さて、今年もディープな新宿歌舞伎町の地下でこれまたディープな銭湯の話の数々が熱く沸騰する一夜となりました♨
会場となったのはお馴染みの新宿ロフトプラスワン。
さて、銭湯ナイトのディープな世界を覗いてみましょう。
19:00~オンラインスピーカーを交え、いよいよ銭湯ナイトの宴が開幕!
- 町田忍「幻の銭湯」
- もりたゆたか「いろいろな沼にハマってみる」
- 銭湯OLやすこ「北海道銭湯と家族風呂」
- 熊谷剛「行きづらい銭湯」
- やのしん「水風呂から見るサウナの世界」
- ステファニー・コロイン「銭湯と喫茶」
- 下北沢つかさ「銭湯の未来を考える」
- 番外:打ち上げ at お座敷旬彩美食 夢吉 新宿店
町田忍「幻の銭湯」
町田忍氏は庶民文化研究所 所長で銭湯検定の教科書の執筆もされる銭湯界の重鎮。
今回は「幻の銭湯」のタイトルで閉店銭湯を中心に幻の銭湯を紹介。
永年の資料から湯水の如く湧いて来る貴重な資料の数々を紹介されました。
もりたゆたか「いろいろな沼にハマってみる」
もりたゆたか氏は、銭湯wikiというサイトを運営される銭湯マニアです。
今回は「いろいろな沼にハマってみる」というテーマで湯沼の如くディープな話題の数々を披露して頂きました。
銭湯OLやすこ「北海道銭湯と家族風呂」
銭湯OLやすこさんは、北海道出身で銭湯大使として北海道銭湯と家族風呂をご紹介。
熊谷剛「行きづらい銭湯」
熊谷剛氏は銭湯週8日通い、これまでに1,000湯近くを巡ったという銭湯マニア。
その中でも行きづらい銭湯に的を絞って、出るは出るは、スチームサウナの湯気のように熱々でディープな話題が次から次へと展開。
他にもありましたが、一部ディープ過ぎる為、割愛www
やのしん「水風呂から見るサウナの世界」
やのしん氏は、私のサウナとブログの師匠でもありサウナ活動家。
今回は、水風呂から見たサウナの世界を紹介。
ステファニー・コロイン「銭湯と喫茶」
ステファニー・コロインさんは、フランス出身の銭湯大使で、銭湯大使としての活動とご自身の趣味でもある純喫茶を銭湯と絡めてご紹介。
下北沢つかさ「銭湯の未来を考える」
最期に主催の下北沢つかさ氏より、銭湯とは?というお題目で、銭湯(公衆浴場法で「一般公衆浴場」)、その中でも組合加盟銭湯、組合非加盟銭湯があり、それ以外にホテルや旅館の日帰り温泉やスーパー銭湯等の「その他公衆浴場」、性風俗産業の「特殊公衆浴場」がある旨の紹介がされ、更に東京都を筆頭に500円に到達した入浴料について、未来のありようについて問いかけがなされた。そもそも一般公衆浴場は、戦後の物価統制令が唯一残す価格統制で、入浴料に制限を付ける替わりに国や都道府県から各種公的補助を受けられる仕組みとなっている。物価統制が外れれば自由競争となり、鄙びたレトロ銭湯から廃業の恐れがあるし、物価統制を掛けたまま入浴料金が上がり続ければ、いずれその他公衆浴場として区分されて来たスーパー銭湯が雪崩を打って銭湯業界に雪崩れ込む可能性もあり、これまた弱小銭湯の廃業に繋がる恐れがある。どうすれば銭湯が維持出来るのか?考えるべき時期に来ているという事で、議論も交わされたが、なかなか難しい課題で、これは結論の出ないまま今後の課題となった。
最期は難しいテーマでしたが、お開きは銭湯ファンの集いとして和やかな内に閉幕。
膨大な量のスライドの全てを補足する事は出来ず、書き切れていない点もありますが、当日の雰囲気が少しでも伝わったら幸いに存じます。
今回もディープで愉快な銭湯の話題盛り沢山でありが湯ございました♨
番外:打ち上げ at お座敷旬彩美食 夢吉 新宿店
銭湯ナイトの後は、レジェンドのお声掛かりもあり、打ち上げに顔を出させて頂きました。コチラでは更にディープな銭湯ナイトでも話せないような話題が尽きず、銭湯談義が沸騰したまま夜は更けてゆくのでした♨