【入浴日】2019/8/25
【所在地】兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292−2
【泉質】金泉:含鉄‐ナトリウム‐強塩温泉
銀泉:単純放射能冷鉱泉 ph7.21
- 1.有馬道中行
- 2.有馬温泉「太閤の湯」
- 3.「太閤の湯」岩盤浴・太閤の湯殿(料金内)
- 4.「太閤の湯」内湯エリア
- 5.「太閤の湯」露天風呂エリア
- 6.「太閤の湯」サウナエリア
- 7.「太閤の湯」岩盤浴(追加有料)
- ①ひょうたん夢聚楽(6つの貸切岩盤浴)
- ②太閤夢聚楽(4つの岩盤浴)
- 8.「太閤の湯」サ飯
1.有馬道中行
さて、最終日、実家帰省の帰りの立ち寄り湯、一湯目は博多始発の「のぞみ2号」で日本三古泉、日本三名泉、日本三大名泉、諸国温泉功能鑑最高位の大関と古来より名湯の誉れ高い有馬温泉を目指します。
新幹線を新神戸で下車し、北神急行電鉄で谷上へ。
谷上駅ホームの山の家で記念写真を撮って、はしゃいでいますw
太閤の湯の看板も見つけ、一気に湯巡り気分が高まります。
谷上から神戸電鉄有馬線で有馬口、有馬口から今度は神戸電鉄有馬線 有馬温泉行に乗り換え、目指す目的地がいよいよ近づいてきました。
グングン山の傾斜を上り、最後のトンネルを抜けたところが有馬温泉です。
沢山乗り換えて随分長い道中のようですが、新神戸から有馬温泉は乗り換えがスムーズなら30分程の楽しい行程です。
有馬温泉駅から太閤の湯までは、有馬川を上流方面に山道を登った先にあります。途中、太閤橋で1枚記念写真を撮りました。
最後かなりの旧坂を上り、有馬温泉からは約10分、ようやく太閤の湯の幟旗が見えてきました。無事目的地到着です。
2.有馬温泉「太閤の湯」
有馬温泉「太閤の湯」は、ニフティの「第3回この夏行きたい!スーパー銭湯2019」で西日本第2位に輝いた名湯です。『世界で唯一、太古の海水を起源とする温泉』の触れ込みで濃厚な有馬温泉の金泉と銀泉の二つの源泉が同時に楽しめる点でも稀有な温浴施設と言えます。受付横に半端ない数の受賞記録が展示されていて、これを見るだけでもタダものではありませんw
ロビーには黄金の千成瓢箪も展示されていて期待感がドンドン高まります。
それではボチボチ温浴レポートに参りたいと思います。
着替え処で館内着に着替えて湯山御殿へ繰り出すとしましょう。
3.「太閤の湯」岩盤浴・太閤の湯殿(料金内)
まずは料金内で入れる岩盤浴「太閤の湯殿」へ向かいます。申し込むと岩盤浴と岩盤浴マット貸出で1回30分の時間制で利用出来ます。岩盤浴着と岩盤浴マットがあれば、何度でも申し込めるようです。
・麦飯岩盤床~多種多様のミネラル成分を含む多孔質の麦飯石の遠赤外線効果
・太閤の蒸し風呂~「金泉蒸気化装置」で皮膚だけでなく呼気からも温泉成分吸収
・ねねの蒸し風呂~銀泉にバドガシュタイン鉱石を追加しラジウム浴を強化
・金泉蒸し風呂岩盤浴~麦飯石、芦野石岩盤の遠赤外線と金泉のマイナスイオン
・銀泉蒸し風呂岩盤浴~天井からの一定周期の銀泉ミストを全身で吸収
こちらの岩盤浴にはアイスサウナもあります。ハンガリー発祥のソルトビット「南蛮渡来 涼感爽健房」では、爽快な冷気浴が体感出来ます。
岩盤浴を一巡りし、十分発汗したところで一旦水分補給し、お次は温浴ゾーンへ♪
4.「太閤の湯」内湯エリア
まずは、沐浴で岩盤浴の汗を流し清め、内湯から天下の名湯巡りに参ります。
天下の湯は有馬温泉の金泉と銀泉をブレンドし、日本屈指の含鉄強塩泉とラジウム泉をWで味わえる太閤の湯オリジナルの正に天下の湯です。
銀泉くつろぎ湯は、有馬温泉の銀泉にオーストラリア バドガシュタイン鉱石を追加使用し、効果を高めたラジウム強化泉が味わえます。
その金泉と銀泉の間には、太閤秀吉の黄金の茶室をテーマにした黄金の蒸し風呂があり、豪華絢爛の桃山情緒に浸りながら金泉・銀線の同時蒸し風呂体験が出来ます。
5.「太閤の湯」露天風呂エリア
露天エリアに移動すると、まずは腰掛銀泉足湯がお出迎え。肩口から足元へ有馬銀泉の恩恵を感じながら寛ぎます。
腰掛銀泉足湯前には、日本初屋外型岩盤浴&足湯があり、戦国時代の陣幕をモチーフとした間仕切りの中で、壺からの金泉、銀泉の湯気と季節のアロマを浴びながら、岩盤浴と同時に金泉・銀泉の足湯が楽しめちゃいますw
太閤の岩風呂では、阪神淡路大震災をきっかけに見つかった湯山御殿を5世紀ぶりに復元したもので、有馬金泉の源泉をかけ流ししています。成分が濃すぎる為、長湯し過ぎると湯あたりするので注意が必要です。
瓢箪露天風呂は、太閤秀吉の旗印 千成瓢箪もモチーフとした岩風呂で有馬の銀泉が注がれています。
他にも各種替り湯があり、それぞれ順繰り湯巡りを楽しみます。
五右衛門釜風呂ではゲルマニウム効果で体内の老廃物を排出し、免疫力、自然治癒力を高める効果があるそうです。
6.「太閤の湯」サウナエリア
天下の名湯ですっかり体がホカホカになったところでお次はサウナゾーンへ。
極みの溶岩サウナは床面にゲルマニウム、壁面に桜島溶岩を使用し、サウナヒーターからの輻射熱を全方位から余すところなく浴びる事が出来る超贅沢サウナです。本日のコンディションは84℃。心地よい熱でみるみる発汗が促されます。
中央にはパワークリスタル水晶が鎮座し、サウナ室内で静かに瞑想出来ます。
10数分に一度程度オートロウリュがあり、水晶が明滅し室内の湿度と体感温度がグーンと上昇します。
太閤の湯の水風呂は18℃。六甲山麓から沸き出ずる銀泉そのものを冷却かけ流ししたその名の通りの霊泉(冷泉)です。「フーッ」と一息つく呼気からも銀泉の微弱放射能の恩恵が体内に取り込まれ、体の内外からクールダウンされていきます。
本日は5分、7分、10分の3セットの後、露天エリアのリクライニングチェアで六甲おろしの吹きおろしの涼風に全身を撫でられながら心地よくととのう事が出来ました。
最後は、露天の銀泉、金泉でサウナの温冷交互浴で引き締まった皮膚から有馬の源泉を全身で取り込んで上がりました。
7.「太閤の湯」岩盤浴(追加有料)
フードコートゾーンの奥に後二つ追加有料の岩盤浴エリアがあり、この日は利用しませんでしたが、こちらも紹介だけ。
①ひょうたん夢聚楽(6つの貸切岩盤浴)
こちらではアイスサウナ「ソルトビット」を含む6種の岩盤浴が貸切出来、家族や友人同士語らいながらの岩盤浴体験が可能です。
②太閤夢聚楽(4つの岩盤浴)
こちらでは様々な鉱石とパワーストーンを利用した豪華絢爛な岩盤浴体験が可能です。
8.「太閤の湯」サ飯
この日は神戸で何か旨い物でもとも考えましたが、もう一つの工程が控えているのと、早朝からの行程で空腹の誘惑に勝てず、こちらのフードコート「湯の山街道・醍醐花の宴」でサ飯(サウナ・温浴後の食事)を頂く事にしました。
私は神戸ポークのロースかつカレーとありまサイダーをチョイス。
やっぱり食べたい時に食べたい物を食べるのが一番ですね。ありまサイダーもスッキリした飲み口でカレーとも合い、美味しく頂きました。
太閤の湯は、太古からの自然の恩恵と、令和の知識技術を融合させた、正に温浴界夢のワンダーランドでした。
神戸・三宮方面へお出かけの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、公式Webサイトより借用させて頂いております。
※コチラは実家帰省弾丸湯巡り紀行のその他レポートです。併せてどうぞ♪↓