湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

押上温泉 大黒湯|大露天風呂編/高濃度炭酸泉編|湯活レポート(銭湯編)vol.40

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www.daikokuyu.com

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Google マップ

【アクセス】

押上温泉 大黒湯さんの最寄駅は、東京メトロ半蔵門線、都営浅草線、 東武伊勢崎線、京成押上線、各駅「押上駅」。まずはB2出口を出て正面の四ツ目通りを右手方向。

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押上駅といえば、東京スカイツリーの最寄駅でもあります。後ろを振り返ると東京スカイツリー。目的の大黒湯さんへは、スカイツリーを背にして進んで参ります。

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本所警察署前交差点で右折。

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その先、右手にPIZZA Hut、左手に菊寿司さんの路地を左折。

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程なくして駅から徒歩5分程で押上温泉 大黒湯さんが見えて来ます。

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建物脇からは蒼天に伸びる大黒湯さんの煙突も仰ぎ見る事が出来ます。

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大黒湯さんの創業は、先代の時、昭和24(1949)年に遡ります。
そうそう、大黒湯さんは翌朝10:00まで営業と都内でも珍しいオールナイト銭湯です。

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【入浴日】2021/12/26:高濃度炭酸泉編(風呂の日)

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以前は気づきませんでしたが、大黒湯さんが奇数日、偶数日で男女浴室入替を行っているとの事で、今回は未湯の偶数日、男湯が高濃度炭酸泉の日に再訪問。
そしてこの日は26日(ふろの日)です。

大黒湯さんと言えば日替り薬湯も有名でしたね。この日は柑橘系のちんぴの湯。

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中へお邪魔するとこの日も大賑わい。
老若男女、家族連れ、昔懐かしいコミュニティ銭湯の風景です。

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取材も多いようで、ロビー周辺には所狭しと有名人のサインが飾られていました。

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それでは予定通り、未湯の高濃度炭酸泉の浴室へお邪魔しま~す♪

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浴室正面には2021.4.27と日付の入ったセンター富士。
前回以降に描き変えられたもののようです。

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沐浴でいつも通り全身お清めを済ませ、まずはアトラクションバスから。
座風呂、ボディーマッサージ、スーパージェットで軽く各部の凝りほぐし。

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続いてこちらの浴室の目玉、高濃度炭酸泉からちんぴの湯の薬湯へ。
特に高濃度炭酸泉は炭酸ガスの揮発を防ぐ為、湯温もぬるめで入りやすい事もあり、老いも若きも子供も入って芋洗い状態。贅沢に独占も良いですが、銭湯の賑わいの中、譲り合いながら浸かるのも悪くないものです。
ちんぴの湯は大きな袋に柑橘系の皮を刻んだものが詰められて湯面に浮かんでおり、かすかに甘酸っぱい柑橘系の香りと共に少し滑らかな心地よい湯。

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内湯で温まったところで露天岩風呂で手足を伸ばしてしっかり温もりました。

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内湯と露天風呂でしっかり温もったところでサウナ室へもお邪魔します。
高濃度炭酸泉の浴室サウナも頭上天吊り電気ヒーター。
室温は80℃程でマイルドですが、一番火照りやすい頭と顔面に向けて直接輻射熱で照らされる為、暫くすると血の巡りで全身ポッポと火照って来ます。

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タップリ発汗したらサウナ室隣の水風呂へ。
実は大黒湯さんの源泉は、泉温20.2℃の冷鉱泉の為、水風呂がほぼ源泉掛け流し。
泉質のメタケイ酸は化粧水等に含まれる保湿成分ですので、化粧水水風呂です。

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この日1セット目は化粧水水風呂でクールダウン後2Fの露天外気浴スペースへ。
但し、この日は寒波が来ていて予想以上に寒く、中の賑わいが嘘のように外気浴スペースは無人。確かに水風呂でカッチリクールダウンすると少し寒すぎて寛げない感じでした為、2セット目からは熱めのシャワーで汗を流して火照った状態のまま外気浴へ。これがハマってなかなか良い感じ。火照った体が冬場の外気でじんわり冷やされてジワリとととのいます。この日はハンモックも設置されており、ハンモックに揺られながら、東京スカイツリーがゆらゆら揺れる様を眺めて魂は桃源郷に。

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この日は以下3セット。

・サウナ10分⇒化粧水水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ10分⇒熱めのシャワー⇒露天外気浴3分
・サウナ15分⇒熱めのシャワー⇒露天外気浴5分

高濃度炭酸泉の浴室をフルに満喫し、表に出ると既にトップリ日が暮れていました。

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駅の方へ振り返ると大黒湯さんの向こうにライトアップされたスカイツリー。

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四ツ目通りの業平三丁目交差点からは東京スカイツリーがより大きく見えました。

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本日も良い湯、良きサウナをありがとうございました!

 

【入浴日】2020/8/7:大露天風呂編

この日は錦糸町「黄金湯」の「施設見学撮影会」の付帯サービスで姉妹店「押上温泉 大黒湯」さんへ。
※コチラは錦糸町「黄金湯」さん「施設見学撮影会」のレポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

前回訪問から約1年。前回レポートで報告しきれない部分を含めご紹介します。

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最寄は押上駅ですが、「黄金湯」さんからは5分程。街々がトワイライトの宵闇に包まれ始める中、銭湯散歩。路地を入ると東京スカイツリーを背景に大黒湯さんの煙突が夕闇が迫る空に聳えているのが見えて来ました。

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隣の公園からは大黒湯さんの側面と煙突の全景が見られます。

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中に入ると明るく落ち着けるロビー。

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それでは受付を済ませ、浴室へ参ります。


浴室内は前回はご了承頂き、公式HPより写真を拝借しましたが、今回はGoogleインドアビューより独自視点のカットでご紹介してみたいと思います。
浴室正面には、富士山より伏流水の注ぐ構図のペンキ絵。2019.3.19ナカジマと雅号があり、銭湯絵師 中島盛夫氏の手により昨年描き変えられていました。

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沐浴で丁寧に全身お清めを済ませ、まずは内湯からライド温♨
メインバスは、右手よりスーパージェット、ボディーマッサージ、座風呂の水流三兄弟に浅湯のバイブラバス。湯巡りで軽く血行促進。

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お次は隣の薬湯で、この日はローズレッドのベルばらの湯w

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ベルばらと聞くとどうしてもコレを想い出してしまうのは年代のせいでしょうかw

youtu.be

公式HPには薬湯予定表も出ていますので、気になる方はご参照ください。

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さて、ベルばらの湯で胸も高鳴ったところで、続いて歩行湯へ。
浴槽の底に足つぼがあり、ツボ刺激をしながらの温浴歩行が楽しめます。
お湯の中で浮力がある為、地上より加減しながら歩ける分、自分好みの強さに併せて足つぼマッサージ浴。

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内湯で軽く温まったら、大露天風呂で源泉にドップリ浸かって化粧水成分のメタケイ酸泉を全身にコーティング。こちらで体の芯まで温まります。

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体も十分温まったところでサウナゾーンへ。
まずは露天エリアのよもぎスチーム塩サウナ。
入口の塩を全身に軽く乗せて汗で溶けだすまでじっくり待ちます。
塩が溶けて透明になり、表面がサラサラになった頃合いが出るタイミングです。

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スチームサウナ前のシャワーで全身に残った塩分と汗を洗い流すと、浸透圧で表面を皮脂が天然の保湿クリームのように全身を覆い、お肌がトゥルントゥルンにw
内湯の水風呂に全身を沈めて静かにクールダウン。

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クールダウン後は露天エリア2Fの外気浴スペースへ。
奥のハンモックに身を委ね、ととのいに身を任せるもよし。
手前の椅子に腰かけ天井のルーバー越しにライトアップされた東京スカイツリーを眺めるもよし、都内屈指のととのいスペースと言えると思います。

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続いて、内湯エリアの遠赤外線電気サウナへ。
電気ヒーターが頭上に有り、ジリジリ照り付けて来ます。

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十分発汗したら今度は露天水風呂へ。
源泉温度20.2℃の美肌の源泉が惜しげもなく掛け流されています。

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この日は以下3セットで心地よい❝ととのい❞*1の世界へ誘われました。

・よもぎスチーム塩サウナ7分⇒内湯水風呂1.5分⇒外気浴スペースでの休憩3分
・遠赤外線電気サウナ7分⇒露天水風呂2分⇒外気浴スペースでの休憩3分
・遠赤外線電気サウナ10分⇒露天水風呂2分⇒外気浴スペースでの休憩5分

仕上げは大露天風呂で源泉を全身に纏い、夜空に浮かぶ煙突を見ながら体の芯まで温まり、軽く拭き上げて上がりました。
※写真はGoogleインドアビューからの拝借の為、昼間の写真です。

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帰りに大黒湯さんを振り返ると、背後に東京スカイツリーがライトアップされているのが見え、帰り際まで幸せ気分に包まれました。

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本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました!

 

【入浴日】2019/6/29:大露天風呂編

本日は午後遅めから東武博物館でも行くかという事で、東武スカイツリーラインで東向島へ向かいました。

www.tobu.co.jp

ところがいよいよ東向島駅が近づいた矢先、ある事に気づきました。。。

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東武博物館/開館時間

この時点で16:35・・・はい、予定変更です。ご予定は計画的に。。。
さて、気を取り直して急遽計画変更で東京スカイツリーに向かいます。

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東京スカイツリー駅到着♪

外に出てみると曇天で雲が東京スカイツリー展望台をすっぽり包み込んでいます。

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頂上付近を雲に包まれた東京スカイツリー

これでは展望は期待できそうもありませんので、本日は展望台に昇るのは止め、東京ソラマチのウィンドウショッピングから、墨田区の名湯「大黒湯」を目指すプランに変更しました。

 

東京スカイツリー駅から歩く事約10分で無事「大黒湯」へ到着♪

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玄関を入ると、ロビーには芸能人や著名人のサインがズラリ!

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ロビーに飾られたサイン

サインを眺めながら券売機でチケットを求め早速入湯します。

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券売機

脱衣所は磨き抜かれた床に黒光りする折り上げ格天井、中央に畳敷きの大きな縁台が置かれて、湯上り後も寛ぐことが出来そうです。

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脱衣所

大黒湯のお湯は弱アルカリ性のメタケイ酸冷鉱泉を加温して各浴槽に注いでいます。
<内湯>温泉白湯、座風呂、マッサージ風呂、スーパージェット44℃

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湯温はやや熱めですが、美肌の湯がしっとり柔らかな感触です。

薬湯44℃

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大黒湯の薬湯は日替わりで、本日は硫黄の湯でした。

続いて歩行風呂(水深90㎝)35℃

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歩行風呂は不感温帯の温水プールのようなもので、水中では自重が1/10になる為、無理な負担を掛けずに軽い有酸素運動やリハビリが出来ます。片側の底には黒いツボ石が埋め込んであり、歩行しながら足ツボ刺激を楽しむ事ができます。

<日替り>大露天風呂40℃・高濃度炭酸泉38℃

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大露天風呂 / 高濃度炭酸泉

こちらは日替わりで大露天か高濃度炭酸泉となっており、本日は男湯が露天でした。

大露天では、一般的な天然温泉の1万倍とも言われる温泉成分の高濃度濃縮液「ルフロ/Le Fro」の湯がなみなみと注がれた岩風呂で、スカイツリーと大黒湯のシンボルの煙突を眺めながらの入浴が楽しめます

 

一通り湯巡りした後はサウナへLet's Go!!
<サウナ>

よもぎスチーム塩サウナ50~60℃

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まずはよもぎスチーム塩サウナへ。入口に置いてある塩をたっぷり体に乗せ、じっくり温まります。5分に1度程度、オートロウリュ機能が働き、プシューッと音を立てて、よもぎスチームが高温の蒸気を充満させます。よもぎ蒸しの薫りを楽しみながら10分程で十分発汗し、塩がサラサラと溶けだします。シャワーで塩を流して、クールダウンし、次は遠赤外線サウナへ。

遠赤外線サウナ82℃

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大黒湯の遠赤外線サウナは珍しい頭上ヒーター型です。

温度はソフトな部類ですので、じっくり発汗を楽しめます。

本日はじっくり3セット楽しませてもらいました。

水風呂20℃

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水風呂は露天と浴室内に1か所ずつあり、共に20℃前後ですが、ダバダバ新鮮な水が掛け流されており、そこそこキンキン度が楽しめます。

 

サウナ⇒水風呂と来て、休憩は2Fウッドデッキで、ハンモックに揺られ東京スカイツリーを眺めながらの最高の外気浴を楽しむ事が出来ます。

これ、やばいです!ハンモックの揺らぎがそよ風の1/f揺らぎと相まって、覚醒して「ととのう」感覚と、リラックスして微睡む感覚が混ざり合い言語に表せない超絶気持ち良い感覚です。(出来れば半日位ずっと居たい。。。)

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2Fウッドデッキ

本日は予定外からの「大黒湯」訪問で、最高の週末湯活デーとなりました。
東京スカイツリー方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、許可を得て公式Webサイト及びGoogleインドアビューより拝借しています。
※コチラは姉妹店の錦糸町「黄金湯」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.com

*1:2種のサウナ、2種の水風呂、露天外気浴のループで魂が街角トワイライトに溶ける様w

新田浴場|武蔵新田|和風浴室編/洋風浴室編|湯活レポート(銭湯編)vol.353

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www.1010.or.jp

Google マップ

アクセスと新田神社

「新田浴場」さんの最寄駅は東急多摩川線 武蔵新田駅。
武蔵新田の新田は室町時代の武将 新田義興公から来ているそうです。駅ホームにも破魔矢発祥の地、厄除開運と今の時期にピッタリの案内看板が。この話題はまた後程。

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上り下りどちらの改札を出ても左手の「むさしにった商店街 ふれ愛門」方向へ。

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むさしにった ふれ愛門の先の五差路は道なりに正面の商店街へ進みます。

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その先、むさしにった未来門を通り抜けた先、右手の緑が見える辺りが新田神社。

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堂々とした大鳥居、立派な境内の新田神社が見えて来ました。
折角来たので、参詣して行きます。

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www.nittajinja.org

境内の左手には多摩川七福神の恵比須様が祀られています。

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また境内の右手には稲荷神社もあり、ご利益満点。

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実は新田神社は破魔矢発祥の地!御祭神はかの室町武将 新田義貞の次男、新田義興公。詳細は上記HPの由緒に詳しく書いてありますが、古今無双の勇者の御霊の鎮魂を祈念し、地域の守護神として鎮座660余年目を迎えるのだそうです。

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予期せずスゴイ神社との巡り合いというのも、お遍路ならではの楽しみの一つかも知れませんね。今回はコロナの鎮静と良き湯との巡り合わせを祈願してきました。

無事参詣を済ませて新田神社を後にし、進む事駅から7分程。
右手にPOPな新田浴場さんの外観が見えて来ます。

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【入浴日】2021/10/4:和風浴室

この日は新田浴場さんのもう一つの和風浴室を体験すべく再訪を計画。
事前にお伺いすると、週替わりで丁度この週の月曜から日曜までが男湯が和風浴室との事。初回訪問時を思い返しつ駅から歩いて1年3か月ぶりに新田浴場さん到着。

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中に入るとフロントの向こうに広いロビーが広がっています。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
この日は予定通り男湯が右手の和風浴室でした。

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準備を済ませ中に入ると洋風浴室がパルテノン神殿風なら、和風浴室は寺社仏閣風。

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いつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
表側がメインバスで手前に寝風呂、奥に電気風呂。まずはコチラで軽く血行促進。

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裏側には薬湯と黒湯温泉。
この日の薬湯はハーブの湯で、微かにメントールの薫り、爽やかな浴感のお湯です。
下茹でのラストは黒湯温泉で。新田浴場さんの黒湯温泉は温泉分析書が無く泉質は不明ですが、暗緑色のモール泉で特有の薫りも感じられ、若干スベスベ感も。間違いなく美肌源泉を実感し、心地よく体の芯まで温もります。

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新田浴場さんの黒湯温泉は分析書こそないですが、~

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黒湯温泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
和風浴室のサウナもボナサウナで、この日のコンディションは88℃。
前回洋風浴室ではかなりマイルドでしたが、この日はOPENから暫くして訪問したのが幸いしたか終始90℃弱を保ち、しっかり熱気に包まれるナイスコンディション。
発汗後はサウナ室の水風呂へ。こちらは水温20℃。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ボナサウナ7分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・ボナサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げはやはり黒湯温泉で再度体の芯まで温まり、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて、古代海水のミネラルを全身で享受して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2020/7/30:洋風浴室

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さて、この日は新田浴場さん初訪問。揚々新田浴場さんに到着し、煙突はどこだとグルリと裏手に回ってみると、裏手の屋根の上に逆Fの字のような煙突が見えました。

 

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中に入ると広くて光溢れる明るいロビー。

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脱衣場の牛乳石鹸の暖簾も夏Verでかわいいデザインです。

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受付を済ませ、早速浴室へお邪魔します。

 

この日の男湯は洋風浴室で白い柱に円形のアーチが掛かりパルテノン神殿風。
※ちなみに仕切り壁から見える女湯は宮造りの屋根が見え、純和風のようでした。
沐浴で全身洗い清め、まずはメインバスからライド温♨
アーチ真下のメインバスは、奥からゴジラバイブラ、センターがジェットバス。

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奥のバイブラは凄まじく、バイブラというより水道管が破裂したマンホール位の勢い!私個人的には「南海の大決闘」のエビラの登場シーンが瞼に浮かびましたw


【公式】「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」予告 海の凶悪怪獣エビラと死闘を演じるゴジラシリーズの第7作目。

メインバスで軽く温まったら奥の薬湯&黒湯温泉へ。

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この日の薬湯はフルーツミックスの湯で色も香りもメローイエローw


CM コカ・コーラ メローイエロー 1984年

薬湯で甘い香りに癒された後は黒湯温泉へ。こちらは東京銭湯マップにも温泉表記がなく、温泉分析書も取っていないのか、非掲示ですが、まず間違いなく黒湯のモール泉*1です。ツルツル感もあり、モール泉特有の少し甘い香りもします。泉質は恐らくメタケイ酸泉か炭酸水素塩泉でしょう。思わぬ温泉銭湯との出会いに早速新田大明神へ感謝!

 

黒湯温泉でじっくり温まった後はサウナ室へ。
洋風浴室さんのサウナはボナサウナ*2です。この日は開店直後に訪問しましたが、開店と同時にサウナヒーターを付けるようで、温まるのに1~2h掛かるようです。この日最初は45℃とかなりぬる目。それでも遠赤外線効果でじっとしていると次第に遠赤外線が深部体温を温め、岩盤浴のようにじわっと発汗して来ます。2セット目は55℃、3セット目は65℃と徐々にヒートアップし、サウナイキタイ等のサイトによると通常で65℃程度だそうですので、サウナ目的の方は、OPEN2h経過後以降の訪問が吉かも知れませんね。

サウナ後はメインバス写真手前の水風呂へ。水温21℃程ですが、じっくり浸かって程よくクールダウン。水風呂裏にはベンチ上のスペースがあり、白いアーチを仰ぎ見ながら暫し休憩。この日は以下3セットでスッキリ発汗させて頂きました。

・ボナサウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・ボナサウナ12分⇒水風呂1分⇒休憩5分

仕上げは黒湯温泉に浸かってじっくり温泉成分を肌に染み込ませ、軽く拭き上げて上がりました。


本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

※浴室内は撮影不可の為、大田区浴場組合Webサイトより拝借しております。

*1:古代海水由来の石油化前の植物等のミネラルが溶け込んだお湯で薄茶褐色~黒色を呈す

*2:座面下にヒータがあるタイプ

閉店銭湯|千代の湯|中野|湯活レポート(銭湯編)vol.565

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【所在地】東京都中野区中央3-16-12

Google マップ

【閉店日】2022/6/4

【入浴日】(2021/1/7臨時休業)リベンジ再訪2021/1/24

初回訪問時は自宅からチャリ銭で「千代の湯」さんへ。
我が家からはチャリンコですが、JR中野駅からのアクセスを紹介しておきます。
JR中野駅 南口駅前より左手の線路沿いの緩い坂を上って行きます。

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こちらのレンタカー屋さんの看板が見えたら手前の路地を右折。

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突き当りを左折した先が紅葉山公園。この時は冬枯れの季節ですが、紅葉の時期はさぞかし素晴らしいのではないかと思います。

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紅葉台公園の横を通過し、紅葉山通りを右折。紅葉山公園下交差点を通過すると左手に紅葉台公園下バス停が見えて来ます。バスの場合はこちらが最寄です。

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徒歩の場合は、そのままバス停の先へ。バスの場合は進行方向へ。二つ目の路地を左折するとバス停からなら徒歩2分、駅からなら12~3分で千代の湯さん。
「おや!?何か変だな。何だろう、この不安感は。。。」

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「え!?まさか!」

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「ガガーン‼」「都合により当面の間お休みします」「当面の間お休みします」。。。

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まあ、永年銭湯お遍路を続けていれば、こんな事もたまにはあります。

*~*~*~*~*~*~*~*

さて、気を取り直して再訪問。
二回目訪問時は、溜まっていた仕事を午後までに片付けて、表の空気を吸いに再度チャリンコで中野方面へ。もみじ山通りから正行寺の路地を左折すると、一つ目の角に千代の湯さん中庭の大きな木とピンク色の土塀が見えて来ます。

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建物周囲をグルリと回って見ると建物脇から、昔の煙突は短く削られ、その脇からモクモクと煙が立っていたので、塀より低い新しい煙突が脇に立っているようです。

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それでは風情のある暖簾を潜って中へお邪魔します。

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昔ながらの男女振り分け式入口で男湯は左側です。

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番台で受付を済ませ、いざ浴室へ。
千代の湯さんは、HP等にも浴室写真が出てませんので、ここからは私の拙い図解とレポートでお届けしますので、お付き合い願います。
浴室正面には見事な富士山のペンキ絵。23.12.24西伊豆 雲見と書いてあるので、10年程前の作ですが、まだまだ保存状態が良く綺麗です。

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まずはいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
お風呂はシンプルにジェット、バイブラ付きの浅湯と深湯。この日は薬湯で浴槽全体がレモンイエローのレモン湯。43℃程のちょい熱めの湯で良く温まります。

 

しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
千代の湯さんのサウナは、電気ヒーター式でこの日のコンディションは36℃。
終始貸切状態で、座椅子に座ると物足りず、ほぼスタンディングサウナw
発汗後は水風呂が無い為、立ちシャワーでクールダウン。この日は降雪の予報で冷水シャワーの水温は12~3℃の流水とキンキンで速攻クールダウン。
この日は冷水シャワーを挟みつつ以下2セット。

・サウナ10分⇒冷水シャワー0.5分⇒休憩3分
・サウナ12分⇒立ちシャワー0.5分⇒休憩5分

仕上げは深湯でレモン湯に肩まで浸かってじっくり温まり、熱めのシャワーでザっと流して上がりました。湯上り後は汗が引くまで暫し縁側で外気浴。

 

表に出ると日が落ちてきた曇天の空にネオンの灯った千代の湯さんのシルエットが美しく、一枚カメラに収めました。

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レモン湯のお陰で自転車を漕ぐ帰り道もずっとポカポカでした。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

【閉店後撮影】2022/6/5

その千代の湯さんが2022/6/4唐突に閉店しました。
元々設備の老朽化があり、6月中旬の閉店予告をしていたところ、6/1に釜から大量に漏水し、着火不能の状態に。2~3日試行錯誤を試みられたようですが、修理不能という事で、遂に営業を断念し、2022/6/4閉店の貼り紙を貼り出されたそうです。

再訪叶わずとの事で断念しておりましたが、銭友(というより銭湯巡りの大先輩)K氏より、今日なら中の写真を撮らせて頂けるから、来ませんか?とのお誘いが!

これも何かのご縁ですから、自宅からチャリンコで千代の湯さんへ。
ここからは撮影させて頂いた千代の湯さん中の風景を中心にご紹介させて頂きます。

玄関(鬼瓦と暖簾、暖簾は京風の長暖簾を折り曲げたもの)

玄関・タイル絵

男湯・脱衣場

男湯・マッサージチェア(貴重な初代のフジ自動マッサージ機)

男湯・浴室

男湯・木桶

男湯・浴槽(手前が深湯、奥が浅湯)

男湯・サウナ(ヒーターを見つめない 目が疲れますw)

男湯・ペンキ絵(西伊豆・雲見)

男湯・ペンキ絵(23.12.24 ペンキ絵師 丸山清人氏の作)

男湯・中庭

女湯・脱衣場

女湯・マッサージチェア

女湯・体重計

女湯・浴室

女湯・木桶

女湯・浴槽(手前が深湯、奥が浅湯)

女湯・サウナ(希少な低温スーパーラジアントサウナ)

女湯・ペンキ絵(見附島)

番台

番台からの景色

さて、一通り撮影を終えたところで、ここまでチャリンコで来たので、撮影の御礼をかねて銭湯といえばのフルーツ牛乳を頂きました。

帰りに千代の湯さんの外観を撮影させて頂いていたところ、ご主人が『だったら暖簾を出そうかね』と仰って頂いて、お陰様で営業当時の姿のままを撮影。

帰りにご主人が、『これ良かったら持って行って』とケロリン桶を下さいました。

聞けば千代の湯さんでは木桶を使っている為、コチラは閉店銭湯より譲り受けたものだが、使用せず仕舞っておいたものなのだそうです。快く撮影にお付き合い下さり、貴重なお話やお土産まで、誠にありが湯ございました♨

千代の湯さんの創業は昭和27(1952)年、当年で70周年との事。
創業来、高度経済成長下の昭和30年代、40年代は、大学、就職で上京する若者が中野周辺の風呂無しアパートに沢山住んで、風呂場は若者で溢れかえったそうです。その後、アパートの老朽化で風呂付アパートや建売住宅等に立ち替わり、最近は客数も減り、年配のご常連ばかり、そこに来てコロナ、燃料費高騰、設備老朽化で継続が困難となったとの事。ご主人のお話からは、これまでのご苦労が偲ばれました。

誠に残念ではございますが、この場をお借りしてこれまでのご営業に深謝♨♨

福島県の休業銭湯|湯活レポート(銭湯編)番外編

福島県公衆浴場組合に架電にて問い合わせさせて頂いたところ、現在福島県で営業中の組合加盟銭湯は以下4軒。

会津若松市 城前温泉、竹之湯
川俣町 藤の湯
三春町 ぬる湯旅館

その他多くは既に閉業、もしくは無期限休業中です。
福島県は都内から見ると東北の入口で、無期限休業銭湯の現状視察巡りをするには、現実的になかなか難しいものがありますので、まずはレポートにまとめておきます。

仲の湯 / 福島県いわき市平南町 仲の湯ビル2F

www.google.co.jp

 

もりのゆ 湯多利亭 / 福島県南相馬市原町区南町3-12-12

www.google.co.jp

 

私の把握するところでは、以上2軒が現時点での福島県の無期限休業銭湯。
もし近況や営業再開、その他状況が判る方がいらっしゃいましたら、ご一報頂けると幸いです。再開の際には是非一度は巡ってみたいですね♨

エスディーコーヒー|北千住|湯活レポート(銭湯編・番外編)

sdcoffee.official.ec

【所在地】東京都足立区千住4-19-11 サーパスビル1F

Google マップ

【訪問日】2022/5/16

 

この日はリニューアルOPENを果たした西新井「堀田湯」さん訪問を機に、以前よりきになっていた北千住の”銭湯カフェ”「エスディーコーヒー」さんへ。
エスディーコーヒーさんへは、JR北千住駅を下車し、西口デッキより参ります。
その西口デッキではイルカの群れが空を舞う謎のオブジェと遭遇。

西口デッキ正面の階段を下り、きたロード1010へ。

その先、左手に銀座アスターとドン・キホーテの看板が見えたら右折。

宿場町通りを暫しそぞろ歩く事、駅から徒歩5分程、、、

宿場町通りの左手に目指すエスディーコーヒーさんが見えて来ます。

中に入ると奥のカウンター手前に、早速、梅の湯の屋号が染め抜かれた暖簾がw

何はともあれ、注文を済ませ、番号札を受け取って席へ着きます。
番号札、、、って、これ電球!?

今度は入口側を振り返ると、暖簾やタオルが所狭しとズラリ!
コチラは銭湯のリノベーションではないですが、オーナーのご趣味で廃業銭湯等から譲り受けたグッズや調度を店舗内外に飾られていらっしゃるのだそう。店主にご了承を得て、店内各所の風景を写真に収めさせて頂きました。

壁には銭湯でお馴染みの富士山のペンキ絵。
雅号を見るとちょいとした騒動で子弟解消した最高齢のペンキ絵氏 丸山清人氏と勝美麻衣氏の合作で、以降もう作られる事は叶わない貴重な一枚と判明。

コチラは女湯脱衣場によく残っているおかまドライヤー。

下足箱を雑貨の棚にし、風呂場の椅子や体重計もこの場を彩ります。
黄色ケロリンの椅子はかなりのレア物ですね。

棚には富士山柄の湯のみ、タイル絵のマグ等、コチラも銭湯テイスト。

極めつけはベンチの背もたれが全て薬湯のパネル!

コーナーには入浴心得も。

さらに往年の手書きで書かれた超音波・気泡温泉のパネル。

レトロ銭湯の中庭でよく見る金魚池。注目は水槽の中のタイル絵も富士山。

銭湯系だけではありません。コチラはレトロポスターと各種グッズ類。

マニアが泣いて喜ぶホーロー看板。

レトロな電飾看板も一角に飾られていました。

 

さて、そうこうしている内に頼んでおいたメニューが到着。
ジャジャーン!
「めっちゃ令和シェイク」。トップはソフトクリームに金貨チョコレート。
底の方はコーヒーゼリーですが、流石コーヒーを売りにするだけあって、ただ甘いゼリーではなく、コーヒーのほろ苦さが感じられる一品で上のソフトクリームとよく合います!大きいかなとも思いましたが、案外ペロリといけちゃいました。
これで、サウナ後の水分&エナジー補給バッチリです。

本日もめっちゃ美味しいシェイクをありが湯ございました♪
銭湯好きな方、昭和レトロ好きな方、コーヒー好きな方、北千住方面へお出掛けの機会がありましたら、是非エスディーコーヒーさんを覗いてみてください。

堀田湯|西新井|㊗リニューアル|湯活レポート(銭湯編)vol.152-3

www.hotta-yu.jp

Google マップ

アクセス

堀田湯さんへは、東武スカイツリーライン 西新井駅西口を出て、階段を下った先、まず正面の不動産の間の路地を進みます。

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その先、突き当りを左折。
正面の大人の技術室と書かれた店舗も気になりますが、ひとまず先へ。

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真っ直ぐ進んで西新井警察署前を通過。

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西新井警察署先の信号を渡って、これまた正面の路地へ。

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路地の突き当り手前左手に堀田湯さんが見えて来ます。その突き当りを左折。

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駅から徒歩10分弱で堀田湯さん到着。

裏手駐車場からは堀田湯さんの釜場と煙突も見られますよ。

さて、実はアクセス自体はリニューアル中、別日に付近を通り掛かった折に撮影したものなので、特別にリニューアル中の貴重な写真も公開しておきます。

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2022/4/5 堀田湯リニューアル中①

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2022/4/5 堀田湯リニューアル中②

 

【入浴日】2022/5/16:薬草サウナ編

この日は2022/4/26リニューアルOPENされた「堀田湯」さんへ行って参りました。
コチラがリニューアル後の館内見取り図。

それでは、新しく朱塗りの「ほっ」の字が染め抜かれた暖簾を潜り中へ。

券売機でサウナ付き入浴券を購入し、受付を済ませます。

コチラも「ほっ」の字が染め抜かれた暖簾を潜り、いざ浴室へ参ります。


ココからは事前にお伺いし、OPEN前に撮影させて頂いた新生「堀田湯」さんの浴室内の写真も交えてレポートを進めさせて頂きます。
コチラは男湯側脱衣場。白塗りの折り上げ格天井は健在です。

脱衣場入口上では、御目出度い紅白ダルマが入浴客を見守ります。

この日男湯は以前の露天風呂側で、浴室正面にはリニューアル前からある葛飾北斎の「櫻花に富士」をモチーフにしたタイル絵が色鮮やかに残されていました。

設備はピカピカにリニューアルされ、洗い場には鏡広告がズラリ。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
内湯はシンプルにジェットバス付のぬる湯(40~41℃)と熱湯深風呂(43℃)。

内湯巡りで軽く温まったところで露天風呂エリアへ移動。
露天岩風呂の湯口左右に陣取る大黒様と布袋尊もご健在。
空を仰ぎ見ながら、手足を伸ばしてゆったり温もらせて頂きます。
周囲には植栽に、大分県日田市の鉢盆栽「ERASHI」等、和の緑が目を楽しませます。

 

しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
新生堀田湯さんの男湯側サウナは薬草サウナで、この日のコンディションは95℃。

ストーブの上にはヤカンが吊るされ、中には白樺のアロマ水が入っています。
ヤカンにはパイプが通され、適宜アロマ水を補充。1時間に数回オーバーフローしてオートロウリュが発生し、強烈な熱雲が頭上から降り注いで来ます。

壁には乾燥ヴィヒタが飾られ、格子窓からは露天風呂と植栽が見えます。

発汗後1セット目は内湯にある井戸水掛け流し水風呂へ。コチラは水温27度。
ヒンヤリしたプール程度ですが、不感温帯に近くいつまでも浸かっていられそうな心地よさで、シルキーな天然井戸水が優しく全身を包んでくれます。

2セット目からは露天風呂に新たに設けられた東日本最深深さ160㎝の水風呂へ!
こちらは水温15℃。キンキンではありますが、井戸水のまろやかさからか、刺さるような痛さはなく、浮力でフワフワ漂う感じと相まって極上のクールダウン♪

この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・薬草サウナ7分⇒内湯井戸水掛け流し水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・薬草サウナ10分⇒露天深水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・薬草サウナ12分⇒露天深水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは露天岩風呂と内湯の熱湯深風呂をはしごして再度じっくり温まり、熱めのシャワーで軽く流して上がりました。


撮影の前後に店長の大塚さんにも話を伺う事が出来ました。
今回の改装後、客足はどうですかと伺ったら、以前の5~6倍に伸びたそうです‼
以前は男女浴室入替もやられていましたが、現在はこのまま固定ですか?とお伺いしたところ、一部施設の改修か創意工夫が必要ですが、いずれ男女浴室入替もやる予定との事。また楽しみが増えちゃいました!
(※実は今回女湯側のウォーリュウサウナも撮影させて頂いたのですが、そちらはまたの機会に)

帰りに少し日が陰り始めネオンが映える堀田湯さんを一枚、パチリ。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
西新井方面へお立ち寄りの際は是非♪

※コチラはリニューアル以前の堀田湯さんの入湯レポートです↓

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竹の湯|会津若松銭湯散歩①|湯活レポート(銭湯編)vol.762

Google マップ

【入浴日】2022/5/13

 

福島銭湯巡りは会津若松に移動し、1湯目は「竹の湯」さんへ。
竹の湯さんは、都内方面からですとJR郡山駅より磐越西線に乗り換え。

最寄りは磐越西線の終点 会津若松駅。駅前には会津と言えば、そう白虎隊。

駅前ロータリーより右手正面の通りへ進むのですが、、、

ロータリー右端より白虎隊に倣って白虎が描かれた地下道を潜り通りの向こう側へ。
※途中アクセス写真の時間帯がおかしいですが、その理由はレポート末尾に。

その先、ワシントンホテルの手前で右折。

すぐ一つ目のY字路は左手グリーンホテルの方へ。

突き当りの四差路は、正面右斜め前の博労町通りへと進みます。

右手に佐治呉服店、左手に米と酒 渡久が見えたら左折。

駅から徒歩20分程、程なく左手に竹の湯さんが見えて来ます。

脇の駐車場からは竹の湯さんの特徴的な煙突も仰ぎ見る事が出来ました。

それでは暖簾を潜って中へお邪魔します。

中は番台式のロビーがあり、奥の扉から先が脱衣場、浴室。
※ロビーの写真はご主人にご了承を得て撮影させて頂きました。

 

受付を済ませたら、脱衣場へ。
御座敷に籐籠。ロッカーを使う場合は、番台で鍵をお借りします。
大きなロッカーの中にも籐籠があり、この辺りは京都銭湯に近いですね。

準備をととのえたところで浴室へお邪魔します。
ココからは福島銭湯はHP等無く、浴室写真も出回っていない為、私の拙い図面を添えさせて頂きますので、ご参考までにご覧下さいませ。
窓ガラスの高さ1間程までオフホワイトのタイル、その上はミントグリーンの板壁。

いつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は右手が2連のジェットバス付浅湯、左手は深湯。
2槽の間の武骨な岩の湯口から勢いよく両浴槽へ新湯が注がれています。
まずは浅湯のジェットバスで背中・腰回りのツボ刺激。
続いてお隣の深湯に肩まで浸かってじっくり温まります。
43~44℃の熱めの湯でシャキッと温まります。
最期は入口近くのハンドシャワーで流し、上がり湯を頂いてから浴室を後に。

 

実はこの日は会津若松のもう1軒の銭湯 城前温泉さんへ先に向かいましたが、休み。
福島銭湯はHP等ない為、Googleインドアビューやら過去訪問した方のサイトもチェックし、毎月10・20・30日定休と確認していましたが、竹の湯のご主人が、「以前はそうだったけど、週休制に変更したみたい。ウチが月曜で城前さんは金曜定休だよ。」と親切にも教えてくれました。まあ楽しみが伸びたという事で、コチラはまた機会を見つけて鶴ヶ城見学でも交えて訪問する事にしましょう。尚、会津若松に着いたのが既に夕暮れ前の時間帯でしたのと雨雲が近づいていた為、訪問を急ぎ、アクセス経路は竹の湯さんからの帰り道に撮影した為、途中から駅に近い程宵闇という事にw

本日も良い湯をありが湯ございました。
会津若松方面へお立ち寄りの際は是非♪ 

※コチラはその後訪問した会津若松銭湯散歩2湯目の「城前温泉」さんの入湯レポートです↓

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ぬる湯旅館|三春|田村郡唯一の銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.761

nuruyu.jp

Google マップ

【入浴日】2022/5/13

 

この日は福島銭湯巡りで三春の「ぬる湯旅館」さんへ行って参りました。
ぬる湯旅館さんへは、東京方面からだとJR郡山駅で磐越東線に乗り換え。

こちらがぬる湯旅館さんの最寄 三春駅。

駅を出たら、まずはロータリー正面のR28号を右手方向へ進みます。

この先、道はUP・DOWNを繰り返し左右に蛇行しますが、担橋(かつぎばし)で八島川を越え、更にその先へ。

右手に法蔵院の看板が見えて来る辺りでR28号は大きく左にカーブしますが、ここは曲がらず、真っ直ぐ正面の路地へ直進が正解。

その先、一つ目の信号を右折し、R288へ。

通りの左手に八幡町バス停が見えて来たらもうすぐです。
ここまでバスで来るという手もあるのですが、駅から直通でなく周回バスで1~2hに1本しか便も出ていない為、時間が合えば利用するという感じです。

駅から徒歩25分程、八幡町バス停からなら徒歩2~3分で、通りの左手にぬる湯旅館さんの看板が見えて来ます。

看板に従って左に折れたところがぬる湯旅館さんの裏手。脇を通って表側へ。

コチラは銭湯として明治42年創業。現在の建物は昭和2年に建築されたレンガ造り。
現在は銭湯の傍ら旅館も営業し、宿泊から仕出しまで手掛けられてます。

コチラは建物脇から見上げたぬる湯旅館さんの煙突。

それでは、ぬるゆの看板の掲げられた入口より中へお邪魔します。
薄暗い通路の左手に暖簾が掲げられた男女浴室入口。


コチラは反対側から見たところですが、浴室向かいが旅館の方の居室になっています。ちなみに男湯側の暖簾を潜ると中にはフロントも番台もなく、コチラでお声掛けして入浴料を支払う仕組みのようです。


それでは暖簾を潜って脱衣場へ。
ココからはOPEN前早めに訪問し、旅館にご了承を得て撮影させて頂いた脱衣場、浴室内の写真も交えてレポートを進めさせて頂きます。ちなみに営業時間はコチラ。

まずは簡素な造りの脱衣場で身支度をととのえていざ、浴室へ。

コチラもシンプルな浴室に沸かしたての湯煙が濛々と満ちています。

旅館の浴場を兼ねているので、リンスインシャンプー、ボディーソープは用意されているのが嬉しいですね。いつも通り沐浴でお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は右手が深湯、左手が浅湯。一歩足を踏み入れて違和感が、、、
試しに一度肩まで沈んでみましたが、、、熱ッ!!!
50℃までなら何とか1分浸かれると自負している湯活のススメ管理人ですが、推定53~4℃。茹るというよりは最早煮えるwww 急いで湯から上がると全身真っ赤!
ぬる湯旅館さんは、実は屈指の激熱湯でした。

暫しカランの水を手桶に貯めて水垢離をし、暫し休憩している間に水で埋めてようやく何とか入れる温度に。それでは48~9℃はあったと思います。手足の先がビリビリ痺れる熱さ!しかし今度は肩までしっかり浸かりじっくり温まりました。
コチラは湯船から見上げた浴室風景。

最期は洗い場のカランで水を混ぜながら調整してぬるめにした湯を手桶で数杯被り、湯を上がりました。

 

帰り支度を整える際、ドライヤーも無料で使えるので助かりました。
暫し汗が引くのを待って表に出ると、ぬる湯旅館さんの前は桜川のせせらぎ。
森の木々の葉擦れの音や川風を浴びながら駅へ向かう道すがらととのいそうにw

本日も良い湯をありが湯ございました。
福島方面へお立ち寄りの際は是非♪

銭湯データベース(福島県)★

※市区町村、店名は五十音順です。

福島市★

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会津若松市★

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川俣町★

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田村郡★

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休業中(いわき市、南相馬市)

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※銭湯データベースに戻る↓

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閉店銭湯|旭湯|郡山市最期の銭湯|湯活レポート(銭湯編・番外編)

【所在地】福島県郡山市本町1-15-3

Google マップ

【訪問日】2022/5/13
【閉店日】不明

 

この日はGWも明け落ち着いた頃を狙って福島県銭湯巡りに出掛けてみました。
1湯目にご紹介するのは郡山の「旭湯」さん。
旭湯さんへは、JR東北本線 郡山駅西口ロータリー正面を左折し、旧市場通りへ。

右手に駿台予備校が見える交差点を渡り、駿台予備校の先を右折。

駅から徒歩8分程で旭湯さん到着。
OPENの時間過ぎ、15:00回っても空く気配も無し。。。
向かいの理容ムサシの奥様に話を伺うと、『もう閉店してるわよ~』との事。
ガガーン!

元々、営業時間は14:30~20:00となっていましたが、銭湯ファンの間では常連客が一通り入り終わると17:00でも18:00でも閉めるとの話で、遠征組には難易度の高い銭湯として知られていました。以前も休業と再開を繰り返し、また再開されたとの話もあり、一縷の望みを持って早めに到着しましたが、残念ながらもう終わっていました。

確かにいい具合に朽ち果ててるんだよな~と心で呟きながらグルリと周囲を一周。
裏側は建物全面に蔦が絡まり、さながら天空の城ラピュタ、、、じゃないか、、、

ちなみに反対側の駐車場側から釜場の扉が開いているのが見えたので、中を覗いてみると素人目にも釜は既に廃炉状態の様子。これはもう再開は困難かと思います。
郡山市唯一の銭湯でしたが、郡山市最期の銭湯となってしまいました。

ここまで足を運んで湯に浸かれないのは誠に残念ではありますが、釜が朽ち果てるまで湯を沸かし続けて来られた旭湯さんへ想いを馳せ、郡山を後にしました。