湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

閉店|湯楽の里 取手店|寺原|湯活レポート(スーパー銭湯編)vol.42

【所在地】茨城県取手市寺田5001-2

Google マップ

【入浴日】2024/1/5
【閉店日】2024/1/8

 

この日は閉店の一報を受け「湯楽の里 取手店」さんへ行って参りました。
湯楽の里 取手店さんへは、取手駅よりローカルの関東鉄道常総線へ乗り継ぎ。

二駅先の無人駅 寺原駅で下車。

寺原駅からは、下り降車ホームの南口を出て道なりに進みます。

その先、突き当りを左折。

ラーメン魁力屋の赤い看板が見えたら、取手二中入口交差点を右折しR294へ。

暫く進むと、R294の右手に湯楽の里 取手店さんの看板が見えて来ます。

駅から徒歩12分程で湯楽の里 取手店さんに到着。

それでは受付を済ませ浴室へ。湯殿の入口より進んだ左手が男湯です。

コチラは館内案内図。浴室レイアウト等もコチラをご参照下さい。

準備をととのえ中に入ると、露天に面した明るく開放的な浴室。

まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
手始めに寝湯、アトラクションバス(座り風呂、スーパーエステ、スーパージェット)で全身水流マッサージ浴しつつ軽く血行促進。

続いて白湯・気泡浴と高濃度炭酸泉をはしごし、じっくり温まっていきます。

白湯・気泡浴

高濃度炭酸泉

軽く温まったところで露天風呂へ移動。
コチラは季替り人工温泉となっており、この日はナトリウムイオン、塩化物イオンを主成分に、炭酸水素イオン、硫酸イオン等療養泉の成分を配合した乳白の湯。
人工温泉ながら、白濁りの硫黄泉を彷彿とさせ、ジワジワと薬効が肌に染み入って来るような浴感も楽しめ、良く温まります。

露天風呂の奥には壁で仕切られたでんき風呂もあり、安定した低周波電流が心地良く腰やふくらはぎを刺激してくれます。ほぼ一人用でコチラで長湯される方もいらっしゃいますので、空いているタイミングを狙って利用しましょう。

湯巡りでしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
湯楽の里 取手店さんのサウナは2つあり、まずは露天エリアの釜風呂から。
コチラは日本古来の釜風呂とフィンランドサウナを足して2で割ったような施設で、この日のコンディションは47℃程。20分に一度オートロウリュが発動し、釜内が高温蒸気とひのきのアロマに満たされます。

2セット目からはタワーサウナへ。コチラは正面に2基の遠赤外線サウナを据えた7段タワー型サウナで、この日のコンディションは93℃。最上段はしっかり熱々🔥

発汗後はタワーサウナ前の水風呂へ。こちらの水温は16.6℃。

クールダウン後は露天外気浴を挟みつつ、以下3セット楽しませて頂きました。

・釜風呂10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴5分
・タワーサウナ10分⇒水風呂1分⇒露天外気浴3分
・タワーサウナ12分⇒水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げは人工温泉 乳白の湯で再度体の芯まで温まり、乾いた髪にトリートメントしつつ熱めのシャワーで軽く流して上がりました。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。
オマケ。コチラは帰りに見た関東鉄道常総線の鉄道むすめのラッピング車両。

 

さて、その湯楽の里 取手店さんですが、2024/1/8で閉店が決まっております。

入浴客もかなり多く、設備もまだ全て良好に稼働しているので、理由を伺うと、定期借地権切れの為、返還なのだそうです。思えばスーパー銭湯という業態が登場したのは1980年代半ばと言われていますので、今後、当時より定期借地でOPENしたスーパー銭湯の多くが再契約に至らず閉店になるところも出て来るかも知れませんね。

湯楽の里 取手店の周囲には銭湯もなく、コチラがマイホーム銭湯という方も多くいらっしゃったようで、館内外に貼られた寄せ書きコーナーには多くの感謝の言葉が寄せられていました。

閉店は誠に残念ではありますが、湯楽の里 取手店に浸かれるのは残り3日。

閉店日まで無休で、営業時間はAM9:00~25:00(最終受付は24:30)です。
是非一度という方も、もう一度という方も是非お立ち寄り下さい♨

※浴室内の写真は記録に残す為、公式のGoogleインドアビューより拝借しております。