【入浴日】2019/7/27
本日は土用丑の日。鰻が有名ですが、ももの葉湯の日でもあります。
ももの葉には、肌の炎症を抑える消炎作用や解熱作用、肌をひきしめる収れん作用があるタンニンという成分が含まれており、日焼けやあせも、湿疹などの荒れた肌に効果が期待できます。
本日1湯目は自由が丘の「みどり湯」さんへお邪魔しましたが、ももの葉湯では無かった為、流れで学芸大学の「千代の湯」さんへお邪魔する事にしました。
※コチラは1湯目の自由が丘「みどり湯」↓
千代の湯さんは2010年1月にリニューアルされたビル型銭湯ですが、今井健太郎建築設計事務所の手により、デザイナーズ銭湯になっています。入口ファザードの木の造作、中に入ったロビーのしつらえのそこかしこに木材を使用し、古き良き銭湯の空気を残しつつ、浴室内の設備等は新しい物に取り換えられています。
入口暖簾や自動ドアの的に矢が当たった絵は、江戸時代銭湯の隠語の名残で、「弓を射る」と「湯に入る」を掛けた洒落なのだそうです。
早速脱衣所に入るとロッカーは旧字体の漢数字でなかなか味があります。
浴室内に入ると正面に銭湯絵師 中島盛夫氏の手による雄大な富士山のペンキ絵が入浴客を出迎えます。平成22年1月26日作の絵で、男湯が赤富士、女湯は青富士です。
いつも通り沐浴して湯巡りスタートです♪
壁付けで備え付けのリンスインシャンプーとボディーソープが置いてあり、その脇の床の足ふみ石があり、温浴の合間にツボ刺激が楽しめます。
<温浴施設>
ボディジェット、座風呂(ジェットバス)、電気風呂、炭酸泉、水風呂
千代の湯さんのお湯は全て肌に優しい軟水風呂です。
しかも本日はももの葉湯ですので、お湯の色はモスグリーン、微かに桃の葉の薫りが漂っています。電浴と座ジェット、バイブラで凝りをほぐし、ももの葉湯でじっくり温まります。
途中、水風呂での温冷交互浴を挟みながら、ももの葉湯と炭酸泉の間を行ったり来たりします。
水風呂は18℃で底面ばっきしている為、心地よくクールダウン出来ます。
炭酸泉は38℃の不感温帯でいつまででも浸かっていられる気持ちよさです。
何でも日本一と言われる大分の長湯温泉の高濃度炭酸泉を人工的に再現しているとの事。気持ちよくない訳がありません。
最後はやっぱりももの葉湯で温まり、シャワーでサッと流して上がりました。
東京銭湯Webサイトのさくらいま先生のマンガも併せてお楽しみください。
本日も良い湯をありが湯ございました。
お近くへお立ち寄りの際は是非♪
※浴室内は撮影不可の為、施設に許可を得てGoogleインドアビューより拝借しております。