【入浴日】2020/6/7
この日は京成小岩方面立ち寄りの流れで銭湯散歩へ出掛けました。
1湯目は「昼のセント酒」第1話にも登場した「鶴の湯」さんへ。
鶴の湯さんへは、京成小岩駅下車、北口より京成小岩商店会通りを直進。
北小岩六郵便局の先の交差点を右折。
そのまま真っ直ぐ進むと、駅から徒歩9分程で鶴の湯さんの煙突と外観が通りの左手に見えて来ます。
思いっきり手足を伸ばせる広々露天風呂。ハイ!そうさせて頂きますw
実はかつては、衛生面や環境面から、東京都では露天風呂の設置を認めておらず、昭和52(1977)年、鶴の湯のご主人が知らずに保健所に図面を持って行ったら「許認可が下りて今年からは大丈夫になりました。」との話で東京都の露天風呂第1号となったという逸話を後日伺いました。
玄関を潜ると右手が男湯、左手が女湯。
中に入ると昔ながらの番台式、脱衣場には籐籠もあり、懐かしさを感じる風情が漂っています。湯気抜きの為、脱衣所の天井は高く、折り上げ格天井が見事です。
浴室に入ると、正面には富岳三十六景「神奈川沖浪裏」をモチーフにしたペンキ絵。
https://hokusai-museum.jp/modules/Collection/collections/view/47
こちらは2019年浴室前面リニューアルの際に、唯一の女性銭湯絵師 田中みずき史の手により描き直されたものだそうです。
この日1湯目ですので、備え付けのリンスインシャンプー・ボディーソープで全身丁寧にお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
まずは、センター浅湯のジェットバスで凝りほぐし。続いて左手の深湯でバイブラに揺られながらじっくり温まります。右手は薬湯で、この日は「玉露カテキン配合の湯」。エメラルドグリーンの湯に浸かってリラックスバスタイム♪
内湯で体も温まって来たところで、いよいよ露天風呂へ。
奥行2m、幅は5m程もありましょうか、何とこの日は広々露天風呂が貸切状態!
初夏の青い空、煙突を真下から仰ぎ見ながら抜けるような空にたなびく白煙をただただ眺める至福のバスタイム。手足も伸ばして心まで開放されるようです。
しっかり温まったところで露天エリアにある休憩椅子で、暫し外気浴。
贅沢な時間。。。「あ~、申し訳ないッ‼」昼のセント酒の主人公のセリフが思わず口をついて出ますw
仕上げは立ちシャワーでザっと汗を流して上がりました。
湯上り後は縁側スペースからの外気を感じながら暫し休憩。
本日もいい湯をありがとうございました!
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※コチラは京成小岩銭湯散歩2湯目の「地蔵湯」さんの入湯レポートです↓