【入浴日】2022/3/27
アクセス
この日は静岡銭湯散歩で2湯目に「天神湯」さんへ行って参りました。
天神湯さんへは、JR静岡駅北口10番バス乗場より路線バスに乗車。
最寄りの長谷通りバス停で下車し、バス進行逆方向に進み、一本目を右折。
その先、路地の突き当りを左折。
バス停から徒歩8分程で天神湯さん到着。
建屋の脇からは江戸時代の半鐘のような天神湯さんの煙突も見られました。
神部神社・浅間神社
何やら天神湯さんの向こう、通りの突き当りに神社らしき物が・・・
天神湯さんの名前の由来かもと気になって先に立ち寄ってみる事に。
大鳥居の向こう側には何やら2つの神社名が併記された石碑があります。
朱塗りの大門を潜った先が本殿です。
この立派な社殿は、一層目が千鳥破風付き切妻屋根、二層目が入母屋屋根の三層二階建て楼閣造りで、一般に浅間造りとも呼ばれるとの事。高さ25mの全国唯一無比の大建築で、国の重要文化財にも指定されています。
この地方最古の神社で「東海の日光」とも呼ばれているそう。
記念に参拝し、帰宅して由来やご祭神も調べましたが、結局「天神湯」さんの名前の由来等は分からず。まあ、これもご縁で有難い神社に参詣出来たという事で。
天神湯
さて、それではそろそろ天神湯さんへお邪魔します。
中に入ると!?あれ、他にどなたもいらっしゃらない・・・
という事で、番台で受付を済ませついでにご主人にお断りし、浴室内の様子も撮影させて頂きましたので、そちらの写真を交えてレポートを続けさせて頂きます。
浴室入口上には静岡県公衆浴場組合の手書きの料金表とレトロな建具。
浴室は関東式の浴室奥に浴槽を配したスタイル。
男女浴室仕切り壁の曇りガラスの仕様も1湯目の桜湯さんと同様ですので、静岡市内に現存する2軒とも関東式。浜松寄りの銭湯は全て西日本式のセンター浴槽でしたので、やはり静岡と浜松の間で関東式と西日本式の分岐点があるようです。
段違いのカランも静岡市銭湯の独特のスタイル。
見上げると天井の湯気抜きに明かり取りの窓が。
この日3湯目ですので沐浴は簡潔に済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は右手がジェット付きの浅湯、左手が深湯。
浅湯のジェット水流で軽く血行促進し、深湯でじっくり温まります。
地下60mの深井戸からの天然井戸水の沸かし湯が心地よく全身を包みます。
湯船に浸かってしみじみと旅先銭湯の風情を暫し堪能。
最後はシャワーで軽く全身を流して上がらせて頂きました。
コチラは夕焼けに照らされた天神湯さんが絵になるので記念の一枚。
暫く付近を散策していると徳川通りの車庫に一面時代絵巻のペンキ絵を発見。
静岡駅に着くと、ちびまる子ちゃんの横断幕がお見送りしてくれました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
静岡方面へお立ち寄りの際は是非♪
※コチラは静岡銭湯散歩①「桜湯」さんの入湯レポートです↓