【入浴日】2020/10/29
この日は墨田区方面へ足を伸ばして「荒井湯」さんへ。
荒井湯さんへは、都営浅草線 本所吾妻橋駅A0出口より三ッ目通りを右手方向へ。
本所三丁目交差点を右折し春日通りを進みます。
駅から徒歩12~3分で左手に荒井湯さんの黄色い看板が見えて来ます。
裏手路地から建屋の上に聳える煙突も見えます(写真の露光が甘く見づらくてすいません;;)。
入口上の唐破風と軒下の「鏝絵」(こてえ)が見事です。
入口左手には荒井湯さんの案内板。
それでは暖簾を潜ってお邪魔します。男湯は右手側です。
中に入ると脱衣場は見事な折り上げ格天井。
それでは番台で受付を済ませて浴室へ参ります。
入口洗い場上に鉢植えのヤシの木が置いてあり、一瞬ここは南国!?気分にw
浴室正面には27.6.27ナカジマと雅号の入った銭湯絵師 中島盛夫氏の手による富嶽三十六計「神奈川沖浪裏」の豪快なペンキ絵。
男女浴室仕切り壁には、東京スカイツリーの写真がズラリと並んでいます。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
メインバスは左手よりハイパージェット、ジェット付き座風呂、バイブラバスとなっており、ゲルマニューム鉱石が沈められた人工ラジウム温泉となっています。メインバスで軽く血行促進を済ませ、お隣の低温風呂(40℃)へ。壁面にワンチャン、猫ちゃんの写真が貼られていてほっこり。ゆったり入浴を楽しみます。
続いて左手の高温湯へ。こちらは薬湯になっており、この日は抹茶風呂。
湯温は44℃としっかり江戸前熱湯。濃いグリーンのお茶に煮出される気分を味わいながら、富嶽三十六計の絶景を眺めつつ体の芯までしっかり温まります。
じっくり抹茶の香りに浸り、程よく煮出された頃合いで、仕上げはシャワーで軽く流してから上がりました。
ちなみに女湯のペンキ絵はGoogleインドアビューによると、富嶽三十六計の「甲州三坂水面」。2015.10.17ナカジマ、マチダと雅号があり、こちらは銭湯絵師 中島盛夫氏と庶民文化研究所 所長の町田忍氏の珍しい合作のようです。
(男女浴室仕切り壁越しに緑の富士山の頭が見えましたので、今でもこちらの絵が見られる筈です)
湯上り後は脱衣場に面した縁側で鯉の泳ぐ池を眺めながら秋風に吹かれて休憩。
荒井湯さんを後にし春日通りに出た所で正面にライトアップされた東京スカイツリーが見えました。これまでの昭和レトロの世界から一気に令和の世界へ。
本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※脱衣場・浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。