【所在地】福島県福島市飯坂町湯野導専16
【入浴日】2023/3/22
【泉質】単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)ph8.3<若竹分湯槽>
この日はリモートワークを利用し、飯坂温泉へ行って参りました。
飯坂温泉へは、福島駅より福島交通 飯坂線に乗り換えて終点の飯坂温泉駅へ。
観光地だけあって、改札前にはゆるキャラや顔出しパネルも並んでいます。
コチラが飯坂温泉駅の外観です。都内からローカル線乗り継ぎで6時間程w
駅前にこの地を訪れた松尾芭蕉の像も立つ飯坂温泉は、「ぶらり湯のさと坂のまち ぶらぶら歩いてひと風呂あびて・・・」の碑にあるように温泉と坂に囲まれた町です。
導専の湯へは、飯坂温泉駅より右手の十綱橋を渡って、その先の緩い坂を上ります。
駅から徒歩3分程で通りの右手に導専の湯が見えて来ます。
コチラの建屋は昭和37年に建てられたものだそうですが、飯坂温泉には同様の共同浴場が全部で9つもあり、どこも源泉かけ流し。料金も200~300円で利用可能です。
暖簾を潜ると入口に券売機があり、入浴券を購入するのも共通のスタイル。
それでは受付の回収箱に入浴券を入れたらいざ、浴室へ参ります。
浴室には大きな浴槽が二つ。その中央の兎の湯口から源泉が注がれています。
まずはこの日一湯目ですので、沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
飯坂温泉の泉質はどこも単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)で多くの源泉を各地区の分湯槽に集め、各温泉施設に配湯しています。導専の湯は、11本の源泉を集めた若竹分湯槽より配湯を受けており、ph8.3の弱アルカリ性のお湯。
これまた飯坂温泉に共通しているのは、どこもかなりの激熱湯です。
源泉温度50~70℃弱ですが、源泉地から近くフレッシュなお湯が注がれている為、共同浴場は大体どこも45℃以上。加水しないままだと50~60℃だそうで、『観光客は熱い湯が苦手な方もいるので、水で埋めて43℃前後での入湯をお願いします』と貼り紙がありますが、朝一、平日等観光客の少ない日等は50℃前後の共同浴場もあります。
ただ、地元の入浴者にも様々いらっしゃるようで、「良く熱いのに入れるね」「〇〇浴場は熱過ぎて入れないから、もう1年以上行ってない」等の声もあれば、「共同浴場は殺菌の為にも熱くしてるんだから、40℃台なんて気持ち悪くて入れない」等の水埋めNG派の声まであり、必ずしも地元民が全員熱湯好きでは無いようです。
私は銭湯の熱湯では45~50℃まで浸かって来ましたし、50℃までなら長時間は入れませんが1分程度は浸かれると自負していますが、ここ飯坂の熱湯は半端なく、何度もかけ湯してようやく浸かれるレベルで、一ヵ所のみ最後まで浸かれず、足だけ突っ込んでみて、かけ湯で上がったところがありましたが、そこはまた後程・・・
(勿論「導専の湯」はしっかり肩まで浸かって、じっくり温まりましたよ)
という事で、1湯目の導専の湯から推定46~7℃の熱湯の洗礼を受ける飯坂温泉湯巡りのスタートとなりました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
福島方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、福島市観光開発㈱HPより拝借しております。