湯活のススメ

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中乃湯|沖縄市安慶田|沖縄県唯一の銭湯|湯活レポート(番外編)

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【撮影日】2022/11/12(ちひろーかるさん日本一周おつかい券)

 

コチラは番外編中の番外編です。
ちひろーかるさんは、銭湯仲間の一人で、現在カブで日本一周行脚中です。

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日本一周に先立ち、なかなか全国津々浦々に行けない方の為にクラウドファウンディングでおつかい券を公募され、一口乗りました。その際のお願いは全国でなかなか足が延ばしづらい道府県の銭湯か温浴施設を訪問して写真を送って欲しいというもの。

その中でちひろーかるさんが選択してくれたのが、日本最南端、沖縄県唯一の銭湯「中乃湯」さん。これは嬉しい!

中乃湯さんへは、沖縄循環バスで安慶田バス停より徒歩2分程。

ちなみに沖縄県では銭湯の事をゆーふるやーと呼ぶそうです。
現在は、新聞記事に掲載されている店主のシゲおばあちゃんがお一人で切り盛りしていらっしゃるようです。

下の暖簾を潜るとそこは中乃湯さんの世界。

沖縄の銭湯はなかなか運営も緩いようで、ちひろーかるさんが訪問した時にはシゲおばあちゃんは居らず、常連さんに促されるまま、入浴料を置いて入浴されたとの事。
コチラの銭湯は東京銭湯ナイトでも話題に上りましたが、ゲストスピーカーの話によると訪問時、シゲおばあちゃんは床で横になってお休みになられていたそうです。

コチラはちひろーかるさん訪問時に無人だったようで、脱衣場と浴室の写真も送って下さいました。沖縄の銭湯は脱衣場と浴室の仕切り壁が無いのも特徴です。

そして下は浴室風景。湯口と水道をホースで繋いでいるのは、お湯はほぼ熱湯で混合出来ない為、常連さんが手作りで取り付けて、蛇口の開栓具合を調整して丁度良い湯加減に調整するのだそう。
湯船はセンターに鎮座する一槽の楕円浴槽で、地下300mから湧出する単純温泉が満ちている温泉銭湯ですが、女将さんがいらっしゃると、じゃあ「バスクリン入れとこうかね」と言われ、バスクリンをサービスでタップリ入れて下さるそうです。
サービス精神が嬉しい反面、温泉ファンとしては微妙な気分かもw

沖縄県には、最盛期300軒以上の銭湯があったそうですが、現存は中乃湯さんのみ。
シンプルな銭湯ですが、沖縄の風土が感じられる良い銭湯で、シゲおばあちゃんがお元気な内に一度は行ってみたいと思っています。

皆様も沖縄訪問の際は、沖縄県唯一の銭湯も是非♪