湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

玉の湯|新江古田|湯活レポート(銭湯編)vol.367

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【入浴日】2020/8/14

 

この日は、自宅から自粛中見つけたご近所銭湯「玉の湯」さんへチャリ銭訪問。

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我が家からはチャリ銭ですが、最寄駅を通過しますので、そちらからのアクセスも紹介しておきますね。電車訪問の場合は、大江戸線 新江古田駅下車、A2出口より目白通りを渡り江古田通りを中野方面へ。

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一本目のこちらのY字路の左手を直進。

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駅から徒歩10分程、左手に玉の湯さんの看板が見えて来ます。

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建物横の道からは屋号入りの煙突も見る事が出来ます。

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マンション1Fで店頭内照看板と入口の暖簾が無いと銭湯とは分からないかもですね。

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中に入るとこざっぱりとしたロビーと脱衣場の暖簾がお出迎え。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。玉の湯さんはHP等にも浴室写真は無い為、ここからは私の拙い図解と解説でお付き合い願います。

 

浴室正面にはビーチパラソルとパフェの夏らしいタイル絵。
沐浴を済ませて、早速お風呂へライド温♨

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浴槽は左手がショルダーマッサージ付の深湯。湯温は44℃程と江戸前熱湯で、肩まで浸かってショルダーマッサージを浴びると、なかなかに痺れる熱さです。肩こりは間違いなく一発で解消しますね。血行も促進されたところで、浅湯に移動してじっくり体の芯まで温まりました。

 

最後もシャワーで熱めの湯で流してフィニッシュ。
しっかり発汗したお陰で、湯上り後汗が引いたらその後はサッパリしました。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※コチラはその他の新江古田銭湯の入湯レポートです↓

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福の湯|下落合のラビリンス銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.366

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Google マップ

【入湯日】2020/8/14

 

この日は自宅からチャリ銭で「福の湯」さんへ。
我が家からはチャリ銭で来られますが、電車訪問の方の為のルートもご紹介しておきますね。福の湯さんへは、西武新宿線 下落合下車、北口より聖母坂通りを右手へ。

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妙正寺川、新目白通りを渡り、左手の聖母病院を通り過ぎ、坂を上り切った目白通りの一本手前のこの路地を入ります。

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路地が狭隘な為、入口からでは分かりませんが、向かいの駐車場側から見ると、福の湯さんが特徴的な屋根飾りのある宮造り銭湯である事が分かります。

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中で受付を済ませ、おかみさんにロビーの撮影許可をお願いすると、気さくにアレコレと珍しい物があるよと教えて頂きました。
ロビーは小劇場の入口のようなこじんまりした独特の雰囲気の空間。

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下足入れの上には提灯と蛇の目傘。

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ロビー入口にはレトロな電話機。

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こちらは大熊手と親切な番台のおかみさん。

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実はこちらにはお遍路前の2018/10/27訪問していますので、再訪です。
※コチラは2018/10/27訪問時の写真↓

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それではロビー周りはこの辺りにして、浴室へお邪魔します。

 

まずは沐浴でここまでのチャリ銭行程の汗を流し、お風呂からライド温♨
お風呂はシンプルに手前が浅湯でジェットバスとバイブラ付き、奥が深湯。
こちらを湯巡りしながら、しっかり温まります。浅湯のバイブラが超強力な炭酸泉に包まれているような肌触りで私好みの心地よさでした。

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体の芯まで温まったところでサウナ室へもお邪魔します。

 

福の湯さんのサウナはボナサウナ*1でこの日のコンディションは84℃。
燻された木材の香りが素晴らしい、なかなかのナイスサウナ。
気持ちよく発汗した後は、福の湯さんには水風呂が無い為、立ちシャワーの常温水で汗を流して、冷房の効いた脱衣所でのクールダウン。目を閉じると扇風機の風が外気浴のように肌を撫でていき、これはこれでなかなかいい感じです。
この日は以下3セットで心地よく❝ととのう❞*2事が出来ました。

・ボナサウナ5分⇒水シャワー0.5分⇒冷房扇風機浴3分
・ボナサウナ7分⇒水シャワー1分⇒冷房扇風機浴5分
・ボナサウナ10分⇒水シャワー1分⇒冷房扇風機浴5分

仕上げは心地良かった浅湯のバイブラに心行くまで揺られ、シャワーでサッと流してフィニッシュ。

 

帰りは目白通り側から出ましたが、ビル脇の路地(私有地?)を通るこの道。
奥の看板に気づかないと、なかなか入って来られないですよねw

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本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

*1:座面下にヒーターが仕込んである。ヒーター分面積を取らない為、面積やレイアウトに制約がある場合採用されるケースが多い。熱は下から上に上る為、効率的に全身を温める効果もある

*2:ボナサウナ⇒水シャワー⇒冷房扇風機浴のループで心は海外リゾートのプールサイド気分になる様w

新越泉|新井薬師|地下に広がる湯の楽園|湯活レポート(銭湯編)vol.365

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Google マップ

【入浴日】2020/8/13

 

この日は自宅から涼を求めて、チャリ銭で「新越泉」さんへ。
我が家からはチャリ銭ですが、電車訪問の方の為のルートも紹介しておきます。
新越泉さんへは、西武新宿線 新井薬師下車、南口から五中つつじ通りを右方向へ進み、哲学堂通りを左折。

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三本目のこちらの路地を右折。

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この日は夕立に降られて雨宿りしながら来ましたが、路地から振り返ると通りの上に虹が出ていました。今日も素敵な湯活になる予感w

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駅から徒歩で3分程、路地右手に新越泉さんの入口がコチラ。

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左手の看板が無いと、まるでマンションの1Fなので、気づかないかもです。
ちなみに新越泉さんには、お遍路前の2018/5/20訪問していますので、再訪です。
※コチラは2018/5/20訪問時の写真↓

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玄関を入ると大宴会が出来そうな程の広々ロビー。
現在はコロナ対策の為か、テーブル椅子は少々を残して片付けられていました。

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ロビーから見える中庭が涼し気な風情を漂わせています。

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それでは受付を済ませて浴室へ。
浴室は地下2F位でしょうか、大分階段を下った先にあります。
階段を下りきった浴室フロアに坪庭があり、ここが地下という事を忘れさせます。

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地下ですが、解放感のある浴室。
沐浴で全身お清めを済ませ、まずはメインバスからライド温♨

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メインバスは奥に座ジェットバス、ドリームバス、サイドジェットバスの水流三兄弟、センターがバイブラバスで手前が電気風呂。まずはこちらの湯巡りで軽く温まり、奥のやすらぎの湯へ。やすらぎの湯は薬湯でこの日はルビーレッドカラーの完熟マンゴー果汁配合の湯でした。寝湯スペースもあり、こちらで甘美な香りに包まれながらじっくり温まります。

 

温浴で体も温まったところでサウナ室へお邪魔します。
新越泉さんのサウナはガス遠赤外線ヒーターで、この日のコンディションは94℃。
現在はコロナの影響で定員4名の制限が付いていました。
ヒーターが力強く、室温以上に熱を感じられ、ガンガン発汗します。
発汗後は、サウナ室横の広い水風呂へ。
水風呂は21℃程ですが、ザバザバ掛け流されバイブラも効いている為、全身浸かって心地よくクールダウン。この日は以下3セットでディープな❝ととのい❞*1の世界へ誘われました。

・サウナ5分⇒水風呂2分⇒休憩3分
・サウナ7分⇒水風呂2分⇒休憩3分
・サウナ10分⇒水風呂2分⇒休憩5分

仕上げはやすらぎの湯で再び完熟マンゴーの香りに包まれ、しっかり温まったところで熱めのシャワーで流して上がりました。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

*1:サウナ⇒水風呂⇒休憩のループで地下に居るのに天にも昇る高揚感、浮遊感を得られる様

松の湯|錦糸町・両国|湯活レポート(銭湯編)vol.364

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Google マップ

【入浴日】2020/8/7

 

この日は錦糸町へ出掛けついでに「松の湯」さんへ。
松の湯さんへは、錦糸町、両国どちらからも行けますが、この日は錦糸町から。
JR錦糸町下車、南口を出ます。

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目の前の京葉道路を右手方向へ。

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錦糸町と言えば、都内のサウナ一大メッカでもあります。
京葉道路駅前からは都内最古のサウナ「楽天地スパ」。

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楽天地スパ | 天然温泉・男性専用スパ&サウナ

右手に少し進むと、ドラマ「サ道」第2話でも紹介された「ニューウィング」。

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【公式】スパ&カプセル ニューウイング

駅向こうの北口には120℃の灼熱サウナ「カプセルイン錦糸町」

サウナ・カプセルホテルのカプセルイン錦糸町

それらを尻目に、松の湯さんを一路目指します。
途中江東橋からは、東京スカイツリーが見えました。

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緑三丁目交差点で三つ目通りを左折。

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三本目の路地を右折すると駅から徒歩15分弱で松の湯さん到着。
裏手からは松の湯さんの煙突も拝めます。

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中に入るとロビー正面に富士山の絵が入浴客をお出迎え。

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それでは券売機で入浴券を購入し、早速浴室へLet's Go!!

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脱衣場天井は見事な折り上げ格天井。
湯気抜き窓から午後の日差しが柔らかく差し込んで来ます。

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浴室正面には宮造りの外観、脱衣場から一転、センターに虹の掛かる城、アルプスを背景に湖が広がり、空にはジャンボジェットが飛ぶタイル絵。天井はアーチ型。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、お風呂からライド温♨
メインバスは左手よりジェット付き座風呂、センターが電気風呂。水流マッサージと電浴で軽く血行促進。続いてお隣の薬湯へ。写真はGoogleインドアビューからの拝借ですのでグリーンですが、この日はバイオレットのフルーツ酵素の湯。パイナップルとパパイヤのWの酵素でお肌ツルツル効果が期待出来ます。フラワーシャワーの香りという事で、甘いアロマに包まれ至福のバスタイム♪

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体もしっかり温まったところで、スチームサウナへ。
室温50℃程で奥の足元より時折シュゴーッと音を立てスチームに満たされます。

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スチームサウナで十分蒸されたらお隣の天然井戸水風呂へ。
水温22℃程ですが、天然井戸水のソフトな肌触りに包まれ幸せのヒンヤリタイム。

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仕上げは再度薬湯「フルーツ酵素の湯」へ。フラワーシャワーの香りに包まれ、心地よく体の芯まで温まりました。

 

湯上り後、綿棒、ドライヤー無料サービスも立ち寄り湯には嬉しいサービスですね。
ロビーに戻ると、おかみさんが、にこやかにウォーターサーバーをおススメ下さり、水分補給サービスまで至れり尽くせり。

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錦糸町から駅徒歩15分と、決して抜群の好立地という訳ではありませんが、錦糸町エリアは愛想の良いおかみさんが多いようで、今でも人気の銭湯が多く残っているのも頷けます。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※脱衣場・浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。

文化湯|西荻窪|地階の石庭銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.363

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【入浴日】2020/8/9

 

この日は中央線線方面へ出掛けついでに「文化湯」さんへ。
文化湯さんへは、JR中央線、総武線 西荻窪下車、北口より左手の西荻一番街へ。

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突き当たり一本手前のこちらの路地を右折。

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駅から徒歩7~8分で文化湯さんの看板が見えて来ます。

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2Fにラドン&サウナ「サンテパレス」の気になる看板が。おかみさんにお伺いしたところ、文化湯さんが経営されていらっしゃったそうですが、今は閉店し、文化湯さんのみとの事。銭湯主が経営するサウナには「サウナニュー大塚」さんがありますが、なかなか良かったので、営業されていたら是非行ってみたかったですね。
※コチラは「大塚記念湯」さんが経営する「サウナニュー大塚」のレポートです↓

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さて気を取り直して、下足箱に靴を預け、こちらの階段を下りた地階が文化湯さん。

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地下に降りると広い待合ロビー。

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受付を済ませて浴室へお邪魔します。

 

脱衣場横には広い石庭の中庭。湯上り後に外気浴が楽しめそうです。
まずは沐浴で全身お清めを済ませて、早速お風呂へライド温♨

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浴槽はシンプルにドリームバスとバイブラ。たっぷりお湯が注がれた湯船に手足を伸ばして浸かりながら窓の外にはこちらも石庭。
ペンキ絵やタイル絵も悪く無いですが、自然の緑はやはり癒されますね。

 

湯上り後は、脱衣場の石庭で汗が引くまで外気浴。
贅沢な時間がゆっくりと流れていきます。


本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、杉並区浴場組合Webサイトより拝借しております。

休業中|銭湯界の大聖堂「松乃湯」|武蔵関銭湯散歩②|湯活レポート(銭湯編)vol.362

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【入浴日】2020/11/20

 

この日は武蔵関銭湯散歩で2湯目に「松乃湯」さんへ。
松乃湯さんへは、西武新宿線 武蔵関駅北口を出て、駅前通りを右手方向へ。

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武蔵関駅北口商店会通りを抜けたところを左折し、関町庚申通りへ。

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庚申橋で石神井川を渡り、更に直進。

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庚申橋の先、2本目のこちらの路地を右折。

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駅から徒歩8分程で松乃湯さんの外観が見えて来ます。
外観も圧巻ですが、松乃湯さんの驚愕すべきポイントは中に入れば分かります。

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入口で二対の巨大な招き猫が呼んでいるので、何はともあれ中へお邪魔しますw

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暖簾は自動ドアの中というスタイル。

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黒豹が見守る入口券売機で入浴券を求め館内へ。

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受付を済ませてロビーを見回すと脱衣所入口以外に上に伸びる螺旋階段が!?

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上がってみると2Fは休憩スペースになっていました。
※現在はコロナ禍で20分以内の利用制限となっています。

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それでは、いざ浴室へ!
!?中に入ってビックリ‼

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男女浴室中央のメタリックブルーの円柱に支えられた三角屋根の両端にはステンドグラス。天井の高さは都内銭湯の中でもピカイチ。ステンドグラスの下には豚か猿か架空の妖怪像のような彫像が浴室を睥睨しています。通常ビル型銭湯ですと、上層階はアパートかマンション等、収益ビルになっている事がほとんどですが、こちらはあのデカい建屋の全てが贅沢にも銭湯として使用されているのです。

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千葉の「クアパレス」がベルサイ湯なら、さしずめこちらは銭湯界の大聖堂。

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感嘆はひとまずおいて、この日2湯目ですので沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨ ここからは、HP等にも松乃湯さんの浴槽全景が出ておらず、設備が実に多彩なので、私の拙い図解を交えてレポートさせて頂きます。

内湯はとにかく設備が多彩です。各種水流マッサージを巡るだけでも、血行促進され、体がポカポカと温まってきます。

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体が温まってきたところで半露天エリアへ。男女浴室中央のメタリックブルーの円柱が聳え、その先の三角屋根には湯気抜き窓とステンドグラスが見えます。
半露天エリアは写真手前がバイブラバス、センターが高温風呂で43℃程度の熱湯。一番奥は高濃度人工炭酸泉。手前から順に巡り、高濃度人工炭酸泉ではかなりのシュワシュワ感が楽しめます。この日はこちらでじっくり温まらせて頂きました。

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しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
松乃湯さんのサウナは2種あります。
一つは丸太を組んだログハウスのようなロッキーサウナ。巨大なストーブにサウナストーンが山盛り積まれており、3分おき位に天井がライトアップされオートロウリュ*1が落ちます。この日のコンディションは67℃。マイルドですが、室内全体から輻射熱が感じられ、心地よい発汗が満喫出来ます。
もう一つは遠赤外線サウナ。こちらはガス遠赤外線ヒーターでこの日のコンディションは91℃。しっかり熱気を感じられる高温サウナです。
発汗後はサウナ室前の冷水風呂へ。こちらは水温20℃程ですが、バイブラが効いており、白いライオンの吐水口からザバザバと新鮮な冷水が注がれ、快適にクールダウンが楽しめます。
この日は2つのサウナで以下4セット。

・遠赤外線サウナ10分⇒冷水風呂1.5分⇒休憩3分
・ロッキーサウナ12分⇒冷水風呂1.5分⇒休憩3分
・遠赤外線サウナ12分⇒冷水風呂1.5分⇒休憩3分
・遠赤外線サウナ12分⇒冷水風呂1.5分⇒休憩5分

仕上げは高濃度人工炭酸泉で心ゆくまでシュワシュワ感を堪能。サウナ、水風呂の温冷交互浴後は感覚が鋭敏になっている為か、炭酸が強く感じられ、敏感な部分がピリピリ来る所謂チンピリの湯仕様にw

最後にシャワーで全身を流してサッパリ。

 

帰りにすっかり夜の帳が下りた松乃湯大聖堂の外観を撮影。

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建屋裏手からは浴室から漏れる窓明りでステンドグラスが輝いて見えました。

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本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。
※コチラは武蔵関銭湯散歩1湯目の「第二亀の湯」さんの入湯レポートです↓

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*1:ロウリュはフィンランド語で蒸気。サウナストーブに水やアロマ水を投入して高温蒸気を立たせ発汗を促すサービスまで含めロウリュと呼ぶ

第二亀の湯|武蔵関銭湯散歩①|湯活レポート(銭湯編)vol.361

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【入浴日】2020/11/20

 

この日は武蔵関銭湯散歩で1湯目に「第二亀の湯」さんへ。
第二亀の湯さんへは、最寄りの西武新宿線 武蔵関駅南口より左手正面の通りへ。

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駅から徒歩4分程で左手に亀の湯コインランドリーとスーパーアキダイの看板。

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こちらは在京TVでも良く取り上げられるアキダイさんの本店です。

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そのアキダイさんの駐車場からは第二亀の湯さんの煙突も見られます。

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先程の通りを少し進むとコインランドリーの先に第二亀の湯さんが見えて来ます。

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入口には銭湯愛溢れるご案内。「銭湯大スキ💛」なんだかこちらまでほっこり。

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中に入ると壁面のステンドグラスが美しいロビー。

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男湯側の奥にロビーが広がっています。連れがいる時の待合せに良いですね。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
正面には色鮮やかな花畑のバックに富士山が見えるフォトグラファー。
※写真は店舗紹介ページよりの拝借ですので、その後差し替えられたようです。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
※こちらも店舗紹介ページからの拝借ですが、背景フォトグラフは現在コチラのものです。

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浴槽は右から座風呂、センターが浅湯のバイブラ風呂、左手が深湯の高温風呂。
順に湯巡りし、最後は深湯の高温風呂でしっかり温まります。
湯温は44℃としっかり江戸前熱湯ですが、お湯が柔らかくピリピリくる感じはありませんので、ゆったり温もれます。
しっかり温まったら、最後はシャワーで軽く流して上がりました。

 

帰り際、亀の湯というのは、よくある銭湯名の一つの為、ご主人に「こちらは第二亀の湯ですが、第一亀の湯さんというのが、どちらかにあるのでしょうか?」とお尋ねしたところ、『実は杉並区の「亀の湯」が親戚筋だったんだけど、今年3月に閉店しちゃったんだよね。こちらは分家なの。』との事。
※コチラは杉並区の閉店した「亀の湯」さんのレポートです↓

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私が閉店前に一度お伺いした事を告げると、ご主人から『何処から来たの?』と聞かれ、「こちらと同じ練馬区なんですが、氷川台なんでホーム銭湯は「川場湯」さんです」と伝えると、『おお!川場湯のご主人とは同級生なんで、よろしくお伝えください』との事。湯上り後もご主人との話で何だかほっこりしました。
※コチラはマイホーム銭湯「川場湯」のレポートです↓

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本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※コチラは、武蔵関銭湯散歩2湯目の「松乃湯」さんの入湯レポートです↓

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レボン快哉場|入谷|湯活レポート(銭湯・番外編)

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【入浴日】2020/11/26(いい風呂の日)
【所在地】東京都台東区下谷2-17-11

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この日は11/26(いい風呂の日)で、三ノ輪リニューアル銭湯巡りの流れで閉店銭湯をリノベーションした入谷の「レボン快哉湯」さんへも足を運んでみました。
※コチラは先にお邪魔した三ノ輪リニューアル銭湯巡りのレポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

yukatsu.hatenablog.comレボン快哉湯さんへは、日比谷線 入谷駅4番出口より、昭和通りを左手へ。

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その先一つ目の路地を左折し、更にその先を右折。駅徒歩3分程でレボン快哉湯さんの窓明りが見えて来ます。

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入口の置き看板でこちらがレボン快哉湯さんだと分かります。

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置き看板の隣にはメニューの立て看板。
記憶をつなぐカフェ、レボン。との表記。前身の快哉湯さんは、1928年に建築され、2016年に惜しまれつつも約90年の歴史に幕を下ろし閉店されたそうです。それが何かご縁が繋がって、今年2020/7/11銭湯の造作をそのままにリノベーションカフェとしてOPENすることになったのが「レボン快哉湯」さんという訳。
さて、メニューも色々気になりますが、まずは中へお邪魔してみます。

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玄関を入ると昔ながらの下足箱に銭湯そのまま男女振り分け式の入口。

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正面には往年の傘置きも健在です。

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それでは男湯側から入場してみます。

 

男湯側入口には一瞬銭湯なだけにボイラーかと思いましたが、こちらは現在のリノベーションカフェで使用されている珈琲焙煎機。

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奥の浴室側は建築事務所になっていて、浴槽こそ残っていませんでしたが、ペンキ絵がまだそのまま残されていました。男湯側は西伊豆側から見た富士山で、今となっては貴重な20.10.2故早川利光絵師の作。

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振り返ると番台もそのまま残されていました。

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カフェのフロントはと言いますと女湯側にある為、そちらへ移動。
女湯側の入口には懐かしの体重計。

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カフェのフロントカウンターも良く見たら浴室タイル調のデザイン。

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無事メニューの注文を済ませ、今度は女湯側を見学。元は銭湯とはいえ、今はリノベーションカフェですので、女湯側とも自由に行き来出来ます。
ちなみに女湯側浴室のペンキ絵は北海道 大沼公園から望む駒ケ岳のペンキ絵。こちらには早川絵師の雅号も残されていました。

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こちらの浴室入口辺りにレボン快哉湯さんの入場の心得がありました。
場内撮影可能だけど、業務に関するものの写真撮影不可というのは、景色はOKだけど、例えばカウンター内の伝票・レシピや、建築事務所内側に入り込む等、業務機密に関する物という事のようです。

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こちらが女湯側からみた番台。仕切り壁の鯉の滝登りの折り紙も可愛らしいです。

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メニューを待っている間に、番台にも上ってよいですよと伺い、生まれて初めて番台にも上らせて頂きました。

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こちらは番台からの通常目線。こんな景色なんですね。

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右手女湯側を見ると、番台からみたカフェのフロントカウンター。

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少し目線を上げてみた景色がコチラ。営業中銭湯なら通常撮れない絵でしょ。

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そうこうする内に注文したメニューが運ばれて来ました。
この日頼んだのは「湘南ゴールドみかん&コロンビア」。テーブルのアヒルちゃんランプにも銭湯らしさが感じられて気分がほっこりします。

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レボン快哉湯さんでは、アイスクリームと珈琲のマリアージュがおススメのようです。湘南ゴールドみかんは、爽やかな柑橘系の酸味、甘みに、仄かに苦みも感じられ、少し大人の味覚。コロンビアの酸味が柑橘系の酸味とマッチして、成程マリアージュ。この日銭湯サウナ巡り後だった事もあり、大変美味しく頂きました。


帰りに夜景に浮かぶレボン快哉湯さんのシルエットに別れを告げ家路に着きました。

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レボン快哉湯さん、見て良し、食べて飲んで良し、入谷駅からも近いので、上野方面へお出掛けや銭湯巡りの帰りになかなかおススメです。機会がありましたら是非♨

於玉場|岩本町|湯活レポート(銭湯編)vol.360

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www.1010.or.jp

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【入浴日】2020/8/4

 

この日は仕事帰りに「於玉湯」さんへお邪魔しました。
於玉湯さんへは、都営新宿線 岩本町下車、A5出口を出て、左手に首都高沿いに昭和通りを直進。

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金山神社の見える路地を左折。

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駅から徒歩5分程で、路地の左手に「お玉湯」の看板が見えて来ます。

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看板の矢印の方に入った先が於玉湯さん入口。

仕事帰りという事で夜も更け気味。早速受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面は竹林のグラフィックアート。
沐浴で丁寧に全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨

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浴槽は右手が浅湯、センターが座付きジェットバスで、左手が遠赤外線ランプ&バイブラ付き深湯。湯温は40~41℃程と適温でゆったり浸かっていられます。順繰り湯巡りして、深湯でじっくり体の芯まで温まりました。

最後は立ちシャワーで水シャワーを浴びて汗止め。立ちシャワーの横にはジュビナシャワー*1がありましたが、この時は故障中でした。残念!

でもお陰様で仕事の汗を流す事が出来、お湯で温まってからの水シャワーでサッパリさせてもらいました。


本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。

*1:360℃、四方八方から全身にシャワーを浴びる装置

梅の場|神保町|駅近銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.359

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【入浴日】2020/8/4

 

この日は仕事帰りに「梅の湯」さんへ。
梅の湯さんへは、東京メトロ、都営地下鉄 神保町下車、A2出口を出て正面の靖国通りを右手方向へ。

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一つ目の交差点を左折し、専大通りへ。専大通りに入って2本目の路地を右折すると駅徒歩1分程でビル型銭湯梅の湯さんの入口到着。
ビル脇からは、高く伸びる梅の湯さんの煙突も見る事が出来ます。

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こじんまりしたロビーからの脱衣所入口には、かわいらしい暖簾。

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それでは受付を済ませて、浴室へお邪魔します。

 

白基調のシンプルな浴室。
沐浴で丁寧に仕事の汗を流し、早速お風呂へライド温♨

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湯温は42℃程とちょい熱め。右手が浅湯で左手が深湯。深湯は奥から電気風呂、ボディージェット、ハイパージェットとそれぞれ電浴、水流マッサージ浴が楽しめます。深湯でこれらを一通り試して血行促進されたところで、浅湯でじっくり体の芯まで温まります。ピリッと熱めのお湯で温まってシャッキリしたところで、最後は水シャワーで汗止めをして上がりました。

熱い湯でしっかり発汗してからの水シャワーで湯上がり後はスッキリです。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。