湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

香取湯|駒込|湯活レポート(銭湯編)vol.379

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www.1010.or.jp

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Google マップ

【入浴日】2020/9/14

 

この日は駒込方面へ出掛けついでに「香取湯」さんへ。
香取湯さんへは、JR駒込駅下車、北口を出て正面の本郷通りを直進。

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女子栄養大学キャンパス手前を左折し、緩い坂を上ります。

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私有地2本手前の下の路地を右折。

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その先突き当りを左折し・・・と地図と睨めっこしながら行きましたが、この先かなりのラビリンスで、諦めてスマホのGPSを頼ったので、皆様もスマホ持参がお薦めです。正しく進むとある路地を曲がったところでこの看板が目に飛び込んできますw

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入口脇にメルヘン&シュールな銅板のレリーフ。

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中へ入るとかわいらしいロビーにひょっとこ、おかめの暖簾が楽し気です。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。

 

香取湯さんのお風呂はシンプルな1槽浴槽。奥にショルダーマッサージとボディーマッサージ、その手前にバイブラが付いています。まずは沐浴で汗を流して42℃の適温のお湯でじっくり温まります。

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お風呂で十分体も温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
香取湯さんのサウナは、ガス遠赤外線ヒーターでこの日の温度は100℃。

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じっくり発汗したら汗を流して今度は水風呂へライド温♨
香取湯さんでは地下250mより汲み上げる井戸水を使用しており、原水はもう少し冷たいが、万人向けに季節を問わず安定的に22℃を維持しているとの事。

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この日は以下3セットで爽快に❝ととのう❞*1事が出来ました。

・サウナ5分⇒天然井水風呂1.5分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒天然井水風呂2分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒天然井水風呂2分⇒休憩5分

仕上げは広い湯船でしっかり温まり、熱めのシャワーで軽く流してフィニッシュ。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、豊島区浴場組合Webサイトより拝借しております。
※サウナ室だけは、無人の時に施設にご了承を得て撮影させて頂きました。

*1:サウナ⇒水風呂⇒休憩のループで煩悩が水風呂の井戸の奥深くに沈み、魂が浄化される様w

休業中|井川湯|京急子安銭湯散歩②|レトロ銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.378

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k-o-i.jp

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【入浴日】2020/12/20

 

この日は京急子安銭湯散歩で2湯目に銭湯友達Kさんの手引きで「井川湯」さんへ。
井川湯さんへは、京急子安駅改札を出て、正面突き当りの踏切で京急線を渡ります。

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京急子安駅入口交差点で第一京浜を渡り正面の路地へ。

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この辺りは浦島太郎伝説が残っており、路地の随所に浦島太郎の足洗い井戸等と名前のついた井戸が随所に点在し、現在も生活用水として利用されています。

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駅から徒歩4分程で路地の左手に井川湯さん。

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薪沸かしの為、煙突からは白煙が立ち上っていました。

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玄関には九谷焼のタイル絵が入浴客をお出迎え。
※この日は写真を撮らせて頂きましたが、普段は傘立てがこちらに置いてあるようです。

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さて、ここからはKさんがOPEN時間前に内部の撮影許可を頂いたとの事で、入浴前に撮影させて頂きましたので、井川湯さんの中の模様も交えてレポート致します。
玄関から振り分け式入口の扉を開けて中へお邪魔すると、昔ながらの番台に入口上の大きな写真パネル。コチラの写真は先代の女将さんが女湯で撮影した男の子の写真なのだそうです。当時銭湯大賞を取り、展示された現物パネルとの事。当時の銭湯風景、愛らしい男の子の表情といい、貴重な一枚です。

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下が男湯浴室。コンパクトな室内に高い天井、床のタイルもレトロです。
井川湯さんは横浜で二番目に古い銭湯で創業は明治期、現在で四代目との事。

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浴室正面は最近描き変えられたもので、20.11.20ナカジマと雅号の入った銭湯絵師 中島盛夫氏の手による富士山のペンキ絵。その下には九谷焼の鯉が泳いでいます。

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男女浴室仕切り壁には三幅の九谷焼の風景画。こちらも貴重なものです。

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それではこの日2湯目ですので、沐浴は簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
お風呂は右手がバイブラ付き浅湯で左手が深湯。薪沸かしの為、湯触りが柔らかく特に浅湯のバイブラバスは温かく優しいバブルに全身包まれ、極上の浴感です。

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暫し浴室鑑賞しながら温まり、最後シャワーで軽く流して上がりました。

 

さて、OPEN前に女湯側も撮影させて頂きましたので、紹介しておきますね。
脱衣場にはおかまドライヤーやベビーベッドがあり、最初の写真の風景のまま。

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下が女湯浴室です。こちらはセンターにも洗い場がありますね。

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女湯のペンキ絵は瀬戸内海の景色との事。長閑な風景で何だかホッとします。

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こちらの仕切り壁にも三幅の九谷焼。どれも貴重な一品です。

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湯上り後、脱衣場に無料のドライヤーと綿棒も用意されていて嬉しいですね。
井川湯さんを出ると、既に日が落ち始めたトワイライトの夕景に井川湯さんの照明が浮かび上がっていました。

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井川湯さんの裏は漁師町になっていて、富士見橋の上から夕陽に照らされる美しい釣り船と船宿の景色を撮影し、子安の街を後にしました。

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本日も良い湯をありが湯ございました。

 

その井川湯さんですが、2023/12/1より設備老朽化の為、休業中との事。ご主人の話ではお釜の故障との事。残念ですが、今は静かに再開を待ちたいと思います。

※コチラは京急子安銭湯散歩1湯目の「鷲の湯」さんの入湯レポートです↓

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鷲の湯(野天乃湯編・森林乃湯編)|京急子安|湯活レポート(銭湯編)vol.377

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washinoyu.com

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【入浴日】2021/6/25:野天乃湯編

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この日は半年ぶりに、未訪のもう一方の浴室「野天乃湯」訪問の為、鷲の湯さんへ。
子安駅からJR線を潜り、大口商店街を抜け、第二京浜沿いの鷲の湯さん到着。

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前回訪問時には気づきませんでしたが、1FエントランスのEV前では信楽焼の狸がお出迎えしてくれていました。

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EVで2Fに上がると、この日は予定通り男湯が前回と反対側の「野天乃湯」。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
野天乃湯も広い浴室いっぱいに様々な温浴施設が広がっています。

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沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
メインバスは、ハイパワージェットボディージェット、ポイントマッサージ寝風呂、エレキマッサージと水流系、電浴系が揃い踏み。まずはこちらで軽く血行促進。

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入口側には個室が2つあり、奥が北投石の湯、手前がアロマバス。
北投石の湯では秋田県玉川温泉の北投石を通したお湯が滝湯となって湯船に降り注いでおり、ちょっとした打たせ湯も楽しめます。また上部より北投石ミストが降り注いでおり、全身で北投石の湯を堪能できます。
アロマバスでは、天然ゲルマ鉱石が沈めてある湯に浸かり、ゆったりリラックス。
二つの個室風呂を満喫したところで奥の高濃度炭酸泉へ。こちらは贅沢にもラジウム温泉に炭酸ガスが溶け込ませてあり、スベスベ、プクプクとWの浴感が楽しめます。

内湯で軽く温まったところで露天風呂へ。こちらは脇の湯滝からアメリカン珈琲色の源泉が豪快に岩風呂に注ぎ、手前からザアザア掛け流されています。湯の花が舞い、多少の泡付き、ツルスベ感もあるお湯は極上の心地よさです。

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内湯と露天でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
野天乃湯のサウナはロッキーサウナで、この日のコンディションは94℃。
定員10名と銭湯サウナとしては広めの室内で熱量も十分。
発汗後はサウナ室前のラジウム冷鉱泉かけ流し水風呂へ。こちらは水温21℃。
泉温17.2℃の源泉がザアザア掛け流しになっており、こちらは本物の源泉掛け流し。
ツルスベ感のある源泉水風呂で至福のクールダウンタイム♪
この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・ロッキーサウナ7分⇒冷鉱泉かけ流し水風呂1.5分⇒休憩3分
・ロッキーサウナ10分⇒冷鉱泉かけ流し水風呂1.5分⇒休憩3分
・ロッキーサウナ12分⇒冷鉱泉かけ流し水風呂2分⇒休憩3分

仕上げは露天源泉風呂をじっくり堪能し、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで軽く全身を拭き上げてから上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2020/12/20:森林乃湯編(京急子安銭湯散歩①)

 この日は京急子安銭湯散歩で1湯目に「鷲の湯」さんへ。
鷲の湯さんの最寄り駅は京急線 子安駅。

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正面の地下連絡通路で左手に見えるJR線の下を潜り向こう側へ。

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地下通路を抜けた先の大口1番街を右手へ進みます。

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大口1番街を抜けたら大口通交差点を渡ったところで第二京浜を左折。
大口通交差点からは、左手斜め前に鷲の湯さんの看板が見えています。

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建物手前の自販機上に北投石の湯の看板と高濃度炭酸泉の幟がズラリ。
早くも期待感に胸が高鳴りますw

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建物脇からは冬の澄んだ蒼天に鈍色の煙突が一人白煙を吐いていました。

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それでは玄関より中へお邪魔します。

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ロビー入口にも北投石の湯の額が掛かっていました。

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入場券は券売機で購入する方式。

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フロントで受付を済ませ浴室へ。
鷲の湯さんは毎日男女浴室入替で、この日は男湯が森林乃湯。

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こちらが森林乃湯の浴室です。
センターに浴槽が貼り出した奥行きのある独特の構造。
浴室正面の仕切り壁上には、屋号を象徴する荒鷲のレリーフが飾られています。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速センターバスからライド温♨
センターバスは左手前がヒップにバイブラが付いた座湯、奥がポイントマッサージ、右側手前に電子マッサージ揉兵衛を配した広い浅湯。まずはこちらで血行促進。

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続いてお隣の秋田県玉川温泉産 北投石の湯へ移動。こちらは湯口に北投石が敷かれ、北投石を通した湯が浴槽に注がれると共に、北投石の湯のミストが頭上から降り注ぐ仕様。北投石はラジウム鉱石で、放出する微弱放射線が全身に作用して好転反応を起こし免疫系を強化してくれると言われています。経皮より呼気からより吸収されるとの事ですので、この仕様は良いですね。

体も軽く温まったところで怒涛の3連発黒湯温泉へ。
まずは内湯の黒湯×高濃度炭酸泉。
ぬるめのシュワシュワが心地よくいつまでも浸かっていられます。
炭酸泉で体も温まってきたところで黒湯温泉露天風呂へ。
鷲の湯さんの黒湯温泉は源泉名「横浜温泉」。アルカリ性のメタケイ酸泉でツルスベ感もある美肌の湯。アメリカン珈琲のような透明感のある濃琥珀色。露天風呂で琥珀色の湯に包まれ、じっくり温まらせて頂きます。

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黒湯温泉3発目は何と水風呂!という訳でお先にサウナ室へ行ってみます。

森林乃湯のサウナはロッキーサウナでこの日のコンディションは92℃。
グッドコンディションで黒湯温泉で温めた体から玉のように汗が滴ります。
発汗後はお待ちかね、黒湯温泉水風呂へ。
水温は18℃で吐水口から珈琲色の源泉がドバドバ掛け流されています。
鷲の湯さんの源泉は、源泉温度17.2℃の冷鉱泉。水風呂温度は浴室内で18℃でしたが、こちらがほぼ生源泉の掛け流しという訳。贅沢な源泉水風呂でのクールダウン。
この日は以下3セット楽しめせて頂きました。

・ロッキーサウナ7分⇒黒湯源泉水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・ロッキーサウナ10分⇒黒湯源泉水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・ロッキーサウナ12分⇒黒湯源泉水風呂1.5分⇒露天外気浴3分

仕上げは北投石の湯から、内湯黒湯炭酸泉、黒湯温泉露天風呂のはしごでたっぷり温まってから、湯桶に汲んだ黒湯温泉で絞ったタオルで軽く拭き上げて上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
鶴見方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、神奈川県浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラは、京急子安銭湯散歩2湯目の「井川湯」さんの入湯レポートです↓

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相模浴場|相模原|湯活レポート(銭湯編)vol.376

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sagamihara-sentou.com

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Google マップ

【入浴日】2020/12/17

 

この日は神奈川方面へ足を伸ばし「相模浴場」さんへ行って参りました。
相模浴場さんへは、横浜線 相模原駅南口より駅前デッキ「であいの丘」左手方向の階段を下り、左斜め前のさんはぜ通りへ。

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西門の交差点で右折しグリーンプラザ相模原通りに進みます。

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途中顔の付いた掌のモニュメントが通りの両側に現れたりします。

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駅から徒歩13~4分、通り左手のアーケードに相模浴場さんの看板が見えて来ます。

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中に入るとゆったりしたソファに大型TVがあるリビングのようなロビー。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。フロントを挟んで右手が男湯です。

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男湯浴室正面には青空を背景に大きな向日葵が咲き乱れるタイル絵。
湯煙の中の向日葵がなかなかに幻想的です。

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沐浴で全身お清めを済ませ、早速メインバスからライド温♨
メインバスは手前がバイブラで奥が寝風呂と座風呂、まずはこちらで軽く血行促進。
続いてお隣の深湯薬湯へ。この日は白濁りのフレグランスライン プルメリアの香り。優しい浴感で、こちらでゆったりのんびり温まります。

 

体もしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
相模浴場さんのサウナはガス遠赤外線ヒーターで、この日のコンディションは97℃。
コロナ禍で入場制限5名、サウナマット貸出で各位で敷いて座るパターンです。

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発汗後はサウナ室前の水風呂へ。
水温は17℃でバイブラも効いている為、この季節はメチャキンキンに感じます。
この日は以下3セット存分に楽しませて頂きました。

・サウナ7分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒休憩3分
・サウナ12分⇒水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げはフレグランスライン プルメリアの香りの薬湯に肩口までしっかり浸かって体の芯までゆっくり温まってから、最後は熱めのシャワーで軽く流して上がりました。

 

ちなみにHPによると女湯はアジサイが咲き乱れるタイル絵の背景に青空に輝く虹と燕が舞う景色が見られるそうですよ。コチラの方が湯煙には合うかもですね。

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本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、若女将にご了承頂き、公式HP他より拝借しております。

秩父川端温泉「梵の湯」|皆野|秩父湯巡り紀行第2弾②|湯活レポート(温泉編)vol.106

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www.bon-chichibu.jp

【入浴日】2020/12/15
【所在地】埼玉県秩父市小柱309-1

Google マップ

【泉質】ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低調性・アルカリ性・冷鉱泉)ph8.5

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1.うどん庵 宮亭

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tabelog.com

この日は秩父湯巡り紀行第二段で1湯目の「和銅鉱泉 ゆの宿和銅」さんより、秩父散策しながら「梵の湯」さんへ向かいました。
※コチラは「和銅鉱泉 ゆの宿和銅」さんの入湯レポートです。併せてどうぞ↓

yukatsu.hatenablog.com

秩父路を散策しながら「梵の湯」さんへ向かう途中にも「そらっぺー風呂」の看板。
何やら怪しげなその佇まい。後で調べてみると「そらっぺ」とは秩父地方の方言で「嘘」という意味らしい。怖い物見たさではありますが、こちらはまたの機会としておきましょうw

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「ゆの宿和どう」さんから「梵の湯」まで長閑な秩父路散策ではありますが、3.5㎞程の道のり、昼も過ぎ、お腹も空いてきたので何処か無いかと探していたら、「うどん庵宮亭」なる看板を発見!うどんすきがおススメとの事でしたが、この日は豚の生姜焼きに惹かれ、「つけ麺セット」を注文してみました。
それがコチラ!どうです、このボリュームで千円。うどんは打ち立ての自家製。
こしがある乱切りで、なかなかの美味。大満足のランチタイムとなりました。
※ご主人は打ち立てで新鮮という意味で「うどんの刺身だよ」と仰っていましたw

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2.秩父川端温泉「梵の湯」

さて、お腹も満ちたところで「梵の湯」さんへ向かいましたが、ご興味を持たれた方の為に最寄りの皆野駅からのアクセスも紹介しておきます。但し、私共は「ゆの宿和どう」さんから秩父散策しながら行きましたので、駅からのアクセスは帰りの道すがら撮影した為、駅に近いほど日が暮れている点ご容赦願いますw

まずこちらが最寄の秩父鉄道 皆野駅。改札は1ヵ所、出口も1ヵ所。

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駅前を直進し、正面の上原通りを右折。

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上原通りを直進し、正面に新皆野橋が見えて来たら、下の路地を左折。

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路地の先が新皆野橋入口で、そのまま新皆野橋で荒川を渡り橋の向こう側へ。

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橋の中央付近に新皆野橋ビュースポットなる物があり、秩父山系を一望出来ます。

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両神山の方を見てみると、何やら橋の袂に「梵の湯」さんらしき物が。

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橋を渡り切る頃には、ハッキリと梵の湯さんの看板が見えました。

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こちらが橋の上から見えた看板。秩父路の随所で見掛けましたが目立ちますねw

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看板の矢印に沿って坂を下った先が梵の湯さん。皆野駅からでしたら、徒歩20分ちょいですが、1/3位は橋の上なので、分かりやすいです。
入口脇には「梵天の水」の看板。気になりますね。

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玄関脇には濃度国内屈指の重曹泉の表示。これは楽しみ♪

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二重槽造りの湯船に掛け流し式循環風呂!?
何だかよく分かりませんが、相当お湯に対するこだわりは感じられます。

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それでは受付で岩盤浴の予約も済ませたところで、まずは大浴場へ。

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正面が全面窓の解放感溢れる浴室。
この日2湯目ですので、沐浴は簡潔に済ませ、早速内湯からライド温♨
「おおっ!これは!?」
薄濁りの湯はトロントロンでまるで化粧水に浸かっている心地。
源泉は内湯のみですが、「梵の湯」さんの源泉は、通常1,000㎎/㎏の成分で温泉認定されるところ、1,934㎎と倍近く含有し、その内美肌成分と言われる炭酸水素イオンが701.1㎎/㎏と群を抜いて多いです。また成分含有5㎎/㎏で認定されるメタホウ酸も13.2㎎/㎏と規定値の2.6倍以上含み、目にも良い温泉。
※メタホウ酸は目薬の成分です。

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トロトロの内湯をたっぷり楽しんだら、露天風呂にも行ってみます。
岩風呂の向こうには荒川の源流のせせらぎが聞こえ、心地よい微風が吹いています。

 

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しっかり全身温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
梵の湯さんのサウナは一風変わっていて、二重扉の内側に、まずは前室の低温サウナがあり、こちらは天吊りの電気ヒーターで室温は56℃程。

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その奥が高温のロッキーサウナで、こちらのコンディションは86℃程。

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私はもっぱら高温サウナに入って、ゆっくり発汗タイムを楽しみます。
前室が低温サウナで入退出があっても熱気が逃げないのと、保温効果もあり、室温計以上に熱々の熱気が楽しめます。

途中予約した岩盤浴の時間が来ましたので、岩盤浴を挟みます。
岩盤浴入口には、岩盤浴の効能も貼ってありましたよ。

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岩盤浴は全部で10床程。別料金ですが100円ですので、安価です。
入口から見て左手より右手に行くほど高温との事。1回の予約で30分楽しめます。

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大浴場やサウナ室、岩盤浴ではずっとソロピアノのヒーリングミュージックがBGMで流れていました。※下はイメージですが、聴きながらご覧頂くと、より世界観が伝わるかとw

この日は岩盤浴を挟みつつ、サウナは以下3セット。

・高温ロッキーサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴3分
・高温ロッキーサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分
(岩盤浴20分インターバル)
・高温ロッキーサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げはやはりトロントロンの内湯に浸かって体の芯まで温まり、湯桶に汲んだ温泉で絞ったタオルで全身を軽く拭き上げてから上がりました。

 

本日も良い湯、良いサウナをありが湯ございました。
秩父方面へお出掛けの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、施設にお伺いした上で、公式HPより拝借しております。
※コチラはその他の秩父湯巡り紀行のレポートです↓

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和銅鉱泉「ゆの宿 和どう」|和銅黒谷|秩父湯巡り紀行第2弾①|湯活レポート(温泉編)vol.105

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www.wadoh.co.jp

【入浴日】2020/12/15
【所在地】埼玉県秩父市黒谷813

Google マップ

【泉質】単純硫黄冷鉱泉(低調性・弱アルカリ性・冷鉱泉)ph7.6

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この日は秩父湯巡り紀行第2弾で1湯目に和銅鉱泉「ゆの宿 和どう」さんへ。
ゆの宿  和どうさんの最寄は秩父鉄道 和銅黒谷駅。この日は寄居方面から秩父鉄道。
ホームの待合室に往年の秩父鉄道の写真が飾られ、遠くには秩父山麓の紅葉が見事で正に山が燃える様を眺めながら長閑なひととき。

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そこへ入線してきた車両は過去最高にコテコテのラッピング車両でビックリ!

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内外装、一部窓面まで秩父名物でラッピングされ、鬼滅の刃の無限列車もビックリの超絶ラッピング車両。天井には秩父に伝わる「つなぎの龍」の絵が躍っています。

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そうこうする内、日本通貨発祥の地、和銅黒谷にラッピング電車が滑り込みました。
和銅黒谷駅ホームには大きな和同開珎のモニュメントが。
湯活のススメ奥さんが顔出ししてますが、これって顔出しパネル!?w

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駅舎自体は鄙び感もあり、至って普通のローカル線の駅舎です。

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駅前の彩甲斐街道を右折し、そのまま直進。駅から徒歩15分程で、右手に和銅鉱泉 ゆの宿和銅さんの看板が見えて来ます。入口の和同開珎の前でも一枚撮影。

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入口を入った3Fがロビーでフロント前の柱には御鐘馗様が鎮座しています。

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それでは受付を済ませEVで2F大浴場フロアへ。EVホールには大きな布袋様。
他にも写真には収めませんでしたが大黒様もいらっしゃり、ご利益満点の様相。

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それでは暖簾を潜っていざ浴室へ!ちなみにこの日は男湯が「檜扇」でした。

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※この日チェックイン前のどなたも入浴されていない時間にお邪魔し、施設にご了承頂き、特別に浴室内を撮影させて頂きましたので、そちらの写真を交えてレポートさせて頂きます。

 

浴室の扉を開けると湯煙の向こうに檜の大きな湯船が!

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この日1湯目ですので、丁寧に沐浴を済ませ、まずは内湯からライド温♨
微かに硫黄泉の薫りが漂い、湯面が天井に映ってゆらゆら揺れる様は幻想的です。

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軽く体も温まったところで露天風呂にもお邪魔します。
めっきり寒くなってきた初冬の外気の中、温かい湯に浸かり川面を眺めます。
湯煙が立ち上る中、のんびり湯に浸かる極楽体験は温泉露天ならではです。

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こちらが檜扇から望む荒川の源流風景。実に長閑です。

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ちなみにこちらは入浴前に撮影したこの日女湯の「岩鏡」の内湯。
湯船には蛇紋石が贅沢に使用されているそうです。

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こちらが岩鏡の露天風呂。こちらも風情があってなかなか良いですね。

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尚、「檜扇」と「岩鏡」の露天風呂は塀で仕切って隣り合っており、夫婦やカップルで入浴した場合、露天で隣同士になったら、塀越しに会話も楽しめます。
※現在はコロナ禍ですので、他に入浴客がいらっしゃる場合は、会話は控えましょう。 

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
秩父方面へお出掛けの際は是非♪

※コチラは秩父湯巡り紀行第1弾、第2弾のその他の施設の入湯レポートです↓

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閉店|JNファミリー|相模原|湯活レポート(スーパー銭湯編)vol.10

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【入浴日】2020/12/17
【閉店日】2021/2/28
【所在地】神奈川県相模原市中央区相模原7-1-20

Google マップ

 

この日はSNSで閉店の一報を伺い、「JNファミリー」さんへ出掛けました。
JNファミリーさんへは、横浜線 相模原駅南口より、であいの丘左手正面のさがみ夢大通りを直進。南口駅前デッキであいの丘には、ツリーのモニュメントがありました。

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駅から徒歩7~8分で左手にJNファミリーさんの看板が見えて来ます。

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ファミマの先に大きなヤシの木がある南国リゾート風のJNファミリーさん。

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入口はXマス装飾が施されていました。フロント・ロビーへはこちらより2Fへ。

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踊り場の壁のプルメリアのレリーフ。そう、Xマス装飾があるけれど、ココは南国バリ風リゾート「JNファミリー」さんです。

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2Fエントランスより入口側を見ると「本物よりも本物らしい理想の湯質『人工温泉』導入!」の案内板。これは楽しみです!

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エントランスには「サ道」作者のタナカカツキ氏、サウナ好きで知られる音楽プロデューサー ヒャダイン氏のサインも飾ってありました。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。

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ロッカールーム手前にはサウナサービスの立て看板。
3と7のつく日はアウフグース*1開催‼ 残念ながらこの後の予定もある為、18:00と20:00は合わせられなそうですが、セルフロウリュ*2毎日やってますとの事!また一つ楽しみが増えちゃいましたw

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その横に閉店案内のお知らせ。事前に知って訪問しましたが、現実を目の当たりにすると、「うわ!やっぱり本当だったんだ」と軽いショックを受けますね。

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気を取り直して準備を済ませ、いざ大浴場と行きたいところですが、JNファミリーさんは10Fに展望露天風呂があるとの事で、そちらへ先に行ってみます。

10FでEVを降り、露天風呂の方へ向かうと手前に屋上デッキがあり、遠くの秩父山系の山並みを背景に相模原の街並みが一望です。

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さて、天空のバリスタ展望露天風呂へ。
バリ伝統の石工で作られた女神や蛙の彫像が湯船を取り囲み、周囲は相模原の街並みを眼下に見下ろす絶景のロケーション。
こちらにも洗い場があり、シャンプー、トリートメント、ボディーソープも揃っていますので、まずは沐浴で丁寧にお清めを済ませ、天空のバリスパへライド温♨
青い空、そよぐ風、開放的な空間で温かい湯に包まれ至福のバスタイムを満喫。
※写真はHPからの拝借の為、夜景ですw

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暫し天空のバリスパを楽しんで、体も温まった頃合いで、大浴場へ移動します。
大浴場はロッカールームのある2Fから階段を下って1Fへ。

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天空のバリスパで沐浴は済ませて来たので、掛け湯で湯慣らしし、早速カラーバイブラ・ジェットバスからライド温♨ LEDライトでライトアップされた広い浴槽で、ジェットバスとバイブラジャグジーを浴び、心地よく血行促進。

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続いて薬湯「萬翠」へ。
コチラは「紅花」「蕃椒」「桂皮」「当帰」「陳皮」「蒼朮」「生姜」「甘草」「艾葉」「茴香」の10種の天然生薬がブレンドされた生薬風呂。濃緑色の湯に生薬の薫りがプンと鼻をつき、いかにも効き目がありそう。
天然生薬の効果もあり、魅惑的な薫りに包まれしっかり温まれます。

「萬翠」の薬湯で温まったら、いよいよお隣の人工温泉「だんらんの湯」へ。

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JNファミリーさんオリジナルの人工温泉(だんらんの湯)は、下のスプリンガーという機械で、美肌温泉の条件と言われる「pH7.5以上」「炭酸水素塩泉」「硫黄泉」「硫酸塩泉」等の条件を全て満たした『理想の湯質』となっているそうです。
軽く硫黄泉っぽい薫りもする白濁りの湯にじっくり浸かって暫くすると、皮膚に成分が浸透し、じーんと来るような浴感が味わえます。『理想の湯質』を実感!

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理想のオリジナル人工温泉でじっくり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
まずは低温の黄土サウナ。奥に長い洞窟上の黄土サウナの室温は75℃。
マイルドな温度ですが、壁・天井が一面黄土で覆われており、岩盤浴×サウナのような空間で床に寝転ぶことも可能です。浴感は汗蒸幕に近いかも知れません。

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じっくり発汗したところで15.3℃と静水ながらキンキンの水風呂でクールダウンし、休憩はリフレッシュサウナ(クールルーム)へ。リフレッシュサウナは常時20℃程度に保たれており、白樺やヴィヒタが吊られ、森林浴気分でリフレッシュ出来ます。

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汗が引いたところで高温のアメジストサウナへ。
このアメジストサウナがなかなか凄い!正面左右に大きなガス遠赤外線ヒーター、センターに張り出したロッキーサウナを擁するトリプルストーブ。壁面はその名の通り、アメジスト他鉱石が貼り込まれ、この日のコンディション90℃ながら、輻射熱もかなりあり、体幹温度はそれ以上に感じられます。
他の入浴客にお断りし、ロッキーサウナに用意されたアロマ水をラドル
*3で1杯、2杯・・・高温蒸気がサウナ室へ立ち込め発汗を促進します。

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アメジストサウナの後は、水風呂クールダウンからプールバスへ。
プールバスは横10m×縦5m×深さ1m程ある本格的な物で、水温は33℃と真夏の炎天下のプールと同程度。冷たくはないけど、温かいようなひんやりするような絶妙な温度。水風呂からの冷冷浴で、サウナで脱力した体をプールに浮かべ暫し陶然。

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この日は以下4セット。

・黄土サウナ10分⇒水風呂1分⇒リフレッシュサウナ3分
・アメジストサウナ7分⇒水風呂1.5分⇒プールバス3分
・アメジストサウナ10分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・アメジストサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒プールバス5分

仕上げは薬湯「萬翠」からオリジナル温泉「だんらんの湯」をはしごし、体の芯まで温まってから、軽く拭き上げて上がりました。

 

この日はお別れ入湯でしたので、四季レストラン「旬彩」にもお邪魔してみました。
おススメは、ヒャダインさんも絶賛の「五目あんかけラーメン」、サウナ後のガッツリ飯「サウナ飯シリーズ」等のようです。

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中へ入るとレストラン入口のバリ石のレリーフが見事!

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四季レストラン旬彩では、14:00~17:00はTEE TIMEとの事で、この日は火照った体を内側からもクールダウンする為にクリームソーダを注文し、ホッとひといき。

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本日も良い湯、良きサウナ、クリームソーダをごちそう様でした。
JNファミリーさんの閉店は2021/2/28。それまで営業は無休で浴室はAM6時~翌AM4時と驚異の22時間稼働しています。
もう一度という方も、未訪問の方も機会がありましたら足をお運び下さい。

※浴室内は撮影不可の為、施設にご了承頂き公式Webサイトより拝借しております。

*1:スタッフがサウナストーブにアロマ水を注ぎ、立ち昇った高温蒸気をタオル等で撹拌し入浴客へ浴びせる事で発汗を促すサービス

*2:ロウリュとはフィンランド語で蒸気の意味。サウナストーブへアロマ水等を注ぎ、高温蒸気を立てる行為まで含めロウリュと呼んだりする

*3:アロマ水を掬う柄杓

富士見湯健康セントー|東大和市|湯活レポート(銭湯編)vol.375

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www.1010.or.jp

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Google マップ

【入浴日】2020/8/23

 

この日の銭湯は「富士見湯健康セントー」さんへお邪魔しました。
富士見湯健康セントーさんへは、西武拝島線 東大和駅下車、改札から左側に出て駅前ロータリーの左手、東大和スケートセンター前を通って正面の桜街道を左折。

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一つ目の信号を右折してこちらの路地へ。

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駅から徒歩10分弱で富士見湯健康セントーさん到着。

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建物脇からは煙突とコジェネ発電機「ジェネライト」が見られます。

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「ジェネライト」とは、大阪ガスとヤンマーディーゼルが開発したコジェネレーション発電機で、ガスの排熱でタービンを回して発電し、省エネと光熱費削減に繋がります。前職でホテルを運営している時に数ヶ所導入しましたが、これはかなり優れモノです。メリットは以下の通り。
*家庭用より高効率でガスの使用量によっては、1年~2年で償却出来る。
*省エネ機器という事で、時期や都道府県によっては、補助金が出る可能性有。
数十~数百室のホテル、温浴施設等では長時間、大型ボイラーで大量にガス燃焼するので、コスト削減効果が顕著です(飲食店ではガスレンジや給湯器が小型なので、業務用コジェネレーション発電ではまだ償却が難しいです。)。
初期投資があるので、是非にとは申せませんが、3年以内で償却出来るのであれば、投資効率が物凄く高く、将来に渡るランニングコスト削減が見込めるので銭湯や温浴施設経営の方にはお薦めですね。

小型ガスコージェネレーションシステム(ジェネライト)とは|東京ガス

さて、コジェネレーション発電の蘊蓄はこの辺りにして中へお邪魔します。

 

富士見湯健康セントーさんのロビーは駄菓子屋さんのように賑やかです。
フロントにもグッズ満載で見ていて楽しくなります。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。

 

正面が露天風呂で午後の日差しが差し込み明るい浴室内。
露天風呂奥には、(奥多摩)と記載のある富士山の壁画が見えます。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、内湯からライド温♨
メインバスはセンターにボディジェットと座ジェットバス。その手前が円形のジャグジーバス。奥は絹の湯×岩盤泉。富士見湯健康セントーさんのお湯は、井戸水を磁器と赤外線で活性化したイオン活性水。皮膚への浸透度が高く、殺菌洗浄、美容効果があるそうです。絹の湯ではミクロより細かい気泡のナノバブルなので、白い乳液のような気泡に包まれ、ツルツルした触感が心地よく、よりイオン活性水の効果をUPさせます。岩盤泉の保温、ホルミシス効果*1も加わり、トリプル効果の有難いお湯となっています。

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内湯で軽く温まったところで露天岩風呂へ。
晴天の空の下、富士山のペンキ絵を見ながらリラックスバスタイム♪

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体もしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。

 

富士見湯健康セントーさんのサウナは、現在受付6名、同時入室5名までの制限付。
ガス遠赤外線ヒーターでこの日のコンディションは80℃とマイルドでした。
迷わず上段に陣取り、じっくり勝負。

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サウナ室内のTV画面は、フジテレビの「なりゆき街道旅」で、1セット目には旅先での温泉入浴シーン、2セット目には堀内孝雄が「愛しき日々」を歌うシーンが流れ、自分の銭湯お遍路と重なって、少し笑えちゃいましたw


愛しき日々 堀内孝雄

発汗後はサウナ室隣の水風呂へ。
水温は24℃程ですが、天然井水のイオン活性水に全身包まれ浴感は心地良いです。

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クールダウン後の休憩は露天のベンチで初秋の微風に撫でられての露天外気浴。
常々思う事ですが、お風呂や水風呂でお湯や水と一体になり、サウナの熱気や蒸気に蒸され、外気で自然の風に撫でられる度に身体や精神が地球と一体になるような気がして、緊張が解け、心が平和になるのを感じます。

最終3セット目、サウナ室に入ると、TV画面が「ザ・ノンフィクション」に変わり、主題歌サンサーラが流れ、少々センチメンタルな気分になりましたw


竹原ピストル - 「サンサーラ」(番組テーマソング Ver.)

仕上げは、絹の湯×岩盤泉のトリプルハイブリッドの有難いお湯に浸かって、全身温まり直し、最後にシャワーで軽く流して上がりました。

 

富士見湯健康センターさんには、2Fにカラオケ&宴会場もあり、コロナ禍で無ければこちらで宴会も出来そうですね。今でも軽食は出されているようです。

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富士見湯健康セントーを後にし、駅に向かう途中、空には鱗雲が浮かび、湯上り後の肌を撫でる微風に初秋の匂いを感じました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
東大和市方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。

*1:岩盤の微弱放射線が身体に影響し主に免疫系を強化する

桜湯|久米川|湯活レポート(銭湯編)vol.374

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Google マップ

【入浴日】2020/8/23

 

この日の銭湯は「桜湯」さんへ。
桜湯さんへは、西武新宿線 久米川駅下車、南口よりロータリー左手正面の道へ。

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突き当りの久米川さくら通りを左折。

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 久米川さくら通りを抜けてそのまま直進する事、駅から8分程で桜湯さん。

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 中に入ると天井光も明るい奥行きのあるロビー。

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それでは受付を済ませて、浴室へお邪魔します。

 

浴室正面には太陽と草原のタイル絵の中を跳ねる馬の躍動感溢れるレリーフ。

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沐浴で全身お清めを済ませ、まずはメインバスからライド温。
メインバスは、滝湯に始まり、マッサージ風呂、ショルダーマッサージにでんき風呂。水流マッサージと電浴で軽く肩慣らしと血行促進。桜湯さんのお風呂は、環境にやさしいヒートポンプで沸かしたお湯が満たされており、温度が一定してムラが無い為、しっかり温まります。

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続いて森の木々のフィトンチッド*1に満たされたミスト・森林浴室へ。
爽やかな森の香りに包まれて、こちらでリラックスバスタイムを楽しみます。

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体もしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。

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桜湯さんのサウナは珍しいセラストームサウナでこの日のコンディションは96℃。
セラストームサウナは、ここ以外では西新井の「湯処 じんのび」さんでしか拝見した事が無いので、かなり珍しいタイプかと思います。

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しっかり熱されたサウナ室で発汗後は水風呂へ。水風呂の水温は19℃
この日は以下3セットをこなし、お陰様で爽快に❝ととのい❞*2ました。

・セラストームサウナ5分⇒水風呂1.5分⇒休憩3分
・セラストームサウナ10分⇒水風呂2分⇒休憩3分
・セラストームサウナ12分⇒水風呂2分⇒休憩5分

仕上げはやはり、ミスト・森林浴風呂で森林浴ミストを浴びて再度しっかり温まり、熱めのシャワーを浴びて上がりました。

ちなみにHPによると女湯はこんな感じ↓男湯の躍動感に対し、全体的な色調といい、優しさを感じるデザインのレリーフですね。

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帰りは日がすっかり落ち、宵闇に鮮やかに輝く「さくらゆ」のネオン。

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宵闇に浮かぶ「ゆ」のネオンに見送られながら、桜湯さんを後にしました。

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本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
久米川方面へお出掛けの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

*1:殺菌清浄効果や鎮静効果のある草木のアロマ、香りの総称

*2:サウナ⇒水風呂⇒休憩のループで牧場で馬と共に森を駆け抜ける夢を見る様w

閉店銭湯|月の湯|菅野銭湯散歩①|湯活レポート(銭湯編)vol.373

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【所在地】千葉県市川市菅野5-2-6

Google マップ

【入浴日】2020/12/11
【閉店日】2020/12/26

 

この日は千葉県銭湯大使 後藤泰彦氏のツイートより閉店情報を伺い「月の湯」さんへ向かいました。

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月の湯さんへは、菅野駅南口より徒歩で15分程ですが、市川真間駅より京成バスで菅野四丁目下車なら徒歩2分程。ちなみにバス停から月の湯さんの煙突が見えます。

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この日は16:00の開店少し前に到着したので、周辺をグルリと見て回りました。

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開店前(閉店時)の入口シャッターには富士山のペンキ絵。

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裏手からは夕暮れが迫る空に月の湯さんの煙突が聳える絵が美しい一枚。

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そうこうする内に開店時間でシャッターが開いたのでお邪魔します。
昔ながらの男女振り分け式入口で男湯は右手です。

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玄関脇と下足箱横には閉店のお知らせが貼り出されていました(T_T)

 

中へお邪魔すると脱衣場は見事な折り上げ格天井。

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それでは番台で受付を済ませ浴室へ参ります。
高い天井に湯気抜き窓。浴室正面は富士山のペンキ絵。
※写真はGoogleインドアビューからの拝借ですので、その後描き変えられたようです。

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男女浴室仕切り壁には風車のある洋風のタイル絵に、洗い場には昔ながらの鏡広告。

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まずはこの日1湯目ですので沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は右手がジェットバスとバイブラ付きの浅湯、左手が円形の深湯。

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まずは浅湯の水流マッサージで軽く血行促進し、続いて円型の深湯でゆったり。
湯船のタイルがライトグリーンでお湯が若干碧がかって見えます。
立ち昇る湯煙が月の湯の歴史と共に昇華されるようで、暫し天を仰ぎ見ます。
正面脱衣場の古い木製の木戸は、お湯のカルシウムで足元は白く固まって古い温泉宿のそれを思わせる佇まい。月の湯の歴史に想いを寄せながらじっくり温まりました。

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湯上がり後は、脱衣場に面した縁側で中庭を眺めながら暫し夕涼み。

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ちなみにGoogleインドアビューによると、女湯は男湯とシンメトリのレイアウトで、仕切り壁には山に囲まれた湖の畔に洋館が立ち並ぶタイル絵がありました。

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本日も良い湯をありが湯ございました。

 

月の湯さんの創業は昭和38年。57年に渡り地域に温かい湯を沸かし続けて来ました。
閉店は2020/12/26(土)。火、水曜定休で営業時間は16:00~23:00。
市川方面へお立ち寄りの機会がありましたら是非足をお運びくださいませ。

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※コチラは、菅野銭湯散歩2湯目の「石乃湯」さんの入湯レポートです。併せてどうぞ↓

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