湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

脇浜温泉浴場(おたっしゃん湯)|小浜温泉|湯活レポート(銭湯編)vol.885

obama.or.jp

脇浜温泉浴場 - Google マップ

【入浴日】2024/8/21

 

この日は九州湯巡り旅の四日目に「脇浜温泉浴場」さんへ行って参りました。
脇浜温泉浴場さんへは、JR諫早駅1番バス乗場より島鉄バス乗車。

バスに揺られる事1時間程で最寄りの島鉄バス小浜ターミナル到着。
目の前には橘湾の青い海。まずは矢印の方向へ進みます。

途中そこかしこで湯煙が立ち上り、海鮮蒸し釜等、小浜温泉情緒に浸れます。

そのまま海沿いのバスセンターの通りを暫し直進。

下の写真の交差点まで来たら、看板に従って矢印の方向へ。

その先、突き当りの老健おばまの手前を右折。

後はひたすら直進ですが、途中に喜びの恋水を見つけ、道中の喉を潤します。

この辺りの水路の両脇からは、旅館や温泉施設から廃湯される高温の小浜温泉が掛け捨てられており、湯煙が立ち上り、水路は温泉で緑色に変色しています。

さて、島鉄バスセンターから徒歩20分弱で脇浜温泉浴場の看板が見えて来ます。

コチラは近くで商店を営んでいた「タシ」さんという女性の名前にちなんで「おたっしゃん湯」と呼ばれ地元の方にも親しまれています。
この呼び名には「お達者で」という願いも込められているのだとか。

そして、コチラは映画「湯道」のモチーフともなった昭和12年創業の温泉銭湯です。

yudo-movie.jp

湯道の舞台「まるきん温泉」は2011年閉店した長崎の丸金温泉がモデルですが、実はもう一つ、湯道制作のシナリオハンティングの際、企画・脚本の小山薫堂氏と監督の鈴木雅之氏が訪れ湯道の世界観を共有したのがコチラの湯なのだそうです。

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
シンプルな浴室の中央に主浴槽、奥には掛かり水の浴槽。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
主浴槽は、奥が適温湯で43℃程。手前は熱湯で45~6℃あります。

泉質は食塩泉(現泉名「ナトリウムー塩化物泉」)で、勿論源泉かけ流し。
しっかり温まる湯で、湯口の湯を掌で掬って一舐めすると円やかで仄かな塩味。

適温湯⇒熱湯⇒掛かり水⇒休憩のループを2~3度楽しみ、最後によりフレッシュさが感じられる熱湯の湯を手桶に汲んで頭から数杯被り、上がり湯を頂いてから脇浜温泉浴場さんを後にしました。

 

ちなみにコチラは九州温泉道の対象施設でもあり、10個目のスタンプをGET!

本日も良い湯をありが湯ございました。
小浜温泉方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、小浜温泉旅館組合HP及び九州温泉道HPより拝借しております。