湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

休業中|村山温泉 かたくりの湯|武蔵村山市|洋風浴室編 / 和風浴室編|湯活レポート(温泉編)vol.201

【所在地】東京都武蔵村山市本町5-29-1

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【泉質】メタホウ酸泉

アクセス

村山温泉 かたくりの湯(以下「かたくりの湯」)さんへは、多摩モノレールの玉川上水駅、もしくは終点 上北台駅より市内循環バス(MMシャトルバス)を利用。
※上北台駅経由の場合は、1番バス乗場をご利用下さい。


※玉川上水駅を経由する場合は3番バス乗場をご利用下さい。

途中、車窓から見える多摩モノレール延伸の看板の右下にかたくりの湯さんが載っているのを発見!

バスに揺られる事、上北台駅からなら20分前後、玉川上水駅からならたっぷり40分超で最寄りの村山温泉 かたくりの湯バス停。バスを下車すると目の前です。

 

【入浴日】2023/2/25:洋風浴室編

「村山温泉 かたくりの湯」さんは多摩モノレールの最寄駅より長時間バス利用と、我が家からは少々アクセスが面倒な為、都内ながら未訪となっていましたが、2023/4月より休館の声を聞き、今回初訪問して参りました。

円型の番傘のような建物が特徴的で手前がエントランス、奥が温浴棟です。

この日は語呂合わせですが、下足箱は26(風呂)番を使用。

コチラが浴室案内図です。
洋風浴室と和風浴室がありますが、奇数と偶数日で男女浴室入替制になっています。

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
この日は奇数日で男湯が洋風浴室の日でした。

さて、準備を済ませ、まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
まずは奥の炭酸風呂から。スタッフにお伺いしたところ、かたくりの湯では炭酸風呂と高温風呂、露天風呂に源泉を使用していらっしゃるそうで、コチラは源泉×炭酸泉のハイブリッドバスです。泡付きが凄くて、一瞬で全身が細かい気泡に包まれます。ナノバブルに包まれるお陰で最早ツルツルの肌触り!

続いて源泉高温風呂を挟んで手前のイベント風呂へ。この日はゲルマニウムの湯。
ゲルマニウム鉱石がカランに吊るされ、マイナスイオンで癒し効果UP!

軽く温まったところで露天風呂へ移動。

まずは2種の段違い打たせ湯で、脳天から湯を浴びて湯慣らし。
コチラは外気で冷える為か、足元はお風呂というよりプール状態。打たせ湯も最初は常温の水が降って来ますので最初は掌等で受けて、少し温かいのが出て来たら浴びましょう。脳天から滝水を受ければ、水流マッサージ効果もあり爽快ですよ。

湯巡りのラストは露天風呂でまったり。かたくりの湯さんの源泉はメタホウ酸泉。メタホウ酸は目薬等に含まれる成分で殺菌作用があり、傷や肌荒れに効果があります。湯口の湯を掌で受けて一舐めしてみると微かな苦味。この苦味はメタホウ酸というよりは、微量に含有するカルシウムや塩化物の風味かも知れません。その為か、肌触りはキュッキュッとした軽いキシキシ感が感じられます。

源泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
洋風浴室のサウナはミストサウナで、この日のコンディションは42℃。
浴室内には濃厚なミストが満ちており、軽いアロマの薫り。この日はイベントデーではない為、アロマは使用していないのですが、頻繁に薄荷(ミント)アロマのイベント等があるそうで、その残り香かも知れません。仄かなアロマの薫りに包まれリラックスしていると、時折頭上からポタッポタッとアッツアツの水滴爆撃が落ちて来るのも、ミストサウナならではで、楽しい熱気浴タイムを過ごせました。

発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温16℃。
十分冷たいですが、ヒリヒリ感等はなく、ずっと浸かっていたくなる心地よさ。

この日は以下2セット楽しませて頂きました。

・ミストサウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ミストサウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴5分

仕上げは心地良かった源泉×炭酸風呂と露天源泉風呂をはしごし、再度体の芯まで温まってから、手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、これまた源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2023/2/26:和風浴室編

この日はもう一つの和風浴室を体験すべく村山温泉  かたくりの湯さんへ。

この日、途中乗り継いだ西武新宿線の車両が全車両ドラえもん号でした。

さて、今回は偶数日でした為、予定通り男湯が和風浴室。

それでは早速受付を済ませて浴室へ参ります。
和風浴室は、洋風浴室と雰囲気は異なりますが、基本構成やレイアウトは同じです。
内湯は浴槽の廻り縁が檜で、露天風呂は野趣溢れる岩風呂になっています。

まずはいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
この日も奥の炭酸風呂から。和風浴室と同じく凄い泡付きでツルツルの浴感。

続いて高温風呂を挟んで手前のイベント風呂へ。この日もゲルマニウム風呂でした。

内湯巡りで軽く温まったところで露天風呂へ移動。

まずは2種の段違い打たせ湯で脳天から湯を浴びて湯慣らし。
やはり打たせ湯は最初冷水で、この季節は少し温まってもかなりのぬる湯です。
激冷ではないので、滝行気分を味わうには丁度いいかもw

湯巡りの〆はこの日も、露天風呂の湯船いっぱいのメタホウ酸泉の中で手足を伸ばして存分にリラックス。

源泉浴槽でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
和風浴室のサウナはボナサウナで、この日のコンディションは75℃。
10分に1度程オートロウリュが発動し、座面下でジュワーッと大きな音がしたかと思うと強烈な熱気がグワーッと室内を包んでいきます。ボナサウナは熱源が座面下に隠れている為、放射熱が一方向からだけでなく、均質にサウナ室全体が温められるのが利点です。マイルドなサウナで派手さは無いですが、ロウリュがかなりしっかり効くので低温サウナとしては自分史上過去一かも。

発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温17℃。

この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ボナサウナ7分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ボナサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは昨日と同じく源泉×炭酸風呂と露天の源泉岩風呂で再度体の芯まで温まり、手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、これまた源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

その村山温泉 かたくりの湯は武蔵村山市の所有ですが、運営自体は民間業者へ委託となっており、その業者との契約が2023/3/31で切れるのだそうです。コロナ禍以降の集客減や燃料費高騰が原因かと推察しますが、契約更新に至らず、新たな引受先も無かった事から、2023/4/1より休館となる模様。

温浴ファンとしては再開が望ましいですが、今後の在り方について検討の方向性との事で、再開はされるのかどうか含めて未定です。

お別れ入浴に行かれる方は、第3木曜定休で営業時間はAM10:00~23:00だそうです。
設備は全てフル稼働ですので、お早目に行かれる事をおススメしておきます。
※お別れ入湯に行かれる方の為に一応3月のイベントカレンダーも掲載しておきますね。

※浴室内は撮影不可の為、公式HP等より拝借しております。

銭湯データベース(愛媛県)

※市区町村、店名は五十音順です。

松山市

coming soon.

 

今治市

coming soon.

 

宇和島市

shokichi48-4126.com

 

西条市

coming soon.

 

新居浜市

coming soon.

 

※銭湯データベースに戻る↓

yukatsu.hatenablog.com

熱海駅前温泉浴場(田原浴場)と家康の湯|熱海|湯活レポート(温泉編)vol.200

onsen.surugabank.co.jp

【所在地】静岡県熱海市田原本町8-16
【入浴日】2023/1/22
【泉質】カルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)ph7.09

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家康の湯

熱海駅前には家康の湯という無料足湯があります。
源泉は熱海389号源泉を引湯しており、泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉。源泉の湯温が74.3℃と熱湯の為、加水していますが、それ以外はかけ流し。

それでは実際に浸かってみます。

温泉の公共の浴用に供する場所における温泉の温度は42℃との事でしたが、感覚的には38~9℃のぬる湯。この日は大寒に近い厳冬でした為、少し冷めていたかも。
冬場は加水量を絞ってもう少し熱めの方が嬉しいですね。

ちなみに以前は下のような溶岩壁の湯滝からドバドバ源泉が注ぐ豪快な足湯で、湯温も43℃前後と熱めだった記憶があります。温泉地ですからこの位熱くて良いかも。

 

熱海駅前温泉浴場

さて、足湯で足の疲れも取れたところで、この日の〆「熱海駅前温泉浴場」さんへ。
熱海駅前温泉浴場さんへは、駅前ロータリー左手の通りを進み、突き当たりを右折。

駅から徒歩2分、熱海駅前振興会館の1Fが熱海駅前温泉浴場さん。近いッ!
開業は昭和22年ですので創業から75年以上。以前は田原湯として親しまれ、現在の「熱海駅前温泉浴場」として40年位なのだそうです。

それでは受付を済ませて中へお邪魔します。
中はこじんまりした待合スペースとその先は男女別の浴室。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨

熱海市公式HP https://www.city.atami.lg.jp/kanko/onsen/1001821.html

熱海駅前温泉浴場さんの源泉は、駅前の家康の湯と同じ熱海389号源泉。泉質はカルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉で薄濁りの源泉かけ流し。浴感は軽いキシキシ感が感じられ、湯口付近の湯を掌で掬って一舐めしてみると、仄かな塩味。

カルシウム、塩化物共、肌を包み込み熱を逃がさない保温効果の高い成分の湯。
コチラは44~5℃としっかり熱湯。体の芯までじっくり温まって、湯上りに源泉かけ湯でしっかり全身に保温効果の高い源泉成分を纏ってから上がりました。

 

湯上り後、熱海駅前浴場さん前の側溝から廃湯の湯気が立ち上るのが見えました。

それでは熱海駅より帰路に着きます。

本日も良い湯をありが湯ございました。
熱海方面へお立ち寄りの際は是非♪

走り湯浜浴場と日本三大古泉 走り湯|熱海|湯活レポート(温泉編)vol.199

www.asahi-net.or.jp

【住所】静岡県熱海市伊豆山579-37
【泉質】カルシウム・ナトリウムー塩化物泉(高張性・弱アルカリ性・高温泉)ph7.9

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【入浴日】2022/1/22

日本三大古泉「走り湯」

この日は静岡県銭湯巡りの途上で日本三大古泉、伊豆山の「走り湯」へ行きました。

www.ataminews.gr.jp

走り湯は、日本でも珍しい横穴式源泉で、日本三大古泉の一つです。
今から約1300年前に発見され、山中から湧き出した湯が海岸に飛ぶように走り落ちる様から 「走り湯」と名付けられました。
「伊豆の国山の南に出づる湯の早きは神のしるしなりけり」と源実朝が詠んだように、 明治以前は伊豆山神社の神湯として信仰されていました。
奥行5mの洞窟から今も70度の熱泉が毎分170リットルも湧き続けています。


走り湯へは、JR熱海駅前バスターミナルより4・5番バス乗場から逢初橋(あいそめばし)経由伊豆山行きの東海バスに乗車。

最寄りの逢初橋バス停で下車、、、と言いたいところですが、終バスが16:00台と早く、この日は間に合わなかった為、タクシー利用。タクシーでも2メーター程度です。

入口には走り湯の由来や伊豆山神社の紹介の看板も立っています。

走り湯の歴史と現在の走り湯の紹介看板

伊豆山神社参道「いま、むかし」の紹介看板

階段を少し上ったところが走り湯の入口。

ココから、妖しい光を放ちながら湯気を吐き出す坑内の奥へ。
吹き上がる湯けむりで、視界が効きませんが、慎重に歩を進め源泉井を目指します。

湯けむりで判然としませんが、この鉄柵の下が源泉井です。
表は氷点下に近い厳冬でしたが、坑内は汗ばむほど温かい熱気に満ちており、ボコボコッと沸き立つ音は、まるで地球の鼓動のように聞こえます。

走り湯坑道の上に走湯神社も祀られていますが、現在は取り壊して再建中との事。

また、走り湯前には、相模灘を一望できる無料の足湯もありますが、ココは熱海の土石流災害のすぐ側に当たり、それ以降、現在まで残念ながら休止中との事。

 

伊豆山神社

izusanjinjya.jp

さて、走り湯神社を参詣してと思っておりましたが当てが外れ、ココまで来たら折角だから伊豆山神社をお参りしてみようかと、スマホのマップで調べてみるとココから500m程との表示。ならばと伊豆山神社への参道を上り始めました。。。

途中、本来の目的地である走り湯 浜浴場を通過。

既にかなり上った気がしていましたが、実はココからが本当の伊豆山神社参道w

伊豆山山頂に向けて直登で延々と続く急勾配の階段を仰ぎ見て、少し後悔しつつ後ろを振り返ると、熱海の海岸線は既に遥か眼下に。。。

そのまま踊り場で数回休憩を挟みながら、ようやく伊豆山神社の山門に到着。

ココから境内までは、更にかなりの段数の階段を昇っていきます。
走り湯から上り始めて30分弱でようやく境内に辿り着きました。

境内の入口に参道の紹介看板があり、改めてみると何と837段の直登階段!!!!!!!!
有名な伊香保の石段が365段なので、その約2.5倍❕

境内から見ると、駿河灘と熱海の街並みが遥か眼下に見えました。

さて、折角来たので参詣して行きたいと思います。
手水舎は珍しい紅白の龍の吐水口。

そして伊豆山神社は、全国でも屈指の縁結びの神様でもあります。

よい湯と湯友とのご縁と、家内安全を祈念して、伊豆山神社を後にしました。
まあ、ココまで来たのですから、きっとご利益はある事でしょうw

 

走り湯浜浴場

走り湯では泉温70℃の高温泉が滔々と湧き続けているのですが、観光施設の為、入浴は出来ませんが、折角ですからその温泉にも浸かりたいですよね。分かります。
その湯情を叶える浴場が「走り湯浜浴場」さんです。

この日は伊豆山神社に上った為、走り湯浜浴場さんまで下って来る頃には日も落ちて行燈看板に灯りが灯っていました。それでは早速中へお邪魔します。

実はコチラは熱海土石流災害時に源泉が一時停まり休業に追い込まれたそうです。

www.nikkei.com

その後、施設の努力で災害から約3ヵ月の期間を経て再開されたとの事。

それでは番台で受付を済ませ、いざ浴室へ参ります。

熱海伊豆山温泉観光協会Twitter https://twitter.com/atamiizusanspa/status/1442281257249869825

浴槽は2槽式で左手が40~41℃程のぬる湯、右手が44℃前後の熱湯。
まずは沐浴で伊豆山神社参詣の汗を流し、早速ぬる湯からライド温♨
走り湯浜浴場さんの泉質は、カルシウム・ナトリウムー塩化物泉。保湿成分のメタケイ酸も129.3㎎と規定値の2.5倍以上、殺菌効果の高いメタホウ酸も9.1㎎と規定値の1.8倍以上あり、傷を癒し、肌を保湿し、魔法瓶のように温める有難いお湯が掛け流しになっています。浴感は軽いツルスベで湯口付近のお湯を掌に掬って一舐めしてみると、カルシウム、塩化物泉に特有の塩っぱ苦い味覚が感じられます。

ぬる湯から熱湯へと移動し、しっかり体の芯まで温まってから、手桶に源泉を組んで数杯頭から被り、これまた走り湯源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げ、走り湯源泉を全身で存分に享受させて頂いてから上がりました。

 

コチラは貴重な昭和45年当時の共同浴場の営業許可書です。

本日も良い湯をありが湯ございました。
熱海方面へお立ち寄りの際は是非♪

昭和湯|下田|湯活レポート(銭湯編)vol.804

www.asahi-net.or.jp

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【入浴日】2023/1/22

 

この日は静岡県湯巡りの旅で下田の「昭和湯」さんへ行って参りました。
昭和湯さんへは、伊東線を伊豆急アロハ号で南下し、終点の伊豆急下田駅へ。

駅構内にはTV番組「プレバト」でKis-My-Ft2の千賀建永さんとお笑い芸人ラランドのサーヤさんが描いたペンキ絵アートが展示され、一際目を引きます。
※掲示は当初2021年6月までの予定だったそうですが、その後も延長して掲示されています。

tetsudo-shimbun.com

改札は江戸時代まで関所が設けられていた事から、関所のデザインw

他にも駅前には、黒船来航で有名なペリー提督のサスケハナ号のレプリカが展示されていたりします。歴史を感じられますね。

さて、昭和湯さんへは、下田駅前ロータリー正面のR136号を左手方向へ。

暫く進むと4体の人魚に守られた下田橋が見えますが、そちらは渡らず・・・

その脇の大川端通り(みなと通り)を稲生沢川沿いに進みます。

みなと通りと言うだけあって、通り沿いに稲生沢川の河口と漁船風景が続きます。

突き当りまで進み、みなと通りを右折。

更にその先の突き当りを左折。

左折してすぐ、下田駅から徒歩12分程で目指す昭和湯さん到着。

それでは玄関の暖簾を潜って中へお邪魔します。右手が男湯、左手が女湯です。

早速番台で受付を済ませ、いざ浴室へ。
浴室正面には大きな1槽の浴槽がズドンと設置され、左右にカランがあるだけのシンプルな浴室。床のタイルは下田の砂浜のようなアースカラー。

この日は何湯か湯巡りする為、沐浴は簡潔に済ませ、早速浴槽にライド温♨
湯船には、下田や蓮台寺の15本の共同混合泉を引湯しており、泉温53.3℃の単純温泉が満たされています。浴槽内の湯温は43℃前後と少し熱めのシャッキリするお湯。

ジェットバスで凝りを解しつつ暫し温もってから、手桶に汲んだ源泉を数杯頭から被り、源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

湯上り後、下田駅まで戻る途中、みなと通りの汐風が肌に心地よかったです。
タイミングが良ければ、正面の寝姿山を繋ぐ下田ロープウェイも見られますよ。

ポカポカが収まらず、下田駅で黒船ソフト・バニラミックスを頂きました。

本日も良い湯をありが湯ございました。
下田方面へお立ち寄りの際は是非♪

山田湯|熱海|組合非加盟銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.803

onsen.nifty.com

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【入浴日】2023/1/22

 

この日は静岡銭湯巡りの旅で1湯目に「山田湯」さんへ朝湯を頂きに。
山田湯さんへは、JR伊東線 来宮駅が距離的には最も近い為、行きは来宮駅から向かいましたが、分岐や上り下りが多い上に、スマホのMAPで位置情報がずれていたりと迷宮入りしそうでしたので、帰りに撮影した熱海駅からのアクセスを推奨致します。

さて、JR熱海駅前ロータリーには蒸気機関車のレプリカが展示してあったりします。

山田湯さんへは、まずそのSLの先、熱海仲見世通り商店街へ。

熱海仲見世通り商店街を抜けたら右折して、熱海の目抜き通りへ。

紆余曲折ありますが、横道には脇目も振らず、ひたすら目抜き通りを進みます。
熱海海岸手前まで下り、そのまま進むと通りの左手に金城館が見えて来ます。


※下は以前「金城館」さんに宿泊入湯した際のレポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

金城館を過ぎたらその先、秀英電気の手前を右折。

路地に入ってコチラの絵が見えたらもうすぐです。

食堂みのる亭が見えたら、その先を右折。

右折して坂を下るとすぐ、熱海駅から徒歩25分程で無事、山田湯さん到着。

それでは番台で受付を済ませて浴室へ参ります。

床は淡い水色のタイル、立ち上がりは腰高までもう少し濃い水色のタイル。
男女浴室仕切り壁側にシンプルに一槽の浴槽。浴槽の上には富士山のタイル絵。
※写真は熱海市公式HPより拝借しております。

まずは1湯目なので沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
湯船には、熱海の共同源泉から引湯したカルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉がサラサラとかけ流しになっています。源泉温度が56.2℃と高い為、浴槽内で加水していますが、十分源泉の個性が感じられ、浴感は軽いキシキシ感。湯口付近の湯を掌で掬って軽く一舐めしてみるとしっかり塩味も感じられます。

しっかり温まってから、手桶で源泉を数杯頭から被り、源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて塩化物のヴェールを全身に纏ってから上がりました。

熱海駅までの道中も、源泉の保温効果が高い為か、大寒前の厳冬下でしたが、ずっとポカポカが持続していました。

本日も良い湯をありが湯ございました♨

 

余談。
来宮駅からのアクセス紹介は断念しましたが、数枚写真を紹介しておきます。
コチラは熱海駅から乗った観光列車リゾート21「キンメ電車」。

そして来宮駅から山田湯さんへ向かう途中で見つけたラブレター川柳神社。

山田湯さんへお出掛けの際は、是非、熱海駅から散策しながらのご訪問を♪

銭湯データベース(名古屋市その他)

※区名・店名は五十音順です。

中区

yukatsu.hatenablog.com

 

東区

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仁王門湯|上前津|湯活レポート(銭湯編)vol.802

aichi1010.jp

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【入浴日】2022/11/17

 

この日は名古屋出張の帰りに「仁王門湯」さんへ行って参りました。
仁王門湯さんの最寄駅は、名古屋市営名城線と鶴舞線が乗り入れる 上前津駅。
構内にはういろきしめんと名付けられたカラフルなタイル絵があります。

さて、仁王門湯さんへは、8番出口を出て大須通りを直進。

その先「や台ずし」の先を右折。

仁王門湯さんは東仁王門通り商店街と万松寺通り商店街の間にあります。

東仁王門通り商店街

万松寺通り商店街

駅から徒歩4分程で二つの商店街に挟まれた仁王門湯さん到着。

玄関を入ると内扉が有り、右手が男湯、左手が女湯。

中は番台式で脱衣場は御座敷き。
ロッカーに窓が付いているのは名古屋銭湯の特徴のようです。

 

準備を済ませ浴室に入ると、正面には白亜のタイルに8の字?∞の字?のレリーフ。

まず沐浴で全身お清めを済ませ、手始めに奥の超音波・気泡浴からライド温♨

気泡浴で軽く血行促進したところで、センターの大きな主浴槽へ。
コチラは奥が電気風呂とあつ湯。センターは腰掛け湯。

手前が贅沢な広い深湯(ぬる目)で肩までドップリ浸かれます。
仁王門湯さんは井水と上水の混合との事ですが、昨今の燃料費高騰の中、これだけの湯量に浸かれる事は実に贅沢な事だとしみじみ感じざるを得ません。

湯巡りでしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
仁王門湯さんのサウナは浴室と脱衣場の間の通路にあります。
ストーブは遠赤外線ヒーターで、この日のコンディションは94℃。
ジリジリと焼かれるようなサウナでじっくり発汗を楽しみます。

発汗後はサウナ室隣の水風呂へ。こちらは水温16℃。
新水がザバザバ注がれていて、爽快にクールダウン出来ます。

この日は帰りの電車の時刻もある為、以下2セット勝負で楽しませて頂きました。

・サウナ7分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げは再度深湯とあつ湯をはしごして体の芯まで温まり、熱めのシャワーで流して上がりました。

 

湯上り後、ご主人より「銭湯好きなら持って行って」と言われ、あいち銭湯 マップで銭湯めぐりスタンプ帳を頂きました。愛知県には現在70湯弱の銭湯があるんですね。
こりゃいつになったら巡りきれることやらw

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
名古屋方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、愛知県公衆浴場組合HPより拝借しております。

SPA:BLIC 赤坂湯屋<男性専用>|赤坂見附|湯活レポート(サウナ編)vol.134

spablic.com

【所在地】東京都港区赤坂3-10-4 赤坂月世界ビル3F

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【入浴日】2023/2/23

 

この日は赤坂の地に侘び寂をコンセプトにひっそりとOPENした「SPA:BLIC 赤坂湯屋」さんへ行って参りました。
SPA:BLIC 赤坂湯屋さんの最寄は、丸の内・銀座線 赤坂見附駅10番出口。
10番出口を出ると、構内にSPA:BLIC赤坂湯屋さんのポスターが掲示されています。

10番出口は左右に分かれていますが、ココは右手赤坂方面へ。

表のエスプラナード通りに出たら、まずは左手に進みます。

すぐ一本目の富士そばの先を右折。

また次の交差点でカラオケ館の手前を左折。

駅から徒歩3分程でSPA:BLIC 赤坂湯屋さんが入居する赤坂月世界ビル到着。
見えづらいですが、袖看板に3F SAUNAと書いてあります。

一見、昭和のバービル風ですが、入居しているのが、南欧家庭料理にクラフトビール、ダーツバーにお洒落系サウナと時代も変遷していますね。

さて、SPA:BLIC 赤坂湯屋さんは、コチラの3Fです。

 

EVを下りると高級旅館のような佇まいのSPA:BLIC赤坂湯屋さん。
従業員も仲居さんのような方が多く、入口でまずICタグ付きリストバンドを渡され、そちらの番号の下足箱を利用。木製に漢数字の純和風の下足箱ですが、開錠はICタグでというのが令和スタイルらしさです。

靴を預けたら、フロントでタオル、館内着を一式受け取り、いざ湯屋の世界へ。

浴室・脱衣場の入口扉も木戸ですが、ICタグで開錠するタイプです。

脱衣場のロッカーも木製に漢数字ですが、ICタグ開錠タイプで同番号を使用。

準備を済ませたら、これまた高級老舗旅館のような木の引き戸を開けて浴室へ。
浴室壁には障子と竹林があしらわれた完全に和の侘び寂の世界。

アメニティは充実していて、髭剃りに歯ブラシまで用意されています。
まずはアメニティも駆使し、沐浴で全身お清めを済ませ、早速サウナ室へライド温🔥

SPA:BLIC 赤坂湯屋さんのサウナは2種で、まずは低温の凪「NAGI」へ。
コチラはフィンランドHARVIA社製ストーブで、この日のコンディションは70℃。
複数センサーによるAIオートロウリュで絶対湿度をキープ。概ね3~4分に1度ロウリュが発動し、高湿度を保った室内の為、ロウリュが発動されると強烈な熱波をお見舞いされ耳たぶが焼けるような熱気が頭上からドバっと降り注いでくる感じです。

2セット目からは高温サウナ荒「SUSA」へ。
コチラはセルフロウリュ可能で、この日のコンディションは90℃。
凪もそうですが、壁面を国産ヒノキと溶岩石で覆い、3段目の天井は掘り込み式になっている為、ロウリュすると速やかに熱気が最上段に駆け上り、対流して逃げない為、室温以上に焼けつくような灼熱のサウナ体験が可能(エクストリーマー向きですね)

発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温15.8℃。

クールダウン後は、ととのいテラスに用意された休憩椅子でととのいタイム
椅子は左右に10脚ある為、ととのい待ちという悲しい事態にはなりません。
頭上からサーキュレーターの微風が優しく全身を撫でていく至福のひととき。

この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・凪「NAGI」10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・荒「SUSA」10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・荒「SUSA」12分⇒水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げはミネラル豊富な麦飯石で磨いた湯に浸かって体の芯から温まり直し、乾いた髪にトリートメントしつつ、熱めのシャワーで流して上がりました。

 

本日も良きサウナをありが湯ございました。
SPA:BLIC 赤坂湯屋さんは、現在プレオープン期間で利用時間は11:00~22:30。
男性専用サウナとなっておりますので、お気をつけ下さいませ。

※浴室内は撮影不可の為、施設のご了承を得て公式HPより拝借しております。

TARU SAUNA LABO麻布十番|タルサウナ編/クライオBOX編|湯活レポート(サウナ編)vol.133

taru-sauna-labo.com

【所在地】 東京都港区麻布2-26-14 VORT麻布十番ビルⅡ1F

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アクセス

TARU SAUNA LABO麻布十番さんへは、屋号の通り南北線・都営大江戸線 麻布十番駅より6番出口を出て、新一の橋交差点を左折し環状三号線を直進。

次にENEOSのガソリンスタンドの先を左折。

左折してすぐ、駅から徒歩4分程でTARU SAUNA LABO麻布十番さん到着。

 

【入浴日】2023/1/17:タルサウナ編

この日は2023/1/14グランドOPENした「TARU SAUNA LABO麻布十番」さん初訪問。
生憎の雨天で利用はしませんでしたが、店頭にも大きな樽型ベンチがあります、

それでは早速中へお邪魔します。

TARU SAUNA LABOさんは事前予約制の為、受付でその旨を伝え案内して頂きます。

セルフロウリュ用のアロマは数種類から選べ、この日はリツェアクベバをチョイス。
リツェアクベバとは、樹木から採取されるハーブの一種だそうです。

トンネルを抜けるとそこはサウナ室だったw

この日は通路突き当りのスタッフルームお隣のルームNo.3へ。

ココからはTARU SAUNA LABO麻布十番さんは貸切の個室サウナですので、施設にご了承を得て撮影したサウナ室内の模様も交えてレポートを進めさせて頂きます。

扉を開くと前室にはドレッサー。各種アメニティにガウンまで用意されています。

サウナ室エリアに入ると正面には大きなTARU SAUNA。

まずはシャワーブースで全身お清め。
オーベーヘッドシャワーにハンドシャワーまであるので助かりますね。

サッパリしたところで早速TARU SAUNAの世界へライド温🔥
TARU SAUNAの室内は、思ったより広くて明るいです。

TARU SAUNAの日のコンディションは90℃程。
※写真撮影時は88℃程でしたが、セットを重ねる内に徐々に上昇し、最終的には90℃オーバーに。

セルフロウリュ可能で、入口でチョイスしたリチェアクベバのアロマ水でロウリュ。

ロウリュすると、鮮烈な森の香りが室内に広がり、陽だまりのような温もりが限りなく優しく全身を包み込んでくれる感覚に陥ります。思えば、TARU SAUNAの円筒形は、ロウリュで熱対流するサウナの理想形かも知れません。

発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温17℃程で程よくクールダウン。
水風呂は入室時空ですので、入室と同時にボタンを押して冷水を貯めるタイプです。

クールダウン後は、サウナ室前に用意されたととのいスペースで休憩

ととのえスペースの上の赤いLED灯はコラーゲンランプだそうで、一定の波長の可視光線を浴びる事で、体内のコラーゲンやヒアルロン酸等が増殖するそうです!

www.nihonkijun.jp

この日は90分の時間制内で以下3セット楽しませて頂きました。

・TARU SAUNA5分⇒樽水風呂1分⇒ととのいタイム3分
・TARU SAUNA10分⇒樽水風呂1分⇒ととのいタイム3分
・TARU SAUNA15分⇒樽水風呂1.5分⇒ととのいタイム5分

仕上げは乾いた髪にトリートメントしつつ、熱めのシャワーで全身を軽く流してから上がりました。

湯上り後、ドリンクかジェラートサービス付で、この日はピスタチオのジェラート。
森の香りのロウリュを浴びて、体内へも森の恵みをごちそうさまです。

本日も良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2023/2/1:スタンダードサウナ+クライオBOX編

この日はTARU SAUNA LABO麻布十番さんのもう一つのスタンダードサウナ&クライオBOXを体験すべく、早速再訪させて頂きました。

それでは受付をでひのきのアロマをチョイスし、サウナ室へ参ります。

前回も潜ったトンネルの先には、ネイチャーな画像が揺らめいていました。

この日案内されたのは、前回の一つ手前のRoom No.6。

室内に入ると手前がドレッサー&脱衣スペース、奥がサウナとクライオボックス。

まずはいつも通りシャワーブースで全身お清め。

全身の穢れを洗い流したところで、早速サウナ室へライド温🔥

スタンダードサウナは通常の個室サウナで、この日のコンディションは94℃。

勿論セルフロウリュも可能で、ひのきオイルのアロマ水をストーブへ。
ブワッとひのきの香りが室内に立ち込めて森林浴気分が味わえます。

発汗後はサウナ室隣の超冷凍キャビン「クライオBOX」へ。
クライオBOXとは超低温に冷やしたキャビンに短時間全身を晒すことで、超回復効果が得られるとの事でトップアスリートにも愛用者がいらっしゃるそうです。
タダものではない、重々しい業務用冷凍庫のような扉を開けて中へ。

庫内は-20~-30℃の極冷の世界。暗闇の為、ドアノブに下げられたランタンを持ち込んで室内に入ります。入った瞬間、全身から立ち上る湯気で室内が白銀の世界へ‼
森閑とした無音の中、蒸散した水蒸気が凍るのか、天井付近で時折パリパリッと音が響き、永久凍土に閉じ込められたような恐怖感さえ感じます。
※扉は中からプッシュボタンで開けられ、万が一の非常ボタンもあるので安全は担保されています。

潜熱比が異なる為、水風呂よりはじんわり冷やされる感じですが、その間クライオ効果で全身の細胞が修復されているのをイメージしながらクールダウン。
クールダウン後は、シャワーブース脇に用意されたととのいスポットで休憩。
コチラも赤い照明はコラーゲンランプでコラーゲンやヒアルロン酸増加に期待!
ととのいタイム中は、水風呂、外気浴とはまた違う、極限環境からの生還、コラーゲンランプで癒されながら、生の有難みを実感するような不思議な気分にw

この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・スタンダードサウナ7分⇒超冷凍クライオBOX2.5分⇒ととのいタイム3分
・スタンダードサウナ10分⇒超冷凍クライオBOX2.5分⇒ととのいタイム3分
・スタンダードサウナ12分⇒超冷凍クライオBOX5分⇒ととのいタイム5分

仕上げは乾いた髪をトリートメントしつつ、熱めのシャワーで軽く温まり直してから上がりました。

 

湯上り後、ホットコーヒー、ジェラート、赤ワイン、白ワインから1点サービスがあり、前回ジェラートでしたので、今回はホットコーヒーを頼みました。2月なのでチョコレートのオマケがサービスされ、ちょっとした心遣いが嬉しいですね。

この日は屋内で頂きましたが、春先や夏場は表のタルベンチで頂いても一興かも。

本日も良きサウナをありが湯ございました。

帰りに麻布十番の駅構内で、新しいサウナホテルの看板を発見!

気になって調べてみましたが、DAY STAYで30,000円はちとお高いですね;;
まあ、コチラはビジターお試しプランとか何かご縁があった折にという事で。

hotel-minato.com

TARU SAUNA LABO麻布十番さんは、通常会員制サウナですが、都度利用でゲスト利用も可能。いずれもHPからの事前予約制です。気になる方は是非ご予約を♪