湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

天然温泉 小山思川温泉|ハーヴェストウォーク|湯活レポート(温泉編)vol.224

www.omoigawaonsen.jp

【所在地】栃木県小山市喜沢1475

Google マップ

【入浴日】2023/5/24
【泉質】単純温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)ph8.3

 

この日は埼玉方面へ足を延ばしたついでに「天然温泉 小山思川(おもいがわ)温泉」(以下「小山思川温泉」)さんへ行って参りました。
小山思川温泉さんへは、 JR両毛線 小山駅西口より小山コミュニティバス乗車。

この路線バスは小山駅西口と小山思川温泉をピストンで往復します。小山思川温泉さんは、ハーヴェストウォークの奥にあるので、試しに一つ手前のハーヴェストウォークバス停から歩いてみました。バス停からはそのままバス進行方向へ。

ちなみにハーヴェストウォークというのは、一昔前TVで桜金造さんのCMでお馴染みの小山ゆうえんちの跡地なのだそうです。今やショッピングモール化してますね。

さて、バス進行方向へそのまま暫く進むと小山思川温泉さんの横断幕を発見!

一つ手前のバス停からでも徒歩3分程で小山思川温泉さん到着。

ちなみにコチラはHP掲載の館内マップ。宿泊棟にログハウスまであるんですね。

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
浴室は、館内を進んだ一番奥に入口があります。

まずは掛け湯と沐浴で全身お清めを済ませ、早速内湯からライド温♨
まずは浴室手前の足湯で源泉の感触を確かめます。
小山思川温泉さんは、毎分260ℓと豊富な為、かけ湯から足湯、内湯、露天まで全て源泉を使用していますので嬉しいですね。

足湯で湯慣らししたところで続いて檜風呂へ移動。

内湯の〆は源泉風呂へ。
泉温が25.6℃と低い為、加温こそしていますが夏場は37~8℃、冬場は39~40℃の源泉が掛け流しで湯船に注がれています。泉質は単純温泉ですが、溶存成分が974㎎/㎏で主成分からみてほぼ塩化物泉に近い泉質。弱アルカリ性で保湿成分のメタケイ酸も96.7㎎/㎏と規定値の1.93倍含む為か軽くスベスベした肌触り。温泉特有の匂いも仄かに感じられ、湯口付近の湯を掌で掬って一舐めしてみるとナトリウムやカルシウムを含む為か微かな苦みが感じられます(胃腸には良さそうw)。

軽く温まったところで露天エリアへもお邪魔します。

露天ではまず信楽焼の壺湯で改めて湯慣らし。

湯巡りの〆は、広い露天岩風呂へ。
露天岩風呂では湯口と浴槽内の腰掛に北海道桧山郡上ノ国町産のブラックシリカを埋め込んでおり、マイナスイオン効果を高めているそうです。
実はこの露天風呂は、屋号通り思川に面して建っており、丁度小山思川温泉さんの手前で思川が分岐して左右に流れている為、湯船に浸かると、目線の高さに川が見えて、川の中に浸かっているような感覚に。これぞ正にインフィニティ温泉!
この日は五月晴れでした為、目に映るのはただただ木々の緑、水面の青、それより濃い空の青。聴こえるのは鳥の囀りとドボドボと湯壺に注がれる湯水の音のみ。。。

源泉三昧でしっかり湯を堪能した頃合いでサウナ室へもお邪魔します。
小山思川温泉さんのサウナはサウナストーンを使用したフィンランドスタイルの石焼サウナで、この日のコンディションは92℃。7~8分に一度チョロチョロとオートロウリュが落ちる仕様で湿度も十分あり、心地よい発汗が楽しめます。実はコチラの窓からも思川が一望!河原のテントサウナではないですが、正に大自然の中のサウナw

サウナ室内のBGMは、有名洋楽のヒーリングVer。雄大な思川の眺めとヒーリングミュージックでゆったりリラックスした発汗タイムを満喫。

※サイモン&ガーファンクル「サウンド オブ サイレンス」Paul Mauriatカバー

発汗後はサウナ室前の直径1.5m、高さ1.2m、深さ90㎝程の巨大な樽水風呂へ。
こちらは地下100mの深井戸からの天然地下水100%かけ流しで、水温は19℃程。

この日は以下3セット楽しませて頂きました。

・石焼サウナ7分⇒井水かけ流し樽水風呂1分⇒露天外気浴3分
・石焼サウナ10分⇒井水かけ流し樽水風呂1分⇒露天外気浴3分
・石焼サウナ12分⇒井水かけ流し樽水風呂1.5分⇒露天外気浴5分

仕上げはやはり内湯の源泉風呂で再度体の芯まで温まり、かけ湯の源泉を頭から数杯被り、これまた源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

湯上り後、館内を散策すると和風の休憩処や畳のベンチ。。。

バーベキューも出来る中庭エリア等、リラックス出来る寛ぎ処も沢山ありますね。

本日も良い湯、良きサウナをありが湯ございました。

小山思川温泉さんは掛け流しの源泉、フィンランドサウナ、井水かけ流し樽水風呂とどれも素晴らしいですが、あのロケーションは現地に行かないと伝わらない物があると思います。気候的には緑の濃い春の時期か、空気の澄んだ秋がベストシーズンかと思われますので、是非行楽気分で出かけられてみてはいかがでしょうか?
皆様も小山方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、施設のご了承を得て公式HPより拝借しております。