湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

雲翠泉|三河島|湯活レポート(銭湯編)vol.182

arakawa-sento.jp

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Google マップ

アクセス

雲翠泉さんへの最寄駅は、JR常磐線 三河島駅下車。
目の前の尾竹橋通りを右手、東日暮里・鶯谷駅方面へ進みます。

尾竹橋通りを進み、きぼう歯科の先を左折。

駅から徒歩4分程で路地の左手に雲翠泉さんが見えてきます。

路地をもう少し進むと、反対側の側面からは雲翠泉さんの見事な煙突が見られます。

暖簾を潜ると右手が男湯、左手が女湯となっています。

 

【入浴日】2023/3/12:第99.9回 TOKYO銭湯交流会

この日は第99.9回 TOKYO銭湯交流会で雲翠泉さんへ。
久々に三河島の駅に降りると駅構内に三河島銭湯の看板が設置されていました。

いつも通り暖簾を潜って中へお邪魔します。


さて、今回はTOKYO銭湯交流会のよしみで、中の人から貴重な画像データを頂いたので、そちらの写真を交えてレポートを進めさせて頂きます。

コチラは男湯側脱衣場。中庭に面しているので、湯上り後夕涼みも楽しめます。

それでは昔ながらの番台で受付を済ませて浴室へ向かいます。
※仕切り壁の鯉の彫り物が面白いですよね。

浴室に入ると平成二十年八月八日 故早川利光氏作(町田忍氏修復・加筆)の山梨県側から見た雄大な富士山のペンキ絵とセンターにズドンと鎮座する主浴槽。

仕切り壁には四幅のタイル絵。主に山水画ですが、手前から二枚目は金閣寺。

沐浴でお清めを済ませたら、広い主浴槽からライド温♨
手前が浅湯で奥が深湯。共にジェットバス付。

雲翠泉さんは元々熱湯ですが、この日の深湯はいつもより気合の入った熱湯で推定46~47℃前後。特に足元が激熱でビリビリ痺れる程。雲翠泉さんは廃油沸かし(SDGS‼)だそうですが、常連のご年配からも「今日は少し熱いな」との話があったようで、女将さんが「もう少し下げるわね」と話をされていました。

熱湯で痺れたところで奥の薬湯浴槽へ。この日もいつもの健美泉。
カランに拳一握り程の薬湯がぶら下がっていますが、成分は濃厚で醤油の煮汁のような濃い赤茶けた薬湯。コチラは41℃前後と適温で生薬の香りが漂いリラックス。
※写真はOPEN前の準備中の物のようでまだ白湯の状態のようです。

コチラは浴槽側から脱衣場側を見た浴室風景。

最期は手桶に汲んだ湯で上がり湯を頂いて浴室を後に。
熱湯と健美泉の薬湯で暫く汗がひかず、暫し縁側で外気浴させて頂きました。

さて、今回は女湯側の画像データもお預かりしたので、ご紹介しておきますね。

女湯_脱衣場(コチラは奥におかまドライヤーがあります)

女湯側から見た折り上げ格天井

女湯_浴室(コチラも故早川利光氏作で北海道駒ヶ岳のペンキ絵)

女湯_タイル絵

女湯_タイル絵(手前側 / 手前より浦島太郎、桃太郎)

女湯_タイル絵(奥側 / 手前より花咲爺さん、舌切り雀)

女湯_主浴槽

女湯_ペンキ絵と薬湯

湯上り後は、TOKYO銭湯交流会のメンバーで集まり雲翠泉さんの前で集合写真。

 

その後、夕涼みしつつ日暮里駅まで散歩しながら移動し、焼肉山田屋 日暮里店へ。

tabelog.com

店舗は日暮里駅東口目の前の日暮里ステーションガーデンタワーの3Fです。
※写真は昼間の物ですが、行きに懇親会場を確認した際に撮影したものです。

入口では焼き肉店なだけに牛のオブジェがメニューを乗せてお出迎えw

この日は楽しい銭湯談義で盛り上がり、有意義な時間を過ごしました。

本日も良い湯、美味しい焼肉をありが湯ございました♨

 

【入浴日】2022/10/29:ゆっポくん七福神巡り

この日はゆっポくん七福神巡りで久々に雲翠泉さんへ。
下足箱は語呂合わせですが26(風呂)番をチョイスw

ココから、脱衣場や浴室の模様は下記の前回レポートをご参照くださいませ。
見事な折り上げ格天井や仕切り壁の上の鯉の彫刻、古色蒼然とした建具等に見惚れながら準備を済ませ、いざ浴室へ。

この日の気づきは以下の通り。
・浴室正面の絵は平成二十二年八月八日の故 早川絵師の物と変わらずですが、前回訪問以降、銭湯検定の著者でもある町田忍氏により一部修復が施されたようです。
・浴室仕切り壁には大竹木工場作の四幅のタイル絵。雅号は峯岸。
 山水画ですが、手前から2枚目は京都の金閣寺の絵と分かりました。
・カランは右手に6ヵ所、左手に8ヵ所、奥に4ヵ所で奥のみシャワー付き。
・センターの楕円浴槽は手前が浅湯、奥が深湯で共にジェットバス付。
 今日も変わらずピリッと熱い44℃の江戸前熱湯でシャキッとしました。
奥の薬湯はこの日も10種の天然生薬の「健美泉」。生薬の香りに癒されます。

最期にシャワーで全身をサッと流して上がりましたが、汗が引かず脱衣場に面した縁側で汗が引くまで暫し休憩。

お陰様でゆっポくん七福神巡りの布袋尊のスタンプもGET♨

本日も良い湯をありが湯ございました♨

 

【入浴日】2020/1/30:荒川銭湯シールラリー

この日は荒川銭湯シールラリー3湯目に「雲翠泉」さんへお邪魔しました。

中に入ると昔ながらの番台式。脱衣所の天井は見事な折り上げ格天井に漆喰壁、格子窓、籐籠に坪庭に面した縁側と、絵に描いたようなTHE昭和銭湯の風景です。

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仕切り壁の上には鯉が泳いじゃってます。

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受付を済ませて、いざ浴室へ参ります。
リンスインシャンプーとボディーソープは浴室入口に置いてある為、必要な場合はそちらから借りて、使い終わったら元の場所へ戻すスタイル。


浴室内に入ると、中は高い天井と湯気抜き窓。

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まずは沐浴で一日の穢れを洗い清めます。
沐浴が終わってサッパリしたところで、早速お風呂へライド温♨
正面には山梨側から見た富士山の絶景。仕切り壁には4幅のタイル絵。3枚は山河の風景で、入口から二枚目は金閣寺。特徴的な浴槽と相まって独特の世界観です。

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雲翠泉さんのメインバスは、関東では珍しいセンター配置式でマリンブルーの楕円形浴槽。贅沢に熱い湯が注がれ、満々と湛えられています。湯温は江戸前熱湯の44℃で手前が浅湯、奥は深湯。早川富士を拝みながら肩まで浸かると、お湯の熱さがジーンと体に沁み渡ります。
一旦、体を拭いて脱衣所で暫し休憩。
少し湯冷ましした後は、奥の薬湯へ。こちらは天然漢方の恵み「健美泉」。10種の漢方がブレンドされ、一見黒湯と見紛う程の暗赤色。敏感な粘膜に触れるとピリッとする所謂チンピリの湯。それだけ生薬成分が濃厚に溶け込んだお湯でゆったり温まり、一日の疲れも解けて行きます。
体の芯まで温まったところで、軽くシャワーで流して上がりました。

 

湯上り後は、脱衣所に面した縁側で坪庭と星を眺めながら暫し外気浴。
夜風は水風呂とは異なり、じんわりクールダウンもまた心地良しです。
ちなみに荒川銭湯シールラリー3湯目のマナーは「脱衣所・浴室ではスマホ、携帯電話、カメラ使用禁止」と「深酒後の入浴は危険」でした。

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帰る道すがら、三河島駅前の広場がライトマップされていましたので、記念に一枚。

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本日も良い湯をありがとうございました!
お近くへお越しの際は是非♪

※脱衣所、浴室内は撮影不可の為、店舗紹介ページより拝借しております。
※コチラはその他の荒川銭湯シールラリーのレポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

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