【所在地】 静岡県裾野市須山2255番地3644
【入浴日】2023/1/21
アクセス
この日は静岡方面へ足を延ばし「Thermal Climb Studio Fuji」さんへ。
Thermal Climb Studio Fujiさんへは、JR御殿場駅 富士山口4番バス乗場より、富士サファリパーク、十里木方面の富士急行バスに乗車。
コチラがバスの時刻表です。バスの便が1時間に1~2本と少なく、終バスも16:00台で終了と早い為、路線バス利用の方は事前に調べていくのをおススメします。
バスの待ち時間の間、付近を散策していると富士山口のロータリーで大きな富士山の形をしたYOKOSO!GOTEMBAと書かれた観光客向け案内パネルを発見!
さてバスに乗車すると、バスは富士の樹海の中をドンドン山腹の方に走り出し、富士サファリパークも通過。約40分程揺られ、最寄りの八幡神社公園前バス停で下車。
バス進行逆方向へ400m程戻ると、目指すThermal Climb Studio Fujiさん到着。
それでは重厚な扉を開けて、Thermal Climb Studio Fujiの世界へお邪魔します。
Thermal Climb Studio Fujiとは
Thermal Climb Studio Fujiさんは、数々のTV、ラジオ、雑誌等でもご活躍されるバスリエの松永武氏が監修・運営する施設です。
バスグッズ専門会社の運営だけあって、ロビーではお風呂のソムリエshopも展開。
ウェルネス(健康)、ウェルビーイング(幸福)、リトリート(本来の自分に戻るための時間)をテーマとしてOPENした正にサウナの楽園!
昨年のサウナシュラン2022でも全国2位に選ばれたそうで、入る前からワクワクw
ロビーでは何と!TEC ROOMと書かれたサウナや温浴施設の心臓部も公開‼
実は会員制のサウナですが、私は色々な施設にいきたい派なので、ビジター利用を検討していたところ、Thermal Climb Studio FujiさんがMakuakeにて新規利用者募集のクラウドファウンディングを開始したとの一報を受け、早速応募する事に。
Thermal Climb Studio Fujiさんは、ドイツ式の温熱療法に則り、熱の登山を推奨されていらっしゃり、数パターンのスタッフのガイド付きコースを選ぶか、館内MAPと推奨コースを参照しながら自分でアレンジしてサウナを巡るか選べます。
今回は体験チケットで4時間ですが、私の場合、路線バス移動の為、バスの時間に合わせて3時間強の為、自分アレンジコースで(まあ一人だし気ままに回りたいというのもありましたが;;)。それでは存分に楽しんで参りたいと思います♪
MISU STUDIO・MORI TERRACE・KAZE STUDIO
Thermal Climb Studio Fujiでは、館内が幾つかのゾーンに分かれており、ロビーに併設した休憩スペース兼食事処がKAZE STUDIO。
サウナエリアはMIZU STUDIOで、ケロサウナと外気浴エリアはMORI TERRACE。
まずは更衣室でレンタル水着(コチラは水着着用施設ですが、レンタル水着は無料です)に着替え、早速MIZU STUDIOへライド温🔥
ココからはThermal Climb Studio FUJIさんが水着着用なので、サウナエリアも撮影可との施設のご了承を得て撮影した写真も交えてレポートを進めます。
Thermal Climb Studio Fujiさんのサウナエリアでは、「Mizu Studio」と「MORI TERRACE」一部「KAZE STUDIO」に4つの世界のサウナ、2つの水風呂があります。
エクスペリエンスシャワー(MIZU STUDIO)
コチラは右のレッドセンサーがお湯のシャワーで、左のブルーセンサーが冷水の滝シャワー。奥には冷水ミストとアロマミストの4つのシャワーを備えています。
特にアロマミストはユーカリの香りでしょうか、メチャメチャ良いハーブの香りに包まれますので、是非一度お試し頂きたいですね。
ウォームバス・クールバス(MIZU STUDIO)
エクスペリエンスシャワーで軽く全身のお清めを済ませたら、まずは右手のウォームバスで軽く全身を温めて下茹でを済ませます。ロングのクッション材が浮いており、これを枕代わりに体を浮かせると浮遊感もあって、大変心地よいです。
1セット目:KELO-SAUNA(MORI TERRACE)フィンランド
MORI TERRACEを下った正面の小屋がフィンランドスタイルのKELO-SAUNA。
ケロとは北極圏に近いラップランド地方で、樹齢200年以上の立ち枯れたパイン材を指し、100年以上脱水乾燥されて樹皮が剥がれ落ちたシルバーパインはその稀少性から幻の木材と言われています。そのケロ材を贅沢にサウナ小屋に使用。
中は薄暗く、灯り採りの窓からの採光だけがほのかに室内を照らしています。
正面にはikiストーブと平置きのストーブが2基。室温は80℃程です。
じっくり静かに発汗し、10分程で外気浴。
KELO-SAUNAの前には樽水風呂がありますが、熱の登山を推奨するThermal Climb Studio Fujiさんでは、コチラは後のお楽しみに取っておき、富士の樹海での鮮烈な外気浴を楽しみます。
2セット目:world's best Thermarivm(MIZU STUDIO)古代ローマ・トルコ
コチラはSTEAMとCOOL AUFGUSS(日本初!)の2つのボタンを備え、ドイツのクナイプ療法とトルコのハマムが同室で楽しめる仕様。通常は濃密なスチームが満ちている為、カメラで撮影してもご覧の通り薄ぼんやりとしか映りませんw
室内には幾つかのボタンがあり、熱々のスチームもクールシャワーも楽しめますので、体調や気分で色々試せます。また正面には水琴窟のようなエリアがあり、火照った手足を冷やすドイツ式クナイプ療法も味わえるのが特徴です。
下の写真はクールシャワー後に霧が晴れた一瞬の室内風景を撮影したものですw
3セット目・4セット目:Mountain Sauna(MIZU STUDIO)JAPAN
※同室の方には撮影許可済
コチラは富士山をイメージした日本最大級の高低差を誇るタワー型サウナ。
巨大な釜の中で4基のストーブを焚き、この日のコンディションは90℃程。
7色LEDで室内の照明が刻々と変化し、正面では焚火の映像が流れています。
ここで初めてMIZU STUDIOのクールバスで富士山の天然地下水(水温17℃程)に包まれてクールダウン。水風呂をここまで引っ張っただけあって心地よさ半端無し!
クールダウン後、MORI TERRACEで外気浴を兼ねて寛いでいるとMountain Saunaでアウフグースが開催されるとの事で、4セット目は再度Mountain Saunaへ。
都合3度ロウリュが注がれ、スタッフが豪快にバシバシ仰いで発汗を促してくれますw
体感温度は一気に20℃程上昇し、心地よく発汗させて頂きました。
クールバス、MORI TERRACEでの外気浴を挟み、いよいよ最終の熱の登山へ。
5セット目:BEMBERG SAUNA(KAZE STUDIO)ドイツ
コチラは唯一KAZE STUDIOの一角に設けられたサウナです。
中に入るとこじんまりしたサウナ小屋状になっています。
室温は約95℃程。コンディションによりますが、100℃を超える時もあるようです。
コチラはセルフロウリュ可能で、この日はオレンジのアロマ水。
ロウリュすると辺りにフワリと爽やかな柑橘系の薫りが広がります。
寝ころびも出来ますので、仰向けになると天井が幾何学模様のようになっています。
これは熱対流を考慮して計算されて木材を組まれたものとの事。
ラストセットの為、12分程じっくり蒸された後、いよいよお待ちかねMORI TERRACEの樽水風呂へ。この日は大寒に近い日の為、結氷こそしていませんでしたが樽水風呂はほぼシングルとギンギン。瞬時に全身クールダウンされ、やがて富士の樹海に包まれて恍惚のととのいタイムがw
最期はウォームバスで温まり直し、更衣室のシャワーで乾いた髪にトリートメントしてからサウナエリアを後にしました。
Thermal Climb Studio Fujiさんは宿泊も可能なようで、2Fには宿泊ゾーンもあります。
コチラは2Fテラスから見たMIZU STUDIOとKAZE STUDIOの風景。
本日も良きサウナをありが湯ございました♨
個人的な好みは、意外とworld's best Thermarivmとエクスペリエンスシャワーかも。
エクストリームな煉獄系サウナと極寒水風呂は他にもありますが、あれだけのギミックを持つスチームサウナとシャワーにはお目に掛かった事はなく、あれだけでも何セットも楽しめちゃいそう。またの機会があったら色々試してみたいですね。
ちなみに帰りのバスは自由区間との事で、Thermal Climb Studio FUJIさんの前で待って、来たバスに手を挙げれば停車してくれます。
Thermal Climb Studio FUJIさんは、HPから入会か上記クラウドファウンディング(残念ながら既に終了)からビジターチケット購入。会員の場合はHPから予約、ビジターチケットの場合は電話予約だそうです。気になる方は是非ご確認されてみて下さい♪