湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

中乃湯|沖縄市安慶田|沖縄県唯一の銭湯|湯活レポート(番外編)

onsen.nifty.com

Google マップ

【撮影日】2022/11/12(ちひろーかるさん日本一周おつかい券)

 

コチラは番外編中の番外編です。
ちひろーかるさんは、銭湯仲間の一人で、現在カブで日本一周行脚中です。

note.com

日本一周に先立ち、なかなか全国津々浦々に行けない方の為にクラウドファウンディングでおつかい券を公募され、一口乗りました。その際のお願いは全国でなかなか足が延ばしづらい道府県の銭湯か温浴施設を訪問して写真を送って欲しいというもの。

その中でちひろーかるさんが選択してくれたのが、日本最南端、沖縄県唯一の銭湯「中乃湯」さん。これは嬉しい!

中乃湯さんへは、沖縄循環バスで安慶田バス停より徒歩2分程。

ちなみに沖縄県では銭湯の事をゆーふるやーと呼ぶそうです。
現在は、新聞記事に掲載されている店主のシゲおばあちゃんがお一人で切り盛りしていらっしゃるようです。

下の暖簾を潜るとそこは中乃湯さんの世界。

沖縄の銭湯はなかなか運営も緩いようで、ちひろーかるさんが訪問した時にはシゲおばあちゃんは居らず、常連さんに促されるまま、入浴料を置いて入浴されたとの事。
コチラの銭湯は東京銭湯ナイトでも話題に上りましたが、ゲストスピーカーの話によると訪問時、シゲおばあちゃんは床で横になってお休みになられていたそうです。

コチラはちひろーかるさん訪問時に無人だったようで、脱衣場と浴室の写真も送って下さいました。沖縄の銭湯は脱衣場と浴室の仕切り壁が無いのも特徴です。

そして下は浴室風景。湯口と水道をホースで繋いでいるのは、お湯はほぼ熱湯で混合出来ない為、常連さんが手作りで取り付けて、蛇口の開栓具合を調整して丁度良い湯加減に調整するのだそう。
湯船はセンターに鎮座する一槽の楕円浴槽で、地下300mから湧出する単純温泉が満ちている温泉銭湯ですが、女将さんがいらっしゃると、じゃあ「バスクリン入れとこうかね」と言われ、バスクリンをサービスでタップリ入れて下さるそうです。
サービス精神が嬉しい反面、温泉ファンとしては微妙な気分かもw

沖縄県には、最盛期300軒以上の銭湯があったそうですが、現存は中乃湯さんのみ。
シンプルな銭湯ですが、沖縄の風土が感じられる良い銭湯で、シゲおばあちゃんがお元気な内に一度は行ってみたいと思っています。

皆様も沖縄訪問の際は、沖縄県唯一の銭湯も是非♪

公衆浴場 石和温泉|湯活レポート(銭湯編)vol.791

yamanashi.k-o-i.jp

Google マップ

【入浴日】2022/10/2

 

この日は山梨方面へ足を延ばし「公衆浴場 石和温泉」さんへ行って参りました。
公衆浴場 石和温泉さんの最寄駅は、その名の通り中央本線 石和温泉駅。

まず南口を出て、正面の駅前通りを直進。

その先、石和橋で第二平等川を渡り更にその先へ。

その石和橋では伝説の笛吹権三郎が橋を渡る人達を見守っています。

石和橋を過ぎ、石和温泉駅入口バス停を過ぎたところで左折。

その先、仏陀寺を迂回するように道なりにコの字型に進み、下の写真の鐘撞堂が見えたら、その前を右折。

駅から徒歩12分程、突き当り右手に公衆浴場 石和温泉さんの煙突が見えて来ます。

コチラは路地から見上げた公衆浴場 石和温泉さんの煙突。

グルリと回ったところが公衆浴場 石和温泉さん入口。
銭湯の暖簾ではなく、ラーメン!?と書かれています。
看板も良く見ると入浴とお食事の文字が・・・

おずおずと中に入ると、こちらはラーメン屋?食堂?併設の銭湯だそうです。

受付を食堂のレジで済ませて、いざ食堂奥の浴室の入口へ。


中に入ると浴室正面には逆さ富士が描かれたペンキ絵。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽はセンターが電気風呂で左手が浅湯。
公衆浴場 石和温泉さんの源泉は透明に近い単純温泉。
成分含有量が少ない分、負担の少ないお湯ですので、まずは電気風呂で軽く凝りを解して、広い浅湯で手足を伸ばしてゆったり寛ぎます。

実はコチラにはスチームサウナもありますが、残念ながらこの日は休止中。
その代わり浅湯のお風呂と水風呂を何度か温冷交互浴させて頂きました。

上がり湯は広い浅湯でゆっくり温まり、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げてから上がりました。

 

さて、公衆浴場 石和温泉さんのお楽しみは湯上り後にも。
どうやら入口の暖簾にあったようにラーメンが名物のようです。
石和で二番目に旨いと書かれると、一番目が気になりますが、ひとまずその二番目に旨いと自他共に認める正油ラーメンを頂いてみる事にしました。

注文してから待つ事10分程、来ました!コチラが石和で二番目に旨い正油ラーメン。
しっかり醤油だしが効いて、厚切りのチャーシューも添えられ、なかなかに美味。
確かに旨いです。石和の一番目にお目に掛かっていませんのでそこは何とも言えませんが、間違いなく風呂上がりの一杯には最高です。

本日も良い湯、美味しいラーメンをありが湯ございました。

さて、実はコチラで山梨県の一般公衆浴場(いわゆる「銭湯」)は完湯です。
山梨は盆地の為、晴れの日が多く気候も良いですし、富士山のお膝元ですので伏流水で水は清らか、何より温泉銭湯が目白押しで銭湯巡りにはおススメです。
皆様も山梨方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、山梨県公衆浴場HPより拝借しております。

ふじ温泉|南甲府銭湯散歩③|湯活レポート(銭湯編)vol.790

yamanashi.k-o-i.jp

Google マップ

【入浴日】2022/10/2

 

この日は南甲府銭湯散歩で3湯目に「ふじ温泉」さんへ行って参りました。
ふじ温泉さんへは、まず身延線 南甲府駅前ロータリーを左手方向へ。

道なりに身延線沿いを進み、一つ目の交差点を左折し踏切を渡ります。

駅から徒歩8分程でふじ温泉さん到着。

コチラは敷地前に掲げられたふじ温泉さんの看板。スチームサウナがあるんですね。

玄関の脇には、屋号の通り大きな富士山のイラストが描かれたタペストリ。

中へお邪魔するとレトロな木の下足札に、バーカウンター風のフロント。

フロント前には激渋の電話代にこれまたレトロなピンクの電話。

こちらの方達ではないですよ(念の為)w

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室入口の暖簾も屋号通り富士山のイラスト入り。
フロント向かって右手は赤暖簾の女湯。

フロント左手が青暖簾の男湯。

この日三湯目ですのでお清めは簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は右手の吐水口があるのは水風呂で、センターがジェットバス付のぬる湯。
そのお隣の少し熱めのお風呂を挟んで一番左手に電気風呂。

電気風呂はソフトタイプなので、安心して気になる部分を電極に当てられます。
電気風呂側から順繰り湯巡り。富士温泉さんの源泉は、淡い琥珀色の単純温泉。
成分含有量が490.6㎎/㎏と負担の少ない温泉なので、ゆったり浸かる事が出来ます。コチラも保湿成分のメタケイ酸が100.5㎎/㎏と規定値の倍含まれており、いわゆる美肌の温泉と言えると思います。

湯巡りが一通り済んだところでスチームサウナ室へもお邪魔してみます。いわゆるバイタル熱気浴に近いスタイルで室温は45℃程度。

発汗後は岩の吐水口から冷水が注がれる水風呂へ。こちらは水温24~25℃。
キンキンという程ではありませんが、元が27℃の低温泉ですので、ほぼ源泉と思えば、これはこれで心地よいです。

仕上げは加温源泉で再度ゆったり温まり、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
甲府方面へお立ち寄りの際は是非♪

※脱衣場・浴室内は撮影不可の為、山梨県公衆浴場組合HPより拝借しております。
※コチラはその他の南甲府銭湯散歩の入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

ホテル湯王温泉|南甲府銭湯散歩②|湯活レポート(銭湯編)vol.789

yamanashi.k-o-i.jp

Google マップ

【入浴日】2022/10/2

 

この日は山梨県の残りの銭湯の完湯を目指し2湯目に「ホテル湯王温泉」さんへ。
湯王温泉さんへは、まず南甲府駅前ロータリーを左手方向へ。

そのまま道なりに身延線沿いを進み、突き当りを左折し踏切を渡ります。

駅から徒歩10分弱で通りの右手にホテル湯王温泉さんが見えて来ます。

コチラでは、ホテル湯王温泉さんの大浴場を一般公衆浴場として開放されています。
下の写真は、駅反対方向からホテル湯王温泉さんを見たところ。

実はホテル湯王温泉さんは、コロナ禍で暫く銭湯として浴場を開放する事を休止されていらっしゃったようで、2022/9/1より営業時間も変更して再開されたとの事。

 

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室入口左手には武田家のお膝元らしく武者の鎧飾り。

浴室入口右手にはレトロな公衆電話。

中に入ると町の公衆浴場と変わらぬ下足箱の左右に男女浴室。

浴室に入ると、奥行きのある浴室の奥に向かってセンター浴槽が連なっています。

この日2湯目ですのでお清めは簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は一番奥の打たせ湯がある浴槽と、その手前の龍頭の湯口のある浴槽が生源泉。
泉温35.2℃の為、かなりぬる湯ですが、その分ゆったり浸かれます。龍頭の湯口の壁に源泉すぐと書いてありましたので、コチラの方が源泉に近いかも知れません。
手前は加温浴槽で、湯口から加温された熱湯が注がれており、センターの浴槽へ流れていますので、センター浴槽は適温湯となっていました。
通常はぬる湯から熱湯へ移動しますが、この日は手前から順繰り奥へ移動し、一通り湯巡りしたところで、龍頭の湯口のある最もフレッシュな源泉が味わえる浴槽へ。
ホテル湯王温泉さんの源泉は、透明感のある薄黄色の単純温泉。保湿成分のメタケイ酸も136.5㎎/㎏と規定値の2.7倍以上含み軽いツルスベ感もある美肌の湯。

ぬる湯なので、心ゆくまでじっくり浸かり、最後は源泉のシャワーで全身を流して軽く拭き上げてから上がりました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
甲府方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、山梨県公衆浴場組合HPより拝借しております。
※コチラはその他の南甲府銭湯散歩の入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

新遊亀温泉|南甲府銭湯散歩①|湯活レポート(銭湯編)vol.788

yamanashi.k-o-i.jp

Google マップ

【入浴日】2022/10/2

 

この日は山梨銭湯完湯を目指し、1湯目に「新遊亀温泉」さんへ行って参りました。
家を出たのは日の出前。幸先よく綺麗な朝焼けが見られました。

始発で向かい、新遊亀(しんゆうき)温泉さんの最寄 身延線の南甲府駅へ朝一到着。
大正浪漫風の駅舎の背後から後光が差し、何だか神々しく見えますw

ちなみに身延線 南甲府駅周辺には三軒の温泉銭湯があります。
さて、1湯目の新遊亀温泉さんへは、身延線  南甲府駅正面の朝気通りを右手方向へ。

北大路交差点まで来たら左折し、青葉通りへ。

次に湯田小西南交差点で右折。

右手に湯田小学校を見ながら進み、校門辺りまで来たら左折。

そのまま先へ進み、コチラの一つ目信号まで来たら右折。

駅から徒歩15分程で新遊亀温泉さんの看板が見えて来ます。

途中何度か路地で迷いましたが、何とか1湯目の新遊亀温泉さん到着。

2Fテラスの上には金色の♨マークが燦然と輝いています。

それでは見学はこの辺りにして、中へお邪魔します。男湯は左手ですね。

新遊亀温泉さんは温泉銭湯です。
泉温45.3℃の自家源泉が毎分154.1ℓ沸いている為、シャワーやカラン等一部は加水して温度調整していますが、基本は贅沢な源泉かけ流しです。

早速受付を済ませて浴室へ。
シンプルなツートンのパステルカラーのタイルの浴室。

この日1湯目ですので沐浴で全身お清め。
このシャワーもカランも源泉ですので、贅沢なお清めですね。
浴槽は3槽で、白獅子の湯口のある奥の浴槽には泉温45.3℃の黄金色の源泉がかけ流しで注がれていますので湯温44℃前後の熱湯です。
そこから手前の浴槽に流されているので、手前側は少しぬる目の41~2℃前後。

手前から順繰り湯巡りし、仕上げは源泉かけ流しの熱湯浴槽へライド温♨
黄金色の源泉は、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉。保湿成分のメタケイ酸も140.0㎎/㎏と規定値の2.8倍含む美肌の湯。湯口の湯を掌に掬って一舐めしてみると薄い出汁風味。ツルツル感もあり、なかなかの極上湯です。

暫し湯浴みを楽しみ、最期は手桶に汲んだ源泉で上がり湯を頂き、これまた源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
甲府方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、山梨県公衆浴場組合HPより拝借しております。
※コチラは、南甲府銭湯散歩のその他の銭湯の入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

東京銭湯ナイトvol.18「銭湯の沼」in 新宿ロフトプラスワン

www.kt.rim.or.jp

さて、今年もディープな新宿歌舞伎町の地下でこれまたディープな銭湯の話の数々が熱く沸騰する一夜となりました♨

会場となったのはお馴染みの新宿ロフトプラスワン。

さて、銭湯ナイトのディープな世界を覗いてみましょう。

19:00~オンラインスピーカーを交え、いよいよ銭湯ナイトの宴が開幕!

町田忍「幻の銭湯」

町田忍氏は庶民文化研究所 所長で銭湯検定の教科書の執筆もされる銭湯界の重鎮。
今回は「幻の銭湯」のタイトルで閉店銭湯を中心に幻の銭湯を紹介。
永年の資料から湯水の如く湧いて来る貴重な資料の数々を紹介されました。

幻の銭湯「稲穂湯」 北海道小樽市 / 閉店(※火災消失)

幻の銭湯 / その②

幻の銭湯「鉄湯」

幻の銭湯「野町湯」

幻の銭湯「天神湯」 静岡県静岡市 / 営業中

幻の銭湯 / その⑥

幻の銭湯 / その⑦

幻の銭湯 / その⑧

幻の銭湯「甘草温泉旅館」熊本県天草市

幻の銭湯「旭湯」

幻の銭湯「平蔵湯」

幻の銭湯「中乃湯」沖縄県沖縄市 / 営業中(※沖縄県唯一の銭湯)

幻の銭湯 / 沖縄県(※閉業)

 

もりたゆたか「いろいろな沼にハマってみる」

もりたゆたか氏は、銭湯wikiというサイトを運営される銭湯マニアです。
今回は「いろいろな沼にハマってみる」というテーマで湯沼の如くディープな話題の数々を披露して頂きました。

中級編♨訪問困難な銭湯の沼
「祇園湯」愛媛県松山市 / 2020年閉業し、現在はリノベーションカフェとして営業中

中級編♨訪問困難な銭湯の沼「新元湯」愛知県名古屋市

中級編♨訪問困難な銭湯の沼「中乃湯」沖縄県沖縄市

中級編♨訪問困難な銭湯の沼「梅乃湯」

中級編♨訪問困難な銭湯の沼「梅乃湯」浴室内

重症編♨ボロ銭の沼「敷嶋湯」

重症編♨ボロ銭の沼 その②

末期症状♨廃業遺跡の沼 その①

末期症状♨廃業遺跡の沼 その②

末期症状♨廃業遺跡の沼 その③

番外編♨ペンキ絵の沼 その①

番外編♨ペンキ絵の沼 その②

私(もりた氏)の最初にハマった銭湯の沼

 

銭湯OLやすこ「北海道銭湯と家族風呂」

銭湯OLやすこさんは、北海道出身で銭湯大使として北海道銭湯と家族風呂をご紹介。

「大正湯」北海道函館市
創業大正3年、2022/8/31閉店(※建物は函館市景観形成指定建築物)

「美晴湯」北海道札幌市

家族風呂_地域

家族風呂_衰退期「星の湯」北海道釧路市

コロナ前の家族風呂 in 北海道

家族風呂あるある① 2Fにありがち

家族風呂あるある② 待合スペース充実しがち

家族風呂あるある④ ドアに鍵なし(※上下2つのノブを一緒に回す)

家族風呂あるある⑤ バイブラしがち

 

熊谷剛「行きづらい銭湯」

熊谷剛氏は銭湯週8日通い、これまでに1,000湯近くを巡ったという銭湯マニア。
その中でも行きづらい銭湯に的を絞って、出るは出るは、スチームサウナの湯気のように熱々でディープな話題が次から次へと展開。

「山内温泉 長生湯」北海道函館市 / 廃業 *熱過ぎて入れない銭湯!

「あさひ温泉」青森県青森市 / 現在休業中 *イタコ口寄せ銭湯!

「みどり湯」山形県 / 廃業 *予約制銭湯!

「旭湯」福島県郡山市*訪問難易度S級!(常連2名の為だけに気まぐれに営業)

「敷島湯」愛媛県今治市 *地元民のみ入浴可!

「池島港浴場」「池島東浴場(廃業)」長崎県 *とにかく遠い!連絡船が1日2便

「松元温泉 玉利浴場」鹿児島県指宿市 *お湯がセルフサービス

他にもありましたが、一部ディープ過ぎる為、割愛www

 

やのしん「水風呂から見るサウナの世界」

やのしん氏は、私のサウナとブログの師匠でもありサウナ活動家。
今回は、水風呂から見たサウナの世界を紹介。

水風呂から見たサウナの世界_水風呂のチェックポイント

水風呂から見たサウナの世界①「サウナしきじ」静岡県静岡市 *水風呂の聖地

水風呂から見たサウナの世界②「ウェルビー栄」愛知県名古屋市
*室温ー25℃、水温3度の水風呂 もはや痛い!

水風呂から見たサウナの世界④「草加健康センター」埼玉県草加市
*水風呂は露天エリアに有り水温15℃でバイブラ付(イベント時は更に低温に!)

 

ステファニー・コロイン「銭湯と喫茶」

ステファニー・コロインさんは、フランス出身の銭湯大使で、銭湯大使としての活動とご自身の趣味でもある純喫茶を銭湯と絡めてご紹介。

母国フランスでの講演で日本の銭湯紹介

中学・高校での講演で銭湯の紹介

湯道in京都大徳寺(銭湯業界貢献者への表彰式)

写真展 in The Nuts Exchange(代々木八幡)

「宝湯」奈良県御所市 *一度は閉業も改装して14年振りに新規OPEN!

「宝湯」奈良県御所市 *浴室の様子

「金龍湯」京都府京都市 *銭湯アンド喫茶

「カフェレストラン翡翠」京都府京都市 *銭湯アンド喫茶

フィンランドサウナ「コティハルュ・サウナ」ヘルシンキ現役最古の公衆サウナ

 

下北沢つかさ「銭湯の未来を考える」

最期に主催の下北沢つかさ氏より、銭湯とは?というお題目で、銭湯(公衆浴場法で「一般公衆浴場」)、その中でも組合加盟銭湯、組合非加盟銭湯があり、それ以外にホテルや旅館の日帰り温泉やスーパー銭湯等の「その他公衆浴場」、性風俗産業の「特殊公衆浴場」がある旨の紹介がされ、更に東京都を筆頭に500円に到達した入浴料について、未来のありようについて問いかけがなされた。そもそも一般公衆浴場は、戦後の物価統制令が唯一残す価格統制で、入浴料に制限を付ける替わりに国や都道府県から各種公的補助を受けられる仕組みとなっている。物価統制が外れれば自由競争となり、鄙びたレトロ銭湯から廃業の恐れがあるし、物価統制を掛けたまま入浴料金が上がり続ければ、いずれその他公衆浴場として区分されて来たスーパー銭湯が雪崩を打って銭湯業界に雪崩れ込む可能性もあり、これまた弱小銭湯の廃業に繋がる恐れがある。どうすれば銭湯が維持出来るのか?考えるべき時期に来ているという事で、議論も交わされたが、なかなか難しい課題で、これは結論の出ないまま今後の課題となった。

最期は難しいテーマでしたが、お開きは銭湯ファンの集いとして和やかな内に閉幕。

膨大な量のスライドの全てを補足する事は出来ず、書き切れていない点もありますが、当日の雰囲気が少しでも伝わったら幸いに存じます。
今回もディープで愉快な銭湯の話題盛り沢山でありが湯ございました♨

 

番外:打ち上げ at お座敷旬彩美食 夢吉 新宿店

銭湯ナイトの後は、レジェンドのお声掛かりもあり、打ち上げに顔を出させて頂きました。コチラでは更にディープな銭湯ナイトでも話せないような話題が尽きず、銭湯談義が沸騰したまま夜は更けてゆくのでした♨

www.hotpepper.jp

 

大正湯|京急蒲田|湯活レポート(銭湯編)vol.527

www.1010.or.jp

f:id:kenichirouk:20201111104350p:plain

Google マップ

アクセス

大正湯さんへは、京急蒲田駅東口より、第一京浜を左手方向へ。

夫婦橋で呑川を渡り、そのまま第一京浜を直進。

右手にマルコメの看板が見えたらその先を右折。

駅から徒歩7分程で通りの左手に大正湯さんが見えて来ます。

奥の路地からは、薪置き場と大正湯さんの屋号入りの煙突も拝む事が出来ました。

コチラは定休日と営業時間。金曜定休で営業は16:00~23:30となっています。

 

【入浴日】2022/11/5:ゆっポくん七福神巡り

この日はゆっポくん七福神巡りで大正湯さんを再訪♨

前回訪問時は気づきませんでしたが、ロビーの床の一部がガラス張りで男湯縁側の池と繋がっており、運が良いと床下で泳ぐ鯉を見る事が出来ます。

さて、それでは受付を済ませ、いざ浴室へ。
この日は浴室入口が「すみっこぐらし」とのコラボデザイン暖簾でした。

さて、ココから浴室内の模様は、下記の前回レポートも併せてご参照下さい。
この日の気づきとしては・・・
・浴室正面のペンキ絵がジャンボ機が飛ぶタイル絵から、スーパー戦隊 純烈ジャー 追い炊き御免×川崎フロンターレ26周年のコラボペンキ絵へ描き変えられていました。
(2022/6/28 銭湯絵師 田中みずきさんの作だそうです)


薪沸かしの湯とガリウム石温浴泉とのマリアージュは最高!
 ピリピリ感や尖った感じの無い実に円やかな湯を堪能。
・スチームサウナは45℃程でしっかり蒸し上げてくれます。
・冷水シャワーと休憩を挟んで2セットの極楽タイム♪

湯上がり後、無事ゆっポくん七福神巡りも毘沙門天スタンプをGETして大願成就!

お陰様で無事エコバックを頂く事が出来ました!

皆様もスタンプラリー等の機会に楽しみながらの湯巡りはいかがでしょうか?

本日も良い湯をありが湯ございました♨

 

【入浴日】2020/11/8:東京銭湯お遍路

この日は蒲田方面へ足を伸ばし、「大正湯」さんへお邪魔しました。

仕事帰りの訪問の為、早速受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面は山に海、空には羽田が近いせいかジャンボ機が飛ぶ構図のタイル絵。
※写真は店舗紹介ページからの拝借ですが、貼り変えられたようですね。

f:id:kenichirouk:20201111103414j:plain

沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
メインバスは左手が浅湯で右手が深湯。
センターにショルダーマッサージを据え、浅湯と深湯の両サイドにボディマッサージが鎮座する珍しい配置。大正湯さんのお湯は、ガリウム石温浴泉で良く温まります。まずは、こちらの水流マッサージで全身の血行促進。

f:id:kenichirouk:20201105100534j:plain

 

十分体も温まったところでサウナ室へ。
大正湯さんのサウナはスチームサウナでこの日のコンディションは48℃。
座面から温かい湯が流れ、ゆったりした時間が流れます。スチームサウナ内は視界も悪く、TVや音楽も時計も無い為、無心に蒸気と向き合う分、瞑想しやすいです。
しっかり蒸された発汗後は立ちシャワーで冷水を頭から浴びクールダウン。
仕上げは浅湯の直水流の無い広いエリアに陣取り、手足を伸ばしてのんびり体の芯まで温まり直し、シャワーで軽く流して上がりました。

湯上り後は、汗が引くまで脱衣場に面した庭の池の鯉を眺めて夕涼み。

f:id:kenichirouk:20201105100840j:plain

大正湯さんは、敷地レイアウトの関係で女湯にのみ露天岩風呂があるそうです。
男女浴室入替なんて機会があれば、こちらにもお邪魔してみたいですね。

f:id:kenichirouk:20201111113113j:plain

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※脱衣場、浴室内は撮影不可の為、大田区浴場組合Webサイトより拝借しております。

観音湯|幡ヶ谷|湯活レポート(銭湯編)vol.54

www.1010.or.jp

Google マップ

アクセス

観音湯さんへは、京王線 幡ヶ谷駅北口より正面の甲州街道をまずは左手へ。

すぐ一つ目のタバコ屋の角を左折。

路地はドンドン狭くなりますが、気にせず直進しましょう。

路地が開けて広くなった辺りで突き当りに観音湯さんの看板が見えて来ます。

建物脇の路地から、ろ過機とボイラーの煙突のような物も見られましたよ。

 

【入浴日】2022/11/4:ゆっポくん七福神巡り

この日はゆっポくん七福神巡りで観音湯さんへ。
実に3年振りの訪問になるんですね。ちょっと感慨深いものが、、、
玄関では葛飾北斎の富嶽三十六計「神奈川沖裏浪」の玄関マットがお出迎え。

中に入るとあの日と変わらぬ広いロビー。
そう言えば、深田恭子のポスターはもう無くなっていました。

ココから浴室内の模様は下記前回訪問時のレポートをご参照願います。
この日の気づきとしては・・・
祝日という事もあり、「混んでますが大丈夫ですか?」と言われましたが、10人位は入れるサウナ室には常時5~6人で入れ替わる感じで待つ程ではありませんでした。
この日のボナサウナは98℃でしたが、以前よりはマイルドな感じ。
ろ過機がありましたので、そうだろうとは思いましたが、確認すると観音湯さんでは天然井戸水を湯水に使用しており、水風呂は18~20℃の天然地下水。
一番混んでいたのは外気浴エリアで露天岩風呂の手前に座椅子が二つあるだけなので、なかなか空かず、内湯側の座椅子をお借りして暫し内気浴。でも換気の為、窓が開いていれば緩く外気の流れを感じられますので、目を瞑れば半露天外気浴気分w
この日は以下3セット。

・ボナサウナ7分⇒天然井戸水風呂1.5分⇒内気浴3分
・ボナサウナ10分⇒天然井戸水風呂1.5分⇒内気浴3分
・ボナサウナ12分⇒天然井戸水風呂2分⇒露天外気浴5分

仕上げは露天岩風呂で天然地下水の沸かし湯を存分に堪能し、温まってから上がりました。帰りにロビーで大黒天や福助、招き猫等の縁起物が揃ってお見送り。

お見送りは大黒天でしたが、ゆっポくん七福神巡りは恵比寿尊のスタンプをGET!

外に出ると、表はすっかり夜の帳が下り、宵闇に浮かぶ観音湯さんのシルエットと浮かび上がる看板を思わずパチリと一枚撮影。

本日も良い湯、良きサウナをありがとうございました♨

 

【入浴日】2019/7/29:東京銭湯お遍路

この日は仕事帰りの立ち寄り湯。
観音湯さんは、一時休業期があったようですが、2017年7月1日より営業再開していらっしゃいます。東京銭湯Webサイトでは不定休との事ですので、行かれる方は事前に一本電話で確認してから行かれた方が良いと思います。

さて、中に入るとロビーで深田恭子のタペストリーに微笑まれましたw

f:id:kenichirouk:20190729233901p:plain

早速受付を済ませ、お湯を頂きます。

<温浴>ポイントマッサージ、マイクロバイブラ、電気風呂42℃、露天風呂44℃

f:id:kenichirouk:20190729234603j:plain

写真正面奥にサウナ室の扉が見えます。その手前の青いタイルの浴槽は水風呂。
手前側からマイクロバイブラ、エレキマッサージ(電気風呂)、ポイントマッサージ(座風呂)。お湯は42℃前後の適温。マイクロバイブラの浴槽では、噴水状のオブジェからお湯がザバザバ溢れています。

露天風呂では、内湯より熱めの44℃。しっかり温まれます。

f:id:kenichirouk:20190729235111j:plain

温浴でしっかり体温を挙げてから、サウナを頂きます。

<サウナ>サウナ100℃、水風呂18~19℃

サウナ室にサウナヒーターが見当たりませんでしたので、ボナサウナか、背面ヒーターかも知れません。本日のコンディションは約100℃。かなり熱めのサウナです。普段は冷たく絞ったタオルを冷えピタ替りに頭に巻いて頭部をクーリングするのですが、こちらは座面が激熱で、文字通りお尻に火が点きそうでしたので、お尻の下にタオルを敷いて凌ぎました。それでも長く入っているとお尻がトーストされる気分でしたw

水風呂は水温計が壊れていましたが、体感ではこの季節にしては冷たく感じましたので、恐らく18~19℃程度ではないかと感じました。深さもあり、火照った体を心地よくクールダウン出来ます。

本日はマイペースで3分、7分、12分の3セット頂きました。
3セット終了後は、太ももにクッキリあまみ(サウナ皇帝 井上氏の仰るところの「ロウリュ桜」)が咲き乱れ、露天風呂脇の岩に腰かけながら、しっかり『ととのう』ことが出来ました。

仕上げは熱めの露天風呂でしっかりヒートアップしてから、ぬるめのシャワーで汗を流して上がりました。
本日もいい湯をありがとうございました!

 

お近くへお越しの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

閉店銭湯|照の場|小岩|昭和レトロな銭湯遺産|湯活レポート(銭湯編)vol.313

【所在地】東京都江戸川区南小岩6-26-19

Google マップ

【閉店日】2022/11/25

アクセス

照の湯さんの最寄駅はJR総武線 小岩駅。
両国が近いせいか、栃錦関の像が雲竜型で改札前に構えています。

さて、照の湯さんへはまず南口を出て、ロータリー右手のフラワーロードへ。

そこはかと昭和レトロの薫り漂う小岩フラワーロードを暫し直進。

下小岩小学校バス停を過ぎた先一つ目の信号を右折。

駅から徒歩7分程、資生堂のレトロな化粧品店の先をセットバックした奥が照の湯さん。これは知らないと通り過ぎちゃうレベルですね。

因みにフラワーロード側からは見えませんが、建物裏手に回ると煙突も見られます。

コチラは路地の奥側から見た照の湯さんの外観。

 

【入浴日】2022/11/7:閉店お別れ編

「照の湯」さんは、都内に数少なくなった昭和レトロ銭湯遺産級の銭湯でしたが、その閉店の一報を知ったのは、2022/11/5 東京銭湯ナイトの夜。
余りの衝撃にすぐ翌日電話で確認し、現地を訪問して参りました。

玄関を入ると正面に閉店のお知らせが貼り出されていました。

諸般の事情との事ですので、閉店の詳細はお伺いしませんでした。
因みに照の湯さんの創業は、昭和28(1953)年。新潟出身で、上京当時銭湯で三助をしていたところを相撲部屋にスカウトされた昭和の横綱 羽黒山が、縁のあるこの地に開いた銭湯という逸話が残っています。当時隆盛を誇った銭湯の経営は、上京する北陸県人にとって憧れの存在だったようです。その後、昭和56(1981)年、前店主から現在のご主人が運営を引き継ぎ、現在に至るそうです。

さて、照の湯の歴史はこの辺りとし、ココからは事前確認し、OPEN前に中の様子も撮影させて頂きましたので、そちらの模様も交えてレポートさせて頂きます。

コチラは男湯脱衣場側から見た番台。

そしてコチラは番台から浴室側を見た風景。

男湯脱衣場側から見た広告看板と折り上げ格天井。

コチラは脱衣場に面した坪庭。硝子戸の透かし彫りが可愛らしいです。

下の写真は浴室入口側、仕切り壁上にあるレトロ広告とスピーカー
照の湯さんは内湯側にもスピーカーがあり、常時昭和レトロ歌謡が流れています。

さて、それでは見学はこの辺りにして準備を済ませ浴室へ。

男女浴室仕切り壁には欧風の景色と裸婦像が描かれています。

まずは沐浴でお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
右手と左手が浅湯(適温)でセンターが深湯(熱湯)。
お湯は地下水の薪沸かしでビロードのように肌に纏わりつくような極上湯。
浴槽上の水色の窓の部分は、往年時魚が泳ぐ水槽があったそう。

浴槽中央の裸婦像と、狼のような風貌の湯口は地下水にカルシウム成分が多く含まれる為か、鍾乳石のように析出物で白くコーティングされています。

左右の浴槽で湯慣らしし、センターの熱湯でじっくり温まります。
トロトロの湯で温まりながら、浴室を眺めて照の湯さんの軌跡に想いを馳せます。

湯上り後は、シャワーで汗を流してフィニッシュ。
普通に利用出来ましたが、見ようによってはバイオハザードに出て来る景色風w

 

さて、今回は営業前撮影で女湯側も撮らせて頂きましたので、ご紹介しておきます。

女湯_脱衣場(女湯側にはベビーベットがあります)

女湯_脱衣場側から見た広告看板と折り上げ格天井

女湯_浴室

女湯_洗い場と仕切り壁のタイル絵(コチラは花鳥風月)

女湯_浴槽

女湯_湯口

女湯_シャワーブース

この後、帰り支度を済ませ女将さんに本日の御礼を告げ、照の湯さんを出ました。
脱衣場を出ると、「またのご来浴をお待ちして居ります」の看板がお見送り。
ちょっとした気配りですが、こういう配慮が出来る施設は銭湯に限らず素晴らしい事が多いです。照の湯さんも施設は大分老朽化が進んでいますが、お湯に負けない温かい接客の照の湯さんを改めて感じる瞬間でした♨

帰り道では、小岩フラワーロードのシャッターにPOPなペンキ絵を見つけほっこり。

さて、照の湯さんのご営業は第2・4土曜定休で営業時間は15:00~24:00です。
お別れ入浴に行かれる方は、設備もかなり老朽化している為、漏水や釜の故障でいきなり閉店が早まる事態も考慮し、お早目の訪問がおススメです。

本日も良い湯をありが湯ございました。

 

【入浴日】2020/9/20:小岩銭湯散歩⑥

この日は小岩銭湯散歩の続編でラスト6湯目に前回行きそびれた「照の湯」さんへ。

それでは早速暖簾を潜って中へ。右手が男湯、左手が女湯です。

f:id:kenichirouk:20200921082823j:plain

中に入ると、脱場場は見事な折り上げ格天井。最近では余り見かけられなくなった男女仕切り壁上の広告看板も味があります。聞くところによると建築は昭和20年代後半、相撲部屋の跡地に建てられたもので、中普請無く、当時の面影がそのまま残っているとの事。正に当時の歴史を物語る歴史的建造物と言えます。

f:id:kenichirouk:20200919074200j:plain

それでは受付を済ませて、浴室へ参ります。

天井が高く開放的な浴室。バックヤードへ続くアーチ型扉も時代を感じさせます。

f:id:kenichirouk:20200919074528j:plain

男女浴室仕切り壁のタイル絵には、湖の畔に佇む女神が描かれています。

f:id:kenichirouk:20200919074754j:plain

この日2湯目ですので沐浴は簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨

f:id:kenichirouk:20200919074706j:plain

照の湯さんの注目ポイントは何と言ってもこの浴槽!
裸婦像が見守る3槽の湯船は中で繋がっており、センターが深湯。両サイドが浅湯。右手よりお湯が注がれているようで、右手側が一番熱く、左手側が少しぬるめです。右手から順繰り湯巡りし、最後は深湯に肩まで浸かってレトロな銭湯芸術の世界に身も心も浸ります。聞こえてくるBGMは「銀座の恋の物語」。入口側の男女浴室仕切り壁上にスピーカーが付いており、浴室には常時懐メロ歌謡が響いていました。

湯を上がり、番台のおかみさんに「いい湯でした」と挨拶して、玄関へ出ると、入る際には気づきませんでしたが、そこに来店感謝のご挨拶看板。
こういう細かい心配りって何だか嬉しいですよね。

f:id:kenichirouk:20200921082942j:plain

小岩駅への道すがら、夜の帳が下りてライトアップされたフラワーロードが味わい深く、記念に一枚。銭湯天国小岩銭湯散歩、これにて終了です。

f:id:kenichirouk:20200921083028j:plain

本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※初回訪問時の脱衣場・浴室写真はGoogleインドアビューより拝借しております。
※コチラはその他の小岩銭湯散歩のレポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

閉店銭湯|松の場|川崎市高津区|アクアスパ編 /湯屋物語編|湯活レポート(銭湯編)vol.737

f:id:kenichirouk:20211113082108j:plain

【所在地】神奈川県川崎市高津区久松20

Google マップ

【閉店日】2022/12/31

アクセス

松の湯さんへは、どの鉄道駅からも徒歩30分前後と距離がある為、バスがおススメです。JR南武線 武蔵小杉駅北口5番バス乗場より鷺沼・東山田方面乗車。

f:id:kenichirouk:20211113082222j:plain

バスに揺られる事20分程で最寄りの久末バス停到着。
バス進行逆方向の久末交差点を右折し、ブロンコビリーとシェル石油の間の路地へ。

f:id:kenichirouk:20211113082357j:plain

バス停から徒歩3分程で松の湯さん到着。

f:id:kenichirouk:20211113082542j:plain

建物裏手の駐車場からは松の湯さんの銀色の煙突も見られました。

f:id:kenichirouk:20211113082628j:plain

定休日は月曜(祝日は翌日休)、営業時間は(日9:00、土12:00)14:00~24:00です。

 

【入浴日】2022/11/4:閉店お別れ編

この日は閉店の一報を受け、松の湯さんを1年振りに再訪。

この日は男湯がアクアスパの日でした。

さて、ココからはOPEN前に浴室内の撮影もさせて頂きましたので、その写真を交えて松の湯さんを振り返りたいと思います。

この日は浴室に近い一番上の37(サウナ)番のロッカーを確保。

準備をととのえたら浴室へ。

アクアスパは洋風の設えで、浴室正面はリゾート風のグラフィック。

沐浴で全身お清めを済ませたら広い内湯を手前の歩行浴から湯巡り。
※浴室のレイアウトについては下記の前回入浴時の図解もご参照下さい。

内湯で軽く温まったところで露天風呂へ移動。
アクアスパの真骨頂はこの露天風呂です。広い露天風呂の奥に豪快な打たせ湯。
コチラはOPEN前なので稼働してないですが、打たせ湯手前にもウォーターパールと命名された数十条の滝がナイアガラの滝のように放物線を描いて雪崩落ちています。
左手の高濃度炭酸泉はバイブラ付きの薬湯でこの日はアロエエキス配合の湯。
流石にバイブラ付きの薬湯では泡付きは抑え目ですが、何だか贅沢気分♪

内湯と露天風呂で下茹でも済ませたところでサウナ室へ。
85℃程度のマイルドなサウナですが、永年燻されてスモーキーな木の薫りの熟成されたサウナ室でじっくり勝負。この日は平日昼間でしたが広い室内がご常連でほぼ満室でしたので、改めて松の湯さんの人気ぶりが伺えました。

じっくり汗を流した後は、浴室奥の水風呂へ。
吐水口からは天然井戸水が滔々と注がれ、この日の水温は16℃と程良い心地よさ。

クールダウンはウォーターパールの滝を眺めながらの外気浴。
この日は以下3セット。
・サウナ7分⇒天然井戸水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ12分⇒天然井戸水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ12分⇒天然井戸水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

最期にウォーターパールと打たせ湯の湯を脳天から浴びて、高濃度炭酸泉薬湯で暖を取り、松の湯ワールドを存分に堪能させて頂きました。

さて、この日は「湯屋物語」の浴室写真も撮らせて頂いたので、紹介しておきます。

湯屋物語・脱衣場

湯屋物語・浴室

湯屋物語・内湯

湯屋物語・中国式「スイナ」コース ※ココでしか見た事が無い珍しい湯船

湯屋物語・露天岩風呂(奥に打たせ湯、露天エリアに外気浴ベンチ有)

湯屋物語・遠赤外線サウナ

湯屋物語・露天水風呂

松の湯さんの閉店が伝わって来たのは、2022年10月も後半に入ってから。
閉店日は2022/12/31との事。

神奈川でも五指に入る大型銭湯で、サウナ、水風呂、外気浴も楽しめ、男女浴室入替も実施中。これだけの豪華設備がまだ全て現役稼働中です。
コロナ禍以降、注意書きにグループでの来店はお断りとの事でしたので、お別れ入浴に行かれる方は単独行か少人数での訪問で脱衣場、浴室内、ロビー等で群れず騒がず淡々と入浴される事をおススメします。淡々と入浴しても十分楽しめるだけの施設があります。訪問チャンスは年内まで。銭湯ファン、サウナファンの方、ココは是非!

 

【入浴日】2021/11/12:アクアスパ編

この日は川崎方面へ足を延ばし「松の湯」さんへ行って参りました。
松の湯さん敷地に建つ看板には、ウォーターパールや超音波流水風呂等、珍しい名前の湯が並びこれからの湯巡りの期待感がムクムクと膨らみます。

f:id:kenichirouk:20211113082902j:plain

入口の券売機でサウナ付き入浴券を購入。

f:id:kenichirouk:20211113083158j:plain

松の湯さんは男女浴室日替わりで、この日は男湯が奥側のアクアスパの湯でした。

f:id:kenichirouk:20211113083336j:plain

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室内の写真はHPにもほとんど出ていない為、私の拙い図解でお付き合い願います。

f:id:kenichirouk:20211113084208p:plain

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
内湯は関東では珍しいセンター浴槽で、一番手前が超音波流水浴という名の歩行浴。その奥が電気風呂、座湯、寝湯と続き、広い浅湯を挟んで奥左右に岩盤泉。順繰り湯巡りし、奥の岩盤線に寝そべりゆったり寛ぎます。

軽く温まったところで露天風呂へ。
露天風呂は向かって左手が備長炭風呂で奥に打たせ湯、手前は十数条の滝湯が打たせ湯と同じ高さから陽の光を受け煌めきながら、放物線を描いて雪崩落ちるウォーターパール。自然落下ですが高さが3m以上ある為、力強い水圧で脳天から肩口、肩甲骨回りまでしっかり水流マッサージ。続いてお隣の高濃度炭酸泉へ。初めてお目にかかりましたが、コチラの高濃度炭酸泉が薬湯になっていてこの日はエメラルドグリーンのアロエエキス配合の湯。加えて炭酸泉なのにメッチャバイブラが効いていますw

内湯と露天風呂でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
アクアスパのサウナはガス遠赤外線ヒーターで、この日のコンディションは86℃。
マイルドですが、じっくり勝負出来る仕様でタップリ発汗を楽しみます。
汗をダラダラ流しながら眺めるTVで、「今週末は寒冷前線が下りて来て今年一番の寒さに!」みたいなニュースが流れて来て、何だか複雑な心持ちにw
発汗後はサウナ室隣の水風呂へ。こちらは水温17℃で吐水口からザアザア掛け流し。
心地良くクールダウンし、露天エリアに沢山用意された休憩椅子に腰かけ外気浴。
この日は以下2セット楽しませて頂きました。

・サウナ7分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴5分

仕上げは露天のバイブラ付き高濃度炭酸泉×アロエエキスの薬湯で、サウナルーティン後の敏感になった皮膚にジーンと来る炭酸泉特有の感覚を味わい、改めてやっぱり炭酸泉なんだなと妙に納得。最後はシャワーで軽く流して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2021/11/17:湯屋物語編

f:id:kenichirouk:20211118075225j:plain

この日は川崎方面へ足を延ばし「松の湯」さんを再訪。
松の湯さんの男女浴室入替ルールは、休日も曜日も月例日も関係なく毎日入替。
この日は予定通り男湯が湯屋物語の日でした。

f:id:kenichirouk:20211118075251j:plain

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
松の湯さんは、湯屋物語の方も浴室全体の写真等、HPにも上がっておりません為、私の拙い図解を交えてレポートを進めて参りますので、お付き合い願います。

f:id:kenichirouk:20211118082247p:plain

いつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速メインバスからライド温♨
広いメインバスは奥左手より電気風呂、超音波マッサージ寝湯、ボディマッサージ、超音波マッサージ座湯、ハイパワージェットと水流、電流系が揃い踏み。まずはコチラで軽く全身の凝りを解しつつ血行促進を進めます。

続いて湯屋物語の目玉の一つ、中国「スイナ」コースと書かれた初めてお目にかかるゴージャスな白いバスタブの寝湯へ。案内によると中国の推拿(スイナ)を水流で再現したものとの事。試しに寝そべってみると足元から7色LEDが照らす中、10秒おき位にリズミカルな水流が経絡を刺激するフローティングバス。何だかくせになりそうな心地よさで暫しリラックス。

続いてもう一つの目玉、桧風呂へ。浴槽全体が木曽檜で、檜特有の薫りとスベスベした浴槽の肌触りにも癒され、森林浴気分の入浴タイムを満喫。

f:id:kenichirouk:20211113102909j:plain

内湯で軽く温まったところで露天風呂へ移動。
露天風呂は野趣溢れる岩風呂で、奥には打たせ湯もあります。
脳天や肩口に水流を浴び、いつものジェットバスとは異なる部位を刺激します。

内湯と露天風呂でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
湯屋物語のサウナもガス遠赤外線ヒーターで、この日のコンディションは80℃。
マイルドな浴感でじっくり腰を据えて発汗を楽しむタイプ。
発汗後は露天風呂脇の水風呂へ。こちらは水温15℃。
露天エリアにある事も有り、この季節、この水温はなかなかキンキンです。
そのまま露天エリアのベンチで外気浴を楽しみつつ、この日は以下3セット。

・サウナ7分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ12分⇒水風呂1分⇒露天外気浴5分

仕上げは心地良かった中国「スイナ」コースのフローティングバスと木曽檜風呂をはしごして再度体の芯まで温まり、シャワーで軽く流して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました♨