湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

大島鉱泉|上州一ノ宮の秘湯|湯活レポート(銭湯編)vol.684

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gunma.k-o-i.jp

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Google マップ

【入浴日】2021/12/25

 

この日は群馬方面へ足を延ばし「大島鉱泉」さんへ行って参りました。
都心からですと、群馬県の銭湯巡りはJR高崎駅を起点に動く形になります。
高崎と言えばダルマ。JR高崎駅構内にも大きな赤ダルマが鎮座していました。

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大島鉱泉さんへは、高崎駅より上信電鉄へ乗り換えて向かいますが、上信電鉄へ下る階段の手前でも幸福のダルマがお出迎え。

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それでは上信電鉄で下り下仁田方面へ出発!

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上信電鉄は下仁田までの21駅のローカル線。上州富岡に黄色いマーキングがあるのは、コチラが世界遺産に認定された富岡製糸場跡の最寄で上信電鉄の目玉の為。

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また上新電鉄は無人駅が多い為、バス同様、回数券式で降車時車内精算です。

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上信電鉄に揺られる事、小一時間、無事に上州一ノ宮駅に到着。

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駅舎がこれまたレトロで味がありますね。

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さて駅からは、まず駅前通りを直進し、一ノ宮駅前交差点で左折し富岡バイパスへ。

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その先、合同庁舎入口交差点を再度左折。

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コの字型に回って上信電鉄の踏切を渡り、後は道なりにひたすら進みます。

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緩い下りカーブを下ったら、鏑川に架かる和合橋。

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和合橋の手前には和合神社が祀られ、橋の袂には和合の大イチョウ。

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そのまま和合橋を渡り先へ進みますが、コチラは和合橋上から見た鏑川の清流。

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うねうねとカーブしたり道幅が狭くなったり広くなったり、ひたすら進むと右手に大島鉱泉さんの案内看板が見えて来ますので、ココからは矢印に従って進みます。

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しかし、いきなりT字路にぶつかりますが、ココは慌てずに右手に進むのが正解。

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その先は、カーブを描きながらずっと道なりですが、コーナーの折々に大島鉱泉さんの看板が立っていますので、安心して進めます。

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緩い下りから鏑川の支流を渡った先に、いよいよ大島鉱泉さんが見えて来ます。
このロケーション、佇まい、正に秘湯銭湯と言うに相応しい空気を纏っています。

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駅から徒歩約30分で遂に大島鉱泉さん到着。
建屋の裏手からは平葺きトタン屋根と同じ緋色の鉄骨に支えられた煙突から、薪沸かしの白煙がもくもくと冬空に立ち上っていました。

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こちらは受付とロビー。元々は旅館を併設していましたが、コロナ禍以降、旅館は休業し、現在は銭湯一本のみ年中無休でご営業されていらっしゃるとの事。

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それでは受付を済ませて浴室へ参ります。

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実はこの日、少し早めに到着し、ご了承を頂いて中の様子も撮影させて頂きましたので、ココからはそちらの写真を交えてレポートを進めて参ります。

 

屋号通りプンと鉱泉特有の薫りが漂う浴室。
大島鉱泉さんは、実は群馬県唯一の温泉銭湯でもあります。

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浴室正面には、富士山から大瀑布が雪崩落ちるタイル絵。

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この日少し早目の到着でした為、浴槽は絶賛お湯張り中でした。

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無事お湯張りを完了し、ご主人より「はい、どうぞ~」とのお声が掛かりました。

大島鉱泉さんは、元々旅館の浴場を兼ねていた事も有り、リンスインシャンプーと石けんが備えられており、そちらを駆使してお清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨

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大島鉱泉さんの泉質はメタホウ酸。メタホウ酸とは、目薬等に入っている成分で殺菌効果があります。パンフレットには胃腸の名湯との表記があり、鉱泉の成分には整腸作用があるのかもしれません。
泉温11.6℃の冷鉱泉の為、ご主人が毎日薪で沸かして提供されていらっしゃいます。

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適温のお湯にじっくり浸かり、しっかり体の芯まで温もらせて頂きました。
風呂上りはドライヤーも無料で使えるので、嬉しいですね。

 

ちなみに女湯側の写真も撮らせて頂きましたので、紹介しておきます。

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女湯・浴室

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女湯・タイル絵

帰りにご主人に御礼を告げ、大島鉱泉さんを出て振り返ると、相変わらず煙突からは薪を焚いた際の白煙が冬空に棚引いていました。

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さて、この後は上信電鉄もう1湯の秘湯を求め、今度は高崎方面へ。

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本日も良い湯をありが湯ございました。
富岡市方面へお立ち寄りの際は是非♪

※薪沸かしの風景等一部は、群馬県浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラは上信電鉄2湯目の秘湯「大正湯」さんの入湯レポートです↓

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