湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

戸越銀座温泉(陽の湯)|戸越|湯活レポート(銭湯編)vol.134②

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togoshiginzaonsen.com

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Google マップ

【入浴日】2019/7/14

 

この日は仕事帰りに戸越銀座温泉を再訪しました。
前回は月の湯でしたが、週替わりで今回は陽の湯です。
コチラは前回の「戸越銀座温泉」月の湯入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

都営浅草線 戸越駅下車、A3出口を出て目の前の第二京浜を渡り戸越銀座へ。

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三本目の路地を左折するとビル型銭湯 戸越銀座温泉の全景が見えて来ます。
こちらの1Fが受付・ロビー、2Fが浴室、3F が露天風呂になっています。

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中に入ると1Fのロビーは広く、普段はここで飲食も出来ますが、現在はコロナの影響で飲食の提供は休止されていらっしゃいました。

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さて、陽の湯です。2F大浴場は軟水炭酸泉。3F露天が黒湯温泉です。

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太陽をモチーフにした暖簾を潜っていざ、陽の湯へ。

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浴室に入ると、壁面にはApr.17.2014 Gravityfreeと雅号の入った富士山を背景に七福神を乗せた宝船が海原を進むペンキ絵。2010年に描かれたペンキ絵は河童がモチーフだったようで、一度描き変えられたみたいですね。

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まずは沐浴で仕事の汗を流し、早速2F大浴場からライド温♨

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浴槽は広く、軟水炭酸泉がたっぷりと浴槽に注がれています。右手奥が電気風呂、そのお隣が2連の座ジェットバス。その向かいがボディエステ。左手の広い部分にはバイブラバスがあります。電浴、各種水流と炭酸泉効果で心地よく血行促進が図れます。
大浴場で軽く体を温め、3F露天風呂の黒湯温泉へ。

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戸越銀座温泉の黒湯は、ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉。肌に優しい弱アルカリ性でクレンジング効果の炭酸水素塩と化粧水成分メタケイ酸も規定値以上含む美肌の湯です。モール泉*1特有の少し香ばしい香りも自分好みでうっとり気分。

黒湯温泉で体の芯まで温まったところで陽の湯のサウナ室へもお邪魔します。

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陽の湯のサウナはガス遠赤外線式ヒーターでこの日のコンディションは90℃。
白木の燻された香りが心地よくマイルドな輻射熱でじっくり発汗を楽しみます。

サウナ室前の水風呂は小さな採光窓から青白い光が差し込む洞窟のような雰囲気で私的にはかなり好みです。水温は17℃でバイブラもついている為、体感はもう少し低く感じられ、なかなかのキンキン度です。

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休憩は3F露天エリアの休憩椅子で初夏の外気を感じながら休憩。
休憩椅子の背後は2F大浴場の吹き抜け部分になっていて、桶のカコーンと響く音や湯の流れる音をBGMに静かに瞑想していると、地球と一体になったような錯覚に陥ります。最近、温泉やサウナに入ってヒートショックプロテインを鍛えたり、自律神経調整、免疫力UP等の自分の体のメンテナンス面についても良い効果を実感していますが、それ以上にお湯や水に浸かり、外気の揺らぎを感じる事で、地球との一体感に包まれ、自然の中で生かされている有難さの再認識、風土や気候にフィッティングしていく事こそ、外湯の魅力なのではないかと感じるようになってきました。

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この日は以下3セットで存分に❝ととのう❞*2事が出来ました。

・サウナ7分⇒水風呂1分⇒休憩5分
・サウナ12分⇒水風呂1分⇒休憩5分
・サウナ12分⇒水風呂1分⇒休憩5分

3セット目に入る頃には、夜の帳が下りてライトアップされた外構の上に、薄曇りのトワイライトの空が迫り、グレーともネイビーとも、透明とも漆黒とも表現しようのない、何とも深い色の空の色に心が解けていくような気がしました。

仕上げは勿論、露天の黒湯に浸かりながら、浴室のBGM、夜空の移ろいゆく色を仰ぎ見ながら、美肌の源泉がしっかり肌に沁み込んでいくのを感じ、しっかり温まったところで軽く拭きあげて上がりました。

湯上り後、ドライヤーが無料なのも、立ち寄り湯には嬉しいですね。

 

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました!
皆様もお近くへお立ち寄りの機会がございましたら、二つの顔を持つ戸越銀座温泉の両面を是非ご堪能ください♪

※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。

*1:火山性ではなく、ジオプレッシャー型と呼ばれ、地層に閉じ込められた古代海水由来で、化石化前の植物質のミネラルを豊富に含む為、黒豆茶のような深く濃い茶褐色を呈します。

*2:サウナ⇒水風呂⇒露天外気浴のループでトワイライトの夜に魂が飛翔し、地球と一体になる様w