湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

成弘湯|青砥|湯活レポート(銭湯編)vol.226

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katsushika1010.com

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Google マップ

【入浴日】2020/3/5

 

この日は立ち寄り湯で「成弘湯」さんへお邪魔しました。
成弘湯さんへは、京成押上線 青砥駅下車、かつしかシンフォニーヒルズ側のA2出口を出ます。駅前にはシンフォニーヒルズを象徴するような像が立っています。

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京成線沿いに左手方向へ進みます。

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時計台のある広場を過ぎたところでシンフォニー通りを左折。

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かつしかシンフォニーヒルズ手前の路地を右折。

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駅から徒歩7分程で鈍色に光る成弘湯さんの太い煙突が見えて来ます。

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実はこちらは裏口側で、入口はこの先の看板を入ったところです。

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玄関を入ると広いロビーの窓際の飾りの中に、一際目をひく映画「バックトゥーザフューチャー」のタイムマシン「デロリアン」の模型が置いてあります。

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それでは早速受付を済ませ、浴室へ参りましょう。
成弘湯さんにはサウナもありますが、入浴料に込みで利用出来るので、銭湯サウナにも全て入るサウニストとしては、嬉しいですね。


脱衣所に入ると高い天井、湯気抜き窓に見事なしつらえの折り上げ格天井。
脱衣所から番台上を見ると金の額縁にこれまた見事な鶴の懸魚*1が入浴客を見守っています。


浴室に入ると正面には26.9.1ナカジマと雅号の書かれた石川県見附島の浜辺のペンキ絵。残暑の風景か入道雲の向こうに霊峰黄金富士が顔を見せています。石川県は日本海側の為、現実には富士山は見えないので、こちらは銭湯絵師  中島盛夫氏が銭湯へのオマージュアートとして描いた心象風景かも知れませんね。
↓コチラは葛飾区浴場組合Webサイトより拝借したものですので、以前のペンキ絵です。

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いつも通り沐浴を丁寧に済ませて、お風呂へライド温♨
浴槽は左手から右手から寝風呂、ミクロバイブラ、座風呂、深風呂。

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寝風呂は、長寿風呂と書かれた湯口から湯が注がれており、左手がバイブラ、右手がジェットバス仕様。よく冷えた水枕が付いており、高い天井を眺めリラックス。
その後バイブラ、座湯と巡り、一番左手の深湯へ。こちらは39℃前後の不感温帯に近い湯でのんびり浸かっていられます。この日はハーブ湯でカランに吊るされた袋にずっしりと刻んだハーブが入っており、仄かなハーブの薫りに包まれ至福のひととき


体も一通り温まったところで、汗をよく拭いてサウナ室へもお邪魔します。
成弘湯さんのサウナはガス遠赤外線ヒーターで、この日のコンディションは88℃。
マイルドな温度で輻射熱も柔らかくじっくり発汗が楽しめます。
サウナ室前の水風呂は20℃。水面に明かりが揺れる中、静かにクールダウン。
水風呂後は、体を拭いて脱衣所脇の縁側で庭の椿を眺めながら外気浴。
本日は以下3セットで、しっかり❝ととのう❞*2事が出来ました。

・サウナ7分⇒水風呂1分⇒縁側外気浴3分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒縁側外気浴3分
・サウナ15分⇒水風呂1分⇒縁側外気浴3分

最後は深湯のハーブ湯に長めに浸かり、熱めのシャワーで流してから上がりました。
帰りに振り替えるとロビーの窓辺に2匹のタヌキの剥製が。銭湯にタヌキの置物というのは実は良く見かけますが、剥製は初めてです。

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帰りは表側より出て成弘湯を後にしました。

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そのまま外気浴を楽しみながら青戸サンロード商店会通りを通り帰路に着きました。

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本日も良い湯と良きサウナをありが湯ございました!
お近くへお立ち寄りの際は是非♪

※浴室内は撮影不可の為、葛飾区浴場組合公式Webサイトより拝借しております。

*1:江戸時代は火事が多かった事から湯を沸かす銭湯には火除けのお守りとして軒先に鯉や鶴、天女等の彫刻飾りを掲げる事が習わしとなっており、高価な物は家一軒が立つほどと言われたそうです

*2:サウナ⇒水風呂⇒休憩のループで特有の浮遊感、多幸感に包まれ、生きながらにして成仏の境地に達する様w