マップ

【入浴日】2022/8/18
【泉質】ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)ph7.62

※湯河原温泉の複数泉源からの運び湯

アクセス

この日は横浜方面へ立ち寄りついでに「横浜みなとみらい万葉倶楽部(以下「みなとみらい万葉倶楽部」)」さんへ。この日行きはみなとみらい線 みなとみらい駅から、帰りは最近新しく開業したロープウェイ、YOKOHAMA AIR CABINの運河パーク駅から帰路に着きましたので、その両方のアクセスをご紹介しておきます。

みなとみらい線 みなとみらい駅ルート

みなとみらい線 みなとみらい駅からは、6番出口が最寄です。
Queen’s SquareのエスカレーターでB3Fから一気に地上1Fへ。

エスカレーターからは、第九の原詞を作ったフォン・シラーがデンマーク王子アウグステンブルク公にあてた「美学的なことに関する書簡27号」からの詩が見られます。

表に出たら正面にみなとみらいのシンボル「コスモクロック21」の観覧車。
まずは、コスモクロック21を背景にけやき通りを左手へ進みます。

その先、パシフィコ横浜手前の国際橋交差点を右折し国際大通りへ。

国際橋を渡ると、駅から徒歩6分程で通りの左手にみなとみらい万葉倶楽部さん到着。

 

YOKOHAMA AIR CABIN 運河パーク駅ルート

YOKOHAMA AIR CABINへは、JR根岸線 桜木町駅南改札(東口)より乗車。

片道1,000円との事。意外と高いですね。まあ、観光料金か。

無事チケットを入手。遊園地か映画館のチケットのようです。

順番を待って乗車口よりゴンドラに乗車。
YOKOHAMA AIR CABINはロープウェイですので、次々ゴンドラが到着し、電車やバスのように出発や到着時間はありません。ただ並んでれば順番が巡って来ます。

そしてこちらがゴンドラからの景色。運河とみなとみらいの景色が絶景です。

運河パーク駅からは階段を下り、横浜ワールドポーターズに沿って進み、角を右折。

その先カップヌードルパーク入口交差点を渡れば、駅から徒歩4分程で左手正面にみなとみらい万葉倶楽部さんが見えて来ます。

 

無料シャトルバス

他に横浜駅西口から無料シャトルバスも出ています。
1hに1本程ですが、時間が合えば利用するのはアリですね。

 

館内

さて、館内に入ると古民家風のエントランス。

こちらは館内案内です。1、2、3Fが駐車場でフロントは7Fですね。

受付を済ませたら、まずは岩盤浴着に着替え、岩盤浴前に館内お散歩。

フロントの一つ上、8Fにはベイブリッジデッキとゲームコーナー

フロントの一つ下6Fは食堂・宴会場。

その下5Fはリラクゼーションスペース。女性専用スペースもあります。

横浜みなとみらい万葉倶楽部さんには、他にも世界のマッサージコーナーが各所にあります。温浴施設のマッサージやボディケアは良く見ますが、10種は圧巻!!!!!!!!!!

 

4F 岩盤浴

さて、お待ちかね。4F岩盤浴「心石庵(ここちあん)」フロアへ到着。

心石庵では全12種の岩盤を用意。
女性専用もありますが、そちらを除いても8種の岩盤が楽しめます。

通常、岩盤浴は入口上に室温計が表示されている物が多いですが、こちらは表示されていないので、手始めに右手の「玄(くろ)」の間から順番に。

「玄」トルマリン、ゲルマニウム、ブラックシリカ、光窯石(48℃)
玄の間の名の通り、暗い部屋。正面の壺のオブジェの上のLEDが七色に変化

続いて左手の「碧」「燈」の間へ。

「碧」翡翠・青緑(50℃)
コチラも薄暗く落ち着ける空間で翡翠の岩盤浴を静かに堪能。

「燈」黄土石、モンゴル岩塩(50℃)
壁面にモンゴル岩塩、背もたれに黄土石。イメージは汗蒸幕に近いです。

他にも女性専用とプレミアム会員の間もあります。

「朱」女性専用:麦飯石、翡翠・黄、トルマリン、ゲルマニウム

「空」プレミアム会員専用:ミストサウナ

さて、発汗後はクールダウンの間へ。

「彩」22℃
※クーラーの効いた室内でじんわりクールダウン。

汗で失われた水分は、選べる日本の名水で水分補給。

その日のコンディションや好みもありますが、個人的には「燈」の間が優勝!

 

7F 大浴場

岩盤浴でタップリ発汗したら、7Fに戻って大浴場へ移動。

まずは沐浴で岩盤浴での汗を流し、早速内湯からライド温♨
露天風呂に面した窓に沿うように弧を描く広い内湯。

内湯で軽く温まったら露天エリアへ移動。
露天では手始めに寝湯でゆったりリラックス。

続いて円型の檜風呂へ。檜風呂からは港の景色が一望出来、絶景です!

湯巡りの〆は広い露天岩風呂へ。
コチラは湯河原温泉からの運び湯ですが、岩風呂一杯に満々と温泉を湛えています。
泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉。無色透明の湯は低張性でそこまで強烈な個性は感じられませんが、その分安心してゆったり浸かっていられます。

しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
みなとみらい万葉倶楽部さんのサウナは何と3種!!!

・ハーブスチームサウナ(50℃)定期的にハーブ薫るスチームが室内に発生!
・ハーブサウナ(82℃)5段タワー型のマイルドな遠赤外線サウナ
・(期間限定)超高温サウナ(104℃)3段座面の遠赤外線灼熱サウナ

それぞれサウナマットも用意されていますが、超高温サウナは足元も焼けるように熱いので、サウナマット2枚使いを推奨します。発汗後はサウナ室横の冷え冷え水風呂(17℃)でクールダウンし、露天のインフィニティチェアへダイブ。

この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ハーブスチームサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・ハーブサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・(期間限定)超高温サウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは露天岩風呂で再度じっくり温まり、シャワーで軽く流して上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナ、素敵な岩盤浴をありが湯ございました。
みなとみらい方面へお立ち寄りの際は是非♪

※岩盤浴室内、大浴場は撮影不可の為、施設のご了承を得て公式HPより拝借しております。
※コチラはその他の万葉倶楽部ホテルグループの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

 

四万清流の湯|四万温泉|湯活レポート(温泉編)vol.206

nakanojo-kanko.jp

【所在地】群馬県吾妻郡中之条町大字四万3830-1

Google マップ

【入浴日】2023/3/5
【泉質】ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)ph7.4

 

四万温泉日帰り弾丸湯巡り旅のラストは「四万清流の湯」さんへ行って参りました。
四万清流の湯さんへは、四万清流の湯バス停より、バス進行方向左手の四万大橋で四万川を渡るとすぐ左手に見えて来ます。

四万清流の湯は、四万温泉の入口「温泉口」地区に位置します。

この日は四万温泉バス停側から歩いて来ましたので、途中もう1軒立ち寄るつもりでしたが、塩の湯飲泉所は調整中、山口 川音の足湯は11/23より4月下旬まで冬季閉鎖。

山口川音の足湯

お目当ての上之湯は15:00までの営業で途中道に迷った事もあり、あえなく時間切れ;;

上之湯

まあ、この辺りは次回、沢渡温泉にでも来る機会があれば、まとめて回りましょう。

 

さて、四万清流の湯ですが、コチラは中之条町の町営共同浴場です。
入湯料は500円で2時間制。それでは早速受付を済ませて、いざ浴室へ。

コチラは浴室入口に掲示されていた温泉分析書です。

簡素な脱衣場には籐籠だけですが、脱衣場手前にロッカーがあるので、貴重品はそちらへ預けましょう。

まずはかけ湯と沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
浴槽は広い一槽の湯船で、クリアな硫酸塩泉がタップリと注がれています。

内湯で軽く温まったところで、露天風呂へ移動します。
開放的な岩風呂で、すぐ脇を四万ブルーの清流が流れていきます。
季節柄、森を吹き抜ける風も心地よく、湯巡りの〆を心ゆくまで堪能。

最期は、源泉掛け湯で全身を流して、美肌の源泉成分をしっかり纏ってから四万清流の湯さんを後にしました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
四万温泉は、2018年温泉総選挙で女子旅部門第1位に選ばれた温泉地です。

kanko.onsen-ouen.jp

皆様も機会があれば、四万温泉へお出掛けしてみてはいかがでしょうか♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。


御夢想の湯とゆずりは飲泉所・杜の足湯、日向見薬師の足湯|四万温泉|湯活レポート(温泉編)vol.205

nakanojo-kanko.jp

【所在地】群馬県吾妻郡中之条町四万4372−1

Google マップ

【入浴日】2023/3/5
【泉質】カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉(低張性・アルカリ性・高温泉)ph8.7

アクセス

この日は四万温泉日帰り弾丸湯巡りの旅で「御夢想の湯」へ行って参りました。
御夢想の湯へは、四万温泉バス停より、バス進行方向に見える味と遊びの散歩道へ。

鄙びた温泉街を絵に描いたような落合通りを進み、、、

落合橋で四万川を渡って、緩やかに山側へ上って行きます。

途中通りの山側と谷川に10数頭のニホンザルの群れと遭遇。
人間を警戒しているのか、目が合った瞬間、一斉に逃げ出しましたが、2頭だけがじっと残ってコチラを見ていたので、記念に一枚撮影させて頂きました。

 

ゆずりは飲泉所・杜の足湯

さて、御夢想の湯に向かうルートには二つの足湯があります。最初に登場するのは、バス停から徒歩10分ちょっと、ゆずりは温泉地区の「ゆずりは飲泉所・杜の足湯」。

四万温泉と一口に言っても地区ごとに少しずつ泉質が異なり、泉温やphも違います。
ゆずりは飲泉所・杜の足湯の泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉。四万温泉では最もアルカリ性が高くph9.0となっています。

飲泉してみると、積善館の飲泉所のものよりクリアで飲みやすいですね。
足湯に足を浸すと、山歩きの疲れもフワリと湯の中に解けていきます。

 

日向見薬師の足湯

ゆずりは飲泉所・杜の足湯を出て更に先へ進むと、小泉の滝休憩所があります。

休憩所から四万川を見下ろすと、眼下に小泉の滝が見えます。
この辺りから滝も多く、四万川もかなり上流のエリアになります。

その先、日向見橋を渡ると日向見温泉街。

日向見橋を渡った先は、右手が四万川ダム、左手が日向見温泉街。

暫く進むと階段を含む変則三差路に着きますが、コチラは迷わず真ん中の道へ。

すぐ次のY字路は看板に従って左手へ進みます。

ここまでバス停から徒歩25分程で御夢想の湯、日向見薬師の足湯に到着。

コチラが日向見薬師の足湯の温泉分析書。河原の湯や積善館は源泉温度60℃以上の高温泉で比較的中性でしたが、コチラは泉温48.2℃、phは8.9のアルカリ性です。

足湯は長方形の木桶に注がれており、丸太の椅子に座って浸かるスタイル。

そろりと足を入れてみると40℃前後の軟らかな湯の中に、ここまでの山歩きのむくみも溶けていくようでした。

 

御夢想の湯

日向見薬師の足湯の向かいにあるのが、今回目指して来た御夢想の湯。
四万温泉はその名の通り、四万の病傷を治すと称えられた古湯ですが、中でもコチラの御夢想の湯が、四万温泉発祥の地なのだそうです。

泉質は、カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉でph8.7のアルカリ性。
中を覗くと、この日貸切状態でした為、撮影した浴室内の写真も紹介しておきます。

シンプルな浴室に大人二人が入ったら一杯になりそうな黒い岩風呂が一つ。
まずは掛け湯で軽くお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨

窓の外は四万川。川のせせらぎとトボトボと湯の流れる音だけが浴室内に響きます。
上を見上げると高い天井に湯気抜き窓。

これらの足湯や共同浴場を守り続ける湯守の皆様に感謝しつつ、温まったところで湯を上がり、御夢想の湯を後にしました。

 

帰りに日向見橋の向こう側に四万川ダムの雄姿が見えました。

本日ここまでのゆずりは・日向見の二つの足湯と御夢想の湯を四万温泉「湯さんぽMAPに」プロットしましたので、最後になりましたがUPしておきたいと思います。

本日も良い湯をありが湯ございました。
四万温泉へお出掛けの際は是非お立ち寄り下さい♪


積善館本館|四万温泉|国の登録有形文化財「元禄の湯」に浸かる|湯活レポート(温泉編)vol.204

www.sekizenkan.co.jp

【所在地】群馬県吾妻郡中之条町四万甲4236

Google マップ

【入浴日】2023/3/5
【泉質】ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)ph6.6

 

この日は四万温泉日帰り弾丸湯巡りの旅で「積善館本館」さんへ行って参りました。
積善館本館さんへは、四万温泉バス停より左手の細道を入って赤い欄干を渡った先。

積善館さんは、バス停から徒歩1分と四万温泉街の中心に位置します。

積善館さんの創業は元禄七(1694)年に遡り、300年以上の歴史を持つ湯宿との事。

日本最古の木造湯宿建築と言われる本館の重厚な建屋は、群馬県重要文化財にも指定され、映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルとなったとも言われています。

※積善館フォトギャラリー

本来は四万温泉投宿の為の湯宿ですが、コチラでは日帰り温泉も受け付けていらっしゃいます。この日は日帰りで丁度お昼時でした為、ランチを兼ねて本館に併設された食事処「積善や」でランチ・入浴セットを頂く事にしました。

この日注文したのは、「上州豚三昧セット」。豚丼の野菜が油通ししてあり、八宝菜のようでちょっと中華風。具だくさんの豚汁に香の物まで付き、大満足。

さて、お腹も満ちたところで、本館フロント前を通り元禄の湯へ参ります。

元禄の湯の通路には、飲泉所もあり、泉温65℃の源泉をテイスティング出来ます。
熱めの白湯で源泉の成分の効果か、小さな紙コップ1/3位飲んだだけで胃腸にズシンと来るようなずっしりとした飲みごたえがあります(飲み過ぎ注意!)。

さて、コチラが元禄の湯の入口。元禄の湯は昭和5年築のレトロモダンな造り。
国の登録有形文化財に指定されているそうで、そのモダンでアンティークな内装だけでも一見の価値があります。

中に入ると脱衣場直結の浴室で、5つの湯船に源泉蒸し風呂の扉が二つ。

この日2湯目ですので、かけ湯でお清めを済ませ、早速奥の湯船からライド温♨
5つある浴槽は、奥の4つが40℃前後の適温湯、手前が43℃程の熱湯。

積善館本館さんの源泉は、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉。保湿成分のメタケイ酸も126㎎/㎏と規定値の2.5倍以上、殺菌成分のメタホウ酸も45.6㎎/㎏と規定値の9倍以上含有する成分豊富なマルチビタミンのお湯。無色透明な綺麗な湯が浴槽内から注がれていますが、その成分の濃さから湯口には長年の析出物がビッシリ!

浴室内の扉の奥には古来から伝統の蒸し風呂もあります。
室温は40℃程、贅沢な源泉スチームを全身で浴びて心地よい発汗が楽しめます。

蒸し風呂の汗を流したら、再度手前の熱湯にじっくり浸かって体の芯まで温まり、源泉掛け湯で全身を流して上がりました。

本日も良い湯をありが湯ございました。
四万温泉へお出掛けの際は是非お立ち寄り下さい♪

※浴室内は撮影不可の為、施設のご了承を得て公式HPフォトギャラリーより拝借しております。


赤坂サウナ祭り in 赤坂サカス広場|湯活レポート(サウナ編)vol.140

sacas.tokyoevent.net

【所在地】東京都港区赤坂5ー3-6 赤坂サカス広場

Google マップ

【入浴日】2023/3/20

アクセス

この日は期間限定イベント「赤坂サウナ祭り」へ行って参りました。
赤坂サウナ祭りは、TBSのイベントで、会場は赤坂サカス広場。
その赤坂サウナ広場へは、千代田線 赤坂駅3b出口を出て階段を上るとすぐ。
TBSは「ハリーポッター」ともタイアップされており、階段はハリーポッター一色!

そのハリーポッターの世界を抜けると駅から徒歩30秒で会場の赤坂サカス広場到着。

広場をグルリと回ったコチラが赤坂サウナ祭りの入口です。

入口脇にはととのい椅子や薪も置かれ、蒸され気分が高まって来ますw

 

会場

それでは事前予約の旨を受付で伝えてサウナエリアへ。まずはシャワーブースで軽くお清めを済ませ、水着とガウンを纏ったら早速サウナエリアへライド温🔥

さて、ココからは赤坂サウナ祭りは水着着用のイベントサウナですので、施設にご了承を得て撮影した会場内の模様も交えてレポートさせて頂きます。

会場内には4台のサウナカーと1張りのテントサウナが集結しています。

サウナエリアの出入口通路には鳥取サウナのプロモーションブースもあり、アンケートに答えるとステッカーがもらえます。

 

サウナエリア

まずは事前の調査*1で温度の低い順に巡ります。そしてその全てが薪ストーブにサウナストーンを使用したフィンランドスタイル。

・1セット目:サバス(90℃)~バス停脇に開いた後部扉からサバス内にライド温w

sabus.jp

サバス / 運転席 本物の路線バスです。会場まで運転して来たのかも。

サバス / サウナ室入口(後部座席が丸々サウナ室に!)

サバス / サウナ室内(車内)

サバス / HARVIA社製サウナストーブ(横の停車ボタンでロウリュ発動w)

サバス_室温計(吊り革が室温計にw)

コチラは事前情報では85℃でしたが、この日は90℃としっかりアチアチ。
停車ボタンロウリュに加え、ラドル*2でセルフロウリュも可能で、しっかり発汗。

 

・2セット目:MORZHテントサウナ(100℃)

MORZHテントサウナ / テント内・ストーブはINTENT社薪ストーブが2基

MORZHテントサウナ / 室温計

事前調べでは85℃でしたが、この日はしっかり100℃オーバーでアチアチでした。
16:00、18:00、20:00にはアウフグースイベントも開催されるようですよ。

 

・3セット目:旅するサウナ号(77℃)

bs.tbs.co.jp

旅するサウナ号 / 車内

旅するサウナ号 / 室温計

コチラはBS-TBSの番組「旅するサウナ」に登場した旅するサウナ号。事前調べでは92℃でしたが、この日は77℃。3名定員でキャッチーな外観で人気があり、常時出入りがある為、この日は車内温度が上がりきらないようでしたが、スペックは持っているので、ロウリュで体感温度はしっかり上げられる感じでした。

 

・4セット目:SAUNA FREEZER(120℃)

drivethru.jp

SAUNA FREEZER / サウナ室入口 ココだけ見るとトラックの荷台には見えないですね

SAUNA FREEZER / INTENTの薪ストーブに薪をくべる様子

SAUNA FREEZER / スタッフによるロウリュサービス

SAUNA FREEZER / 室温計・湿度計

SAUNA FREEZERは改造車のDRIVETHRUが手掛けるトラックサウナで、元は業務用冷凍車を改造し、荷台前部にアイスサウナ、後部にサウナを搭載したモバイルサウナ。事前の調べでも105℃との事でしたが、この日一番灼熱の120℃を記録!

・5セット目:TOY101(87℃)

www.toy-101.com

TOY101 / 車内

TOY101 / 室温計

TOY101は、カスタマイズプライベートカーのTOY101が手掛けるサウナカーで、事前調べでは115℃と最も高温でしたが、この日は出入りも多く室温は87℃程(写真では73℃でしたが、この後薪をくべて暫く経つと87℃まで上がりました)。3~4名でいっぱいのコンパクトな車内の為、薪を足して十分熱したところでロウリュすると、一瞬で車内が高温蒸気に包まれる煉獄サウナの片鱗は感じられました。

ココからはクールダウンスペース。

・SAUNA FREEZER「アイスサウナ」(ー25℃)~1・3セット目利用

流石に業務用冷凍庫。入った瞬間全身から湯気が立ち上り、吐息が凍りますw

・冷水プール(手前二つ・16.3℃)~2・4・5セット目利用

冷水プール / 水温計 冷水は常時かけ流し状態

冷水プール / 追い氷用のアイスストッカー

クールダウン後は、会場内に沢山用意された休憩椅子やインフィニティチェアでドップリととのいタイム。

最期はホットバスに浸かりましたが、これがメチャンコ心地良し!

この日は利用しませんでしたが、湯上り後、サ飯もあるみたいですよ。

個人的な感想としては、これだけのサウナカーを一度に体験出来る機会は貴重なので嬉しかったですが、サバスやSAUNA FREEZERのような大型は室温が安定しているのと比較し、小型の「旅するサウナカー」と「TOY101」は出入りの頻度で車内の温度が左右される為、比較的空いているタイミングで入られる事をおススメします。

後、トピックスとしては、会場でサバンナの高橋さんとお会いしましたよ!
本日も良きサウナ、素敵な出会いをありが湯ございました。

 

赤坂サウナ祭りの概要は以下の通り。
<開催期間>2023年3月18日(土)~4月2日(日)
◆レディースデーは3月22日(水)、26日(日)、29日(水)、4月1日(土)
 それ以外の日程は男性のみ利用可能です。
◆3月23日(木)、30日(木)はメンテナンス休業

<営業時間>
平 日:14:00~22:00(最終受付は 20:00)
土日祝:10:00~18:00(最終受付は 16:00)※ 最終日は10:00-14:30(最終受付12:30)

<会場>赤坂サカス広場(港区赤坂5ー3-6)

これだけのサウナカーが都内に集結するのは滅多にない機会です。
利用はTableCheckからの事前予約制ですので、気になる方は是非ご予約を♪

赤坂サウナ祭り - TableCheck (テーブルチェック)

*1:サウナ検索サイト「サウナイキタイ」調べ

*2:お茶系のアロマ水が入ったバケットからサウナストーブにアロマ水を掛ける為の柄杓

共同浴場 河原の湯|四万温泉|湯活レポート(温泉編)vol.203

nakanojo-kanko.jp

【所在地】群馬県吾妻郡中之条町四万4228-2

Google マップ

【入浴日】2023/3/5
【泉質】ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)ph6.5

 

この日は春休みの日帰り弾丸ツアーで四万温泉へ行って参りました。
四万温泉の最寄駅は、JR吾妻線の中之条駅。
四万温泉は鉄分が豊富で赤茶けた渋川の伊香保温泉と日本有数の酸性泉、長野原草津口の草津温泉の中間辺りにあり、草津の上がり湯として有名なところです。

この日は時節柄か駅構内には吊るし雛が飾られていました。

さて、中之条駅からは四万温泉の他に沢渡温泉へもアクセス出来ますが、この日は四万温泉が目的地の為、1番バス乗場から関越バスに乗車。

ゴトゴトとバスに揺られる事、40分程で終着の四万温泉バス停に到着。

四万温泉は、四万川沿いに左右に長い温泉地で、入口側の温泉口に始まり、山口、新湯、ゆずりは、日向見と小さな5つの温泉場があります。

共同浴場や足湯が8つありますが、湯宿のチェックインに合わせてある為か、どこも閉鎖時間*1が早く15:00頃に閉まってしまいますが、とりわけ河原の湯は14:00閉鎖と早い為、河原の湯から巡るのが吉です。

さて、その河原の湯は、バス停の向かいの階段を河原の方へ下れば徒歩30秒ほどw

共同浴場は料金は決まっていない為、寸志箱へ寸志を入れて、いざ浴室へ参ります。

さて、ココからはこの日週末にも関わらず無人の貸切状態でした為、撮影した浴室内の模様も交えてレポートを進めて参ります。
浴室は脱衣場から階段を下った半地下の洞窟のようになっています。
共同浴場は、体を流す為の手桶はありますが、湯を汚す恐れがある為、シャンプー・リンスやボディーソープの類は使用不可のところが多く、河原の湯も同様です。

まずは掛け湯で軽く体を湯に慣らして、早速お風呂へライド温♨
カルシウムを含有している為、肌触りキュッキュッとしたキシキシ系の浴感を想像していましたが、湯船に身を沈めると、実にまろやかでむしろツルツルした浴感の極上湯。遠路はるばるやってきた疲れも解け、思わずため息が漏れます。
ドボドボと湯の流れ落ちる音だけが浴室内に響き、湯口から滔々と注がれたお湯は、そのまま浴槽の縁からサラサラと流れていきます。これぞ正に源泉掛け流し!

暫し河原の湯を堪能し、最後は手桶で上がり湯を頂いて浴室を後にしました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
四万温泉へお出掛けの際は是非お立ち寄り下さい♪


*1:閉店時間と書かないのは、共同浴場は利益目的の浴場では無く、地域の温泉場を好意で開放している場所の為です。料金は決まっておらず、100円から上は気持ち次第という塩梅になっています

サウナ道場<男性専用>|渋谷|湯活レポート(サウナ編)vol.139

sauna-ikitai.com

【所在地】東京都渋谷区宇田川町29-4

Google マップ

【入浴日】2023/2/21

 

この日は渋谷センター街にOPENした「サウナ道場」さんへ行って参りました。
サウナ道場さんの最寄駅は、皆様も良くご存知の渋谷駅。

ハチ公が有名ですが、ハチ公口には「地球の上にあそぶこどもたち」なる彫像も。

そのハチ公口より世界一有名なスクランブル交差点正面の渋谷センター街へ。

暫く進み、左手にマクドナルドと青龍門が見えて来たらもうすぐです。

駅から徒歩5分程で、サウナ道場さんが入居するゼンモール渋谷ビル到着。

サウナ道場さんの受付は、このビルの8Fです。
向かって右手のEVは止まらない為、向かって左手のEVで参ります。

サウナ道場さんは、2023/2/17グランドOPEN。
経営するのは、居酒屋等を展開する「株式会社てっぺん」さん。
飲食業界では有名な会社ですが、コロナ禍以降の多角化か今回サウナ業界へ参戦!
接客等では定評のある会社ですので、そのホスピタリティに期待ですね。

teppen.co

入口の券売機で入浴券を購入。
60分¥1,000、90分¥1,800でこの日は90分の入浴券を選択。
受付で入浴券とロッカーキーを交換して、いざサウナ室へ参ります。
サウナ室はコチラの階段を降りた7Fにあります。

浴室はコチラの暖簾を潜った奥。

ロッカールームで準備をととのえたら、早速浴室へ。
右手の赤富士のペンキ絵の麓が温浴槽、荒海の波頭のペンキ絵の麓が水風呂です。
脱衣場側の壁には七福神のような図柄で「まんだら指南図」なるものが描かれ、サウナの入浴法やマナーのようなものが絵巻形式で紹介されています。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速温浴槽からライド温🔥
広い浅湯で手足を伸ばしてゆったりリラックス気分で下茹でを済ませます。
軽く茹で上がったところで、サウナ室へ!

サウナ道場さんのサウナは本場フィンランドMISA社製の巨大ストーブをコの字型に囲む囲炉裏形式のサウナで、この日のコンディションは95℃。

20分に1回のオートロウリュに加え、スタッフが適宜サウナ室に打ち水に訪れます。
打ち水について伺うと、サウナ室の簀子下が打ちっぱなしのコンクリートで、水を撒く事で熱せられた蒸気が足元から立ち昇りロウリュと同様の効果があるとの事。

実際に打ち水後、暫くするとモワッと温かい蒸気が立ち上って来て、ドライサウナに居ながら、さながらスチームサウナのよう。オートロウリュが降り注ぐと頭上からも高温の蒸気に包まれ、正に熱波の上下サンドイッチ状態w

発汗後はサウナ室横のオーバーヘッドシャワーかガッシングシャワーの冷水で汗を流して荒海の波の下の水風呂へ。コチラは何と水温8.9℃のシングル!
広い水風呂で水量もタップリある為、大勢入っても一瞬でクールダウンされますw

クールダウン後は、浴槽手前に用意されたインフィニティチェアでととのいタイム。
コチラにはインフィニティチェアが10脚、ととのい椅子が4脚、ゆりかごタイプのリクライニングシートが1脚用意され、ととのいスペースとしても十分です。

この日は90分の制限時間内で以下3セット楽しませて頂きました。

・サウナ7分⇒シングル水風呂0.5分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒シングル水風呂0.5分⇒休憩3分
・サウナ12分⇒シングル水風呂0.5分⇒休憩5分

仕上げは温浴槽に浸かり温まり直した後、乾いた髪にトリートメントしつつ熱めのシャワーで軽く流してから上がりました。

実際に体験してみて感じたのは、やはり接客ホスピタリティの高さです。フロントからバックヤードに至るまでスタッフは皆、にこやかに語り掛けて下さいます。脱衣場、浴室にも常時1~2名スタッフが配置され、飲食店のホールさながら巡回し、椅子やシャワーを直したり、サウナ室マットの交換や打ち水まで甲斐甲斐しく動いて回ります。流石、飲食でも名を馳せた会社の経営だなと感じさせて頂きました。

 

さて、サウナ道場さんには、8Fに準備中の個室サウナもありますが、中を案内して頂いたので、そちらも写真を交えて紹介しておきます。

両浴室とも、イタリアマフィアを描いた映画「ゴッドファーザー」をモチーフにデザインされたそうです。共に7Fと同じフィンランドMISA社製ストーブを使用。

01ルーム「マイケル」(コルレオーネファミリーの2代目ボスの名前):4名マデ

01ルーム「マイケル」・寛ぎスペース

01ルーム「マイケル」・シャワーブース

01ルーム「マイケル」・浴槽

01ルーム「マイケル」・サウナ室

01ルーム「マイケル」・ドレッサー

02ルーム「ヴィトー」(コルレオーネファミリーの初代ボスの名前):5名マデ

02ルーム「ヴィトー」・寛ぎスペース

02ルーム「ヴィトー」・浴室

02ルーム「ヴィトー」・浴槽

02ルーム「ヴィトー」・サウナ室

コチラも機会があったら利用してみたいですね。

帰り道、眠らない街 渋谷の駅前は人手が回復して大変賑わっていました。

本日も良きサウナをありが湯ございました。
渋谷方面へお出かけの際は是非♪

※大浴場内は撮影不可の為、公式HP・他より拝借しております。

SAVANNAH AKISHIMA|東中神|湯活レポート(サウナ編)vol.138

coubic.com

【所在地】東京都昭島市もくせいの杜1-4-2

Google マップ

【入浴日】2023/1/4

 

この日はアウトドアサウナ「SAVANNAH AKISHIMA」さんへ行って参りました。
SAVANNAH AKISHIMAさんへは、最寄りのJR青梅線 東中神駅より北口の右手階段を下りそのまま直進。その先突き当りを左折。

すぐ右手の東中神駅交通広場の奥に見えてくる木造の建物群がSAVANNAH AKISHIMAさんです。フェンスの途中の入口から、グルグルと迷路のような通路を通って中へ。

駅から徒歩2分程でSAVANNAH AKISHIMAさん到着。

中に入ると手前がグランピングエリアで右手奥の建物が受付棟。

それでは受付を済ませてサウナエリアへ参ります。

ちなみにSAVANNAH AKISHIMAさんは、水着着用サウナの為、サウナエリアも撮影許可との事で、施設にご了承を得て撮影させて頂いた写真を交えてレポート致します。

さて、コチラがサウナエリアの全景。何とこの日は利用時間中贅沢にも貸切状態!

まずは左手のサウナ棟へ。

左手がドレッサーと2つのシャワー室。

オーガニックのシャンプーとコンディショナーも置いてあり、嬉しいですね。

それではいつも通りシャワーブースでお清めを済ませ、早速右手のサウナ室へ🔥

大きな薪ストーブが鎮座し、この日のコンディションは97℃。

セルフロウリュも可能で、ジュワーッという音と共に柔らかい蒸気が立ち上ります。

発汗後は表の巨大な樽水風呂へ。

SAVANNAH AKISHIMSAさんがある昭島市は全国水道危険度ランキングで1219件中1219位。詰まり・・・日本一安全な深層地下水なのだそうです。

樽水風呂の水温は14.9℃。この季節、屋外で15℃未満の水風呂はかなりキンキンの部類ですが、水が清らで円やかな為、刺さるような感じもなく浸かっていられます。

クールダウン後は沢山用意されたインフィニティチェアや椅子でととのいタイム。

休憩中にレモン水も用意され、日本一安全でおいしい水で水分補給。旨しッ❕

ととのい中にぼんやり空を眺めているとサウナエリアの空に何故か空飛ぶクジラがw

続いて2セット目からストーブに薪が足されると室温がぐんぐん上昇して105℃に!
※薪補充の際、もう少し熱くとかこの程度で等、多少の希望は聞いて頂けます。

この日は予約時間一杯、以下3セット楽しませて頂きました。

・サウナ10分⇒日本一安全でおいしい深層水の樽水風呂1分⇒外気浴3分
・サウナ12分⇒日本一安全でおいしい深層水の樽水風呂1分⇒外気浴3分
・サウナ15分⇒日本一安全でおいしい深層水の樽水風呂1分⇒外気浴5分

仕上げは乾いた髪をオーガニックトリートメントでケアしつつ、熱めのシャワーで軽く暖を取ってから上がりました。

本日も良きサウナをありが湯ございました。

 

帰りに東中神の駅まで戻ると深層地下水100%水道水のまち・昭島の階段広告が。
これは昭島市の温浴施設やサウナから、これからも目が離せなそうですね。

SAVANNA AKISHIMAさんは、Coubic専用サイトからの事前予約制です。
現在、サウナエリアにはテントサウナもありましたが、この日は準備中。
男女予約可能ですが、今は公衆浴場扱いの為、水着着用でも男女同時入浴は不可。
今後はGWに向けてグランピングエリアも開業予定で、宿泊施設がととのえば、水着着用での男女同時入浴も出来るようになりそうです。
ただ、それらの充実度を除けば、まだ認知度が低い為、平日昼間はほぼ貸切状態。
空いてるサウナがご所望でしたら、100分¥3,500(税込)と比較的価格もリーズナブルなので、早めの利用がおススメです。

私は、また施設がフルOPENしたタイミングで来てみようかな~♪

気になる方は是非事前のご予約を♪

ビバークランド|西千葉|日本初薪サウナ銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.609

f:id:kenichirouk:20210918074118j:plain

www.bivouac-land.com

f:id:kenichirouk:20210914194503p:plain

Google マップ

アクセス

最寄りは総武線の西千葉駅かタウンライナー 作草部駅。
私は西千葉駅から参りましたので、そちらからのアクセスを紹介しておきます。
まずは西千葉駅北口を出てロータリーを右手方向へ。

f:id:kenichirouk:20210918074243j:plain

ロータリーの先、西千葉駅北口交差点で文京通りを渡り正面のゆりのき通りへ。

f:id:kenichirouk:20210918100829j:plain

路肩に目をやると「ゆりの木通りなのに台湾楓」という自虐ネタの看板がw
確かに並木道の街路樹を見上げると葉の形は楓の様です。

f:id:kenichirouk:20210918075051j:plain

ゆりの木通りを暫く直進し、下の写真の蕎麦屋が見えたらその手前の交差点を左折。

f:id:kenichirouk:20210918075557j:plain

やがて駅から徒歩12~3分程で右手にビバークランドさんが見えて来ます。
まるで宮殿のような外観。玄関脇の待合せスペースも洋館の庭園のよう。

f:id:kenichirouk:20210918075803j:plain

それでは玄関から中へお邪魔します。暖簾が無いとココが銭湯とは分からないかもw

f:id:kenichirouk:20210918075951j:plain

 

【入浴日】2023/2/13:日本初薪サウナ導入後

この日は「ビバークランド」さんが日本初薪サウナを始めたと伺い再訪。
今回も西千葉駅からゆりの木通りを歩いて向かいましたが、またまた、「ゆりの木通りなのにたいわんふー」の自虐ネタ看板を発見w

徒歩12~3分で洋館風のビバークランドさんが見えて来ました。

中にお邪魔するとあの日と同じ富士山の額が掲げられたフロントと、重厚なロビー。

サウナーのお客様が増えたからか、エントランスにもインフィニティチェアが!

それでは暖簾を潜って浴室へお邪魔します。

さて、今回は事前に電話でお伺いし、OPEN前に脱衣場、浴室内の写真も撮影させて頂きましたので、今回はそちらの写真を交えてレポート致します。
※ビバークランドさんの浴室内の模様は公式HP始めほとんど露出が無い為、コチラは貴重な資料です
男湯の脱衣場には赤いレザーのマッサージチェアが置かれています。

浴室は窓側に片寄せの浴槽が並び、奥に露天風呂。

シャワーは2種類あり、仕切り壁側はこだわりのフェイシャルストリームシャワーヘッド。最近の節水型やナノバブルシャワーはニードルタイプで肌に突き刺さるような感覚の物がありますが、コチラはメチャメチャシルキーでソフトタッチです。

まずはフェイシャルストリームシャワーでお清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
浴槽は座風呂、電気風呂、スリーピングバス、ミクロバイブラの構成。
湯船には、天然地下水を麦飯石濾過したロードの湯が注がれています。
ちなみに素朴な疑問で何故ロードの湯というかというと、ご主人が俳優を兼業していらっしゃり、ロード裕之の芸名でご活躍されていらっしゃるからとの事。

https://www.instagram.com/bivouacland2017/

内湯で軽く温まったところで露天風呂へ移動。
ポコポコとバイブラ付の岩風呂で浸かるロードの湯はメチャメチャ気持ちよいです。

さて、ロードの湯でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
日本初銭湯での薪サウナはモキ製作所のストーブを使用し、サウナストーンも贅沢に山盛りに盛られています。以前遠赤外線ヒーターがあったところが薪置き場。
因みに何故、手間の掛かる薪サウナを導入されたのかお伺いしてみると、昨今の光熱費高騰を受けて燃料費削減を考えてとの事。実際に導入後ガスの使用量は25%削減。更に導入してみると日本初銭湯に導入された薪サウナという話題も加わり、サウナファンが拡大し客数増、サウナ利用率増加に伴う客単価も増えて売上増加に繋がったとのお話でした。最近は客数減や燃料費高騰で閉店される銭湯も多いので、これが一つの銭湯の方向性に繋がると嬉しいですね。

コチラは薪の補充もロウリュもセルフで行えます。薪ストーブは熱くなっているので、薪補充用の防炎手袋も置かれています。室温は薪の補充状況等で70~110℃だそうですが、ロウリュを前提に85~90℃にキープするのがおススメだそうです。
実際この日は、開店後すぐの入室時は70℃で薪を2本補充し1セット目終了時が80℃。
2セット目はもう2本薪を足して80⇒85℃。3セット目は更に2本足して85⇒90℃。
実は70℃程度でも十分発汗しますが、90℃辺りになるとロウリュした瞬間ブワッと高温蒸気に包まれ、かなりの灼熱!確かに100℃以上にしちゃうと入れない人も居そう。
特に薪サウナはストーブ自体がかなり熱くなる為、ストーブ付近が最も熱く、揺らぎのある熱は正に焚火に当たる感覚です。
薪サウナの感想は、、、控えめに言ってもサイコーかよ!

発汗後はサウナ室隣の水風呂へ。こちらは水温18℃程。
天然地下水が全身を包み込む水風呂が気持ち良くない訳がありません!

クールダウン後は露天エリアに用意された椅子でととのいタイム。
この日は生憎の雨天でしたが、パラパラという雨音の中、露天風呂の湯煙に包まれての外気浴。足元が畳なので、冷た過ぎず安心してととのえます。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・薪サウナ7分⇒天然水かけ流し水風呂1分⇒露天外気浴3分
・薪サウナ10分⇒天然水かけ流し水風呂1分⇒露天外気浴3分
・薪サウナ12分⇒天然水かけ流し水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは心地良い露天岩風呂で再度体の芯まで温まり、熱めのシャワーで全身を流して上がりました。

 

さて、この日はOPEN前に女湯側も撮影しましたので、併せて紹介しておきます。

女湯_脱衣場(奥におかまドライヤーが見えますね)

女湯_浴室(男湯と同じ構成でレイアウトがシンメトリです)

女湯_内湯 ※ゴメンなさい。女湯にも露天風呂もありますが、取り忘れちゃいました;;

女湯_サウナ(コチラもモキストーブを使用した薪サウナです)

女湯_水風呂

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2021/9/17:休業明けグランドOPEN

この日は暫しの休業から復活を果たした千葉市稲毛区の「ビバークランド」さんへ。
この日が1年に及ぶ休業期間からリニューアル明けのグランドOPENでした。

f:id:kenichirouk:20210918080459j:plain

玄関に入ると一転、洋風な佇まいですが床が畳敷きと和洋折衷に。

f:id:kenichirouk:20210918080104j:plain

玄関脇にはロードの湯の案内が置かれていました。
何やら天然水とロードセラミックによりph8.2の弱アルカリ性の滑らかな湯との事。

f:id:kenichirouk:20210918080313j:plain

楽しみが膨らんだところで、早速ロビーへと足を進めます。
こちらも外観同様、洋館の佇まい。石組みの壁がゴージャスです。

f:id:kenichirouk:20210918080636j:plain

振り返るとフロント。フロント上には襖、障子の先に富士山の絵と一部が和風。

f:id:kenichirouk:20210918080825j:plain

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
脱衣場も畳敷きで和洋折衷スタイル。ちょっとホッとする空間です。
準備を済ませ浴室の扉を開くと、白基調で奥に広い浴室が広がっています。
※写真は公式HPからの拝借ですが、レイアウトから女湯のようです。男湯はシンメトリで左側が湯船。

f:id:kenichirouk:20210918081435p:plain

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨

f:id:kenichirouk:20210918101415p:plain

内湯は水流系、電浴系でグルリと湯巡りし血行促進。
お湯は店頭の案内にもあった通りロードの湯。湯口に仕込まれた麦飯石で天然水を磨いた美肌の湯との事。心なしか湯触りも滑らかで柔らかい気がします。
軽く温まったところで露天岩風呂へ。露天エリアの床にも畳表が貼られ、しずしずと進んで岩風呂にそっと身を沈めます。奥に湯滝があり、湯船の底からもポコポコと新湯が湯船に注がれる野趣溢れる岩風呂で手足を伸ばしてのんびりリラックス。

内湯のロードの湯と野趣溢れる岩風呂しっかり温まったところで、いざサウナ室へ。
ビバークランドさんのサウナはガス遠赤外線ヒーターで、この日の室温は77℃。
かなりマイルドですが、リニューアルOPEN初日なので本調子ではなかったかも。
壁も新しく張り替えられたそうで、白木の薫りが素晴らしくじっくり楽しめます。
発汗後はサウナ室隣の水風呂へ。こちらは水温17℃のバイブラ付き。
天然水がカランからザアザア掛け流されており、心地よくクールダウン。
クールダウン後は露天エリアに用意された休憩椅子で露天外気浴も楽しめます。
この日は以下2セット楽しませて頂きました。

・サウナ10分⇒天然水かけ流し水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ12分⇒天然水かけ流し水風呂1分⇒露天外気浴5分

仕上げは露天岩風呂でじっくり温まり直してから、大口径のオーバーヘッドシャワーで全身を洗い流して上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
千葉方面へお立ち寄りの際は是非♪

【追伸】
女湯のみサウナ故障入替の際、銭湯サウナでは恐らく全国で唯一の薪サウナを導入されたみたいですよ~(羨ましいッ‼w)。女性サウナーの皆様必見です!
※その後、男性浴室にも試験的導入期間を経て、正式に薪サウナが導入!

すえひろ湯|大井町|リニューアル前 / 後|湯活レポート(銭湯編)vol.291

Google マップ

アクセス

末広湯さんの最寄駅はJR大井町駅。西口ロータリーには平和の誓いの像があります。

その西口ロータリーより正面の通りを直進。

一つ目の変則5差路で左折し、一番手前側の路地へ。

東京マックス美容専門学校の手前を右折し、校舎を過ぎた所ですぐ左折。

右手に大井中央公園が見えて来たらもうすぐです。

駅から徒歩6分程、ビル型銭湯 末広湯さんの「す」の字の丸看板が見えて来ます。

 

【入浴日】2023/2/20:リニューアル後

この日は前店主から大崎の「金春湯」さんが引継ぎ2022/12/26リニューアルOPENを果たされた「すえひろ湯」さんへ再訪して参りました。

店頭の青暖簾も、玄関のマット素材で作られた鍵マークの屋号もリニューアル。

中に入るとルーバーの下にフロント。新しくグッズや配布物も沢山置かれています。

まずは券売機で入浴券とサウナ券を購入して、いざ浴室へ!

さて、ココからは今回事前にご連絡の上、営業時間前にお邪魔して浴室内も撮影させて頂きましたので、そちらの写真も交えてレポートを進めて参ります。

男湯脱衣場には、店頭のカーブを描いたステンドグラスの内側にベンチがあります。

早速準備を済ませて浴室へLet’s Go!!
六角形の洗い場が特徴的。基本的なレイアウトはリニューアル前と変更ありません。

ビル型銭湯ですので、湯気抜きの高窓等はありませんが、かまぼこ型にくり抜かれた天井の換気口とその下の排煙窓が湯気抜きを担っているようです。

それではいつも通り沐浴で全身お清めを済ませたら、まずはお風呂へライド温♨
浴槽は手前から寝風呂、電気風呂、座風呂、ミクロバイブラ付きの広い浅湯。
水流、電浴で血行促進しつつ、広い浅湯でしっかり下茹でを済ませます。

下茹でも済んだところでリニューアルされ、不死鳥のように蘇ったサウナ室へ!
リニューアル後は大崎の金春湯さんと同じくボナサウナに生まれ変わりました。

室温は91℃程。ボナサウナは、最近のモリモリにサウナストーンを盛ったサウナストーブのような派手さはありませんが、足元から頭上まで均質に熱が伝わり熱気浴としてはかなり効率よく温まれます。
若旦那にボナサウナを選択した理由を伺うと、『サウナストーブを置くと座面が小さくなり入浴人数が限られるから』との事。成程、昨今のサウナブームでサウナ待ちになる事もしばしばですので、人数入れるのは確かに嬉しいですね!

しっかり発汗した後は、サウナ室前の水風呂へ。
薬風呂の薬に×がされ書かれた「水」が消えかけていますが、こちらが水風呂ですw

水温は14℃でバイブラ付きとキンキン!
瞬間クールダウンされるので、回転が早くコチラも待ちが出る事はほぼありません。

クールダウン後は、浴室の一角にズラリと用意された休憩椅子でととのいタイム♪

この日はタップリ以下3セット満喫させて頂きました。

・ボナサウナ7分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・ボナサウナ12分⇒水風呂1分⇒休憩5分

最期は広い浅湯でしっかり温まり直し、熱めのシャワーで流して上がりました。

 

さて、この日は営業前に女湯側も撮影させて頂きましたので、紹介しておきます。

女湯・暖簾

女湯・脱衣場(コチラには四角と丸の2タイプの籐籠が置いてあります)

女湯・浴室(基本的に男湯とシンメトリのレイアウトです)

女湯・浴槽

女湯・サウナ室入口(コチラは楕円形の入口が特徴です)

女湯・ボナサウナ(コチラの方がコンパクトな分、熱効率は良さそう)

女湯・水風呂

女湯・ととのいスペース

大崎の「金春湯」さんが引き継がれる前は、設備の老朽化に加え、人的問題もあったようで、サウナは廃止、営業時間も21:00までと早仕舞いになっていました。営業再開後は、サウナもピカピカのボナサウナに生まれ変わり、営業時間も25:00までと帰りが遅くなっても安心して入れるようになり、お客様も戻りつつあるようです。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました♨

 

【入浴日】2020/6/28:リニューアル前(大井町銭湯散歩②)

この日は大井町銭湯散歩で2湯目に「末広湯」さんへお邪魔しました。

入口を入るとステンドグラスに亀の甲羅飾りのあるロビー。

f:id:kenichirouk:20200629091003j:plain

脱衣所にもステンドグラスがあり、明るく清潔です。

f:id:kenichirouk:20200628105132j:plain

 

いざ浴室へお邪魔すると白基調の浴室ですが、中央の六角形の洗い場が珍しいです。

f:id:kenichirouk:20200628105239j:plain

この日は2湯目でした為、沐浴は軽く済ませて、早速お風呂へライド温♨

f:id:kenichirouk:20200628105148j:plain

手前から寝風呂、赤いタイルが鮮やかな電気風呂、座風呂、広いメイン浴槽。
順繰り湯巡りし、メイン浴槽のバイブラに揺られながら手足を伸ばしてゆったりリラックスタイム♪
メインバスのお隣は薬風呂で、薬剤の名前は分かりませんでしたが、写真と同じエメラルドグリーンのお湯でポコポコとバイブラが効いており、ふと培養液の中で傷を回復するサイヤ人気分にwww

f:id:kenichirouk:20200628105258j:plain

f:id:kenichirouk:20200702073903j:plain


薬風呂で培養されたところで、お次はサウナ室へ。

f:id:kenichirouk:20200628105318j:plain

末広湯さんのサウナはガス遠赤外線ヒーターでこの日のコンディションは92℃。
輻射熱も柔らかく体の芯までじっくり温まれます。
サウナ室隣の水風呂は22℃程ですが、じんわりクールダウン出来ます。

f:id:kenichirouk:20200628105204j:plain

この日は以下3セットで心地よく❝ととのう❞*1事が出来ました。

・サウナ5分⇒水風呂2分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒水風呂2分⇒休憩3分
・サウナ12分⇒水風呂2分⇒休憩5分

最後は薬風呂で再度培養気分に浸り、シャワーでサッと流して上がりました。

帰りにはすっかり陽が落ち、すえひろ湯さんの看板の灯りが一際明るく感じました。

f:id:kenichirouk:20200629091159j:plain

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

※コチラは大井町銭湯散歩①「東京浴場」さんのレポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

 

閉店のお知らせから休業、リニューアルへ

サウナ廃止の情報に続き、2022/4月に入って閉店の情報が入って参りました。
綺麗なビル型銭湯の印象でしたが、設備老朽化に伴う閉店との事。

更に5月に入ると閉店から一転、休業のお知らせに貼り替えられました。2022/5/31一旦休業後、どうやら大崎の「金春湯」さんが引継がれ、令和4(2022)年晩夏の再開を目指されるとの事。今は、その再開の日を待ちたいと思います。

そして紆余曲折を経て、無事2022/12/16 営業再開を果たされました👏パチパチ

※コチラは新オーナーとなった大崎の「金春湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

※リニューアル前の浴室風景は、Googleインドアビューより拝借しております。

*1:サウナ⇒水風呂⇒休憩のループで覚醒し、スーパーサイヤ人最終形態へ昇華する様w