湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

竹の湯|富山にもあった歌謡曲サウナ付銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.858

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【入浴日】2024/2/6

 

この日は富山出張の帰りに「竹の湯」さんへ立ち寄りました。
竹の湯さんの最寄りは路面電車 富山港線のオークスカナルパークホテル富士駅ですが、乗換を考えると歩いても然程変わらない為、今回はJR富山駅北口からの経路をご紹介しておきます。富山港線を利用する場合は、駅ターミナル直結の電鉄ターミナルから路面電車を利用して下さい。

さて、まずは富山駅北口ロータリーより正面の駅前通りへ。

通りには富山県出身ニューヨーク在中の芸術家 吉野美奈子さんが、大理石の産地イタリアで制作を開始し最後まで手仕事で仕上げることを貫き制作された世界に2体しかない「ラバーズ像」が設置されています。もう1体はニューヨークのリバーサイドパークに設置され、恋人たちの聖地となっているようです。

その先、いたち川の橋を渡り更に直進。

北口を出て徒歩12~3分程で竹の湯さんの看板が見えて来ます。

建屋の裏手からは、曇天を突く竹の湯さんの煙突も仰ぎ見る事が出来ました。

入口は下の写真の七福神の暖簾を潜った先。

中に入るとハの字型の内扉が有り、男湯は左手。

それでは番台で受付を済ませて浴室へ参ります。

さて、竹の湯さんはHP等にも浴室写真等は出ていない為、ココからは私の拙い図解で恐縮ですが、イラストを添えておきますので、コチラをご参照頂ければ幸いです。

まずは沐浴で出張の汗を流し、早速お風呂へライド温♨
浴槽はセンターが43℃のピリ熱の浅湯でウルトラバスとジェットバス。向かって右手は深湯で45℃の熱湯。左手は薬湯でこの日は赤茶系の天然生薬の薬湯でした。
浅湯のジェットで軽く凝りをほぐしつつ血行促進し、深湯の熱湯で温まった後は、適温の薬湯でゆったりリラックスし、じんわり染み渡る薬効を堪能。

湯巡りでしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
竹の湯さんのサウナはカルストーンサウナで、この日のコンディションは50℃程。
サウナとしては低温ですが、4~5分も経つとアラ不思議。滝のような汗が全身から吹き出し、目に入る汗をぬぐう程に。そのサウナ室には結構な音量で演歌、歌謡曲メドレーが流れる通称「歌謡曲サウナ」♬この日聴き取れたのは以下の曲達でした。

<1セット目>

ももいろクローバーZ「L.O.V.E」

白鳥まゆ「いつか来る朝に」

SKE48 TeamKⅡ「100年経ったらkiss me」

<2セット目>

北野まち子「女一代 浅草の花」

2PM「Shining star」

日向坂46「ブルーベリー&ラズベリー」

タップリ汗を流した後はジュビナシャワーで全身に冷水を浴びてクールダウン。
この日は以下2セット楽しませて頂きました。

・カルストーンサウナ3曲⇒ジュビナシャワー1分⇒休憩3分
・カルストーンサウナ3曲⇒ジュビナシャワー1分⇒休憩3分

仕上げは漢方薬湯でしっかり温まり直し、熱めのシャワーで流して上がりました。

 

帰りに新幹線の便まで時間があったので、サ飯に富山駅前のラーメン店「赤ちょうちん」で久し振りにとんこつチャージしちゃいましたw

本日も良い湯、良きサウナ、素敵な歌謡曲BGMをありが湯ございました。
富山方面へお立ち寄りの際は是非♪

赤湯|新守山|湯活レポート(銭湯編)vol.857

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【入浴日】2024/2/6

 

この日は富山県湯巡り紀行の最終日に「赤湯」さんへ行って参りました。
赤湯さんへは、JR・あいの風とやま鉄道 高岡駅北口(古城公園口)バスターミナル4番バス乗場より新守山経由の加越能バスに乗車。

コチラはバスの時刻表です。新守山経由は10系統と11系統。

バスに揺られる事20分程、最寄りの新守山バス停で下車し、バス進行逆方向へ。

一つ目の守山交差点を左折。

バス停から徒歩3分程で通りの右手に赤湯さんの看板が見えて来ます。

看板よりセットバックした奥、瓦屋根の下の暖簾の付いた扉が赤湯さんの入口。
看板に法要・季節料理・仕出しとあり、右手が料亭になっていりますが、コチラはコロナ禍以降休業して現在は営業していらっしゃいません。

中に入ると富山名物 屋号入り提灯はロビーに飾られていました。

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。

さて、実は赤湯さんは富山県浴場組合HPでは営業時間AM9:00-21:00となっていますが、実は毎月6・16・26日の6の付く日は「高岡市民ふれあい入浴デー」となっており、この時だけはOPENがAM10:00となります。

知らずに早く到着した事もあり、恐る恐るお電話でお願いしてみたところ、快諾頂き中の様子も撮影させて頂きましたので、そちらの写真を交えてレポート致します。

 

コチラは男湯の脱衣場。御座敷にレトロなシーリングファンが年代を感じさせます。

中に入ると湯けむりの向こうに中庭の窓灯りが薄ぼんやりと見えます。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
主浴槽は半円型の張り出し部分がある広い白湯でジェットバス付。

中庭の草木を眺めながら、暫しリラックスバスタイムを満喫。

主浴槽で軽く温まったところでお隣の薬湯へ移動。この日はじっこうでした。
茶色く煮出された天然生薬の香りと薬効が全身に染み渡るようです。

後、赤湯さんの名物はラドン浴室で浴室入口側の一角にあります。

ポコポコと湧き出すラドンガスは経皮より呼気から効率よく吸収される為、入浴しながらスーハー深呼吸して微弱放射線の免疫力向上効果を有難く頂きます。

最期は心地良いじっこうの薬湯で体の芯までしっかり温まり、熱めのシャワーで流して上がりました。

 

さて、この日はOPEN前に女湯側も撮影させて頂きましたので、そちらも併せてご紹介しておきますね。

女湯_脱衣場(コチラは御座敷の上に赤・青のマットが敷かれ鮮やかな印象)

女湯_浴室

女湯_浴槽(基本、男湯とシンメトリの構成です)

女湯_ラドン浴室

本日も良い湯をありが湯ございました。
高岡方面へお立ち寄りの際は是非♪

閉店銭湯|サウナ松乃湯|高岡|湯活レポート(銭湯・番外編)

【所在地】富山県高岡市末広町12-22

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【訪問日】2024/2/6
【閉店日】2023/10月頃

 

この日は富山湯巡り紀行で高岡の「サウナ松乃湯」さんを訪問してみました。
サウナ松乃湯さんの最寄駅は、JR・あいの風とやま鉄道 高岡駅。
北口(古城公園口)を出ると、この地に縁のある大伴家持立像や・・・

この地が出身地の藤子・F・不二雄氏の「ドラえもん散歩道」等が見られます。

北口の駅前通りを進み、末広町(西)交差点を右折。

その先、下の写真の高岡關野神社の鳥居が見えたところで左折。

次に下の写真のクランクの手前を右折。

駅から徒歩12分程でサウナ松乃湯さんの5階建ての一際目立つビルが見えて来ます。

サウナ松乃湯さんは、富山県浴場組合HPには松の湯として掲載されていますが、Googleマップで検索すると、閉業と表記されています。一縷の望みを託して、もし営業していれば入ってみたいとの思いもありましたが・・・入口は閉ざされたまま。

グルリと回ると幾つかの渡り廊下のような構造がある異形の建築物。

裏口に回ると、扉が外され解体工事をされていたので、話を伺う事が出来ました。

工事の方のお話によれば、コチラは高岡市の繁華街がまだ栄えていた時分、素泊まりでサウナに泊まる客で溢れていたそうです。その後、高岡の繁華街も寂れ、サウナも休止し、細々営業を続けておられましたが、昨年ご主人に続き、若旦那も急逝され、昨年(2023)10月頃、ご高齢の女将さんが閉業を決められたそうです。

無償でも良いからこのまま譲りたいとのご希望もあるようですが、建物の老朽化は激しく、固定資産税も相当掛かるであろう事から、なかなか一筋縄ではいかない気が致します。最盛期にお伺いしてみたかった気も致しますが、残念ながら叶わず。

ネットにも情報は乏しいですが、寄り湯ドットコムに往年の松乃湯さんが紹介されていましたので、リンクを貼らせて頂きます。浴室もかなり特徴があったようですね。

yoriyu.com

ひとまず、この場をお借りしてこれまでのご営業に対し深謝♨♨

いなり鉱泉|奥田中学校前|湯活レポート(銭湯編)vol.856

www.inari-kousen.com

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【入浴日】2024/2/5

この日は富山湯巡り紀行の投宿先に「いなり鉱泉」さんへ行って参りました。

アクセス

いなり鉱泉さんへは、富山港線 奥田中学校前駅を下車し、まずは矢印の方向へ。

ココからは翌朝、チェックアウトして駅へ向かった道のりを逆再生でアクセス紹介して参ります(いきなり朝の写真でビックリした方ゴメンなさい;;)。

カーブする富山港線を渡り、通りを直進。

その先、下の写真の路地へ右折。

次に大通りにぶつかったところで再度右折。

続いて下の写真の橋を渡ったら、左折して川沿いを進みます。

最期に下の写真のY字路で川沿いを逸れて右手方向へ。

駅から徒歩12分程でいなり鉱泉さん到着。

いなり鉱泉さんはビジネスホテル併設の一般公衆浴場(銭湯)です。

 

ビジネスホテルいなり鉱泉

宿泊客は銭湯の入浴料が無料になる為、まずはホテルのフロントへ。

朝食付きの宿泊でも格安なので、勝手に木賃宿みたいなものを想像していましたが、かなり立派なハイセンスなビジネスホテルです。エントランスの調度もご覧の通り。

この日案内されたのは新館の528R。本館以外に新館まであるんですね。

528Rは新館の2F。

2Fに上がった廊下の突き当りが今回お泊りの528R。

中に入るとエントランスのドレッサーにはアメニティも一通り揃っています。

室内にはベッドの他、TV、デスクにWi-Fiも使え、ワーケーションにもピッタリ。

ビジネスホテルですから、勿論WCにシャワーブースまで付いています。
お風呂は勿論、銭湯「いなり鉱泉」に参りますが、朝シャワーが浴びられそうです。

 

いなり鉱泉

それではホテルの部屋のタオルを抱えて、いざ銭湯へ参ります。
銭湯の方はと言えば、これまた立派なスーパー銭湯級の豪華さです。

下足箱の上には旅館風のジオラマ(宿泊棟は以前はこんな客室だったのかも)。

玄関には3体の裸婦像のタイル絵。

中に入るとコチラもホテルのロビーかと見紛う程の広さ!

ロビーに併設された喫煙所の壁には、明治32年創業期に浴室を彩っていたアルプスのタイル絵が移設されています。

さて、下は銭湯「いなり鉱泉」の館内案内図。浴室A、Bとあり、男湯は浴室B。

そしてコチラは浴室Bの温浴施設案内図。

宿泊者にはアメニティレンタルもあり、無料で利用可。
琉球畳のモダンな脱衣場で準備をととのえ、いざ浴室へ。
浴室内は広い内湯を挟んで前後に露天風呂という変わった構成。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
主浴槽は奥が適温湯でウルトラソニックと電気風呂付、手前は深めの熱湯。

内湯にはもう一つ薬湯があり、この日は白緑色の濁り湯でした。

内湯で軽く温まったところで露天風呂巡りへ。
内湯の手前側には坪庭を望む青天井の炭酸泉。暫しシュワシュワの浴感を堪能。

湯巡りの〆は内湯奥の露天風呂へ。コチラも坪庭を眺めながらジャグジーバスと檜風呂が楽しめます。最後は空を仰ぎながら檜風呂でゆったり贅沢な湯浴み。

露天・ジャグジーバス

露天・檜風呂

湯巡りでしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
浴室Bのサウナは、銭湯としては破格の4段タワー型の遠赤外線サウナ。
この日のコンディションは90℃ですが、当然最上段はかなりの高温です。

サウナ後は天然水水風呂へ。こちらは水温15℃でキッチリクールダウン。
クールダウン後は、露天・炭酸風呂で足湯をしながらの贅沢外気浴。
この日は閉店間近の訪問でした為、以下2セット楽しませて頂きました。

・タワーサウナ7分⇒天然水水風呂1分⇒外気浴5分
・タワーサウナ7分⇒天然水水風呂1分⇒外気浴5分

仕上げは炭酸泉と薬湯のはしごでしっかり温まり直し、熱めのシャワーで流して上がりました。お陰様で部屋に帰ってから朝までグッスリ💤

 

翌朝の朝食

翌朝、本館の食堂で美味しい朝食も頂きました。
お魚はカレイの干物ですって、ちょっと珍しいですね。

本日も良い湯、良きサウナ、美味しい朝食をありが湯ございました。
富山方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、公式HPとGoogleインドアビューより拝借しております。

奥井鉱泉|下奥井|湯活レポート(銭湯編)vol.855

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【入浴日】2024/2/5

 

この日は富山湯巡り紀行2日目に「奥井鉱泉」さんへ行って参りました。
奥井鉱泉さんへは、富山港線 下奥井駅を降りたら、まずは矢印の方向へ。

次に突き当りのエルサカエビル手前を右折。

駅から徒歩4分程で奥井鉱泉さん到着。

雪景色の中、ほっこりする温かみのあるオレンジ色の光を放つ奥井鉱泉さんの看板。

さて、入口は駐車場の奥のコチラ。

力強い屋号が掲げられた木製看板と提灯の下、玄関内へお邪魔します。

コチラでも空いていたので、26(風呂)番の下足箱を拝借。

中に入ると奥に広いロビー。湯上り後、家族と待ち合わせの際も寛げそうです。

それではフロントで受付を済ませ、浴室へ参ります。
女湯入口には浴衣姿の女性パネル、男湯入口には飛び跳ねるイルカのパネル。

この日は、朝から7湯連湯の為、手早く準備を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面には青空に羽ばたく番のタンチョウヅルのタイル絵。

連湯ですので、お清めは簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽はセンター浴槽で、手前側が珍しい四つ葉のクローバー型のジェットバス。真ん中がバイブラバスで、奥が熱めの浴槽。奥の壁側から熱い湯が注がれている為、奥に行くほどに熱いです。手前から順番に湯巡りし、奥の熱湯で、雪の中を歩いて冷えた体をじっくり温めて、すっかり生き返った気分。

最後に熱めのシャワーで全身を流して上がりました。
コチラも湯上り後、ドライヤーが無料で使えるので嬉しいですね。

 

尚、コチラにはサウナもありましたが、随分前に廃止されたようです。
現役稼働時に一度体験してみたかったですね。

本日も良い湯をありが湯ございました。
富山方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、富山県浴場組合HPより拝借しております。

立山鉱泉|粟島|湯活レポート(銭湯編)vol.854

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【入浴日】2024/2/5

 

この日は富山湯巡り紀行2日目に「立山鉱泉」さんへ行って参りました。
立山鉱泉さんの最寄り駅は、富山地方鉄道 富山港線 粟島駅。

駅を出たら踏切を渡って矢印の方向へ。

その先の下新北町交差点には横断歩道が無い為、地下道を潜り、更に直進。

奥田北小学校の門の辺りで右折。

駅から徒歩7分程で一面雪化粧の中、立山鉱泉さんに到着。

駐車場の脇からは立山鉱泉さんの煙突も仰ぎ見る事が出来ました。

玄関を入ると屋号が書かれた木の看板を挟んで左手が男湯、右手が女湯。

この日は空いていた為、下足箱は26(風呂)番を拝借。

富山銭湯の特徴として、コチラもそうですが「○○鉱泉」と名の付く銭湯が多いです。富山県公衆浴場組合HPによると、現存する46銭湯の内、11銭湯と実に24%近くが鉱泉と名の付く屋号です。

また、コチラは明日ご紹介する奥井鉱泉さん、最終日に訪問した竹の湯さんと併せて地域のランナーズスパステーションを展開していらっしゃいます。

その進取の精神からか、お洒落な若旦那の背後には洒落た銭湯グッズも多数設置。

それではそのフロントで受付を済ませ、いざ浴室へ参ります。
小上がりもある瀟洒な脱衣場にはウォーターサーバーに、2脚のととのい椅子まで置かれ、看板に書かれた通りサウナにも力を入れていらっしゃるのが伝わって来ます。

さて、ココからは立山鉱泉さんは、公式HP等にも浴室写真は公開されていらっしゃらない為、私の拙い図解で恐縮ですが、ご参照頂きながらお読み下さい。

浴室は正面に主浴槽、入口脇に一人用の樽水風呂を配置。
この日は連湯の為、お清めは簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
主浴槽は左手からステンレスバスタブの寝湯、バイブラ、浅湯、深湯の構成。

湯巡りでしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
立山鉱泉さんのサウナは奥に細長い洞窟状のボナサウナで、この日の室温は90℃
サウナに力を入れていらっしゃるだけあり、キッチリ蒸し上げられます。

発汗後は入口脇の樽型水風呂へ。こちらは水温17℃程で心地よくクールダウン。
この日は連湯の為、以下2セット楽しませて頂きました。

・ボナサウナ7分⇒水風呂1分⇒休憩5分
・ボナサウナ7分⇒水風呂1分⇒休憩5分

仕上げは深湯に肩まで浸かって体の芯までじっくり温まり、熱めのシャワーで全身を流して上がりました。

湯上り後もドライヤーも無料で使え、コミックコーナー等もあり寛ぐ事が出来る為、地域のコミュニティとしても愛されている銭湯でした。

 

帰りに表へ出ると雪景色の中、立山鉱泉さんの灯りが優しく灯っていました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
富山方面へお立ち寄りの際は是非♪

萩の湯温泉|東岩瀬|湯活レポート(銭湯編)vol.853

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【入浴日】2024/2/5

 

この日は富山銭湯巡りの2日目に「萩の湯温泉」さんへ行って参りました。
萩の湯温泉さんへは、富山地方鉄道 富山港線 東岩瀬駅を出てまずは矢印方向へ。

その先、下の写真のY字路を左手に。

次に下の写真の鐘撞き堂が見えたら、その先を右折。

続いて突き当りを再び右折し・・・

最後に細谷工業所の先を左折すると、もうすぐです。

駅から徒歩8分程で萩の湯温泉さん到着。

駐車場の脇からは小雪に濡れる萩の湯温泉さんの煙突も仰ぎ見る事が出来ました。

入口に回ると、富山銭湯名物、屋号入りの提灯が入浴客をお出迎え。
萩の湯温泉さんは、その名の通り温泉銭湯です。
体の芯まで冷える冬の富山湯巡り行脚の身としては、温泉銭湯続きは嬉しいですね。

この日は空いていた為、下足箱は26(風呂)番を拝借。

それでは風情を感じさせる蛙の長暖簾を潜り、いざ浴室へ。

脱衣場にはロッカーが無く、脱衣籠と100円返却式の貴重品BOX。
準備を済ませて中へ入ると、湯けむり煙る浴室の正面には主浴槽が並んでいます。

この日は連湯の為、お清めは簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
主浴槽は左から寝湯、浅湯、深湯。熱めのお湯でシャキッとしたところで浴室手前の源泉浴槽へ。泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物泉ですが、鉄(Ⅱ)イオンを含む為か、伊香保温泉のような白濁りの赤湯です。キュキュッとしたキシキシ感を感じる肌触りで、じっくり浸かると実に良く温まるお湯。

湯口の湯を掌に掬い一舐めすると、塩味は抑えめで、カルシウム泉独特の仄かな苦みが感じられる湯。この日は源泉浴槽でじっくり長湯を楽しみ、手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、これまた源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて、有難い源泉を湯上り後もしっかりと享受させて頂きました。

尚、コチラには元々サウナもあったようですが、廃止され現在は倉庫になっていました。現役稼働の頃にお邪魔してみたかったですね。

本日も良い湯をありが湯ございました。
東岩瀬方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、富山県浴場組合HPより拝借しております。

日方江温泉|日方江|湯活レポート(銭湯編)vol.852

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【入浴日】2024/2/5

 

この日は富山銭湯巡り2日目に「日方江温泉」さんへ行って参りました。2日目はこの辺りからチラホラ雪が舞い下り、次第に吹雪に変わる中の湯巡りとなりました。
さて、日方江(ひがたえ)温泉さんへは、フィーダーバスの2つのバス停が使えます。

<日方江バス停ルート>
日方江バス停を下車したら、矢印の方向へ直進。

バス停から2分程で日方江温泉さん到着(コチラの方が少し近いですね)。

<田端新町バス停ルート>

田端新町バス停を下車したら、下の写真の矢印の方向へ。

コチラは徒歩3~4分で日方江温泉さんに到着。

 

日方江温泉さんは2009年12月にOPENした比較的新しい銭湯です。
この日下足箱が空いていたので26(風呂)番を拝借。

まずは入口の券売機で入浴券を購入し浴室へ。

本ブログは「湯活のススメ」ですが、壁には「湯道のススメ」のポスターがw

さて、日方江温泉さんは公式HP等にも浴室写真は公開されていらっしゃらない為、ココからは私の拙い図解で恐縮ですが、ご参照頂きながらお読み下さい。

正面に浴槽が並び、立ちシャワー1にカランが11のシンプルな浴室。
この日は連湯の為、お清めは簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は源泉浴槽と水風呂の二つ。
日方江温泉さんの源泉は、ナトリウムー塩化物泉。例えていうなら冷やしあめのような濃いオレンジの飴色の湯。保湿成分のメタケイ酸も規定値の3倍以上151.9㎎含有し軽いスベスベ感も感じられる極上湯です。
源泉で十分に温まったら水風呂でクールダウンの温冷交互浴を二度三度。
最期は源泉浴槽でしっかり温まり、手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、これまた手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて、保温効果の高い塩化物泉のヴェールを全身に纏わせてから上がりました。

 

尚、コチラにはカルストーンサウナもございましたが、コロナ禍以降休止中でこの日は残念ながら稼働していませんでした。いつか復活した折はまた来てみたいですね。

本日も良い湯をありが湯ございました。
富山方面へお立ち寄りの際は是非♪

白岩の湯|水橋大橋西詰|湯活レポート(銭湯編)vol.851

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【入浴日】2024/2/5

 

この日は富山湯巡り紀行の2日目に「白岩の湯」さんへ行って参りました。
白岩の湯さんの最寄りは、あいの風とやま鉄道 水橋駅と水橋ショッピングセンター「ミューズ」を起点とする水橋ふれあいコミュニティバス 水橋大橋西詰バス停。

実はバス停の目の前、徒歩0分で白岩の湯さんに到着!

白岩の湯さんの入口には、地下210mより汲み上げた立山常願寺川水系の飲泉所。
この天然水は地酒の仕込みにも使われる程の名水なのだそうです。

浴室の湯水にもこの天然水が使用されているそうで、浸かるのが楽しみになります。

それでは力強い二股炭酸カルシウム温泉の看板が目を引く玄関より館内へ。

この日は空いていた為、下足箱は26(風呂)番を拝借。

小上がりもある広いロビー。フロントを挟んで手前が男湯、奥が女湯。

まずはロビー入口の券売機で入浴券を購入。

それではフロントで受付を済ませ、浴室へ参ります。

さて、コチラは施設案内図。白岩の湯さんは奇数日と偶数日で男女浴室入替制。
この日は奇数日でした為、男湯が和風浴室でした。

さて、白岩の湯さんは、公式HP等にも詳細な浴室写真は公開されていらっしゃらない為、上記の施設案内図をご覧頂きながら読み進めて頂ければ幸いです。

中へお邪魔すると浴室の壁の鮮やかな風景のタイル絵が目を引きます。

さて、この日は連湯の為、お清めは簡潔に済ませ、早速内湯からライド温♨
和風浴室の主浴槽は、左手からウルトラバス、白湯、カルシウム温泉。
カルシウム温泉は北海道二股カルシウム温泉湯の花を利用した人工温泉。キュキュッとした肌触りでカルシウム成分が皮膚に塗膜を作るので良く温まります。
内湯で軽く温まったところで、露天気泡風呂にも浸かって暫し寛ぎます。

湯巡りでしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
和風浴室のサウナは遠赤外線サウナで、この日のコンディションは80℃。
座面の他、背もたれにもサウナマットが付いたサウナ室は珍しいですね。

発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは天然水かけ流しで水温は18℃。
お湯も良いですが、水風呂に浸かるとその円やかさがより際立つ気がします。
この日は連湯の為、以下2セット楽しませて頂きました。

・サウナ7分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分

仕上げは再びカルシウム温泉で温まり、熱めのシャワーで流して浴室を後に。
ドライヤーが無料で使えるのも立ち寄り湯の身としては嬉しい限りです。

 

湯上り後、表に出るとチラホラと小雪が舞い始めていました。

さて、水橋大橋西詰バス停は1~2hに1本程。湯上り後は時間が合わず、水橋駅まで歩くことにしました。ついでなので、逆再生で水橋駅経路も紹介しておきます。

あいの風富山鉄道 水橋駅を出て道なりに進み、ふかみ接骨院の手前を左折。

次に美容院MIZUKUSAの先を右折。

その先、突き当りで白岩川の手前を左折。

そのまま白岩川沿いを進めば、駅から徒歩20分程で白岩の湯さんへ到着します。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
富山方面へお立ち寄りの際は是非♪

水橋温泉 ごくらくの湯|水橋中村町|湯活レポート(銭湯編)vol.850

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【入浴日】2024/2/5

 

この日は富山湯巡り紀行の2日目に「水橋温泉 ごくらくの湯」さんへ。
水橋温泉 ごくらくの湯さん周囲には徒歩10分圏内に4つのバス停があり、今回は移動の都合で行きと帰りに違うバス会社、違う路線を利用しましたので、その内2つを以下にご紹介しておきます。

<富山地鉄バス・水橋田町バス停ルート>
富山地鉄バス経由の場合は富山駅方面から乗る事になりますが、途中、富山城址公園前を通過しますので、そちらの景色もついでにご紹介しておきます。

さて、最寄りの水田橋バス停を下車したら、下の写真のすぐ正面の通りへ。

そのまま道なりに直進し、突き当りを左折。

水田橋バス停から徒歩7分程度で水橋温泉 ごくらくの湯さん到着。

 

<水橋ふれあいコミュニティバス・さくらい春景堂前バス停ルート>

さくらい春景堂前バス停より、まずは矢印の方向へ。

一つ目の水橋中村町交差点を左折。

さくらい春景堂前バス停から徒歩3分程度で水橋温泉 ごくらくの湯さん到着。

他にも東出町口バス停や、水橋中村町バス停が至近ですが、どのバス停の便も1~2hに1本程度と便数が少ない為、公共交通機関で行かれる場合は、行きや帰りの時刻に合わせて一度お調べ頂くのをおススメします。

 

さて、無事に水橋温泉 ごくらくの湯さん到着。
建屋の裏手からは水橋温泉 ごくらくの湯さんの煙突も仰ぎ見る事が出来ました。

屋号入りの提灯と暖簾の玄関を潜り館内へ。

この日は空いていたので、下足箱は26(風呂)番を拝借。

中に入ると小上がりもある広いロビー。
フロントを挟んで手前が男湯、奥側が女湯となっています。
コチラには温泉ソムリエの方もいらっしゃるそうで、同じ温泉ソムリエ仲間としては、何だか同門の士に巡り合えたようで、ちょっぴりほっこりした気分に。

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。

さて、ココからは水橋温泉 ごくらくの湯さんは、公式HP等に浴室写真は公開されていらっしゃらない為、私の拙い図解で恐縮ですが、ご参照頂きながらお読み下さい。

中に入ると、露天と中庭を望む広い窓面がある開放的な浴室。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
水橋温泉 ごくらくの湯さんは、泉質こそ同じですが何本か源泉をお持ちのようで、内湯は158号源泉、露天は160号源泉と異なる源泉井から注がれています。泉質は紅茶色っぽいナトリウムー塩化物泉で弱粘土臭のモール泉*1泉温が49.8℃と高温の為、若干加水はされていますが、加温はせず生源泉に近い状態で浴槽に注がれています。
浴感は、炭酸水素イオンと保湿成分のメタケイ酸も若干含有しており、かなりツルツルする肌触りが楽しめます。

内湯で軽く温まったところで露天風呂へ移動。コチラの方が湯の花が舞い、フレッシュさを感じられます。庭木や石燈籠を眺めながら暫しリラックスバスタイム。最後は手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、これまた源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて保温効果の高い源泉成分を全身に纏わせてから上がりました。

お陰様で湯上り後も暫くはポッカポカです。

 

本日も良い湯をありが湯ございました。
富山方面へお立ち寄りの際は是非♪

*1:古代海水由来の海藻や植物質のミネラルを豊富に含む為、茶褐色~黒色を呈す