【入浴日】2019/12/26
【所在地】群馬県渋川市伊香保町伊香保550
【泉質】カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・中性・温泉)ph6.4
1.石段街散策
この3湯目は、本日の宿泊先 伊香保グランドホテルへお邪魔しました。
到着が早かった為、チェックインだけ先に済ませ、まずは石段街へ行ってみます。
石段街に上がる坂の途中に1956年12月29日に廃線になった東武伊香保軌道線のチンチン電車があります。
電車の脇には当時の写真等の展示もあり、往時の面影を忍ばせています。
ここから更に5分程坂を上ると目指す伊香保のシンボル石段街。
頂上の伊香保神社までここから365段の階段を昇っていきます。
伊香保は温泉都市計画第1号の地でもあります。
石段の下に湯樋を通し、各施設に配湯すると同時に目でも湯の流れを楽しめます。
石段街頂上付近には温泉饅頭発祥の地「勝月堂」さんがあります。
伊香保温泉 湯の花まんじゅう(温泉まんじゅう)なら【勝月堂】
蒸したては、ほんのり温かく驚くほどしっとりして超絶美味です。
お土産に持って帰りたかったのですが、日持ちが1~2日で年末年始は日付指定配送も受けていらっしゃらないとの事であえなく断念。現地で失礼して頂きます。
糖分を補給したところで、いざ頂上の伊香保神社へ。
温泉の守護神として、温泉・医療の神である大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られているそうで、良い湯と健康を祈願。
下りは途中、休憩も兼ねて「茶桜 千」さんへ立ち寄り。
名物「だるまプリン」を頂きましたが、これがまた超美味!
ミルクプリンにほうじ茶ソースを掛けて頂く不思議な組み合わせですが、コレが合う!!甘過ぎずサッパリして、石段の上り下りで疲れた体に染みるようです。
小腹も満たして、途中、岸権旅館さんの足湯「辰の湯」にもライド温♨
こちらは無料開放されていて、石段で疲れた温泉客の足元を癒してくれます。まずは足湯で伊香保の名湯を堪能。特に冬場のこの季節はこの熱い湯が嬉しいです。
足湯後は何だか足取りが軽くなり、このままホテルへ戻りました。
2.伊香保グランドホテル・大浴場
ホテル入口を入ると2018年温泉総選挙 女子旅部門第2位に伊香保が選ばれたポスターが掲示されており、この後の温泉気分を盛り上げてくれます。
チェックインは済んでいるので、フロントで鍵を受け取り部屋へ向かいます。
ロビーはBFで1Fに客室へのEVやレストラン、大浴場等の主要施設があります。
伊香保グランドホテルは、カラオケの歌広場グループが経営する伊藤園ホテルズが経営されていますが、創業当時のバブル前後の荘厳さが内外装の随所に見られます。
BFロビーから1F EVホールへの階段がこの豪華さ!
部屋に荷物を置いたらまずはホテルの大浴場へ向かってみます。
フロントでお伺いし、本部もご紹介頂きましたが、伊藤園ホテルズグループでは、HPの写真の流用は認められないとの事でしたので、残念ですが、浴室内の写真は断念して私の拙い文章でお届けしてみたいと思います。
浴室に入ると正面には虹色の七色に輝くモザイクタイル絵。
本日3湯目ですので、沐浴は簡単に済ませ、まずは内湯から頂いてみます。
白湯は榛名山系の水の沸かし湯。まずはこちらで軽く温まり、次に円形の浴槽に満々と湛えられた黄金の湯 伊香保温泉へ。
伊香保温泉の源泉を配湯したお湯は、泉質カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉という何とも長い名前のそれだけ成分を豊富に含んだお湯です。
こちらで温まってから、露天風呂へも行ってみます。
露天風呂は伊香保温泉の源泉を榛名山系名水で加水した混合泉。
刺激が少なく優しい湯触りの湯に浸かりながら、ゆったり時間が流れます。
続いてサウナ室へもお邪魔します。
伊香保グランドホテルのサウナはサウナストーンを使った本格的なサウナストーブ。
室温は90℃で、伊香保温泉で体の芯まで温まっているので発汗はスムーズ。
水風呂は無いので、立ちシャワーで榛名山系の名水で水シャワー。
今回は以下2セット楽しませて頂きました。
・サウナ5分⇒水シャワー⇒露天外気浴3分
・サウナ10分⇒水シャワー⇒露天外気浴5分
仕上げは、黄金の湯で再度じっくり温まり、軽く拭き上げて上がりました。
3.黄金の湯館(旧「スパ・グランド」)
夕食後は日帰り温泉「黄金の湯館」さんへもお邪魔しました。
こちらは昼間チェックイン時に撮った写真です。
実際には宿泊者は館内の連絡通路から移動可能です。
こちらの黄金の湯館には、レストラン、売店、休憩室、シアタールーム、卓球広場、ゲームコーナー、まんが広場等あり、ここだけでも半日遊べちゃいます。
我が家は様々な誘惑を断ち切り、浴室へまっしぐらw
こちらも伊香保温泉の源泉を配湯されている為、成分は一緒です。
浴室内はもうもうと湯煙が立ち込めていて幻想的です。
浴槽は白湯の内湯と伊香保温泉の源湯、露天は伊香保温泉の源湯を榛名山系の名水で加水した混合泉にサウナストーンの本格的なサウナ。ホテルの大浴場とほぼ一緒。
入浴の流れも必然的にホテル大浴場と同じ流れになりましたので、詳細は割愛しますが、こちらでもサウナを以下2セット楽しませて頂きました。
・サウナ5分⇒水シャワー⇒露天外気浴3分
・サウナ12分⇒水シャワー⇒露天外気浴5分
サウナ後の露天外気浴では、ライトアップされた木々の緑と2頭のペンギンの立像を眺めながら、心地よく❝ととのう❞*1事が出来ました。
湯上り後ホテルの7Fの見晴台から伊香保の街の夜景が一望でした。
伊香保方面へお出掛けの際は是非♪
※その他の伊香保湯巡り紀行レポートはコチラ↓
*1:サウナ⇒水シャワー⇒露天外気浴の最中、火照った体で一瞬南極のペンギンの夢を見る様w