【入浴日】2020/3/5
この日は立ち寄り湯で「成弘湯」さんへお邪魔しました。
成弘湯さんへは、京成押上線 青砥駅下車、かつしかシンフォニーヒルズ側のA2出口を出ます。駅前にはシンフォニーヒルズを象徴するような像が立っています。
京成線沿いに左手方向へ進みます。
時計台のある広場を過ぎたところでシンフォニー通りを左折。
かつしかシンフォニーヒルズ手前の路地を右折。
駅から徒歩7分程で鈍色に光る成弘湯さんの太い煙突が見えて来ます。
実はこちらは裏口側で、入口はこの先の看板を入ったところです。
玄関を入ると広いロビーの窓際の飾りの中に、一際目をひく映画「バックトゥーザフューチャー」のタイムマシン「デロリアン」の模型が置いてあります。
それでは早速受付を済ませ、浴室へ参りましょう。
成弘湯さんにはサウナもありますが、入浴料に込みで利用出来るので、銭湯サウナにも全て入るサウニストとしては、嬉しいですね。
脱衣所に入ると高い天井、湯気抜き窓に見事なしつらえの折り上げ格天井。
脱衣所から番台上を見ると金の額縁にこれまた見事な鶴の懸魚*1が入浴客を見守っています。
浴室に入ると正面には26.9.1ナカジマと雅号の書かれた石川県見附島の浜辺のペンキ絵。残暑の風景か入道雲の向こうに霊峰黄金富士が顔を見せています。石川県は日本海側の為、現実には富士山は見えないので、こちらは銭湯絵師 中島盛夫氏が銭湯へのオマージュアートとして描いた心象風景かも知れませんね。
↓コチラは葛飾区浴場組合Webサイトより拝借したものですので、以前のペンキ絵です。
いつも通り沐浴を丁寧に済ませて、お風呂へライド温♨
浴槽は左手から右手から寝風呂、ミクロバイブラ、座風呂、深風呂。
寝風呂は、長寿風呂と書かれた湯口から湯が注がれており、左手がバイブラ、右手がジェットバス仕様。よく冷えた水枕が付いており、高い天井を眺めリラックス。
その後バイブラ、座湯と巡り、一番左手の深湯へ。こちらは39℃前後の不感温帯に近い湯でのんびり浸かっていられます。この日はハーブ湯でカランに吊るされた袋にずっしりと刻んだハーブが入っており、仄かなハーブの薫りに包まれ至福のひととき。
体も一通り温まったところで、汗をよく拭いてサウナ室へもお邪魔します。
成弘湯さんのサウナはガス遠赤外線ヒーターで、この日のコンディションは88℃。
マイルドな温度で輻射熱も柔らかくじっくり発汗が楽しめます。
サウナ室前の水風呂は20℃。水面に明かりが揺れる中、静かにクールダウン。
水風呂後は、体を拭いて脱衣所脇の縁側で庭の椿を眺めながら外気浴。
本日は以下3セットで、しっかり❝ととのう❞*2事が出来ました。
・サウナ7分⇒水風呂1分⇒縁側外気浴3分
・サウナ10分⇒水風呂1分⇒縁側外気浴3分
・サウナ15分⇒水風呂1分⇒縁側外気浴3分
最後は深湯のハーブ湯に長めに浸かり、熱めのシャワーで流してから上がりました。
帰りに振り替えるとロビーの窓辺に2匹のタヌキの剥製が。銭湯にタヌキの置物というのは実は良く見かけますが、剥製は初めてです。
帰りは表側より出て成弘湯を後にしました。
そのまま外気浴を楽しみながら青戸サンロード商店会通りを通り帰路に着きました。
本日も良い湯と良きサウナをありが湯ございました!
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、葛飾区浴場組合公式Webサイトより拝借しております。