【所在地】千葉県浦安市猫実4-21-5
【入浴日】2021/2/3
【閉店日】2021/2/28(※設備不良による無期限休業だそうです)
この日は、SNSで浦安松の湯さんより、以下のお知らせが流れてきて、銭友Kさんの手引きもあり、急遽訪問する事にしました。
実は浦安「松の湯」さんは、銭湯を舞台にしたミステリックサスペンス映画「メランコリック」のロケが行われた映画ロケの聖地でもあるのです。
※映画メランコリックについてはコチラをご参照ください↓
松の湯さんへは、東西線 浦安駅南口よりロータリー右手の宮前通りを直進。
駅から徒歩4分程、境川に架かる橋の手前左手角地が松の湯さんです。
建物横からは白煙を上げる松の湯さんの煙突も見る事が出来ました。
この日の薬湯は紫紺の湯との事。
それでは牛乳石鹸の可愛らしい暖簾を潜って銭湯映画ロケ聖地の世界へ。
中はフロント式で奥行きのある広いロビー。
ロビーテーブルには映画「メランコリック」のポスターが並んでいます。
それではご主人に挨拶を済ませて浴室へ参ります。
浴室正面には白タイルに将棋の駒の珍しいデザイン。男女浴室仕切り壁には富士山が見える風景の極彩色のタイル絵。右手前方にスチームサウナ室が見えますが、こちらは以前より故障中との事で、覗かせて頂きましたが、今は物置になっていました。
まずは沐浴で全身お清め。男女浴室仕切り壁側のカランを使いましたが、シャワーは適温なものの、カランの湯は激熱(推定50℃超)‼ 今回休業を決めた直接の原因が釜の不調との事で温度調節のコントロールが難しくなっているのかも知れません。
沐浴を済ませたら早速お風呂へライド温♨
右手がジェット付きの浅湯で左手がバイブラ付きの深湯。両浴槽にバイオレットカラーの紫紺の湯が満たされ、仄かな紫紺の薫りと共に極上の湯触りが楽しめます。
この日は暫し湯の中から銭湯映画の聖地を鑑賞し、体の芯まで温まった頃合いで、軽くシャワーで流して上がりました。
帰り際、堺川に架かる橋側より撮影した松の湯さんのシルエット。
本日も良い湯をありが湯ございました。
いつか再開を果たしたいと思いつつも、設備不良で無期限休業となると、先の事は蓋を開けてみないと分からないと思います。閉店予定日は2月末日との事ですが、釜の故障の度合いによっては、不意に休業が早まるかも知れません。いずれにしろ今の「松の湯」さんの姿は休業までの見納めとなります。ご常連の方も、一度は銭湯映画ロケの聖地へとお考えの方も、十分なリスク対策を心掛けお早目にご訪問される事をおススメ致します。
※浴室内は撮影不可の為、Let's Enjoy Tokyoより拝借しております。