湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

ガーデンサウナ蒲田<男性専用>|湯活レポート(サウナ編)vol.46

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【入浴日】2021/2/10
【所在地】東京都大田区蒲田5-20-5

Google マップ

 

この日は蒲田方面へ所用ついでに「ガーデンサウナ蒲田」さんへ行って参りました。
ガーデンサウナ蒲田さんへは、JR蒲田駅東口駅前ロータリーを右手方向へ。

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正面右手二本目の路地を左折すると駅から徒歩2分程でガーデンサウナ蒲田さん。

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ブルーとグリーンのツートンカラーの入口から中へお邪魔します。

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ロビーで受付を済ませたら、緑のバッグの館内着を取って2Fサウナルームへ。

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ガーデンサウナ蒲田さんのフロア構成はこんな感じです。

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それでは早速浴サウナルームへ参ります。
※ここからはどなたもいらっしゃらない時間に施設にご了承を頂き浴室内も撮影させて頂きましたので、そちらの写真を交えてレポートさせて頂きます。
サウナルーム内に入るとステンドグラスに照らされたスパとそれを取り囲む洗い場。

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まずは豊富なアメニティ(歯ブラシ、髭剃り、シェービングクリーム、ナイロンタオル、軽石、爪ブラシetc)を駆使して沐浴で全身丁寧にお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
変形瓢箪型のスパは岡山県産光明石を使った人工温泉で右手にジェットバス、左手がジャグジーバスとなっています。光明石の効果かよく温まり心地よい浴感。

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スパでしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
サウナは2つあり、左手が低温サウナ、右手が高温サウナ。まずは低温サウナから。
丸太が組まれたログハウス風の低温サウナは本格的なフィンランド式のロッキーサウナでこの日のコンディションは78℃。この後の高温サウナもそうでしたが、天然ヒノキ精油の芳香剤が置かれていて、檜の薫りが漂い森林浴気分が味わえます。

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蒸された後はサウナ室前の水風呂へ。
右手はチラー*1で冷やした冷水風呂で16℃。左手は常温水風呂で27℃。
まずは冷水風呂でしっかりクールダウンした後、常温水風呂へ移動し冷冷交互浴。
しっかりクールダウンした体には常温水風呂はむしろ温かいと感じ、浮遊感もあって無上のリラックスタイムにうっとりする程です。

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休憩を挟んでお次は黒く燻された丸太が組まれた炭焼き小屋風の高温サウナへ。
こちらもフィンランド式本格的ロッキーサウナでこの日のコンディションは94℃。

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冷冷浴クールダウンを挟みつつ、休憩は大きなサーキュレーターが常時微風を送る休憩スペースで女神が見守るととのいチェアで微睡みのひととき。

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この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・低温サウナ10分⇒冷水風呂1分⇒常温水風呂1分⇒女神が見守る休憩タイム3分
・高温サウナ10分⇒冷水風呂1分⇒常温水風呂1分⇒女神が見守る休憩タイム3分
・高温サウナ12分⇒冷水風呂1分⇒常温水風呂1分⇒女神が見守る休憩タイム5分

仕上げは光明石スパで再度じっくり体の芯まで温まり、熱めのシャワーで軽く流してから上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

*1:水風呂等を冷やす装置

ぬくい湯|武蔵小金井| 贅沢な青森ヒバ浴槽銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.459

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Google マップ

【入浴日】2020/9/26

 

この日は武蔵小金井方面の「ぬくい湯」さんへ足を伸ばしてみました。
ぬくい湯さんへは、JR中央線 武蔵小金井駅下車、北口右手の小金井街道へ。

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小金井街道を進むとシルクロード五番街の街灯が並んでいます。この道はお風呂のガンダーラへ続いているのでしょうか?

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本町二丁目交差点で左折し、北大通りへ。

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こちらのTSUTAYAとFRESHNESS BURGERが見えたらもう少しです。

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この先貫井北町二丁目交差点を道なりに緩く右にカーブすると、駅から徒歩17~8分でぬくい湯さんの煙突が見えて来ます。

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真下から見上げたぬくい湯さんの煙突は圧巻です。
実はぬくい湯さんは、小金井市に現存する唯一の銭湯でもあります。

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工務店の看板下の入口を入るとぬくい湯さんの暖簾が姿を現します。

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暖簾を潜ると二列に並んだ下足箱の手前側が男湯、奥が女湯という構造。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。

 

この日は土曜日というのに、雨天のせいか浴室にどなたもいらっしゃらず、おかみさんのご了承を得て浴室内の写真を撮らせて頂きましたので、その写真を交えてレポートをお届けして参ります。
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浴室正面には山と湖に囲まれた西洋の小都市のタイル絵。

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男女浴室仕切り壁には風車の見える長閑な風景のタイル絵。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
天板も浴槽内も全体が青森ヒバで作られた浴槽に満々とお湯が湛えられています。

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全体が深湯で右手がジェット付き、左手がバイブラ付き。

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ジェットとバイブラで湯巡りし、その後何もないゾーンに移動し、青森ヒバの香りに包まれながらリラックスバスタイム。スベスベの浴槽の肌触りを楽しみながら、森林浴気分も同時に味わえ、とてもお得な気分。銭湯お遍路も遠方となるとなかなか大変なものがありますが、来て良かったな~と実感するひとときです。

最後はシャワーで軽く流して、この日の湯活フィニッシュ。

本日も良い湯をありが湯ございました。
武蔵小金井方面へお立ち寄りの際は是非♪

砂川湯|上北台|武蔵村山市唯一の銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.458

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Google マップ

【入浴日】2020/9/26

 

この日は多摩方面の「砂川湯」さんへ足を伸ばしてみました。
砂川湯さんの最寄り駅は多摩モノレール 上北台駅。
西武新宿線 玉川上水駅で乗り換えて多摩モノレールへ。

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多摩モノレールには初乗り。滅多に乗る機会が無さそうなので、記念に一枚。

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先頭車両からは運転席ごしにパノラマの景観が楽しめます。

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最寄りの上北台は多摩モノレールの終点ですので、先端に車両止めがあります。

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さて、上北台駅を下車し、上北台一丁目二丁目方面出口の左手階段を下り、そのまま多摩モノレールに沿って芋窪街道を直進。

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シティーホール東大和を過ぎた先を右折。
その先突き当りを右折し、団地東通りへ。一つ目の路地を左折し、村山アパートの1125棟と1126棟の間の道を直進。

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途中右手にオカネ塚公園を見ながら通過。

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更にその先突き当りを左折し、商店が並ぶ団地西通りへ。

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その先一本目の路地を右折すると駅から徒歩15分程で砂川湯さん。

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裏手の駐車場では見事なミカンの木と煙突の全景が共演しています。

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入口左手には砂川湯さんの案内版。三温度帯で提供するお湯が売りのようです。

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看板を見ると第二砂川湯さん!?詳細不明ですが、以前は第一砂川湯というのがあったのですが、こちらは既に廃業してしまわれたようです。

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それでは暖簾を潜って中へお邪魔します。右手が男湯、左手が女湯。

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高い天井に太い梁、昔馴染の籐籠。白漆喰の折り上げ格天井。
由緒正しいレトロ銭湯の姿です。

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それでは番台で受付を済ませて浴室へお邪魔します。
男女浴室仕切り壁には湖の畔に砂川湯さん風のコテージが佇むタイル絵。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
砂川湯さんのお湯は麦飯石濾過された「バイタル温泉」。ミネラルと酸素を溶出し活性化されたお湯なのだそうです。浴槽は三槽に分かれており、センターは低温湯(41℃)、右手は中温湯(44℃)、この時点でかなりの熱湯。左手は高温湯(46℃)❕ 最近の都内江戸前熱湯のなかでもクラクラ来る程なかなかの激熱湯です。

この日は浴槽全体が薬湯「艶肌ローヤルゼリーの湯」で低温湯から中温湯、高温湯と徐々に移動しながら美肌の薬湯を全身で感受し、最後は立ちシャワーで冷水を頭から浴び、汗止めをしてから上がりました。

本日も良い湯をありが湯ございました。
多摩モノレール方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

クラブ湯|御花畑|秩父銭湯散歩②|湯活レポート(銭湯編)vol.457

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Google マップ

【入浴日】2021/3/24

この日は秩父方面へ出掛けついでに銭湯散歩2湯目に「クラブ湯」さんへ。
クラブ湯さんへは、秩父鉄道 御花畑駅下車。

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慈眼寺

お花畑駅改札を出たら正面の団子坂を右折すると突き当りに慈眼寺があります。

chichibufudasho.com慈眼寺は日本百観音霊場の一つで、秩父札所十三番。境内にメグスリノキがあり、目の神様として知られています。この日は丁度桜の季節で境内の桜も満開。

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これも何かのご縁ですので、参詣して参りました。

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本堂の横に慈眼寺のシンボルメグスリノキがありました。

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クラブ湯

さて、慈眼寺境内を御花畑駅側へ出たら、正面の番場通りを左手へ。
※この日は慈眼寺に立ち寄りましたが、御花畑駅側から来たら慈眼寺手前で右折して番場通りへ。
次の交差点を左折し、東町通りへ。

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こちらの木蓮の木の先の路地を右折します。

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駅から徒歩5分程で通りの右手にクラブ湯さんの看板が見えて来ます。

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横の駐車場からは蒼天に光るクラブ湯さんの鈍色の煙突も見られました。

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それでは男女別玄関を潜り、中へ参ります。
扇形の表札が秩父銭湯スタイルのようです。

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中へ入ると昔ながらの番台に籐籠のみの脱衣場。正統派レトロ銭湯のスタイルです。

 

それでは受付を済ませて浴室へ。
正面には珍しい鏡富士(逆さ富士ともいいます)のペンキ絵。
こちらもエハラ尚栄堂H21.7と雅号があり、11年前の作の様ですが、まだ綺麗です。
男女浴室仕切り壁には三幅のタイル絵も見られます。手前から湖の畔に建つ古城、牡丹、冬景色の湖の畔。季節も場所も異なる三枚です。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
左手が浅湯、右手が深湯のシンプルな湯船に薄グリーンの薬湯がなみなみと注がれています。女将さんにお伺いすると、森林と柚子の薬湯の混合との事。タップリの薬湯の中に浸かりながら逆さ富士を眺める贅沢な時間。
しっかり温もったところで、シャワーで軽く流して上がりました。

 

クラブ湯さんを出ると、日が落ち始める時間で、夕陽に照らされたクラブ湯さんに別れを告げて、西武秩父駅方面へ歩いて向かいました。

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本日も良い湯をありが湯ございました。
秩父方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、埼玉県公衆浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラは秩父銭湯散歩1湯目の「たから湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

たから湯|秩父|秩父銭湯散歩①|湯活レポート(銭湯編)vol.456

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【入浴日】2021/3/24

 

この日は秩父方面へ立ち寄りついでに銭湯散歩で1湯目に「たから湯」さんへ。
たから湯さんへの最寄は、秩父鉄道 秩父駅。
秩父祭のユネスコ無形文化遺産登録を受けて駅階段もドレスアップ!

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さて、改札を出たら正面ロータリ右手のリゾート通りを直進。

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秩父駅前交差点を左折し、宮の川大通りへ。

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こちらのレトロなわらじかつ屋さんの角の路地を右折。

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路地に入るとすぐに、蒼天に伸びるジェット機雲とたから湯さんの煙突のシルエットが目に飛び込んで来ました。

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近づくとたから湯さんの屋号が書かれた行燈看板が見えて来ます。

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建物脇からは、先程のジェット機雲とたから湯さんの煙突全景が見えました。

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それではレトロな玄関から建屋内へ。男湯は右側です。
赤い暖簾に白字で染め抜かれた玉川の湯に期待感が高まります。

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玄関を潜るとすぐに番台と脱衣場が広がっています。

 

受付を済ませ、いざ浴室へ。
浴室正面には富士山のペンキ絵。見た事のないタッチで、雅号に伊豆エハラ尚栄堂2014.6.10と書かれていました。8年前の作画のようです。
天井も関東では珍しい唐傘天井となっています。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
右手が浅湯で左手が深湯のシンプルな湯船に秋田県玉川温泉湯の花を使用した湯の花薬湯がタップリ注がれています。玉川温泉の泉質は酸性塩化物泉、塩湯に近い湯質になるのでしょうか、湯触りが柔らかくポカポカと保温効果が高いようです。
ご主人にお伺いすると、お湯は井戸水と水道水の混合との事ですが、そもそも秩父の名水ですので、湯質と湯の花薬湯の相乗効果で非常に心地よい浴感が楽しめました。

 

最後は洗い場のシャワーで軽く流して上がりました。
※立ちシャワーもありますが、ご常連様に「そちらは水しか出ない水シャワーだよ」と教えて頂きました。ご訪問の際はご注意下さい。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
たから湯さんは昭和11年創業、湯を沸かし続けて現在85年目だそうです。
秩父方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、埼玉県公衆浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラは秩父銭湯散歩2湯目の「クラブ湯」さんの入湯レポートです↓

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星音の湯(月の波・月の石編)|皆野|湯活レポート(温泉編)vol.112

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【入浴日】2021/3/24
【所在地】埼玉県秩父市下吉田468

Google マップ

【泉質】ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)ph9.0

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この日は秩父方面へ足を伸ばし「星音の湯」さんへお邪魔しました。
この日はまず西武鉄道の特急ラビューで一気に西武秩父駅まで。

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この日は晴天で改札を出ると右手に秩父のシンボル武甲山がクッキリ見えました。

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西武秩父駅からは左手方向の案内に従い秩父鉄道へ向かいます。
丁度昼時で小腹も空いてきたので、ランチを取る事にしました。

 

餃子菜苑

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御花畑の駅前をうろうろしていると、餃子菜苑の看板が。秩父で餃子か、湯活のススメ夫妻が逡巡していると、湯活のススメ息子が、「ココ、孤独のグルメに出てたよね。」と一言。全然覚えていませんでしたが、この偶然もご縁なので、コチラへお邪魔する事にしました。

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こじんまりした店内でお昼時でもあり、写真は撮りませんでしたが、私はジャージャンめんを、湯活のススメ奥さんはもやしそばを、湯活のススメ息子は濃口チャーハンと名物餃子を注文。後で確認したら、孤独のグルメの主人公 井之頭五郎が注文したのも濃口チャーハンと名物餃子で、ここでも湯活のススメ息子が大正解w
それぞれしっかりした味付けで美味しく頂きました。

 

星音の湯

さて、お腹も満たしたところで秩父鉄道に乗って星音の湯さんへ向かいます。

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入線して来たのはラッピング電車「ジオパーク号」

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秩父鉄道はラッピング電車が有名ですが、それにしてもド派手です。
車内も壁から天井までビッシリとグラフィックでラッピングされています。

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反対方向に入線したのはお花畑ラッピングの車両。コチラも凄いです!

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秩父鉄道を最寄の皆野駅で下車。正面通り右手の駐車場で無料シャトルバスへ乗換。

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無料シャトルバスに揺られる事、15~20分程で星音の湯さん到着。

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早速、受付を済ませて館内へ。
料金に含まれるタオルと館内着を受け取り、まずはアメニティ受付前の足湯へ。

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ポカポカした温泉で足取りも軽くなったところで、星音の湯さん館内散歩。
中庭の石庭と太鼓橋も素敵です。

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中庭の一角に星音の湯物語が掲示されていました。

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それではいざ大浴場へ。
星音の湯にちなんで男湯は「ひこ星」、女湯は「おり姫」ですw

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星音の湯さんでは「星」と「月」の2タイプのお風呂を男女週替わりで提供していらっしゃいます。この日は男湯が「月」の方でした。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯「月の波」からライド温♨
広い湯船には、源泉がなみなみと注がれ、ゆったり寛げます。
星音の湯の源泉は、クレンジング効果の高いナトリウム-炭酸水素塩泉。ph9.0のアルカリ性でローションのようにトロントロンの浴感。身も心も蕩けるとはこの事です。

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体も軽く温まったところで露天エリア「月の石」へ移動。
まずは岩風呂の開放的なお風呂で改めてトロトロのお湯を堪能。

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その後、奥の星見の湯へ移動。こちらは薬湯になっており、この日は薬健湯。
川弓を中心とする数種の生薬が配合された赤茶けたお湯。生薬の香りが漂う心地よい浴感で、源泉×生薬風呂のハイブリットなお湯でじっくり温まります。

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十分体の芯まで温まったところで、黄土サウナへもお邪魔します。
黄土サウナは壁面にホットヨガスタジオ等でも使用される黄土が貼り込まれ、ガス遠赤外線ストーブとの相乗効果で、遠赤外線効果を高めています。この日は室温92℃。
発汗後はサウナ室前の冷水風呂へ。源泉の泉温が17.4℃の冷鉱泉なので、もしかしたらこちらが一番生の源泉かも。心なしかツルツル感もあります。

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この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・黄土サウナ7分⇒冷水風呂1分⇒露天外気浴3分
・黄土サウナ10分⇒冷水風呂10分⇒露天外気浴3分
・黄土サウナ12分⇒冷水風呂12分⇒露天外気浴5分

仕上げは露天外気浴から、露天岩風呂と星見の湯をはしごし、美肌の源泉を心ゆくまで満喫してから、軽く拭き上げて上がりました。

 

今回は利用しませんでしたが、岩盤浴もあるようですので、次の機会があれば、こちらも利用してみようと思います。

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その際は、もう一方の「星の舟、星の森」の方にお邪魔してみたいですね。

 

呑喰処 祭の宴

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帰りに秩父鉄道経由で西武秩父駅まで戻り、帰りの特急ラビューまでの待ち時間に駅併設のフードコート「呑喰処 祭の宴」で暫し休憩。
秩父にちなみ、湯活のススメ管理人は秩父ルージュという赤ワインのジェラートと、リンゴグラッセのWソフト、湯活のススメ息子はメープルと抹茶のWソフトを満喫。

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大変美味しく頂きました🍦🍦

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
秩父方面へお越しの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、施設にご了承を頂き、公式HPより拝借しております。
※コチラはその他の秩父温泉の入湯レポートです↓

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縄文天然温泉 志楽の湯|矢向|湯活レポート(温泉編)vol.111

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【入浴日】2021/2/27
【所在地】神奈川県川崎市幸区塚越4-314-1

Google マップ

【泉質】ナトリウム‐塩化物泉(高張性・弱アルカリ性・低温泉)ph7.5

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この日は「縄文天然温泉 志楽の湯」さんへ行って参りました。
縄文天然温泉 志楽の湯さんの最寄は南武線  矢向駅。
まずは一つしかない改札を抜けて左手に進み、すぐ突き当りを左折。

南武線の踏切を渡ったらすぐ左折し、線路脇の道を進みます。

その先、線路脇の道の突き当りで右折。

塚越4丁目公園を過ぎたらもうすぐです。

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駅から徒歩6~7分で縄文天然温泉 志楽の湯さんの入口。
今回は立ち寄りませんでしたが、お隣には志楽亭という蕎麦処があります。
再訪の機会がありましたら、その際はこちらにも寄ってみたいですね。

志楽の湯さんの玄関脇には木の親子鹿が飾られていました。

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玄関を入ると巨大カボチャに生け花が入浴客をお出迎え。

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それでは受付を済ませ、早速お風呂へ向かいます。
浴室入口の廊下の正面には縄文式土器が飾られていて、縄文の湯気分が高まりますw

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いつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、洗い場から縄文道(縄目で凹凸を付けた通路で足つぼ刺激を楽しめます)を通って、まずは内湯の味噌樽風呂からライド温♨
120年前に作られた「信州タケヤみそ」の直径2mはある大樽を湯船として使用しています。コチラは温泉ではありませんが、43℃程の熱湯が大樽になみなみと注がれ、木樽特有のすべすべした浴槽の肌触りも心地よく、癒され感抜群です。

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続いて内湯の巨大な御柱風呂へ。名前の通り3m×10m位ありそうな広い湯船の中央に束柱が屹立していて、山吹色の源泉がタップリと満たされています。
縄文天然温泉 志楽の湯さんの源泉は、地下1,300mから汲み上げたナトリウム‐塩化物泉。化石海水由来のミネラルを豊富に含んだ源泉で、塩のヴェールが全身をコーティングし、魔法瓶のように保温する熱の湯です。ツルツルした肌触りで浴感も素晴らしいです。

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内湯巡りで体も軽く温まったところで露天風呂へ移動。
こちらは自然石で形造られた湯船の奥から、加温された源泉が掛け流されています。
浴槽奥の湯口付近に陣取り、フレッシュな源泉を心ゆくまで堪能。

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内湯と露天の源泉でしっかり温まったところで、サウナ室へもお邪魔します。
縄文天然温泉 志楽の湯さんの男湯サウナはサウナストーンをストーブで熱するロッキーサウナで、この日のコンディションは90℃。熱せられた空気が対流で頭上からフワリフワリと全身を包み込む心地よい熱気浴で、発汗が楽しめます。

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発汗後はサウナ室隣の勾玉型水風呂へ。こちらは水温15℃でキリッと冷えています。
クールダウン後は、内湯と露天のベンチでも休憩出来ますが、私のおススメは露天風呂に足だけ浸す露天足湯外気浴。この季節は足裏やお尻が冷た過ぎると痛さが先に来てリラックスし辛いですが、足湯であれば、足先は温かく、火照った頭部や体幹は外気がソフトに冷やしてくれるので、心地よくリラックス出来ます。冷え性の方は手も温泉に浸けても良いかも知れません。
この日は露天足湯外気浴を挟みつつ、以下3セット楽しませて頂きました。

・ロッキーサウナ7分⇒勾玉水風呂1分⇒露天足湯外気浴3分
・ロッキーサウナ10分⇒勾玉水風呂1分⇒露天足湯外気浴3分
・ロッキーサウナ12分⇒勾玉水風呂1分⇒露天足湯外気浴5分

仕上げは味噌樽風呂⇒御柱風呂⇒露天風呂と再度順番に湯巡りし直し、化石海水の源泉を思う存分全身にコーティング。
最後は手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで軽く拭き上げて上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、公式HPより拝借しております。

閉店|ビジネスインニューシティ<男性専用>|関内|湯活レポート(サウナ編)vol.45

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【所在地】神奈川県横浜市中区福富町西通り53番地

Google マップ

【入浴日】2021/2/12
【閉店日】2021/3/31

 

この日はSNSで閉店の一報を受け、「ビジネスインニューシティ」さんへ。
ビジネスインニューシティさんへは、関内、伊勢佐木長者町、日の出町の真ん中辺りにあります。この日は土地勘のあるJR関内駅から。駅北口を左手に出て、羽衣町交差点よりJRの高架を背にして鎌倉街道を直進。

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横浜吉田中学校前交差点を右折しイセザキ・モール方面へ。

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ゆずがデビュー前、路上ライブを行ったというイセザキ・モールを通過。

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イセザキ・モールを過ぎて駅から徒歩10分程でビジネスインニューシティさん。

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ビジネスインニューシティさんと言えば、名物畳風呂!浴室中畳が敷かれています。
業界初!だそうですが、閉店が決まりこのまま業界最後の...になりそうな予感。

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それではフロントで受付を済ませて2F大浴場へ参ります。
※写真はGoogleインドアビューからの拝借ですので、タイル床ですが、この日は前面に畳が敷かれ、文字通り畳風呂になっていました。またメインバス正面には青富士、水風呂正面には赤富士のグラフィックが描かれて浴室に彩りを添えていました。
まずは豊富なアメニティ(歯ブラシ、髭剃り、シェービングクリーム、ナイロンタオル、ヘッドマッサージャー、軽石等)を駆使し、沐浴で全身お清め。
お清めが一通り済んだところで早速メインバスからライド温♨
広いメインバスにはジェットバスとバイブラ付き、まずはこちらで軽く温まります。

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次はお隣に移動し打たせ湯。天井からの水圧が丁度心地よく両肩を刺激。

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続いてセンターの円型ジャグジーへ。
周辺部のジェット水流が同方向に流れ浴槽全体が旋回するいわゆる人間洗濯機w

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写真はGoogleインドアビューからの拝借なのでグリーンですが、この日は岩下の新生姜の香り湯でパープルカラーの湯。新生姜パウダーでポカポカ温まります。

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しっかり体も温まったところで、いざサウナ室へ。
ビジネスインニューシティさんのサウナはスチームサウナとドライサウナの2種。
まずはスチームサウナからお邪魔してみます。濃密なスチームが満ちたサウナ室は40℃程。負担の少ない優しい温度で、じっくり発汗を楽しみます。

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蒸された後は、サウナ室前の水風呂へ。コチラの水温は16℃。
広い水風呂でクールダウンした後は、ジャグジー脇に置かれたベンチで暫し休憩。

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続いてスチームサウナお隣のドライサウナへ。
こちらは大きなサウナストーブにサウナストーンが積まれたロッキーサウナでこの日のコンディションは98℃。室温計以上にジリジリと熱さを感じる正統派昭和ストロングスタイルのサウナでガッツリ蒸されます。

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この日は以下3セット、しっかりと体と心にビジネスインニューシティさんのサウナの熱と清涼な水風呂を刻み込みました。

・スチームサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・ロッキーサウナ10分水風呂1.5分⇒休憩3分
・ロッキーサウナ12分水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げは岩下の新生姜の香り湯のジャグジーバスでしっかり温まり直し、熱めのシャワーで流して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

それにしても昨年来、神奈川県下のサウナ名店の閉店が続きます。
・ドラマ「サ道」ロケ聖地ともなった平塚「太古の湯グリーンサウナ」

yukatsu.hatenablog.com

・横須賀の名店「サウナトーホー」

yukatsu.hatenablog.com

・湯の泉グループの一角、さがみ野「相模健康センター」

yukatsu.hatenablog.com

・サウナー御用達のスーパー銭湯、相模原「JNファミリー」

yukatsu.hatenablog.com

そして今回、関内の昭和ストロングサウナ「ビジネスインニューシティ」さん。
ビジネスインニューシティさんの閉店は2021/3/31。

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地域に愛されたサウナ&カプセルホテル「ビジネスインニューシティ」さん。
お近くへお越しの機会がありましたら、その日までに是非行かれてみて下さい。

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※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。

のぼり湯|井口新田|湯活レポート(銭湯編)vol.455

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www.1010.or.jp

Google マップ

【入浴日】2020/9/27


この日は武蔵境方面へ出掛けついでに「のぼり湯」さんへ。
のぼり湯さんへは、JR中央線 吉祥寺駅もしくは武蔵境駅より小田急バスで最寄の井口新田バス停へ。

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バス停のある天文台通りより、吉祥寺⇒武蔵境の場合は進行逆方向、武蔵境⇒吉祥寺の場合は進行方向に進み、三鷹市井口新田交差点から連雀通りを小金井方面へ。

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バス停から徒歩4~5分程、右手にのぼり湯さんの看板が見えて来ます。

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入口脇にのぼり湯さんの案内板。広い露天風呂があるようです。

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裏手に回って煙突等ないか探してみましたが、どうやら屋根の上の短い排気ダクトがそれのようです。私の場合、銭湯を見つける目印の意味もあり、煙突を探すのが習慣になっていますが、最近は耐震問題や大型台風対策もあり、高い煙突を壊して短い排気ダクトにする傾向のようです。高い煙突には目印としての看板効果や風情もありますが、地域の住民の安全・安心の為には、この流れもモアベターな方向と捉えたいと思います。

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改めて入口側へ。入口右手には古いのぼり湯さんの表札が掛かっています。

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中に入ると広くて明るいロビー。
この日、ロビーのTVでは大相撲秋場所の千秋楽が映し出されており、ご常連の年配の方が相撲談議に花を咲かせていらっしゃいました。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
シンプルで落ち着いた内装の浴室内。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
メインバスはジェットとバイブラの付いた浅湯。その手前は極浅の子供風呂でしょうか?横になって寝湯としても入れるようです。

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順に湯巡りし内湯で温まったところで、露天風呂へもお邪魔します。
この日はコチラが薬湯で「パインアメの湯」。淡いパインアメの香りが漂う薄いクリアイエローの湯でパイン果汁+ビタミン+ミョウバン+フルーツ酵素等、肌に優しい成分が含まれているとの事。

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L字型に奥の方に広く広がっており、甘い香りに包まれながら手足を伸ばしてリラックスバスタイム♪
じっくり体の芯まで温まってから、シャワーで軽く流して上がりました。


本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

閉店銭湯|大和湯|三郷市最後の銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.454

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【所在地】埼玉県三郷市戸ヶ崎3208

Google マップ

【入浴日】2021/3/15
【閉店日】2021/3/31

 

この日は閉店の一報を受け、三郷市の「大和湯」さんへ行って参りました。
大和湯さんへは、TX(つくばエクスプレス)八潮駅南口より左手TX沿いに進みます。

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突き当りを右折し、大通りをひたすら直進。

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潮止橋で中川を渡り、更にその先を道なりに進みます。

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潮止橋の上から左手斜め前方に大和湯さんの煙突が顔を出しています。

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橋を越えて暫く歩くと、途中で八潮市から三郷市へ越境します。

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今回は八潮駅から徒歩で向かいましたが、千代田線 金町駅から京成バス、もしくはJR松戸駅から東武バスで行く手もあり、その場合こちらの戸ヶ崎操車場バス停が最寄になるかと思います。

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八潮駅から徒歩20~25分、戸ヶ崎バス停からなら徒歩5分程で左手の路地の先に大和湯さんの看板が見えて来ます。

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建物裏手駐車場からは湯気抜きの高窓と煙突も見られました。

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こちらは大和湯さんのシンボル煙突を真下から仰ぎ見た光景です。

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それでは暖簾を潜ってお邪魔します。
昔ながらの男女振り分けの入口で男湯は左手。中は番台です。

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何はともあれ、番台で受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面は女湯が富士山、男湯は山並みから清流が流れ下る構図のペンキ絵。
27.12.15ナカジマと雅号があり、銭湯絵師 中島盛夫氏の5年前の作。
ところどころペンキが剥げて年季が感じられます。
※写真は埼玉県公衆浴場組合Webサイトからの拝借ですが、女湯側ですね。

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OPEN時間の少し後にお邪魔しましたが、ご常連で洗い場の半分以上が賑わい、地域に愛されている銭湯を実感します。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
左手が浅湯で奥にジェット座風呂付。手前にバイブラエリアもありましたが、設備故障かバイブラは動いていませんでした。右手が深湯で温かい湯がタップリ注がれ、肩まで浸かってじっくり温まります。暫し名残を惜しみつつお湯の感触を楽しみ、最後に熱めのシャワーで流して上がりました。

 

湯を上がり、ご主人に挨拶して夕陽に照らされる大和湯さんを後にしました。

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潮止橋に差し掛かると夕陽に照らされ中川の川面がキラキラと揺らめいていました。

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本日も良い湯をありが湯ございました。
大和湯さんの閉店は2021/3/31。ご主人様のお話では創業から50有余年との事。

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三郷市最後の銭湯の灯が今月末で消えます。
銭湯は体を洗い、温める以外に貴重なコミュニティの場でもあります。
銭湯に通う事で足腰の老化防止になり、ご常連と挨拶を交わすことでボケ防止に、一人暮らしの家風呂と異なり、万が一風呂場で倒れても、周囲の人の介助が受けられます。万が一の災害時でも井戸水や薪沸かしの銭湯はインフラとして機能する可能性が期待出来ます。三郷市唯一の銭湯の灯が消え、ご常連様はどこに向かうのか、近接する吉川市の松乃湯さんか、越境してTXの青井駅の大平湯さんか、バスで金町の金町湯さんか、もしくは埼玉県に意外と多いスーパー銭湯か、個人的にはちょっと気になったりもしますが、皆落ち着くところに落ち着くのでしょうね。

大和湯さんの定休は火曜日で、営業時間は16:00~22:00。
お時間と機会がありましたら、是非足をお運びくださいませ。

※浴室内は撮影不可の為、埼玉県浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラは近隣の銭湯のご紹介です↓

yukatsu.hatenablog.com

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