湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

閉店|極楽湯 幸手店|悠悠の湯編/上上の湯編|湯活レポート(温泉編)vol.230

【所在地】埼玉県幸手市東2-1-27

Google マップ

【閉店日】2023/10/1
【泉質】ナトリウムー塩化物強塩泉(高張性・中性・温泉)ph7.3

アクセス

極楽湯 幸手店さんのある幸手は、どうやら桜のまちらしいです。

最寄の東武日光線 幸手駅の外観にも桜のグラフィックがあしらわれています。

その幸手駅東口を出て、ロータリー正面の東さくら通りをそのまま真っ直ぐ直進。

幸手市は今は桜のまちですが、江戸時代は日光街道の宿場町だったんですね。

東さくら通りを暫し進み、その先、東二丁目交差点を右折。

駅から徒歩7~8分程で極楽湯 幸手店さん到着。

 

【入浴日】2023/7/31:悠悠の湯編

この日は閉店の一報を受け「極楽湯 幸手店」さんへ行って参りました。
極楽湯さんと言えば、純和風の造り。中庭ではこんな純田舎家風風景も。

夏休み中は「推しの子」というアニメとのタイアップイベント中のようでした。

ichigoproduction.com

受付を済ませ、案内に沿って奥へと進むと大きな湯殿の看板があります。

極楽湯 幸手店さんは、男女浴室日替わりで、この日は男湯が手前の悠悠の湯でした。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
内湯はイベント湯で、この日はショッキングピンクの湯色で「推しの子」アイの湯。
デッカイ湯船の中で手足を伸ばし、スベスベした心地よい肌触りの湯を満喫。

軽く温まったところで露天エリアへ移動。
露天ではまず雲流(ジェットバス)で軽く凝りほぐし&血行促進。

さて、ココからは源泉三昧です。手始めに檜殿(ぬる湯)。
極楽湯 幸手店の源泉は、ナトリウムー塩化物強塩泉。毎分408ℓと湯量豊富で新鮮な湯がタップリと大きな檜風呂に注がれています。薄グリーンの湯で弱石油臭。湯口の湯を掌で掬って一舐めするとしっかりとした塩味にだし風味のような滋味深い味わい。かなりツルツル感もあり36℃の不感温湯が心地よくいつまでも浸かっていられます。

続いて岩風呂「厳遊」でも加温源泉を存分に堪能。

露天の源泉巡りでしっかり温まった頃合いでサウナ室へも参ります。

悠悠の湯のサウナは二つ。まずは露天の塩釜風呂(塩サウナ)から。
室温70℃程の遠赤外線サウナで塩を全身に盛ると熱と塩の浸透圧で5分もすると全身から汗が吹き出します。十分塩が溶けたところで洗い流すとお肌プルンプルンにw

2セット目からが「温箱」と名付けられた遠赤タワーサウナへ。
5段の遠赤外線タワーサウナで室温はかなり高めの105℃!

発汗後は露天エリアにある清凛(水風呂)へ。こちらは水温14~5℃。
ミニプール位ある広く深い水風呂で、特に夏場はたまらなく心地よいです。

この日は外気浴を挟みつつ以下3セット楽しませて頂きました。

・塩釜風呂7分⇒清凛水風呂1分⇒外気浴3分
・遠赤タワーサウナ10分⇒清凛水風呂1分⇒外気浴3分
・遠赤タワーサウナ10分⇒清凛水風呂1分⇒外気浴5分

仕上げは心地よかった内湯のアイの湯と露天の檜殿をはしごし、手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、最後に源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

 

【入浴日】2023/8/5:上上の湯編

この日は、もう一つの上上の湯を体験すべく極楽湯 幸手店さんへ。
予定通り、この日は男湯が奥側の上上の湯でした。

それではいつも通り沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
上上の湯の内湯は、イベント湯でこの日はエメラルドグリーンの「推しの子」スカイの湯。軽いスベスベ感と仄かなミントのアロマで夏場は嬉しいですね。

内湯で軽く温まったところで露天エリアへ移動。
手始めに雲流のジェットバスで凝りを解し、続いて五右衛門と名付けられた壺湯へ。
五右衛門というから激熱を想像してましたが、意外やぬる湯でゆったりリラックス。


湯巡りの〆はこの日も源泉岩風呂「石遊」から源泉檜風呂「檜殿」で源泉三昧。
夏場は不感温帯の檜殿のぬる湯がサイコーに心地よいです。

しっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
上上のサウナは遠赤外線の5段タワーサウナ「温箱」で、この日の室温は105℃。
正面に2台の大型遠赤外線ストーブを据え、いわゆる昭和ストロングサウナ。

発汗後は露天の岩水風呂「清凛」へ。こちらは水温15℃。
悠悠の湯と同じく広く深い水風呂で爽快なクールダウン。
休憩は露天エリアに2つあるデッキチェアか7つのととのい椅子をお好みで。

この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・遠赤タワーサウナ7分⇒清凛水風呂1分⇒外気浴3分
・遠赤タワーサウナ7分⇒清凛水風呂1分⇒外気浴3分
・遠赤タワーサウナ7分⇒清凛水風呂1分⇒外気浴5分

その後サウナで乾いた髪にトリートメントを施し、上がり湯はイベント湯スカイの湯と檜殿の源泉ぬる湯をはしご。仕上げは手桶に汲んだ源泉を頭から数杯被り、これまた源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

帰り道、桜のまちらしく、幸手駅の上り階段の蹴込み面にも幸手のマスコットキャラクター『さっちゃんと桜のトンネル』が描かれていました。

 

その極楽湯 幸手店さんの閉店は2023/10/1との事。

良い風呂屋なんですが、残念ですね。行かれる方はお早めにどうぞ。

※浴室内は撮影不可の為、公式HPより拝借しております。