【入浴日】2020/8/23
この日の銭湯は「富士見湯健康セントー」さんへお邪魔しました。
富士見湯健康セントーさんへは、西武拝島線 東大和駅下車、改札から左側に出て駅前ロータリーの左手、東大和スケートセンター前を通って正面の桜街道を左折。
一つ目の信号を右折してこちらの路地へ。
駅から徒歩10分弱で富士見湯健康セントーさん到着。
建物脇からは煙突とコジェネ発電機「ジェネライト」が見られます。
「ジェネライト」とは、大阪ガスとヤンマーディーゼルが開発したコジェネレーション発電機で、ガスの排熱でタービンを回して発電し、省エネと光熱費削減に繋がります。前職でホテルを運営している時に数ヶ所導入しましたが、これはかなり優れモノです。メリットは以下の通り。
*家庭用より高効率でガスの使用量によっては、1年~2年で償却出来る。
*省エネ機器という事で、時期や都道府県によっては、補助金が出る可能性有。
数十~数百室のホテル、温浴施設等では長時間、大型ボイラーで大量にガス燃焼するので、コスト削減効果が顕著です(飲食店ではガスレンジや給湯器が小型なので、業務用コジェネレーション発電ではまだ償却が難しいです。)。
初期投資があるので、是非にとは申せませんが、3年以内で償却出来るのであれば、投資効率が物凄く高く、将来に渡るランニングコスト削減が見込めるので銭湯や温浴施設経営の方にはお薦めですね。
小型ガスコージェネレーションシステム(ジェネライト)とは|東京ガス
さて、コジェネレーション発電の蘊蓄はこの辺りにして中へお邪魔します。
富士見湯健康セントーさんのロビーは駄菓子屋さんのように賑やかです。
フロントにもグッズ満載で見ていて楽しくなります。
それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
正面が露天風呂で午後の日差しが差し込み明るい浴室内。
露天風呂奥には、(奥多摩)と記載のある富士山の壁画が見えます。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、内湯からライド温♨
メインバスはセンターにボディジェットと座ジェットバス。その手前が円形のジャグジーバス。奥は絹の湯×岩盤泉。富士見湯健康セントーさんのお湯は、井戸水を磁器と赤外線で活性化したイオン活性水。皮膚への浸透度が高く、殺菌洗浄、美容効果があるそうです。絹の湯ではミクロより細かい気泡のナノバブルなので、白い乳液のような気泡に包まれ、ツルツルした触感が心地よく、よりイオン活性水の効果をUPさせます。岩盤泉の保温、ホルミシス効果*1も加わり、トリプル効果の有難いお湯となっています。
内湯で軽く温まったところで露天岩風呂へ。
晴天の空の下、富士山のペンキ絵を見ながらリラックスバスタイム♪
体もしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
富士見湯健康セントーさんのサウナは、現在受付6名、同時入室5名までの制限付。
ガス遠赤外線ヒーターでこの日のコンディションは80℃とマイルドでした。
迷わず上段に陣取り、じっくり勝負。
サウナ室内のTV画面は、フジテレビの「なりゆき街道旅」で、1セット目には旅先での温泉入浴シーン、2セット目には堀内孝雄が「愛しき日々」を歌うシーンが流れ、自分の銭湯お遍路と重なって、少し笑えちゃいましたw
発汗後はサウナ室隣の水風呂へ。
水温は24℃程ですが、天然井水のイオン活性水に全身包まれ浴感は心地良いです。
クールダウン後の休憩は露天のベンチで初秋の微風に撫でられての露天外気浴。
常々思う事ですが、お風呂や水風呂でお湯や水と一体になり、サウナの熱気や蒸気に蒸され、外気で自然の風に撫でられる度に身体や精神が地球と一体になるような気がして、緊張が解け、心が平和になるのを感じます。
最終3セット目、サウナ室に入ると、TV画面が「ザ・ノンフィクション」に変わり、主題歌サンサーラが流れ、少々センチメンタルな気分になりましたw
竹原ピストル - 「サンサーラ」(番組テーマソング Ver.)
仕上げは、絹の湯×岩盤泉のトリプルハイブリッドの有難いお湯に浸かって、全身温まり直し、最後にシャワーで軽く流して上がりました。
富士見湯健康センターさんには、2Fにカラオケ&宴会場もあり、コロナ禍で無ければこちらで宴会も出来そうですね。今でも軽食は出されているようです。
富士見湯健康セントーを後にし、駅に向かう途中、空には鱗雲が浮かび、湯上り後の肌を撫でる微風に初秋の匂いを感じました。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
東大和市方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
*1:岩盤の微弱放射線が身体に影響し主に免疫系を強化する