【所在地】神奈川県川崎市麻生区片平8ー2-1
【泉質】ナトリウムー炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
【入浴日】2022/1/20
【閉店日】2023/4/7
この日は横浜方面へ出掛けついでに「湯快爽快くりひら」さんへ行って参りました。
最寄りの小田急多摩線 栗平駅南口を出ると駅前に湯快爽快くりひらさんの看板発見。
看板に従って駅前通りを左手に進み、下の写真の横断歩道標識が並ぶ交差点を右折。
栗平駅付近はこの辺りの高台で、坂の上の方からは栗平の町並みが一望です。
ここからうねうねと道なりに進むに任せ、一気に坂を下り、突き当りを左折。
駅から徒歩10分弱で湯快爽快くりひらさん到着。
この日は少し早く着いた事もあり、入口のヘアカットで調髪。
小ざっぱりして頭も軽くなったところで館内へ。
ロビーには広い足湯もあり、散髪や食事など用事を済ませて、足湯だけ楽しんで帰る事も出来るようです。コチラは少し透明感も有り、底面のタイルも見えますが、黒湯は黒さが増せば増すほど湯面が鏡面のように輝き、周囲を映し出します。
浴室方面の通路にはドクターフィッシュ(お魚エステ)もあり、この日は利用しませんでしたが、コチラも単独で楽しめるようですよ。
それでは受付を済ませ、この日はまずは岩盤浴からスタート。
こちらの岩盤浴の岩盤は1種類で、受付で40分、60分、80分コースを選択し、指定した時間、指定された岩盤浴を利用するスタイルです。
この日は40分コースを選択し、発汗後は5℃未満の冷凍ルームでクールダウン。
岩盤浴を楽しませて頂いた後は大浴場へ移動。
こちらは館内案内図。浴室レイアウトもコチラをご参照下さい。
湯快爽快グループさんは、直営店、FC店とあり、それぞれHP写真等の取り扱いが異なり、湯快爽快くりひらさんは、FC店でHPからの写真流用NGとの事でしたので、上記館内案内図をご参照頂きながら、私の拙い文章でレポートを進めさせて頂きます。
いつも通り掛け湯から沐浴で岩盤浴の汗も流し、早速内湯からライド温♨
内湯は白湯で左手に座湯、右手にバイブラと電気風呂の付いた広い湯船。
まずはこちらで湯慣らし&軽く血行促進。
ちなみに広い湯船は、毎週水曜日は薬湯デーだそうです。
内湯で軽く温まったところで露天エリアへ移動。
まずは露天入口の信楽壺湯で源泉の感触をしっかり全身で享受。
続いて小窓付きの個室「庵湯」へ。
庵湯の湯船は檜風呂で、桧の香りと天然温泉から立ち昇る湯気で、ちょっとした湯治場の風情を味わえます。
湯巡りの〆は野天岩風呂の源泉ぬる湯からあつ湯をはしごし、しっかり温まります。
湯快爽快くりひらさんの源泉は、川崎方面に多い黒湯で、泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉。少し赤みもあるダージリンティーのような色合いで、浴感はツルツル、弱だし汁風味。露天風呂は全て加水無しの源泉使用で生源泉の浴感を存分に楽しめます。
源泉湯巡りでしっかり温まったところでサウナ室へもお邪魔します。
湯快爽快くりひらさんのサウナは、6段タワー型のガス遠赤外線ヒーターで、この日のコンディションは80~85℃。マイルドなサウナでじっくり発汗を楽しめます。
発汗後はサウナ室前の広い水風呂へ。こちらは水温16.8~17.2℃。
スッキリクールダウンしたところで、源泉うたた寝之湯と縁台を気分に併せてチョイスしつつ、ディープなリラックスタイム。瞼の裏に太陽のオレンジの光が揺蕩い、大寒の日にしては陽のぬくもりをはらんだ風が心地よく、ちょっとうとうとする程。
この日は結局、以下3セットを楽しませて頂きました。
・サウナ7分⇒水風呂1分⇒うたた寝之湯外気浴3分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒縁台外気浴3分
・サウナ12分⇒水風呂1分⇒縁台外気浴5分
仕上げは湯の花も舞い、若干の泡付きも感じられた露天の源泉あつ湯でしっかり体の芯まで温もり、手桶に汲んだ源泉で絞ったタオルで全身を拭き上げて上がりました。
本日も良い湯、良きサウナ、岩盤浴、気持ちの良い散髪をありが湯ございました。
その湯快爽快くりひらさん閉店の話が飛び込んで来たのは2023/2月に入ってから。
公式HPで閉店案内が出されたとの事。
開業から15年、閉店は2023/4/7だそうです。素晴らしい源泉に6段タワー型サウナと想い出深い施設だっただけに誠に残念ですが、お別れ入浴に行かれる方は是非♨
※コチラはその他の湯快爽快グループの入湯レポートです↓