湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

休業中|花の湯|足利市唯一の銭湯|湯活レポート(銭湯編)vol.711

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Google マップ

【入浴日】2021/12/4

 

この日は両毛線方面へ足を延ばし「花の湯」さんへ行って参りました。
花の湯さんへはJR両毛線で参ります。

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最寄駅はJR両毛線の足利駅。

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北口駅前ロータリー正面の通りをJR足利駅入口交差点で左折し、中央通りへ。

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中央通りの右手に足利学校遺跡がありますが、そちらを脇目に通過し更にその先へ。

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通3丁目駅交差点で右折。

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その先突き当りを左折し、北仲通りへ。

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駅から徒歩15分程で北仲通りの右手に花の湯さんの赤い屋根が見えて来ます。

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花の湯さんは、昭和28年創業。足利市で唯一残る銭湯です。
銭湯ファンの間では有名ですが、銭湯を舞台にした宮沢りえさん主演の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のロケ地ともなりました。

www.atsui-ai.com

建物脇からは見た花の湯さんの煙突は、この日も元気に白煙を上げていました。

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それでは暖簾を潜って中へお邪魔します。

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男湯の引き戸の下には「湯を沸かすほどの熱い愛」のポスターと往時の写真。

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栃木県銭湯組合の入浴料は400円でしたが、入浴料を番台に置くと女将さんから30円が差し出され、???と不思議そうな顔をすると「お釣り」との事。花の湯さんは今日でも370円で営業中なのだそうです。

脱衣場は変形の折り上げ格天井。

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それでは準備をととのえて浴室へお邪魔します。

 

浴室正面は見事なセンター富士のペンキ絵。
27.5.17ナカジマと雅号が入り、銭湯絵師 中島盛夫氏の作だと分かります。
男女浴室仕切り壁には湖に橋が架かる風景のタイル絵。

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まずは沐浴で全身お清めを済ませ、早速お風呂へライド温♨
浴槽は右手が浅湯で左手が深湯。溶岩の湯口からドバドバ熱湯が注がれています。

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右手の浅湯にそっと足を入れると43~44℃程の熱めの湯。心なしか竹炭の香りがし、竹炭の薬湯かと思い、あちこち見ましたが、それらしい薬袋等は無い模様。
軽く温もったところで左手の深湯へ。!?、、、!あ、熱い‼
私は銭湯の熱湯は大概入り慣れているので、45~6℃まではかなり平気。47℃位までならと自負しておりますが、明らかにそれを超える激熱湯。推定48~50℃‼ 手足の末端がビリビリと痺れ、余りの熱さに一度立ち上がり掛けましたが、グッと堪えてそれでも1分程で限界を感じ、湯船を出ると首から下が真っ赤にw

昔の北関東銭湯は激熱だったとは伺っておりましたが、久々に魂が震えるほどの激熱湯に巡り合った気がしました。

 

湯上り後、女将さんに竹炭のような香りがしたけれど、竹炭を潜らせた湯か何かですか?とお伺いすると、『薪沸かしだけど、廃材に竹を頂く事が多くて、竹を燃すからその香りが移るんじゃないかしら?』との事。帰りに薪置き場を除くと確かに竹材が!竹炭の香りの秘密が腑に落ちました。

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本日も良い湯をありが湯ございました。

その花の湯さんですが、2023年4月から長期休業中との事。
再開が待たれますが、当面はご訪問をお考えの際はご確認を。

※脱衣場・浴室内は撮影不可の為、栃木県浴場組合Webサイトより拝借しております。