【入浴日】2021/6/25
この日は生麦銭湯散歩で「竹の湯」さんへ行って参りました。
竹の湯さんへは、京急本線 生麦駅東口階段を下り、そのまま直進。突き当りを踏切を背に左折し、「商栄会」の看板が架かった生麦駅前通りへ。
生麦駅入口交差点で第一京浜を渡ってそのまま直進。
駅から徒歩3分程で竹の湯さんの看板が見えて来ます。
建物脇からは竹の湯さんの煙突も拝見する事が出来ました。
それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
竹の湯さんでは以前は男女浴室入替を行っていたそうですが、現在は固定されていらっしゃり、男湯が「橘」で女湯が「カプリ」となっています。
浴室に入るとモノトーンのタイルに彩られたコンパクトな室内。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
内湯はジェットエステバスとフットエステバスの水流兄弟。
軽く血行促進&凝りほぐしを済ませ半露天風呂へ移動。
半露天風呂は広い高濃度炭酸泉の岩風呂で、奥の小窓から外気が緩く流れ込みます。
湯温36~37℃と正に不感温帯でいつまでも浸かっていられる心地よさ。
内湯と半露天の炭酸泉でしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
竹の湯さんのサウナはロッキーサウナで、この日のコンディションは85℃。
発汗後はサウナ室前の水風呂へ。こちらは水温20℃。
バイブラが効いている為、天使の羽衣を纏う事が出来ない分、体感温度は18℃程。
クールダウン後は半露天エリアで露天外気浴を堪能。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。
・ロッキーサウナ7分⇒水風呂1分⇒半露天外気浴3分
・ロッキーサウナ10分⇒水風呂1分⇒半露天外気浴3分
・ロッキーサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒半露天外気浴5分
仕上げはそのまま露天の高濃度炭酸泉を心ゆくまで堪能し、熱めのシャワーで全身を流して上がりました。
湯上り後は、銭湯散歩ですから夕涼みを兼ねて付近を散策。
元来た道を竹の湯さんの先へ進むと突き当りの生麦の旧道の向かいがキリンビールの生麦工場。時間があればビール工場見学も出来ますよ。
そこから右折し生麦の旧道を進むと、今度は高速道路が交錯する下辺りに生麦事件碑が立っています。生麦事件碑の向こう側はキリンの生麦工場。幕末から令和の歴史もこの地で交錯しています。
横浜市教育委員会の案内板によると生麦事件が起きたのは江戸時代に遡り文久2(1862)年9月14日、江戸での任務を終えた薩摩藩士が行列を妨害したとして遭遇したイギリス人4人の内、1名を殺害、2名に重傷を負わせた事件。
それを機に薩英戦争に発展した物との事。
石碑は明治16(1883)年12月、イギリス商人リチャードソンが落命した地に遭難碑を建てた物が現在に残されているのだそうです。
銭湯散歩で江戸から令和の生麦の歴史にも触れ、何だか感慨深い気分に。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
鶴見方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、神奈川県浴場組合Webサイトより拝借しております。
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