湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

武蔵小山温泉 清水湯|二つの源泉銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.85

www.shimizuyu.com

f:id:kenichirouk:20191207141528p:plain

温泉分析書・黒湯

温泉分析書・黄金湯

Google マップ

アクセス

武蔵小山温泉 清水湯さんへは、東京目黒線 武蔵小山駅東口を出て、まずは東急線沿いに左手方向へ道なりに進んでいきます。

その先、突き当りを右折して武蔵小山 親友会通りへ。

次に一つ目の後地交差点の信号を右折。

駅から徒歩5分程で、天然温泉と書かれた武蔵小山 清水湯さんの幟が見えて来ます。

 

【入浴日】2023/7/29:東京銭湯ナイトvol.19打合せ前入浴

この日は東京銭湯ナイトvol.19の打合せ前に武蔵小山温泉 清水湯さんでひとっ風呂。
玄関を潜ると下足箱の上から、リニューアル前からの主であろう招き猫がお出迎え。

さて、早速受付を済ませて、いざ浴室へ。

この日の気付きとしては以下の通り。
♨浴槽は全て源泉。内湯と露天1Fは黒湯。露天2Fは黄金湯。水風呂も黒湯。
♨黒湯源泉は、古代海水成分の為、ミネラル豊富でツルンツルン。
♨黄金湯は、濃いミルクティーのような色で微かに石油臭。濃い塩味。
♨遠赤外線サウナは改めてみると、銭湯では珍しい4段タワー型。
♨黒湯水風呂は泉温18.6℃の冷鉱泉ですが、夏場はぬる目の25℃前後。出難しw

この日はサウナセッションを以下3セット。
・サウナ7分⇒黒湯水風呂1.5分⇒外気浴5分
・サウナ10分⇒黒湯水風呂1.5分⇒外気浴3分
・サウナ12分⇒黒湯水風呂2分⇒外気浴5分
上がり湯は黒湯と黄金湯をはしごして、最後に黄金湯を手桶で頭から数杯被り、これまた黄金湯で絞ったタオルで全身を拭き上げて、塩化物泉を纏って上がりました。

湯上り後は、ココに来たらやっぱり名物の温泉玉子を食べないとですねw

武蔵小山温泉 清水湯さんを後にして、銭湯巡りのレジェンド達と合流し、東京銭湯ナイトvol.19に打ち合わせに武蔵小山某所へ。その詳細はまた後程・・・♨

 

【入浴日】2019/9/21:初回訪問

この日は土曜出勤で、夕方家族と合流し「武蔵小山温泉 清水湯」さんへお邪魔しました。こちらは創業95年、初代が大正13年に創業し、2代目が平成6年に第一号源泉の黒湯の採掘に成功、3代目が平成19年第二号源泉の黄金の湯を採掘、平成20年5月18日リニューアルして現在に至ります。

歴史|武蔵小山 清水湯

 

武蔵小山温泉 清水湯さんへは、東急目黒線 武蔵小山駅東口より徒歩5分。

f:id:kenichirouk:20190921215702j:plain

東口を出て左手に進み、武蔵小山商店街を抜けた先辺りにあります。

f:id:kenichirouk:20190921215807j:plain

武蔵小山温泉 清水湯脇の駐車場の縁石で何故か♨マークを見つけましたw

f:id:kenichirouk:20190921215947j:plain

 

玄関を入って入口の券売機でサウナ付き入浴券を購入します。

f:id:kenichirouk:20190921220037j:plain

受付を済ませ、早速浴室へ向かいます。
男湯は向かって左手の健康・長寿の湯。女湯は右手の美人の湯の暖簾を潜ります。

f:id:kenichirouk:20190921220116j:plain


武蔵小山温泉 清水湯さんの特徴は、何と言っても前述の2種の自家源泉からかけ流しで提供される温泉、それに温度90℃の湿潤サウナ「ロキシーサウナ」、黒湯冷鉱泉の水風呂、美容岩盤浴(女性専用)と、凡そ銭湯とは思えない施設の充実度です。
公式Webサイトよりユーチューブの紹介動画がありましたので、こちらにもUPしておきますね。百聞は一見に如かず。まずはご覧ください!


武蔵小山温泉・清水湯のご紹介

 

どこから行くか迷う程ですが、こういう時ほどセオリー通り、まずは沐浴で仕事の汗を流し、内湯から順繰り湯巡りスタートです。

<内湯>電気の湯、ボディージェット(黒湯天然温泉・ナノバブル)

f:id:kenichirouk:20190919154531j:plain

内湯は、最高級御影石ブルーパールを贅沢に使用した浴槽に黒湯天然温泉がナノバブル化されて提供されています。
黒湯はメタケイ酸を含有するモール泉*1で黒というよりは濃い茶褐色の飴色で水深30㎝程度まで透けて見える透明度もあります。若干ヌルツル感もあり、モール泉特有の香ばしい香りがします。
ボディージェット、電気風呂も体感し、体の内側からも血行が良くなります。

 

<露天>

男湯の露天は天寿の湯と名付けられています。
1段目:黒湯ナノバブル岩風呂

f:id:kenichirouk:20190919154620j:plain

1段目は内湯と同じ黒湯をナノバブル化して温浴効果を高めています。

2段目:黄金湯(かけ流し)

f:id:kenichirouk:20190919154647j:plain

2段目の黄金湯は伊豆山の天然石で作られた浴槽になみなみと黄金色の黄金泉が注がれています。黄金泉は地下1,500mから湧き出る古代海水で泉温38℃の不感温帯、ぬる目でじっくり浸かれます。古代海水ですので、ヨードやミネラルをたっぷり含んでおり、塩化物で肌を殺菌し、塩のヴェールで保湿保温する美肌&あたための湯です。
温泉分析書を見ると、通常溶残物質が1,000㎎/㎏あれば療養泉として泉質名がつくところ、溶残物質が18,610㎎/㎏もあり、かなり成分の濃い温泉と言えると思います。
黒湯⇒黄金湯と巡り、ポカポカ温まったところでお次はロキシーサウナへ。

 

<サウナ>ロキシーサウナ(90℃)、水風呂(黒湯天然温泉・19℃)

f:id:kenichirouk:20190921231630j:plain

ロキシーサウナは、90℃。十分な熱さでそこそこ湿度もあり、しばらく入っていると玉のように汗が吹き出します。
サウナの後は、黒湯水風呂。黒湯源泉は泉温18.6℃の冷鉱泉ですので、水風呂はこの天然黒湯冷鉱泉の生源泉掛け流し状態です。底面ばっ気もしている為、体幹温度はもう少し低く、爽快なクールダウンを楽しめます。

f:id:kenichirouk:20190921231701j:plain
クールダウン後は、露天の休憩椅子で初秋の夕暮れを眺めながら、微風に吹かれて❝ととのい❞*2ます。

 

本日は以下3セット楽しませて頂く事が出来ました。

・ロキシーサウナ3分⇒黒湯水風呂1分⇒休憩3分
・ロキシーサウナ7分⇒黒湯水風呂1分⇒休憩3分
・ロキシーサウナ10分⇒黒湯水風呂2分⇒休憩5分

この日の仕上げは、露天のナノバブル黒湯からのかけ流し黄金湯で、美肌&保温のW温泉効果を肌に染み込ませ、軽く拭き上げてから上がりました。

 

武蔵小山温泉 清水湯さんには、これ以外に女性専用 美容岩盤浴もあります。
本日は子供も連れていましたので、奥さんも入りませんでしたが、その内入ってみたいとの事(私も入ってみたいです。あくまで湯活としての興味本位でw)

f:id:kenichirouk:20190919151135j:plain

 

湯上り後、2Fの寝ころび処で待ち合せましたが、階段踊り場の花が見事です。

f:id:kenichirouk:20190921225909j:plain

2F寝ころび処は銭湯の休憩処とは思えない程広く、しばらく寛いじゃいました。

f:id:kenichirouk:20190921230019j:plain


帰りに1Fで縁側の坪庭を眺めながら、1個50円の名物温泉玉子を頂いちゃいました。

f:id:kenichirouk:20190921230149j:plain

絶妙な半熟加減で、甘みもあり凄く美味しかったです!

f:id:kenichirouk:20190921230219j:plain

 

W温泉&サウナの銭湯界のエルドラドへ。お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※週末はかなり混雑していますので、平日来訪がお薦めです。
※浴室内は撮影不可の為、Googleインドアビューより拝借しております。
※コチラは武蔵小山のもう一つの銭湯「月光泉」さんの入湯レポートです↓

yukatsu.hatenablog.com

*1:モール泉とは、植物起源の有機質を含んだ温泉。石油化する前の状態でヌルツル感があり、アトピー等に効果がある美肌の湯が多い

*2:サウナ⇒水風呂⇒休憩の過程で訪れる桃源郷。ガンダーラが見える事も!?w