【入浴日】2021/9/6
この日は浦賀方面へ出掛けついでに「銀泉浴場」さんへ行って参りました。
銀泉浴場さんの最寄は 京急 浦賀駅。浦賀奉行所開設から昨年で300周年だそうです。まあ、その150年後にペリーの黒船が浦賀に来航する訳ですが。
構内には浦賀奉行所開設300年を記念した顔出しパネルも用意されていました。
駅を出て、1番バス乗場よりかもめ団地、観音崎行き方面の京急バスに乗車。
最寄りのバス停中台まで4停留所ですが、途中急峻な丘陵を上った先で便数もわりかし豊富に出ているので、こちらはバス移動がおススメです。
バスを降りたら進行方向に進み、下の写真を右折。
バス停より徒歩3分程で銀泉浴場さん到着。
建物脇から煙突と山と積まれた薪(廃材)を拝見。こちらは薪沸かしです。
狭いアプローチを抜け玄関へ。
入口のカーテンが南国銭湯の風情を彷彿とさせますね。
さて、ここからは少し早目のOPENで私一人でした為、女将さんにご了承頂き、中の様子も撮影させて頂きましたので、そちらの写真を交えてお届けします。
玄関を入ると番台式の正統派レトロ銭湯スタイルの脱衣場。
それでは準備を済ませて浴室へお邪魔します。
浴室正面には板壁に直接描かれた富士山のペンキ絵。
男女浴室仕切り壁には洋風の湖の畔のタイル絵が浴室を彩っています。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は関東では珍しいセンター楕円浴槽で、手前が浅湯、奥が深湯。
浅湯は推定42℃程の適温、奥の深湯の方が少し熱めで44℃。周囲のタイル等も愛でながら暫しシルキーで柔らかい薪沸かしの湯を堪能し、暫しリラックス。
シャワーも無い為、最後はカランの湯を桶に汲んで何杯か上がり湯を被ってから浴室を後にし、脱衣場で扇風機の風を浴びながら汗が引くまで休憩させて頂きました。
ちなみに入浴前にまだどなたもいらっしゃらない女湯の景色も撮影させて頂きましたので、こちらにUPさせて頂きます。女湯の方は、正面のペンキ絵は山並み、男女浴室仕切り壁は富士山のタイル絵でした。
ちなみに10月10日は八景島の生こんぶ湯だそうですよ。む、む、むどうしようかなw
帰り際、女将さんに御礼を告げて玄関のカーテンを開けると、行きには気づきませんでしたが、玄関前では蛙や狸、布袋尊に軍人さんの置物が入浴客をお見送り。
何だか「またおかえり」と言っているような気がしました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
浦賀方面へお立ち寄りの際は是非♪