【入浴日】2019/9/14
第93回TOKYO銭湯交流会で神楽坂の「第三玉の湯」さんへお邪魔しました。
1.金成湯(かなりゆ)跡地訪問
本日は週末で時間もあった為、銭湯はしごでもと思い立ち、新宿区浴場組合HPで神楽坂に3軒の銭湯があるのを確認し、湯巡り順等の検討に入ろうとしたところ、何と1軒は土曜休み、もう1軒は2019/3/10閉店していました。
残念ではありますが、折角ですので、せめて神楽坂銭湯史に触れる散歩をという事で、閉店した元「金成湯」跡地へ行ってみました。
※こちらは「金成湯」営業当時の写真をWebサイトより拝借させて頂きました↓
こちらは現在は取り壊され、宅地と駐車場になっており、入湯は叶いませんでしたが、閉店までの銭湯主のご努力に敬意を表し、軽く一礼してから、本日のTOKYO銭湯交流会の会場「第三玉の湯」を目指しました。
2.神楽坂散策
①赤城神社
東西線 神楽坂駅1番出口を出て左手すぐに赤城神社の大鳥居があります。
赤城神社は往古から牛込の総鎮守として祀られています。
本日のいい湯と良い出会いを祈念し、参拝して参りました。
赤城神社を出て東西線 神楽坂駅1番出口より右手の方に進むと、すぐに神楽坂にぶつかります。神楽坂を左に進み、緩い坂を大久保通りの神楽坂上交差点まで下って左折します。
②醫光山 安養寺(通称:神楽坂聖天・江戸観音16番)
神楽坂上交差点角には天台宗 本尊薬師如来の聖典堂があります。
こちらの聖天堂内に元三大師・大黒天・虚空蔵菩薩・愛染明王・三宝荒神・毘沙門天・妙見菩薩の諸尊がお祀りされ、心願成就、家内安全、商売繁盛、病気平癒、良縁成就、合格成就、交通安全等にご利益があるとの事。先程同様本日の良い湯と良き出会いを祈念させて頂きました。
神楽坂聖天の参詣を済ませ、その先を進むと「第三玉の湯」の看板が見えてきます。
3.第三玉の湯
第三玉の湯の看板に従い路地を入るとそこに「第三玉の湯」があります。
こちらは2018年11月21日にリニューアルにしたピカピカの銭湯です。
券売機でサウナ付き入浴券を購入し、受付を済ませます。
受付の若女将に第三玉の湯という事は、第一とか第二があるのですか?とお伺いしたところ、阿佐ヶ谷に「玉の湯」があり、昔は「第二~」もあったのだけど、そちらは閉店してしまったとの事。
※ちなみにコチラは阿佐ヶ谷の「(第一)玉の湯」さんの入湯レポートです↓
それでは早速湯を頂く事にします。
脱衣所に入ると天井は見事な折り込み格天井で深海のような深いネイビーブルーに塗られています。浴室に入ると綺麗な富士山のペンキ絵。清く正しい銭湯の定番です。
※浴室内はリニューアル前の写真です。 雰囲気だけでも。
<内湯>リラックスバス、ジェットエステ風呂(40℃)高濃度炭酸泉(38℃)
シャンプー&リンス、ボディーソープ完備は入浴客としては嬉しいですね。
沐浴を済ませ、早速お湯から頂きます。
富士山の下左手はリラックスバスとジェットエステ風呂、ジェットの勢いが強く手摺をしっかり掴んでいないと吹き飛ばされそうになりますw
右手は高濃度炭酸泉でぬるめのお湯でじんわり温まれます。
<露天>露天岩風呂(42℃)
こちらは少し熱めのお風呂です。内湯からの流れでしっかり温まる事が出来ました。
順繰りの湯巡りで体がポカポカ温まったところで、お次はサウナ室へ♪
<サウナ>フィンランドサウナ(92℃)、水風呂(22℃)
フィンランドサウナは室内が広く、サウナストーンを使用した本格派。本日のコンディションは92℃で心地よく発汗します。水風呂は22℃ですが、じっくり浸かってしっかりクールダウンします。
本日は、以下3セットで気持ちよく❝ととのう❞*1ことが出来ました。
サウナ3分⇒水風呂2分⇒休憩3分
サウナ7分⇒水風呂2分⇒休憩3分
サウナ10分⇒水風呂2分⇒休憩3分
仕上げは高濃度炭酸泉で、たっぷり皮膚から炭酸成分を取り込んで血行が良くなったところでシャワーでザっと流してから上がりました。
4.懇親会
懇親会は「神楽坂 おいしんぼ」さんへお邪魔しました。
普段、神楽坂に来る機会も無ければご縁も無いので、こうして銭湯を契機に来訪できるのは喜ばしい限りです。
こちらは先付。う~ん大人な感じですw
この後は銭湯談義や温泉、サウナにまで話は尽きることなく広がり、料理の写真は撮り忘れましたw
最後はこの会の初代主催者で「銭湯養生訓」の著者でもある神藤啓司さんのご挨拶から参加者の自己紹介、記念撮影でお開きとなりました。
本日も大変楽しい会でした。幹事様、皆様ありがとうございました!
「第三玉の湯」へも「神楽坂おいしんぼ」へもお近くへお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。
※第89~92回のTOKYO銭湯交流会の模様はコチラ↓
*1:サウナ⇒水風呂⇒休憩の温冷交互浴で訪れる浮遊感、多幸感、サウナトランスともいう