湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

休業中|村山温泉 かたくりの湯|武蔵村山市|洋風浴室編 / 和風浴室編|湯活レポート(温泉編)vol.201

【所在地】東京都武蔵村山市本町5-29-1

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【泉質】メタホウ酸泉

アクセス

村山温泉 かたくりの湯(以下「かたくりの湯」)さんへは、多摩モノレールの玉川上水駅、もしくは終点 上北台駅より市内循環バス(MMシャトルバス)を利用。
※上北台駅経由の場合は、1番バス乗場をご利用下さい。


※玉川上水駅を経由する場合は3番バス乗場をご利用下さい。

途中、車窓から見える多摩モノレール延伸の看板の右下にかたくりの湯さんが載っているのを発見!

バスに揺られる事、上北台駅からなら20分前後、玉川上水駅からならたっぷり40分超で最寄りの村山温泉 かたくりの湯バス停。バスを下車すると目の前です。

 

【入浴日】2023/2/25:洋風浴室編

「村山温泉 かたくりの湯」さんは多摩モノレールの最寄駅より長時間バス利用と、我が家からは少々アクセスが面倒な為、都内ながら未訪となっていましたが、2023/4月より休館の声を聞き、今回初訪問して参りました。

円型の番傘のような建物が特徴的で手前がエントランス、奥が温浴棟です。

この日は語呂合わせですが、下足箱は26(風呂)番を使用。

コチラが浴室案内図です。
洋風浴室と和風浴室がありますが、奇数と偶数日で男女浴室入替制になっています。

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
この日は奇数日で男湯が洋風浴室の日でした。

さて、準備を済ませ、まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
まずは奥の炭酸風呂から。スタッフにお伺いしたところ、かたくりの湯では炭酸風呂と高温風呂、露天風呂に源泉を使用していらっしゃるそうで、コチラは源泉×炭酸泉のハイブリッドバスです。泡付きが凄くて、一瞬で全身が細かい気泡に包まれます。ナノバブルに包まれるお陰で最早ツルツルの肌触り!

続いて源泉高温風呂を挟んで手前のイベント風呂へ。この日はゲルマニウムの湯。
ゲルマニウム鉱石がカランに吊るされ、マイナスイオンで癒し効果UP!

軽く温まったところで露天風呂へ移動。

まずは2種の段違い打たせ湯で、脳天から湯を浴びて湯慣らし。
コチラは外気で冷える為か、足元はお風呂というよりプール状態。打たせ湯も最初は常温の水が降って来ますので最初は掌等で受けて、少し温かいのが出て来たら浴びましょう。脳天から滝水を受ければ、水流マッサージ効果もあり爽快ですよ。

湯巡りのラストは露天風呂でまったり。かたくりの湯さんの源泉はメタホウ酸泉。メタホウ酸は目薬等に含まれる成分で殺菌作用があり、傷や肌荒れに効果があります。湯口の湯を掌で受けて一舐めしてみると微かな苦味。この苦味はメタホウ酸というよりは、微量に含有するカルシウムや塩化物の風味かも知れません。その為か、肌触りはキュッキュッとした軽いキシキシ感が感じられます。

源泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
洋風浴室のサウナはミストサウナで、この日のコンディションは42℃。
浴室内には濃厚なミストが満ちており、軽いアロマの薫り。この日はイベントデーではない為、アロマは使用していないのですが、頻繁に薄荷(ミント)アロマのイベント等があるそうで、その残り香かも知れません。仄かなアロマの薫りに包まれリラックスしていると、時折頭上からポタッポタッとアッツアツの水滴爆撃が落ちて来るのも、ミストサウナならではで、楽しい熱気浴タイムを過ごせました。

発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温16℃。
十分冷たいですが、ヒリヒリ感等はなく、ずっと浸かっていたくなる心地よさ。

この日は以下2セット楽しませて頂きました。

・ミストサウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ミストサウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴5分

仕上げは心地良かった源泉×炭酸風呂と露天源泉風呂をはしごし、再度体の芯まで温まってから、手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、これまた源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2023/2/26:和風浴室編

この日はもう一つの和風浴室を体験すべく村山温泉  かたくりの湯さんへ。

この日、途中乗り継いだ西武新宿線の車両が全車両ドラえもん号でした。

さて、今回は偶数日でした為、予定通り男湯が和風浴室。

それでは早速受付を済ませて浴室へ参ります。
和風浴室は、洋風浴室と雰囲気は異なりますが、基本構成やレイアウトは同じです。
内湯は浴槽の廻り縁が檜で、露天風呂は野趣溢れる岩風呂になっています。

まずはいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
この日も奥の炭酸風呂から。和風浴室と同じく凄い泡付きでツルツルの浴感。

続いて高温風呂を挟んで手前のイベント風呂へ。この日もゲルマニウム風呂でした。

内湯巡りで軽く温まったところで露天風呂へ移動。

まずは2種の段違い打たせ湯で脳天から湯を浴びて湯慣らし。
やはり打たせ湯は最初冷水で、この季節は少し温まってもかなりのぬる湯です。
激冷ではないので、滝行気分を味わうには丁度いいかもw

湯巡りの〆はこの日も、露天風呂の湯船いっぱいのメタホウ酸泉の中で手足を伸ばして存分にリラックス。

源泉浴槽でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
和風浴室のサウナはボナサウナで、この日のコンディションは75℃。
10分に1度程オートロウリュが発動し、座面下でジュワーッと大きな音がしたかと思うと強烈な熱気がグワーッと室内を包んでいきます。ボナサウナは熱源が座面下に隠れている為、放射熱が一方向からだけでなく、均質にサウナ室全体が温められるのが利点です。マイルドなサウナで派手さは無いですが、ロウリュがかなりしっかり効くので低温サウナとしては自分史上過去一かも。

発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温17℃。

この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ボナサウナ7分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ボナサウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・ボナサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは昨日と同じく源泉×炭酸風呂と露天の源泉岩風呂で再度体の芯まで温まり、手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、これまた源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

その村山温泉 かたくりの湯は武蔵村山市の所有ですが、運営自体は民間業者へ委託となっており、その業者との契約が2023/3/31で切れるのだそうです。コロナ禍以降の集客減や燃料費高騰が原因かと推察しますが、契約更新に至らず、新たな引受先も無かった事から、2023/4/1より休館となる模様。

温浴ファンとしては再開が望ましいですが、今後の在り方について検討の方向性との事で、再開はされるのかどうか含めて未定です。

お別れ入浴に行かれる方は、第3木曜定休で営業時間はAM10:00~23:00だそうです。
設備は全てフル稼働ですので、お早目に行かれる事をおススメしておきます。
※お別れ入湯に行かれる方の為に一応3月のイベントカレンダーも掲載しておきますね。

※浴室内は撮影不可の為、公式HP等より拝借しております。