【入浴日】2020/9/17
この日は堀切菖蒲園銭湯散歩で4湯目に「日の出湯」さんへ。途中、堀切菖蒲園横を通りますので、ここまで来たついでにそちらへも寄ってみる事にしました。
1.堀切菖蒲園
堀切菖蒲園へは、京成線 堀切菖蒲園改札正面の川の手通りを南口方面へ。
途中こちらを左折し堀切菖蒲園通りへ。
堀切菖蒲園通りの中央付近、案内標識に従って右折した先が堀切菖蒲園。
堀切菖蒲園の歴史によると、元々この地では花菖蒲や花卉の栽培が盛んで、江戸期より品種改良が始まり、昭和初期には8つ程菖蒲園が存在したようです。戦時中菖蒲園が水田化され、全ての菖蒲園が途絶えた後、終戦後唯一堀切園が復興し、現在に至るとの事。2年前の平成30年4月より葛飾区営となり、現在は有難いことに無料で園内鑑賞出来るようになっています。
園内には以前存在したその他の菖蒲園存続当時の貴重な写真も掲示されています。堀切菖蒲園銭湯散歩1湯目に吉の湯さんは、吉野(菖蒲)園近くだったとの事で、この辺りの菖蒲と共に歩んできた歴史が感じられます。
ここからは順路通りに園内のスナップ写真をUPしておきますね。
開花期は6月から7月上旬との事で、この時は花は咲いていませんでしたが、ここ一面に花菖蒲が咲き乱れていると考えると、さぞ美しい光景だろうと思います。順路の最後には、往時の葛飾区長の詠んだ花菖蒲の言葉が石碑に刻まれていました。
花菖蒲の咲く時期、また機会があれば訪問してみたいと思います。
2.日の出湯
日の出湯さんへは、堀切菖蒲園通りを抜けた先を道なりに右折。
路地の突き当りから日の出湯さんの煙突が顔を覗かせています。
建物裏手からは日の出湯さんの全幅。なかなか年季が入って歴史を感じさせます。
煙突なんてもう、天空の城ラピュタの古代遺跡w
それではトタンの丸屋根の先の玄関へ向かいます。
暖簾を潜ると右手が男湯、左手が女湯。
中の番台で受付を済ませ、準備を整えたら浴室へ参ります。
日の出湯さんは、HP等にお借り出来る浴室内の写真等が無い為、ここからは私の拙い図解とレポートでお付き合い下さいませ。
写真が無いのが残念ですが、日の出湯さんのタイル絵は舞妓さんが傍らに佇む金閣寺という珍しい題材のタイル絵でこれを見るだけでも一見の価値はあります。
この日ラストの4湯目の為、沐浴は簡単に済ませ、早速お風呂へライド温♨
お風呂はシンプルなジェット付きの浅湯と深湯の2槽式で、この日ハーブ湯の日で琥珀色のハーブの薫り漂うお湯が浴槽いっぱいに満ちていました。湯温はキリリと熱めの44℃と江戸前熱湯。〆のお風呂には丁度良いと、短めにサッと浸かり、シャワーで汗を流しながら金閣寺のタイル絵を暫し鑑賞。
サッパリしたところでお風呂を上がり、日の出湯さんを後にしました。
帰りに道すがら歩道に菖蒲のタイル絵を見つけ、今日は菖蒲とタイル絵に縁があるなとしみじみ感じながら堀切菖蒲園駅へ向かいました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※コチラはその他の堀切菖蒲園銭湯散歩のレポートです↓