【入浴日】2021/6/6
この日は佐原銭湯散歩で「松の湯」さんへ行って参りました。
佐原には2軒銭湯がありますが、この2軒が千葉県香取市に現存する2軒の銭湯でもあります。折角香取方面まで来たので、今回この2軒をまとめて巡らせて頂きました。
松の湯さんへは、JR成田線 佐原駅南口駅前ロータリー正面の通りを直進。
佐原は日本全土の測量図を作成した伊能忠敬翁が生前家業を営んでいた地という事で、伊能忠敬記念館等もあり、駅前には伊能忠敬翁の銅像が建っています。
さて、駅前通りを進み、諏訪神社大鳥居が見えたら次を左折し住吉通りへ。
その先、下の写真のY字路を右折しチャンカ通りに入ります。
駅から徒歩10分程で松の湯さん到着。
この先には金平湯🄿と書かれた駐車場があります。千葉県浴場組合の届出等では松の湯さんとなっていますが、経営者の御苗字が金平様との事で、駐車場の看板やGoogleマップ、駅前観光案内所の方も金平(かねひら)湯で認識されており、こちらが旧名か新しいものかまではちょっと確認出来ませんでした。ちなみに駐車場の向こうにも煙突が見えますが、こちらは松の湯さんの物ではなく、お隣の酒蔵の煙突です。
松の湯さんの煙突は駐車場の奥に見えるこちら。
入口の両袖には水郷佐原の景色を切り取ったようなタイル絵がはめ込まれています。
それでは外周はこの辺りにして中に入ります。
中に入ると古色蒼然としたレトロな脱衣場風景。下足箱、手荷物入れ、マッサージチェア、全てが歴史を感じさせる逸品です。
※写真は往年の千葉銭湯マップからの拝借で女湯の脱衣場風景です。おかまドライヤーが見えます。
それでは番台で受付を済ませて浴室へ参ります。
入浴料は何と300円!(※千葉県浴場組合の入浴時の入浴料は規定では450円)
浴室正面は2020年6月10日 銭湯絵師 中島盛夫氏によるによる富士山のペンキ絵。コンパクトな浴室ながら両サイドの壁まで使い奥行きを感じさせる迫力ある構図です。
※写真は往年の千葉県銭湯マップからの拝借で丸山清人絵師による富士山です。
まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は2槽で右手がぬる湯で左手が熱湯。ぬる湯側は42℃程、熱湯側は45℃程度。
順番にぬる湯から熱湯と巡り、しっかり体の芯まで温まります。
額に汗が滲んできた頃合いで湯を上がり、汗止めにカランの冷水を被ってから軽く拭き上げて上がりました。
本日も良い湯をありが湯ございました。
香取市方面へお立ち寄りの際は是非♪
※脱衣場、浴室内は撮影不可の為、往年の千葉銭湯マップより拝借しております。
※コチラは佐原銭湯散歩①「柳湯」さんの入湯レポートです↓