【入浴日】2022/4/16
この日は山梨銭湯を求めて甲府まで出かけて来ました。
山梨県の銭湯は温泉銭湯が多く、JR中央本線 甲府駅から行ける銭湯が4軒あります。
この日は営業時間の早い順から巡って参りました。
1湯目はAM6:00~営業されていらっしゃる甲府駅南口の「草津湯」さん。
甲府駅南口では風林火山で有名な武田信玄之像が今も甲府の町を見守っています。
草津湯さんへは、JR甲府駅南口から平和通りを直進。
その先、相生歩道橋交差点を右折し美術館通りへ。
美術館通り(旧甲州街道)沿いにはこの時期白木蓮、桜木蓮の花が咲いています。
荒川橋で荒川、貢川橋で貢川の二つの川を超えると、もう間もなく。
駅から徒歩30分程で通りの左手に草津温泉さんが見えて来ます。
草津温泉さんは、昭和初期に群馬県草津ご出身の創業者が「草津湯」という屋号でスタートしたのが始まりで、平成19年に現在のカタチとなったそうです。
草津温泉のような強烈な酸性泉とは異なりますが、コチラも温泉銭湯で、店頭には当温泉の効能書きが貼られていました。泉質名も旧名で味わい深いですね。
玄関を入るとすぐにフロントがあり、開放的なロビー。
壁面には草津湯の方の物でしょうか、温泉ソムリエのタオルが貼られ、私自身温泉ソムリエなので、仲間を見つけたようなちょっぴり嬉しい気分に。
それでは受付を済ませて浴室へ参ります。
まずはこの日1湯目ですので、丁寧に沐浴で全身お清めを済ませます。
スッキリしたところで、早速内湯からライド温♨
草津温泉さんの源泉はナトリウムー塩化物泉。泉温が47.7℃ある為、加水も加温もせず掛け流しで薄緑茶色の極上源泉を味わう事が出来ます。内湯の中央には微温風呂(39~41℃)、奥には源泉あつ湯(44~46℃)の2つの温度帯の浴槽。
内湯で軽く温まったところで露天風呂へ移動。コチラは40~42℃と適温。
始発で飛ばして来た甲斐があり、午前中の春風が心地よいです。
掛け流しの源泉には、化粧水成分のメタケイ酸も167.7㎎/㎏と規定値の3.3倍以上含有しており、軽いツルスベ感有り。少量掌に掬って舐めてみると淡い味ですが、何とも言えず滋味ある風味が仄かに広がります。
この日は内湯、露天と源泉三昧を存分に堪能。湯上りに手桶で数杯頭から源泉を被り、源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げてから上がりました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
甲府方面へお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、山梨県公衆浴場組合HPより拝借しております。
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