【入浴日】2021/9/1
この日は横須賀方面へ出掛けついでに「亀の湯」さんへ行って参りました。
亀の湯さんへは、最寄りの京急本線 汐入駅改札を出たら左手方向へ。
そのまま汐入大通りの商店街を道なりに進んでいきます。
それにしても、この汐入商店街にはレトロマニアが泣いて喜ぶ昭和レトロな建物や看板が満載です。マニアで無くてもちょっとノスタルジックで楽しいかも。
レトロな汐入商店街を抜け、汐入子之神通り手前の交差点で右折。
程なく高尾山 長光寺が見えて来ますが、その先に亀の湯さんの煙突も見えます。
この日は少し早めに到着したので、長光寺をお参りしてから行く事にしました。
高尾山長光寺 - 横須賀市/神奈川県 | Omairi(おまいり)
高尾山 長光寺は階段が長い事で有名です。断崖絶壁の上、130段の階段の先に本堂があります。坂を上り切った安堵感もあり、余計に有難く感じてしまいます。
更にその上に十二面観世音菩薩堂もあり、コチラもお参り。
さて、地元の神様へお参りも済んだところでいざ、亀の湯さんへ。
駅から徒歩8分程で亀の湯さん到着。。。ん!?何だか嫌な予感が、、、
神奈川県浴場組合Webサイトには16:00~22:00とありましたが、コロナ禍で変更になったのか、営業時間が17:00~21:00へ変更となったようです。
折角来たのと、小雨も降ってきた為、軒先で待たせて頂く事に。
すると開店15分前にガタガタと音がし、女将さんが顔を出されました。
「あら、17:00からなのよ~」と仰る女将さんに、ダメ元で「早めに着いちゃって、もしお差支えなければお仕事のお邪魔にならないようにしますので、浴室の写真を撮らせて頂けないでしょうか?」と恐る恐るお伺いしたら、「いいわよ!」と快諾頂きましたので、ココからはこの日撮影した写真を交えてレポートさせて頂きます。
男湯扉を潜るとレトロな木の下足箱に色付きガラスの窓がいぶし銀です。
中に入るとこれまたレトロな脱衣場。
こちらは浴室側から見た番台と脱衣場。建具も昔の物で着替えは籐籠へ。
レトロな体重計も周囲の景色に溶け込んで実に絵になります。
そうこうしている内に営業時間が来ましたので、準備を済ませていざ浴室へ。
浴室正面には、木の壁に直接描かれた富士山のペンキ絵。
湯桶は珍しい白い桶に永久椅子。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽はシンプルな2槽式で左が浅湯、右手が深湯。
薪沸かしの柔らかいお湯がタップリ満ちていて心地よい浴感に暫し身を任せます。
しっかり体の芯まで温まったところで、シャワーでサッと流して上がりました。
湯上り後は汗が引くまで暫し脱衣場に面した縁側で休憩。
ちなみにOPEN前に撮影させて頂いた女湯側の風景も載せておきます。
昔の広告の名残や、浴槽脇の落書き?も何だか愛おしく感じてしまいます。
浴槽は男湯とシンメトリのシンプルな2槽式。
お陰様で汗も引き、無事営業が始まり暖簾の掛かった玄関に別れを告げ、亀の湯さんを後に。昭和レトロな汐入商店街方面へ向かいました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
横須賀方面へお立ち寄りの際は是非♪