湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

武雄温泉 楼門亭 鷺乃湯|湯活レポート(温泉編)vol.272

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【所在地】佐賀県武雄市武雄町大字武雄7425

武雄温泉 鷺乃湯 - Google マップ

【入浴日】2024/8/20
【泉質】アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)

楼門亭

この日は九州湯巡り旅三泊目の投宿先として「武雄温泉 楼門亭」さんへ。
この日は空いていたので、下足箱は26(風呂)番を拝借。

さて、楼門亭は国指重要定文化財 楼門エリアの中で唯一宿泊できる施設です。
その楼門の「重要文化財指定書」が実は楼門亭さんの館内に掲示してあります。

まずはフロントで鍵を受け取り、本日宿泊する客室へ。
この日案内されたのは105号室。

中に入ると、畳に布団の民宿スタイル。TVにWi-Fiもあり申し分ありません。

さて、楼門亭さんはお食事なしの素泊まりの為、ひとっぷろの前に軽く腹ごしらえに武雄の町へ繰り出してみる事にします。

 

温泉居酒屋 春夏冬ーあきないー

やって来たのは、楼門亭さんで教えて頂いた居酒屋通りの「温泉居酒屋 春夏冬」。
秋がないから『あきない』と呼ばせるのだそうです。入口からしてTHE昭和w

中に入ると昭和歌謡流れる居酒屋風の店内。
カウンターに腰掛けこの日頂いたのは、鶏ガラ塩ラーメン。
サッパリした中にも鶏ガラの出汁が効いていて大変美味しく頂きました。

 

鷺の湯

腹ごしらえも済ませて楼門まで戻ると、すっかり夜の帳が下りてライトアップされた楼門が赤く染まっていました。

それでは楼門亭に戻り、2Fの大浴場「鷺乃湯」へLet’s Go♬
中に入ると外観とは異なり、市松模様のタイルのモダンな浴室。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
コチラも源泉は武雄温泉5号井と6号井を使用したアルカリ性単純温泉。
清らな湯で湯巡り旅の疲れもお湯の中に解けていきます。

内湯で軽く温まったところで露天風呂へ移動。
写真は武雄観光協会HPから拝借させて頂いたものですが、女湯の露天風呂です。
男湯側は、モノトーンの市松模様のタイルの広いテラスの中央にミニプール程の広さの御影石の長方形の露天風呂があります。少し秋めいて虫の音もすずむし等の輪唱に変わる中、ゆったりと掛け流しの源泉の湯浴みを楽しみます。

温泉で体も温まった頃合いでサウナ室へもお邪魔します。
そう、鷺乃湯には立派な遠赤外線サウナもあるんです!(←ココ、川平慈英風にw)
この日のコンディションは92℃でしっかりとした熱気を感じられます 。
かけ流しの温泉で下茹でも済ませている為、発汗もスムーズ。

発汗後はサウナ室お隣の水風呂へ。こちらは水温18℃。
天然地下水を湛えた水風呂は程よく冷えていて心地よくクールダウン。
露天風呂の脇にはキンキンに冷えたウォーターサーバーも用意されていて、乾いた喉を潤しつつ、武雄の夜風で暫しととのいタイムを満喫。
この日は昼間から連湯でした為、コンパクトに以下2セット楽しませて頂きました。

・サウナ7分⇒水風呂1分⇒休憩5分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩5分

最期は乾いた髪にトリートメントを施しつつ熱めのシャワーで汗を流し、仕上げに内湯で再度温まり、手桶に汲んだ源泉で上がり湯を頂いてから上がりました。

 

さて、湯巡りの疲れと温泉・サウナの癒しですっかり熟眠し、翌朝表に出ると、青空の下の武雄温泉 新館の雄姿を見る事が出来ました。楼門と新館は共に東京駅を設計した佐賀県出身の建築家 辰野金吾のデザインで大正初期の竣工。
2003(平成15)年の復元工事を経て、2005(平成17年)に国の重要文化財に指定されたそうです。中には幻の大正天皇の浴室もあったようですよ。

本日も良い湯、良きサウナ、美味しいラーメンをありが湯ございました。
武雄温泉方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、武雄市観光協会HPより拝借しております。