【所在地】神奈川県相模原市緑区下九沢2385-1
【入浴日】2022/1/31
【泉質】ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・アルカリ性・低温泉)
この日は神奈川方面へ足を延ばし「相模・下九沢温泉 湯楽の里」さんへ。
相模・下九沢温泉 湯楽の里さんは、どの鉄道駅駅からもかなり距離がある為、この日はJR横浜線 中山駅南口2番バス乗場より路線バスを利用。
最寄りの北公園入口バス停で下車。バス進行方向を見ると、通りを挟んで右手前に相模・下九沢温泉 湯楽の里さんの看板が見えています。バス停からは徒歩1分。
入口には下九沢の歴史の掲示。湯楽の里グループでは、地域の文献や温泉の由来を大切に掲げ、露天風呂には源泉掛け流し浴槽を設けるところもこだわりのようです。
さて、中へお邪魔し、下足箱37(サウナ)番が空いていて迷わずGET(笑)!
フロントカウンター上には温泉利用許可証と公衆浴場営業許可証の掲示も有り。
豆知識
温泉分析書の掲示は義務付けられている事もあり、最近は増えて来ましたが、温泉利用許可証と公衆浴場営業許可証を一般の入浴客が目にする事は珍しいかも知れませんね。温泉利用許可も、厳密には入浴用と飲泉用では異なり、自然湧出等限られた条件でしか飲泉用の許可は下りない為、ほとんどが入浴用の温泉利用許可証です。また、入浴と飲泉では効能が異なる点も温泉の奥深い点だと思います。
公衆浴場営業許可証は以下の3つ。
・一般公衆浴場営業許可証 いわゆる銭湯。物価統制令で都道府県ごとに入浴料上限が定められる代わりに各種補助金や税の減免等の保護も受けられる。
・その他の公衆浴場 ホテルや旅館の日帰り温泉やスーパー銭湯等
・特殊公衆浴場 性風俗産業の浴場。現在では規制産業で新規許可はほぼ下りない。
写真を見るとコチラはその他の公衆浴場でスーパー銭湯に分類されます。
それでは蘊蓄はこの辺で、早速受付を済ませて浴室へ参ります。
いつも通りかけ湯に沐浴で全身のお清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
手始めにアトラクションバスの各種水流で軽く凝りをほぐしつつ血行も促進。
コチラは寝湯、座湯、ジェットバスの3タイプの水流マッサージとなっています。
途中、腰掛湯での休憩を挟みつつ・・・
内湯の仕上げはシルク風呂と高濃度炭酸泉のはしごでしっかり温まります。
高濃度炭酸泉の一角には電気風呂もあり、コチラが年配のご常連の一番人気のようで、この日は最初から最後まで空く事は無く、電浴は断念。残念!w
内湯巡りで体も温まったところで露天風呂へ移動。
手始めに源泉掛け流し壺湯で源泉を贅沢に独り占めするひとときを満喫。
続いて露天岩風呂の下の湯から上の湯(円型風呂)へ。
コチラの円型風呂も嬉しい事に源泉掛け流しです。
相模・下九沢温泉 湯楽の里さんの源泉は、薄っすら緑茶濁りのナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉。塩化物の保温効果と炭酸水素塩のクレンジング効果で体を温め、美肌にするW効果の湯。浴感は軽いスベスベ感、匂いは特にありませんが、湯口の源泉を掌に掬ってひと舐めすると仄かな苦みで源泉である事を実感。
青い空に浮かんだ帆船のような白い雲が右から左にゆっくり流れていくのを眺めながら、の~んびり湯に浸かり、源泉の浴感を享受。
※写真はHPからの借用の為、夜景です。
源泉を五感で堪能したところでサウナ室へもお邪魔します。
相模・下九沢温泉 湯楽の里さんのサウナは、正面左右にガス遠赤外線ヒーターを配した7段座面のタワーサウナで、この日のコンディションは92℃。
上段はかなりの灼熱仕様です。
発汗後はサウナ室前の水風呂へ。コチラは水温15℃と鮮烈な冷たさ。
クールダウン後はうたた寝湯での温冷同時外気浴と通常の露天外気浴を気分に応じてチョイスしつつ、リラックスモードへ。
この日は以下3セット楽しませて頂きました。
・タワーサウナ7分⇒水風呂1分⇒うたた寝湯外気浴3分
・タワーサウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・タワーサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒うたた寝湯外気浴5分
仕上げは源泉掛け流しの露天円型風呂で再度体の芯まで温まり、湯を上がってから手桶で頭から源泉を数杯被り、お湯に浸けられない頭皮や顔面にも源泉を浴びて、全身丸ごと源泉コーティング。最後は手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで拭き上げ、保温&美肌の源泉効果を全身で享受してから上がりました。
ちなみに女湯には塩サウナもあるようですよ。こちらも良さげなので、男女浴室入替デー等出来るようであれば、再訪してみたいと思います。
本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
相模原方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、施設のご了承を頂き、公式HPより拝借しております。
※コチラは湯楽の里・喜楽里グループの入湯レポートまとめです↓