【入浴日】2021/3/24
この日は秩父方面へ立ち寄りついでに銭湯散歩で1湯目に「たから湯」さんへ。
たから湯さんへの最寄は、秩父鉄道 秩父駅。
秩父祭のユネスコ無形文化遺産登録を受けて駅階段もドレスアップ!
さて、改札を出たら正面ロータリ右手のリゾート通りを直進。
秩父駅前交差点を左折し、宮の川大通りへ。
こちらのレトロなわらじかつ屋さんの角の路地を右折。
路地に入るとすぐに、蒼天に伸びるジェット機雲とたから湯さんの煙突のシルエットが目に飛び込んで来ました。
近づくとたから湯さんの屋号が書かれた行燈看板が見えて来ます。
建物脇からは、先程のジェット機雲とたから湯さんの煙突全景が見えました。
それではレトロな玄関から建屋内へ。男湯は右側です。
赤い暖簾に白字で染め抜かれた玉川の湯に期待感が高まります。
玄関を潜るとすぐに番台と脱衣場が広がっています。
受付を済ませ、いざ浴室へ。
浴室正面には富士山のペンキ絵。見た事のないタッチで、雅号に伊豆エハラ尚栄堂2014.6.10と書かれていました。8年前の作画のようです。
天井も関東では珍しい唐傘天井となっています。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
右手が浅湯で左手が深湯のシンプルな湯船に秋田県玉川温泉湯の花を使用した湯の花薬湯がタップリ注がれています。玉川温泉の泉質は酸性塩化物泉、塩湯に近い湯質になるのでしょうか、湯触りが柔らかくポカポカと保温効果が高いようです。
ご主人にお伺いすると、お湯は井戸水と水道水の混合との事ですが、そもそも秩父の名水ですので、湯質と湯の花薬湯の相乗効果で非常に心地よい浴感が楽しめました。
最後は洗い場のシャワーで軽く流して上がりました。
※立ちシャワーもありますが、ご常連様に「そちらは水しか出ない水シャワーだよ」と教えて頂きました。ご訪問の際はご注意下さい。
本日も良い湯をありが湯ございました。
たから湯さんは昭和11年創業、湯を沸かし続けて現在85年目だそうです。
秩父方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、埼玉県公衆浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラは秩父銭湯散歩2湯目の「クラブ湯」さんの入湯レポートです↓