【所在地】東京都台東区三ノ輪1-15-12
【入浴日】2019/12/14
【閉店日】2022/8/2
さて、週末銭湯はしご4軒目は三ノ輪の「日の出湯」さんです。
※台東区にはもう1軒「日の出湯」さんがありますが、こちらは稲荷町です↓
この日は有馬湯さんから移動して来ましたが、電話で来る場合は、日比谷線 三ノ輪駅下車、3出口を出て明治通りを直進。
三ノ輪二交差点を右折し土手通りへ入り、一本目の路地を右折してすぐ、日の出湯さんの看板が見えてきます。入口上の唐破風に婉曲した二重屋根の美しい外観。
玄関を入ると右手が男湯、左手が女湯。
中に入ると脱衣所は立派な織り上げ格天井。柱時計が渋いですw
縁側では狸の置物が入浴客を出迎えてくれます。
それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室に入ると正面は白樺の木立でしょうか。鮮やかな緑で気分は森林浴です。
4軒目ですので、軽く沐浴を済ませ、早速湯巡りへ~♪
浴槽は向かって右側から漢方実母散の薬湯、座風呂、電気風呂、バイブラ、岩盤泉。
座風呂、電気風呂、バイブラ、岩盤泉と巡ります。岩盤泉は天然鉱石を粉砕して再結晶化させた岩盤を浴槽に沈めてあり、遠赤外線で保温等の効果があるそうです。
大分温まってきたところで、最後は漢方実母散の薬湯に浸かります。
本来の実母散は、その名の通り女性の更年期障害に効果のある漢方ですが、浴用実母散は、無機塩類、油分、植物エキス、炭酸ガス、重曹等が主成分で、主な効能は、保温・保湿・血行促進・皮膚の清浄効果等だそうです。
やはり女性にも優しいお湯ですね。
こちらの漢方実母散の薬湯でじっくり温まり、シャワーで流して上がりました。
湯上り後、脱衣所の縁側から望む中庭の緑が眩しく、再度森林浴気分に浸りながら、火照った体を初冬の外気浴でクールダウンしました。
本日4軒目ですが、良い湯、良い景色をごちそうさまでした。
その日の出湯さんの閉店が聞こえて来たのは、2022年8月に入ってから。
既に無期限休業中でしたが、熟慮の末、閉店をご決断されたようです。
むくり屋根と唐破風が特徴的な味のある銭湯でしたので、閉店は残念ではありますが、ひとまずこれまでの永きに渡るご営業に深謝♨♨
※脱衣所・食室内は撮影不可の為、台東区浴場組合Webサイトより拝借しております。
※コチラはこの日のその他の週末銭湯はしごのレポートです↓