湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

フカサワ温泉|国母温泉巡り②|湯活レポート(温泉編)vol.178

www.yamanashi-kankou.jp

【所在地】山梨県中巨摩郡昭和町西条1961-1

Google マップ

【入浴日】2022/7/31
【泉質】ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)ph7.5

 

この日は山梨県の身延線沿線温泉巡り。
身延線 国母駅のもう1件温泉施設「フカサワ温泉」さんがあります。
フカサワ温泉さんへは、国母駅を降りて、まずは駅前通りを直進。

一つ目の信号を渡って、そのままひたすら直進。

中央自動車道の高架も超えて更にその先へ。

その先の信号で左折し、水道道路へ。

駅から徒歩30分弱で水道道路の右手にフカサワ温泉さんが見えて来ます。

コチラは以前は山梨県公衆浴場組合HPに掲載されていたように記憶していますが、現在掲載されておらず、組合を脱退されたようです。その規模からてっきり組合非加盟銭湯なのかと思っていましたが、入浴料が山梨県浴場組合の規定より40円高く(入浴時山梨県の公衆浴場料金は430円、フカサワ温泉さんは470円・・・それでも安価ではあるのですが)、一般公衆浴場(所謂「銭湯」)のカテゴリから外れ、公衆浴場法上は、その他公衆浴場、詰まり「日帰り温泉」に該当するようです。

さて、玄関を入ると狸の置物に熊の剥製が入浴客をお出迎え。

それでは受付を済ませて浴室へ参ります。

 

さて、冒頭記載したように、フカサワ温泉さんは、日帰り温泉に該当しますが、素晴らしいのはその湯使いです。加温なし、加水なし、循環(ろ過)なし、入浴剤なし。毎日換水*1、毎日清掃と源泉かけ流しのお手本のような温泉が楽しめます。

この日2湯目ですので、沐浴は簡潔に済ませ、早速内湯からライド温♨
フカサワ温泉さんでは、内湯に2槽、露天風呂に1槽の源泉を満々と湛えた湯船が用意されています。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。特筆すべきは保湿成分のメタケイ酸も138.1㎎/㎏と規定値の約2.8倍含みべっ甲のような飴色でスベスベ感もある正に美肌の湯。掌に掬って一舐めしてみると、ほんのり甘みを感じるだし風味。

内湯の左手は40℃程度の適温の湯、右手は43℃程の熱めの湯。
元の泉温が45.2℃の高温泉の為、一番泉温に近い熱めの湯が最もフレッシュです。
細かな湯の花が舞い、遊離二酸化炭素も含有する為、軽い泡付きもあり、スベスベ感も一番感じられる極上の浴感です。
露天風呂は39℃前後の少しぬる目の湯。内湯の適温湯、熱めの湯と巡り、露天風呂でリラックス。暫し外気浴でクーリングしてから、フレッシュな熱めの湯に入り直し。
シャキッと温もったら、フカサワ温泉さんでは、カランもシャワーも源泉を使用していますので、シャワーで源泉かけ流しの上がり湯を頂き、源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。

 

湯上り後、山梨立ち寄り湯百名湯スタンプ帳を頂く予定がすっかり失念しちゃいました。実はスタンプ帳をGETした時点で10軒位巡っていたのですが、こりゃ巡り直し含めていつまでかかる事やら、まあ気長に巡るとしましょう。

本日も良い湯をありが湯ございました。
国母方面へお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、以前の山梨県公衆浴場組合HPより拝借しております。

*1:浴槽の湯を全て抜き、完全に新湯に張り替えること