湯活のススメ

温泉・銭湯・サウナ・岩盤浴等の温浴施設の楽しみ方

閉店銭湯|新月湯|北池袋|湯活レポート(銭湯編)vol.19

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【入浴日】2019/5/27
【閉店日】2019/5/31
【所在地】東京都豊島区池袋本町4-25-1

Google マップ

 

新月湯さんは昭和30年創業、今年で65年目を迎えました。

北池袋駅前より、ふれあいロード北池の路地を抜けた先に「新月湯」の巨大な煙突が見えてきます。

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入口の脇には、5月31日をもって閉店のお知らせが・・・

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玄関を入ると正面に傘立て、右側が男湯の下駄箱、左側が女湯の下駄箱です。

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早速、お湯を頂きます。

脱衣所の天井は、格式高い織り込み格天井。広い窓面からは庭が見えます。

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脱衣所から臨む庭(昼間)

浴室に入ると白いタイルに一部梁のスカイブルーが映えます。

正面には鯉の滝登りの鮮やかなタイル絵があり、見る角度によって湯面を鯉が泳いでいるようにも見えます。

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新月湯に泳ぐ鯉の絵

「新月湯」さんでは、地下250mという深井戸からくみ上げた井水を薪で沸かしている為、湯触りが柔らかいです。

熱めの深湯(45℃)、浅めの中温湯(42℃前後)、ジェットバス

ジェットバスの所には案内板があり、『20世紀の発明品 マイクロジェット』の謳い文句があります。良く考えたら20世紀ってもう30年以上前の前世紀なんですね。

本日は、沐浴から深湯、ジェットバスと移動し、中温湯でしっかり温まりました。

 

脱衣所で着替えていると、リュックを背負ったサラリーマン風の方が番台で東京銭湯お遍路の判を押してもらっているところで、ご主人が「閉店する事になってから、スタンプを押す人が増えてね・・・」と半ば感慨深げに仰ったのが印象的でした。

 

本日は、20世紀と21世紀が交錯する北池袋の令和の夜でした。

※浴室内は記録保存の為、東京銭湯Webサイトから拝借させて頂きました。

 

【お別れ入湯予告】
もしご一緒しようという方、同日同時刻は無理でも閉店日までに行ってみようという方がいらっしゃいましたら、是非ご参照ください。
2019/5/28(火)20:30~清瀬「喜多の湯」・・・閉店日2019/5/30
2019/5/29(水)20:30~小岩「大黒湯」・・・・閉店日2019/6/29
2019/5/30(木)20:30~浅草「蛇骨湯」・・・・閉店日2019/5/31
2019/5/31(金)20:30~大塚「千代田湯」・・・閉店日2019/6/10頃との話
※本業優先で、終業後向かう為、30~1h程度時間が前後する可能性がございます。