【入浴日】2020/11/20
この日は武蔵関銭湯散歩で2湯目に「松乃湯」さんへ。
松乃湯さんへは、西武新宿線 武蔵関駅北口を出て、駅前通りを右手方向へ。
武蔵関駅北口商店会通りを抜けたところを左折し、関町庚申通りへ。
庚申橋で石神井川を渡り、更に直進。
庚申橋の先、2本目のこちらの路地を右折。
駅から徒歩8分程で松乃湯さんの外観が見えて来ます。
外観も圧巻ですが、松乃湯さんの驚愕すべきポイントは中に入れば分かります。
入口で二対の巨大な招き猫が呼んでいるので、何はともあれ中へお邪魔しますw
暖簾は自動ドアの中というスタイル。
黒豹が見守る入口券売機で入浴券を求め館内へ。
受付を済ませてロビーを見回すと脱衣所入口以外に上に伸びる螺旋階段が!?
上がってみると2Fは休憩スペースになっていました。
※現在はコロナ禍で20分以内の利用制限となっています。
それでは、いざ浴室へ!
!?中に入ってビックリ‼
男女浴室中央のメタリックブルーの円柱に支えられた三角屋根の両端にはステンドグラス。天井の高さは都内銭湯の中でもピカイチ。ステンドグラスの下には豚か猿か架空の妖怪像のような彫像が浴室を睥睨しています。通常ビル型銭湯ですと、上層階はアパートかマンション等、収益ビルになっている事がほとんどですが、こちらはあのデカい建屋の全てが贅沢にも銭湯として使用されているのです。
千葉の「クアパレス」がベルサイ湯なら、さしずめこちらは銭湯界の大聖堂。
感嘆はひとまずおいて、この日2湯目ですので沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨ ここからは、HP等にも松乃湯さんの浴槽全景が出ておらず、設備が実に多彩なので、私の拙い図解を交えてレポートさせて頂きます。
内湯はとにかく設備が多彩です。各種水流マッサージを巡るだけでも、血行促進され、体がポカポカと温まってきます。
体が温まってきたところで半露天エリアへ。男女浴室中央のメタリックブルーの円柱が聳え、その先の三角屋根には湯気抜き窓とステンドグラスが見えます。
半露天エリアは写真手前がバイブラバス、センターが高温風呂で43℃程度の熱湯。一番奥は高濃度人工炭酸泉。手前から順に巡り、高濃度人工炭酸泉ではかなりのシュワシュワ感が楽しめます。この日はこちらでじっくり温まらせて頂きました。
しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
松乃湯さんのサウナは2種あります。
一つは丸太を組んだログハウスのようなロッキーサウナ。巨大なストーブにサウナストーンが山盛り積まれており、3分おき位に天井がライトアップされオートロウリュ*1が落ちます。この日のコンディションは67℃。マイルドですが、室内全体から輻射熱が感じられ、心地よい発汗が満喫出来ます。
もう一つは遠赤外線サウナ。こちらはガス遠赤外線ヒーターでこの日のコンディションは91℃。しっかり熱気を感じられる高温サウナです。
発汗後はサウナ室前の冷水風呂へ。こちらは水温20℃程ですが、バイブラが効いており、白いライオンの吐水口からザバザバと新鮮な冷水が注がれ、快適にクールダウンが楽しめます。
この日は2つのサウナで以下4セット。
・遠赤外線サウナ10分⇒冷水風呂1.5分⇒休憩3分
・ロッキーサウナ12分⇒冷水風呂1.5分⇒休憩3分
・遠赤外線サウナ12分⇒冷水風呂1.5分⇒休憩3分
・遠赤外線サウナ12分⇒冷水風呂1.5分⇒休憩5分
仕上げは高濃度人工炭酸泉で心ゆくまでシュワシュワ感を堪能。サウナ、水風呂の温冷交互浴後は感覚が鋭敏になっている為か、炭酸が強く感じられ、敏感な部分がピリピリ来る所謂チンピリの湯仕様にw
最後にシャワーで全身を流してサッパリ。
帰りにすっかり夜の帳が下りた松乃湯大聖堂の外観を撮影。
建屋裏手からは浴室から漏れる窓明りでステンドグラスが輝いて見えました。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。
※コチラは武蔵関銭湯散歩1湯目の「第二亀の湯」さんの入湯レポートです↓
*1:ロウリュはフィンランド語で蒸気。サウナストーブに水やアロマ水を投入して高温蒸気を立たせ発汗を促すサービスまで含めロウリュと呼ぶ