【所在地】千葉県市川市菅野5-2-6
【入浴日】2020/12/11
【閉店日】2020/12/26
この日は千葉県銭湯大使 後藤泰彦氏のツイートより閉店情報を伺い「月の湯」さんへ向かいました。
月の湯さんへは、菅野駅南口より徒歩で15分程ですが、市川真間駅より京成バスで菅野四丁目下車なら徒歩2分程。ちなみにバス停から月の湯さんの煙突が見えます。
この日は16:00の開店少し前に到着したので、周辺をグルリと見て回りました。
開店前(閉店時)の入口シャッターには富士山のペンキ絵。
裏手からは夕暮れが迫る空に月の湯さんの煙突が聳える絵が美しい一枚。
そうこうする内に開店時間でシャッターが開いたのでお邪魔します。
昔ながらの男女振り分け式入口で男湯は右手です。
玄関脇と下足箱横には閉店のお知らせが貼り出されていました(T_T)
中へお邪魔すると脱衣場は見事な折り上げ格天井。
それでは番台で受付を済ませ浴室へ参ります。
高い天井に湯気抜き窓。浴室正面は富士山のペンキ絵。
※写真はGoogleインドアビューからの拝借ですので、その後描き変えられたようです。
男女浴室仕切り壁には風車のある洋風のタイル絵に、洗い場には昔ながらの鏡広告。
まずはこの日1湯目ですので沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は右手がジェットバスとバイブラ付きの浅湯、左手が円形の深湯。
まずは浅湯の水流マッサージで軽く血行促進し、続いて円型の深湯でゆったり。
湯船のタイルがライトグリーンでお湯が若干碧がかって見えます。
立ち昇る湯煙が月の湯の歴史と共に昇華されるようで、暫し天を仰ぎ見ます。
正面脱衣場の古い木製の木戸は、お湯のカルシウムで足元は白く固まって古い温泉宿のそれを思わせる佇まい。月の湯の歴史に想いを寄せながらじっくり温まりました。
湯上がり後は、脱衣場に面した縁側で中庭を眺めながら暫し夕涼み。
ちなみにGoogleインドアビューによると、女湯は男湯とシンメトリのレイアウトで、仕切り壁には山に囲まれた湖の畔に洋館が立ち並ぶタイル絵がありました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
月の湯さんの創業は昭和38年。57年に渡り地域に温かい湯を沸かし続けて来ました。
閉店は2020/12/26(土)。火、水曜定休で営業時間は16:00~23:00。
市川方面へお立ち寄りの機会がありましたら是非足をお運びくださいませ。
※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※コチラは、菅野銭湯散歩2湯目の「石乃湯」さんの入湯レポートです。併せてどうぞ↓