湯活のススメ

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湯活レポート(銭湯編)vol268.千住桜木「タカラ湯」(キングオブ縁側編/フィンランドサウナ編)

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slowtime.net

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※サウナは女湯のみ(フィンランドサウナ)

Google マップ

今回、千住桜木の「タカラ湯」さん、キングオブ縁側と呼ばれる通常は男湯側の浴室と、水曜のみ男女入替制でもう一方のフィンランドサウナ付き浴室、その両方に入湯する機会がありましたので、一挙にまとめて報告させて頂きます。

【入浴日】2020/7/27 キングオブ縁側編

この日は北千住方面へ出掛けついでに「タカラ湯」さんへお邪魔しました。
タカラ湯さんへは、JR他各線 北千住駅下車、西口よりバス停2番乗場の東武バス、もしくは3番乗場の都営バス。

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千住桜木バス停下車、進行逆方向へ少し戻り、帝京科学大学入口交差点を左折し、正面の路地を直進。

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千住桜木バス停から徒歩5分程で、左手にタカラ湯さんが見えて来ます。
タカラ湯さんは、昭和2年創業、現在の堂々たる風格の宮造りの建物は昭和13年築との事。当時の模様は、タカラ湯さんHPの「タカラ湯の歴史」で拝見出来ます。

タカラ湯の歴史 - タカラ湯

正面入口下から七福神のレリーフ。

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鶴の懸魚*1

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一番上の千鳥破風中央にはタカラ湯の「宝」の文字の入った瓦。

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入口左手にはには弓飾り*2

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入口右手には「わ」板*3の開店お知らせ。

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脇の路地からは、タカラ湯を見守り続けて来た煙突を仰ぎ見る事が出来ます。

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中は現在はフロント式で、中庭に面した明るいロビー。

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ロビーからも『キングオブ縁側』と呼ばれたタカラ湯さんの中庭が望めます。

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それでは受付を済ませて浴室へお邪魔します。

 

※実は、初訪問の日に水曜は男女浴室入替でもう一方にはフィンランドサウナがあると伺い、再訪をお約束した際、開店少し前にお邪魔し中を撮らせて頂く許可をご主人様より頂けましたので、初日の「キングオブ縁側編」、再訪の「フィンランドサウナ編」とも、全て写真付きで解説させて頂きます。
脱衣所はシンプルな折り上げ格天井。

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脱衣場から臨むキングオブ縁側。

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コチラは東京メトロの石原さとみさんのCMでも一躍有名になりましたね。

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石原さとみさんのカットとほぼ同じアングルから見た中庭。

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こちらは逆サイドから見た中庭。

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縁側から池を覗くと、見事な錦鯉が優雅に池を泳いでいます。

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キングオブ縁側と呼ばれる中庭で湯上り後の外気浴、想像するだけで既にいい心地になりそうですが、まずは準備を済ませ、お風呂へ参ります。
そうそう、こちらはドラマ「昼のセント酒」第六湯で紹介された銭湯でもあります。

www.tv-tokyo.co.jp浴室は開放的で、高い天井に湯気抜き窓。正面にはナカジマと雅号の入った銭湯絵師 中島盛夫氏の手によるジャンボ機と富士山のペンキ絵が入浴客をお出迎え。

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まずはいつも通り備え付けのリンスインシャンプーとボディーソープで全身をピカピカに磨き上げてお清めし、お待ちかねお風呂へライド温♨

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浴槽右側より順繰り湯巡り。まずはジェット付き座湯で軽く温まります。
センターの白湯を挟んで左手は電気風呂で低周波マッサージの電浴が楽しめます。

露天風呂側のサイド浴槽には珍しい地獄絵図のペンキ絵。

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こちらは湯上り後、ご主人様にお伺いしたところ、東京メトロ100周年記念で都内銭湯5カ所に描かれた際の物で、北千住の赤門寺(勝専寺)と金蔵寺の2か所に、江戸への入口の守護の為か閻魔様が祀られており、それを題材にされたとの事。

https://adachi.keizai.biz/headline/297/

こちらのサイド浴槽は、右手が薬湯でこの日はバスブレンドりんご。左手はゲルマニューム水風呂で血流を改善し、老廃物除去等に効果があるとの事。

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こちらの浴槽前のベンチからも中庭が拝め、途中、中庭の緑を眺めての休憩を挟みつつ、2度3度と薬湯とゲルマニューム水風呂の温冷交互浴を楽しませて頂きました。
この日最後はシャワーで軽く流してフィニッシュ。


湯上り後は火照った体をキングオブ縁側のベンチでの外気浴で暫しクールダウン。
思わず「あぁぁ~、申し訳ないッ!」と声が出ますw

タカラ湯さんのキングオブ縁側は通常男湯側にありますが、水曜日のみ男女浴室入替になるそうです。代わりにもう片方には、フィンランド式サウナがあるので、好みによって訪問日を選択するのが良さそうですね。

【入浴日】2020/7/29 フィンランドサウナ編

ハイ!という訳で前回「キングオブ縁側編」を堪能したタカラ湯さん、早速男女浴室入替デーの水曜日に再訪してみましたw
この日はお約束通り開店時間少し前に到着しましたので、到着時には、入口右手の木札は湯を抜いたの「ぬ」板になっています。

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少し早めに中へ入れて頂いたので、改めてあちらこちらと見学。
ロビーには、画家の方が掛かれたものか、タカラ湯さんの絵が飾ってありました。

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本日は男女入替の為、男湯が右手のフィンランドサウナ付き浴室。

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中に入ると浴室入口上センターには柱時計。左右は彫刻ガラスがになっています。

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それでは開店時間を待って、いざ浴室へ。
こちらも正面は銭湯絵師 中島盛夫氏作のジャンボ機と富士山のペンキ絵。

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備え付けのリンスインシャンプー、ボディーソープをお借りし、全身丁寧に沐浴を済ませたら、まずはメインバスからライド温♨

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左手がジェット付き座湯、センターが白湯で、右手が電気風呂。
順繰り湯巡りしますが、センター浴槽の湯口がペンギンでかわいらしいです。

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メインバスで軽く温まった後は、メインバス右手奥の薬湯へ。
薬湯の右隣はゲルマニューム水風呂ですが、こちらは後のお楽しみ。

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こちらも背景はもう一方の浴室同様、地獄絵図。左手が薬湯でこの日は温浴素じっこうの生薬風呂。薬湯で生薬の香りを楽しみつつ、じっくり体の芯まで温まったら、サウナ室へもお邪魔してみます。

 

タカラ湯さんのサウナは、ヒーターでサウナストーンを熱した本格的なフィンランドサウナ。奥に細長く、洞窟気分が味わえます。

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普段女湯に有り、年配のご常連は余りサウナに興味が無いのか、最初は私一人でサウナを独占状態。最初のコンディションは50℃程で少しぬるめと感じたものの、途中から入って来られた若手の常連様がやおらサウナ室前の水道を桶に汲んで、手酌でセルフロウリュ*4を‼
聞いてみると、「いつも桶が置いてあり、こうしてる」との事。後でご主人にも確認したところ、「ウチのはフィンランド式だから、水を掛けても大丈夫」との事でした。サウナ専門施設ではたまに見かけますが、銭湯でセルフロウリュ可能なサウナは初でしたので、ちょっとカルチャーショックw

サウナで発汗後はサウナ室前のゲルマニューム水風呂へ。水温は25℃程ですが、バイブラが効いており、全身ドップリ浸かると心地よくクールダウンしてくれます。

その後2セット目以降はサウナの室温も60℃、70℃と徐々に上がり、セルフロウリュでバッチリ熱々のサウナ浴を満喫出来ました。
この日は以下3セットでミラクルに❝ととのう❞*5事が出来ました。

・フィンランドサウナ10分⇒ゲルマニューム水風呂1分⇒休憩3分
・フィンランドサウナ10分⇒ゲルマニューム水風呂1.5分⇒休憩3分
・フィンランドサウナ12分⇒ゲルマニューム水風呂2分⇒休憩5分

仕上げは温浴素じっこうの薬湯で、地獄絵図を見ながら赤い湯に茹でられ、最後に熱めのシャワーでザっと流して上がりました。

 

千住桜木バス停へ帰る道すがら、面白い喫茶店を発見!

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この日は入りませんでしたが、今度来る機会があったら寄ってみようと思います。

本日も良い湯をありが湯ございました!
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※サウナ好きの方は、男性の場合は水曜日に。開店と同時に火入れするようですので、入り時は1~2時間後がベターかも。洞窟感があり落ち着けますが、こじんまりしていて3~4人入ると満席になりそうでしたので、空いている時間帯の来訪が吉かと思います。

*1:江戸時代は火事が多く、火を使う銭湯も例外では無かった事から、火除けの御守として軒下に飾られたそうです

*2:江戸時代、銭湯の印として弓射る=湯に入るの掛詞で弓を入口に飾る風習があった

*3:銭湯芸術家 ウエハラヨシハルさんの登録商標で営業中が「わ」=湯が沸いた(板)。営業外は「ぬ」=湯を抜いた(板)でコチラも洒落の効いた掛詞

*4:ロウリュとはフィンランド語で蒸気の事。サウナヒーターに水を差して、高温の水蒸気を発生させる事で体感温度を上げ、発汗を促進する行為までをロウリュと呼ぶ

*5:フィンランドサウナ⇒ゲルマニューム水風呂⇒休憩で特有の浮遊感、多幸感に包まれ、魂が地獄の閻魔様を飛び越え極楽のキングオブ縁側に向かう様w